Slack (ソフトウェア)

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Slack
作者 Stewart Butterfield, Eric Costello, Cal Henderson, and Serguei Mourachov[1]
開発元 Slack Technologies
初版 2013年8月(5年前) (2013-08[2]
プログラミング言語 Electron (C++, JavaScript, ECMAScript, など)[3]
対応OS Windows, macOS, Linux, iOS, Android, Windows Phone,[4] Commodore 64[5]
サポート状況 活発
種別 グループウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト https://slack.com/
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スラック
Slack Technologies Inc.
種類 非公開
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州 サンフランシスコ
設立 2009年
業種 テクノロジー
事業内容 Slack
代表者 スチュワート・バターフィールド(創業者兼CEO)
売上高 増加 ~6400万ドル(2016年)[6]
従業員数 1000人+(2018年3月時点)
主要株主 Accel Partners 24%
Andreessen Horowitz 13.3%
スチュワート・バターフィールド 8.6%
ソフトバンクグループ7.3%
関係する人物 スチュワート・バターフィールド(創業者)、エリック・コステロ(創業者)、カール・ヘンダーソン(創業者)、セルゲイ・ムーラチョフ(創業者)
外部リンク slack.com
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Slack(スラック)は、スチュワート・バターフィールド英語版によって開発されたチームコミュニケーションツール[1]。 Slackという名称は"Searchable Log of All Conversation and Knowledge"のアクロニムである[7]

概要[編集]

2019年1月から使用を開始したSlackの新ロゴ

Slackはグループチャット、1対1のメッセージング(Direct Message)、音声通話をWebサービスとして提供している。また同様の機能をデスクトップアプリ(WindowsmacOS)およびスマートフォンアプリ(iOS, Android)でも提供している[8]GoogleドキュメントDropboxHerokuCrashlyticsGitHubZendeskなどを含む、各種サードパーティーのサービスと連携することが出来るようになっており、Slack内部のすべてのコンテンツは、一つの検索ボックスから検索できるようになっている。[9][10]

もともとはTiny Speck英語版社(現Slack Technologies Inc.)においてオンラインゲームGlitch英語版」の開発に使用された社内ツールが原型となっている[11][8]

機能[編集]

Slackは基本的にIRCに似た機能を多く備えている。ユーザはまず「ワークスペース」に属し、ワークスペース内に存在する話題別のチャットルーム(チャンネル)に参加したり、同じワークスペースに属する他のユーザへダイレクトメッセージを送ったりしてコミュニケーションを行う。それぞれのチャンネルやダイレクトメッセージにはファイルの添付が可能であり、ワークスペース内のメッセージやファイルはすべて検索できる。 さらに、APIが公開されているため、Google ドライブTrelloといったWebサービスと連携することが可能なほか、自作のアプリケーションとの連携も可能である。

メッセージング
  • チャンネル - 話題別に作成されるチャットルーム。 チャンネル名は"#"から始まる文字列で表される。
    • パブリックチャンネル - ワークスペース内に所属しているメンバーなら誰でも参加・閲覧可能なチャンネル
    • プライベートチャンネル - 招待されたメンバーしか参加・閲覧できないチャンネル
  • ダイレクトメッセージ・グループメッセージ - チャンネルを介さずユーザ間で直接メッセージを送信する機能。1対1のものが「ダイレクトメッセージ」、複数名のものが「グループメッセージ」となる。
  • 絵文字 - メッセージに対して絵文字でリアクションを行ったり、メッセージ内に絵文字を挿入したりできる。Unicodeで規定された絵文字のほか、ワークスペース独自の絵文字を登録することも可能である。

料金[編集]

フリーミアムの形態を取っており、基本的な機能は「フリー」プランにて無料で利用できるが、有料プランとして「スタンダード」と「プラス」が用意されている[12]。また、複数のワークスペースを管理・運用する大企業向けプランとして「Slack Enterprise Grid」が存在する[13]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Kumparak, Greg (2015年2月5日). “Slack's Co-Founders Take Home The Crunchie For Founder Of The Year”. TechCrunch.com. 2019年1月23日閲覧。
  2. ^ Zax, David. “Flickr Cofounders Launch Slack, An Email Killer”. 2018年10月13日閲覧。
  3. ^ Desktop Application Engineer”. slack.com. 2015年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月22日閲覧。
  4. ^ Slack. “Slack apps for computers, phones & tablets”. 2018年10月13日閲覧。
  5. ^ Harris, Jeffrey (2016年11月27日). “Slack client for Commodore 64”. 2018年10月13日閲覧。
  6. ^ Erik Sherman (2014年11月3日). “Here's Why Year-Old Startup Slack Has a $1.1 Billion Valuation”. Inc.. 2015年4月15日閲覧。
  7. ^ Kim, Eugene (2016年9月28日). “Slack, the red hot $3.8 billion startup, has a hidden meaning behind its name”. UK Business Insider. http://uk.businessinsider.com/where-did-slack-get-its-name-2016-9?_ga=1.138509299.1175501442.1475074973?r=US&IR=T 
  8. ^ a b Thomas, Owen, Die, Email, Die! A Flickr Cofounder Aims To Cut Us All Some Slack, http://readwrite.com/2013/08/14/stewart-butterfield-tiny-speck-slack#awesm=~oogoYQh5KTzJkK 2013年11月26日閲覧。 
  9. ^ Gannes, Liz, Flickr Co-Founder Stewart Butterfield Turns to Workplace Communication Tools With Slack, http://allthingsd.com/20130814/flickr-co-founder-stewart-butterfield-turns-to-workplace-communication-tools-with-slack/ 2013年11月26日閲覧。 
  10. ^ Augustine, Ann, Slack Sets New Standard for Team Communication Online, http://collaboration.about.com/od/groupcommunication/fl/Slack-Sets-New-Standard-for-Team-Communication-Online.htm 2013年11月27日閲覧。 
  11. ^ Tam, Donna, Flickr founder plans to kill company e-mails with Slack, http://news.cnet.com/8301-1001_3-57598469-92/flickr-founder-plans-to-kill-company-e-mails-with-slack/ 2013年11月26日閲覧。 
  12. ^ Slack For Teams
  13. ^ Slack Enterprise Grid

外部リンク[編集]