イーブックイニシアティブジャパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
株式会社イーブックイニシアティブジャパン
eBook Initiative Japan Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3658
2011年10月28日上場
本社所在地 日本の旗 日本
101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-9
KDX御茶ノ水ビル7F
設立 2000年5月17日
業種 情報・通信業
事業内容 コンテンツの電子化及び配信サービス
電子コンテンツの企画開発及び制作
書籍、雑誌の編集及び出版
代表者 代表取締役社長 小出斉
資本金 8億4590万4千円(2017年3月31日現在)
発行済株式総数 14,000,000株
売上高 連結:119億82百万円
(2017年3月期)
営業利益 連結:17百万円
(2017年3月期)
経常利益 連結:14百万円
(2017年3月期)
純利益 連結:11百万円
(2017年3月期)
純資産 連結:30億2百万円
(2017年3月31日現在)
総資産 連結:49億20百万円
(2017年3月31日現在)
従業員数 単体:192人
(2017年1月現在)
決算期 3月31日
主要株主 ヤフー株式会社 44.57%
小出斉 3.17%
寺田航平 2.36%
小学館 1.46%
(2016年9月15日現在)
主要子会社 株式会社バズグラフ
関係する人物 鈴木雄介(創業者)
外部リンク http://corp.ebookjapan.jp/
テンプレートを表示

株式会社イーブックイニシアティブジャパン (: eBook Initiative Japan Co.,Ltd.) は、電子書籍販売サイト eBookJapan、Yahoo!ブックストア(業務受託)およびオンライン書店BOOKFAN、booxを運営する日本の企業である。

沿革[編集]

eBookJapan[編集]

2000年12月、「10daysbook」という電子書籍販売サイトを開設[6]。2004年10月1日には現名称のeBookJapan に改称した[7]。eBookJapanで販売される電子書籍の形式は、ながらく独自のEBI.Jフォーマットのみであったが、2012年末よりリフロー型の.bookフォーマット(ボイジャー)およびXMDFフォーマット(シャープ)に対応すると共に、同形式での電子書籍の取り扱いを開始した。2013年よりEPUBフォーマットにも対応している。

いち早く手塚治虫作品を電子書籍化したことを皮切りに、マンガを中心に約37万冊を販売する[8]。ITMediaのレビューによれば、2015年5月現在はマンガが他の競合と比べてラインナップが豊富である[9]ほか、競合よりも「明らかに」高画質であると指摘している[10]。また、本棚に実物の本と同じ背表紙が表示されるのも独自の特徴である[11]。他方、近年大幅に取り扱いを開始した一般書籍の読書補助機能などについては出遅れており、競合と比べても未だ不十分であるとしている[12]

トランクルームサービス
2007年10月1日サービス開始。利用者が購入した電子書籍データをクラウドサービスとしてeBookJapanの管理するサーバーに保管できるサービスとしては世界初のサービスである。
トランクルームに預ける電子書籍データは50冊までは無料で、50冊を超える場合は冊数に応じて年会費が必要であったが、eBookJapanでの電子書籍の累計販売冊数が1000万冊を超えたことをきっかけに、2011年1月18日より冊数制限無しの無償化となる。
購入した電子書籍データを「トランクルーム」に預ける(端末からアップロードする)ことで、別途登録された端末間で電子書籍データを移動できるようになる。長らく複数の端末に同時にダウンロードすることはできない仕様であったため、複数の端末で同時に同じ電子書籍の閲覧は行えなかった。しかし2014年2月18日より、特記がある商品をのぞき大部分の書籍で端末5つまでの同時閲覧が可能となった[13]
EBI.Jフォーマット
EBI.Jフォーマットは、イーブックイニシアティブジャパンが開発した電子書籍フォーマット。ebi.j、ebi-jといった表記も見られる。
文字データも画像として扱っているのが特徴。
EBI.Jフォーマットを閲覧するソフトウェア、アプリもeBookJapanで提供、配布されている。かつては、松下電器産業が販売した電子書籍端末シグマブックで「ebi.jブックリーダー」が採用されていたこともある。
ファイル拡張子は.ebi

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 手塚治虫の漫画(382巻)イーブックサービスを開始”. イーブックイニシアティブジャパン. 2013年11月6日閲覧。
  2. ^ 沿革”. イーブックイニシアティブジャパン. 2012年4月30日閲覧。
  3. ^ ヤフー株式会社による当社株券に対する公開買付けの結果、第三者割当による新株式発行、第三者割当による自己株式の処分、並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ”. イーブックイニシアティブジャパン (2016年8月30日). 2016年9月11日閲覧。
  4. ^ 第三者割当増資及び第三者割当による自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ”. イーブックイニシアティブジャパン (2016年9月5日). 2016年9月11日閲覧。
  5. ^ ヤフー株式会社との電子書籍ストア運営の業務受託に関するお知らせ (PDF)”. イーブックイニシアティブジャパン (2017年3月28日). 2017年4月6日閲覧。
  6. ^ 動き出したeBook”. 2015年3月14日閲覧。
  7. ^ eBookJapan 販売実績が急増”. 2015年3月14日閲覧。
  8. ^ 「eBookJapan」を徹底解剖する (1/4)”. itMedia. 2015年5月30日閲覧。
  9. ^ 「eBookJapan」を徹底解剖する (1/4)”. itMedia. 2015年5月30日閲覧。
  10. ^ 「eBookJapan」を徹底解剖する (4/4)”. itMedia. 2015年5月30日閲覧。
  11. ^ http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1401/28/news019_4.html
  12. ^ 「eBookJapan」を徹底解剖する (4/4)”. itMedia. 2015年5月30日閲覧。
  13. ^ 【重要なお知らせ】一部の書籍における複数端末での同時閲覧開始のお知らせ”. イーブックイニシアティブジャパン. 2014年3月5日閲覧。

外部リンク[編集]