SNOW (アプリケーション)

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SNOW
開発元 Camp Mobile
SNOW Corp.
初版 2015年9月 (8年前) (2015-09)
最新版
Android:9.0.5 / 2020年1月21日 (4年前) (2020-01-21)
iOS:9.12.3 / 2020年12月31日 (3年前) (2020-12-31)
対応OS Android 4.3以降
iOS 10.0以降
対応言語 英語インドネシア語日本語韓国語中国語簡体繁体)、スペイン語タイ語ベトナム語
サポート状況 継続中
種別 写真共有、インスタントメッセンジャー、ビデオ通話、マルチメディア
ライセンス プロプライエタリソフトウェア
公式サイト https://snow.me
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SNOW(スノー)とは、ネイバーの子会社、Snow Corporationが提供するスマートフォンアプリ。かつては[いつ?]同じくネイバーの子会社、キャンプモバイル英語版が提供していた。

概要[編集]

スマートフォンカメラ自撮りし、顔認証システムを利用して半自動的に加工・合成することを主な目的としたアプリケーション。ネイバーの子会社、キャンプモバイルより2015年9月にリリースされた[1]日本アプリケーションストアでは同年11月4日に提供を開始[2][3]

2016年8月1日にSnow Corporationが設立、現在は同社からアプリケーションが提供されている。同社はネイバーとLINEから出資を受けており、グループ企業ではあるもののキャンプモバイルからは独立している[3][4]

中学生・高校生を中心とした若い世代の女性から特に人気を集めており、2016年5月App Storeの無料アプリケーションランキングで1位に立ったほか[1]ニールセン デジタル2017年1月時点での調査によれば、408万人のユーザーのうち半数以上の54%(およそ220万人)が34歳以下の女性であった[5]

カメラに写されたをリアルタイムで認識し、自動で動物やキャラクターのイラストを輪郭や顔のパーツに合わせて装飾する機能や、一緒に写っている人と顔を交換する(入れ替える)機能などがあり、ITライターの鈴木朋子は、このよう撮影の過程を楽しめる工夫がなされていることが、SNOWの魅力であると分析している[1]。この画像認識には香港のAIベンチャー商湯科技が協力している[6]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 女子中高生は、なぜ「SNOW」にハマるのか”. 東洋経済オンライン (2016年9月30日). 2018年1月29日閲覧。
  2. ^ SNOW App(Official)からの2015年11月4日 06:06のツイート2018年1月29日閲覧。
  3. ^ a b LINE、画像アプリの韓国スノーに出資”. 日本経済新聞 (2016年9月29日). 2018年1月29日閲覧。
  4. ^ 【コーポレート】Snow Corporationへの出資に関するお知らせ』(プレスリリース)LINE Corporation、2016年9月29日https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/15182018年1月29日閲覧 
  5. ^ 若い女性に「SNOW」が浸透、利用者が急拡大~ニールセン調査”. ケータイWatch(インプレス) (2017年3月7日). 2018年1月29日閲覧。
  6. ^ AIで“イケメン度”採点 「SNOW」のセンスタイムが開発 婚活アプリに応用も?”. ITmedia ビジネスオンライン (2018年4月4日). 2018年9月14日閲覧。

外部リンク[編集]