アカデミー外国語映画賞スウェーデン代表作品の一覧

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アカデミー外国語映画賞のスウェーデン代表作品は、ゴールデン・ビートル審査員によって選出される[1]

2011年までにノミネートまで至ったのは、『処女の泉』(1960年)、『鏡の中にある如く』(1961年)、『Raven's End』(1964年)、『歓び』(1965年)、『Ådalen 31』(1969年)、『移民者たち』(1971年)、『The New Land』(1972年)、『Flight of the Eagle』(1982年)、『ファニーとアレクサンデル』(1983年)、『The Ox』(1991年)、『あこがれ美しく燃え』(1995年)、『Under the Sun』(1999年)、『Evil』(2003年)、『歓びを歌にのせて』(2004年)の計14本である。そして受賞に至ったのは『処女の泉』(1960年)、『鏡の中にある如く』(1961年)、『ファニーとアレクサンデル』(1983年)の計3本である。受賞したのは全てイングマール・ベルイマンの監督作品であり、彼の作品は計8回スウェーデン代表となっている。そのほかにはボー・ヴィーデルベリヤン・トロエルはそれぞれ3回ずつノミネートに至っている。第61回アカデミー賞の受賞作である『ペレ』はスウェーデンとデンマークの共同製作であるが、デンマーク代表として出品された。第75回アカデミー賞でスウェーデン代表となった『リリア 4-ever』は、大部分の会話がロシア語で占められ、スウェーデン語が少なかったために物議を醸した[2]。結局、『リリア 4-ever』の出品は受け入れられたものの、ノミネートには至らなかった。

代表作[編集]

1956年より映画芸術科学アカデミーは外国語映画賞を設置し、各国のその年最高の映画を招待している[3]。外国語映画賞委員会はプロセスを監視し、すべての応募作品を評価する。その後、委員会は5つのノミネート作品を決定するために秘密投票を行う[4]。以下は、出品された映画作品の一覧である。


(授賞式)
日本語題 出品時の英題 原題 監督 結果
1956
(第29回)
The Staffan Stolle Story Ratataa ハッセ・エクマン 落選
1957
(第30回)
第七の封印 The Seventh Seal Det sjunde inseglet イングマール・ベルイマン 落選
1958
(第31回)
魔術師 The Magician Ansiktet イングマール・ベルイマン 落選
1960
(第33回)
処女の泉 The Virgin Spring Jungfrukallan イングマール・ベルイマン 外国語映画賞受賞
1961
(第34回)
鏡の中にある如く Through a Glass Darkly Såsom i en spegel イングマール・ベルイマン 外国語映画賞受賞
1962
(第35回)
The Mistress Älskarinnan ヴィルゴット・シェーマン 落選
1963
(第36回)
沈黙 The Silence Tystnaden イングマール・ベルイマン 落選
1964
(第37回)
Raven's End Kvarteret Korpen ボー・ヴィーデルベリ ノミネート
1965
(第38回)
歓び Dear John Kare John ラーシュ=マグヌス・リンドグレン ノミネート
1966
(第39回)
仮面/ペルソナ Persona Persona イングマール・ベルイマン 落選
1967
(第40回)
Here's Your Life Här har du ditt liv ヤン・トロエル 落選
1968
(第41回)
ベルイマン監督の 恥 Shame Skammen イングマール・ベルイマン 落選
1969
(第42回)
Ådalen 31 Ådalen 31 ボー・ヴィーデルベリ ノミネート
1970
(第43回)
スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー A Swedish Love Story En karlekshistoria ロイ・アンダーソン 落選
1971
(第44回)
移民者たち The Emigrants Utvandrarna ヤン・トロエル ノミネート
1972
(第45回)
The New Land Nybyggarna ヤン・トロエル ノミネート
1976
(第49回)
City of My Dreams Mina drömmars stad イングヴァール・スコックスバリェ 落選
1977
(第50回)
The Man on the Roof Mannen på taket ボー・ヴィーデルベリ 落選
1979
(第52回)
A Respectable Life Ett anständigt liv ステファン・ヤール 落選
1980
(第53回)
Herr Puntila and His Servant Matti Herr Puntila och hans dräng Matti ラルフ・ラングバッカ 落選
1981
(第54回)
Children's Island Barnens ö ケイ・ポラック 落選
1982
(第55回)
Flight of the Eagle Ingenjör Andrées luftfärd ヤン・トロエル ノミネート
1983
(第56回)
ファニーとアレクサンデル Fanny and Alexander Fanny och Alexander イングマール・ベルイマン 外国語映画賞受賞
1984
(第57回)
Ake and His World Åke och hans värld アラン・エドワール 落選
1985
(第58回)
山賊のむすめローニャ Ronja Rövardotter タージェ・ダニエルソン 落選
1986
(第59回)
サクリファイス The Sacrifice Offret アンドレイ・タルコフスキー 落選
1987
(第60回)
Hip Hip Hurrah! Hip Hip Hurra! シェル・グレーデ 落選
1989
(第62回)
Women on the Roof Kvinnorna på taket カール=グスタフ・ニクヴィスト 落選
1990
(第63回)
Good Evening, Mr. Wallenberg God afton, Herr Wallenberg シェル・グレーデ 落選
1991
(第64回)
The Ox Oxen スヴェン・ニクヴィスト ノミネート
1992
(第65回)
House of Angels Änglagård コリン・ナトリー 落選
1993
(第66回)
The Slingshot Kådisbellan オーケ・サンドグレン 落選
1994
(第67回)
太陽の誘い The Last Dance Sista dansen コリン・ナトリー 落選
1995
(第68回)
あこがれ美しく燃え All Things Fair Lust och fägring stor ボー・ヴィーデルベリ ノミネート
1996
(第69回)
エルサレム Jerusalem Jerusalem ビレ・アウグスト 落選
1997
(第70回)
Tic Tac Tic Tac ダニエル・アルフレッドソン 落選
1998
(第71回)
ショー・ミー・ラヴ Show Me Love Fucking Åmål ルーカス・ムーディソン 落選
1999
(第72回)
Under the Sun Under solen コリン・ナトリー ノミネート
2000
(第73回)
散歩する惑星 Songs from the Second Floor Sånger från andra våningen ロイ・アンダーソン 落選
2001
(第74回)
Jalla! Jalla! Jalla! Jalla! ジョセフ・ファレス 落選
2002
(第75回)
リリア 4-ever Lilya 4-ever Lilja 4-ever ルーカス・ムーディソン 落選
2003
(第76回)
Evil Ondskan ミカエル・ハフストローム ノミネート
2004
(第77回)
歓びを歌にのせて As It Is in Heaven Så som i himmelen ケイ・ポラック ノミネート
2005
(第78回)
Zozo Zozo ジョセフ・ファレス 落選
2006
(第79回)
Falkenberg Farewell Farväl Falkenberg Jesper Ganslandt 落選
2007
(第80回)
愛おしき隣人 You, the Living Du levande ロイ・アンダーソン 落選
2008
(第81回)
Everlasting Moments Maria Larssons eviga ögonblick ヤン・トロエル 最終選考
2009
(第82回)
Involuntary De ofrivilliga ルーベン・エステルンド 落選
2010
(第83回)
Simple Simon[5] I rymden finns inga känslor アンドレアス・オーマン 最終選考[6]
2011
(第84回)
Beyond[7] Svinalängorna ペルニラ・アウグスト 落選
2012
(第85回)
ヒプノティスト-催眠- The Hypnotist[8] Hypnotisören ラッセ・ハルストレム 落選
2013
(第86回)
Eat Sleep Die[9] Äta sova dö ガブリエラ・ピシュラー 落選

参考文献[編集]

  1. ^ Swedish Film and the Oscars” (スウェーデン語). Swedish Film Institute. 2007年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年3月19日閲覧。
  2. ^ Swedes Irate Over Oscar Rule on Foreign Films”. IMDb. 2002年9月19日閲覧。
  3. ^ History of the Academy Awards - Page 2”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2008年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月22日閲覧。
  4. ^ Special Rules for the Best Foreign Language Film Award”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2008年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月22日閲覧。
  5. ^ Simple Simon to represent Sweden in Oscar race”. ScreenDaily. 2010年9月7日閲覧。
  6. ^ 9 Foreign Language Films Continue to Oscar Race”. oscars.org. 2011年1月19日閲覧。
  7. ^ 63 Countries Vie for 2011 Foreign Language Film Oscar”. oscars.org. 2011年10月14日閲覧。
  8. ^ “Lasse Hallstrom's 'The Hypnotist' is Sweden's Oscar Candidate”. Hollywood Reporter. (2011年9月6日). http://www.hollywoodreporter.com/news/lasse-hallstroms-hypnotist-is-swedens-368353 2011年9月6日閲覧。 
  9. ^ Oscars: Sweden Nominates ‘Eat Sleep Die’ in Foreign Language Category”. Hollywood Reporter. 2013年9月5日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]