かすかべ防衛隊

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「かすかべ防衛隊」の仲間たちがデザインされた春日部駅の駅名標。
「かすかべ防衛隊」の仲間たちがデザインされた春日部駅の駅名標。

かすかべ防衛隊(かすかべぼうえいたい)とは、臼井儀人の漫画『クレヨンしんちゃん』に登場する架空組織である。

概要[編集]

野原しんのすけがアクション幼稚園(アニメではふたば幼稚園)の級友を誘って結成した「春我部の愛と平和を守る」ことを目的とした組織。もともとはみさえがしんのすけをのせるときのフレーズで、現在のかすかべ防衛隊が結成される以前もしんのすけ一人で「かすかべ防衛隊」という名称を使用していた。現在の5人によるかすかべ防衛隊は、原作では11巻、アニメでは「かすかべ防衛隊だゾ」(1995年5月1日放送)で結成。幼稚園の教諭、よしながみどりまつざか梅の自宅を勝手に秘密基地にし(梅は原作のみ)、そこで作戦会議を行う。アニメ「ガキ大将むさえだゾ」(2011年8月5日放送)ではむさえの住んでいるまたずれ荘の部屋が一時的に秘密基地として使われた。

かすかべ防衛隊という名前だが、「防衛隊」らしいことをすることはあまりない。幼稚園や幼稚園外でこのメンバーとよく遊んでいる点からして、遊び仲間という意識の方が強い。

「かすかべ防衛隊」としては『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』にて劇場版初登場。以降、劇場シリーズでは隊員メンバーは「単なる友人」以上に「強い絆で結ばれた仲間」として登場し、主役に劣らない活躍を見せるようになる。特に『夕日のカスカベボーイズ』では防衛隊5人の友情が第一のテーマとなり、ひろしやみさえ以上の活躍を果たした。その後の劇場版でも、ひまわりやシロと共に大人達がいない状況下で数々の修羅場をくぐり抜け、劇中の敵対勢力を苦戦させている。

5人が気合いを入れる場面で言い合う言葉は、「かすかべ防衛隊、ファイヤー!」。このフレーズは野原一家が気合いを入れる場面でも同様(「野原一家、ファイヤー!」)である。

隊員[編集]

野原しんのすけ[編集]

野原しんのすけの詳細についてはこちらを参照。イメージカラーは

風間トオル(かざま トオル)[編集]

春日部第1児童センターに設置されているかすかべ防衛隊の立体像
(左から佐藤マサオ・桜田ネネ・風間トオル・ボーちゃん)
声 - 真柴摩利
しんのすけの友人で、しんのすけ曰く「お互いのホクロの数まで知り尽くした関係」である[1]。アクション幼稚園(アニメではふたば幼稚園、以下同じ)ひまわり組の園児。5歳。身長108.7cm、体重20.7kg[2]。髪の色は原作では黒、アニメでは藍色。イメージカラーは。一人称は「僕」。初期はしんのすけのことを「しんのすけ君」「しんちゃん」「君」と呼んでいたが、現在は「しんのすけ」「お前」と呼び、防衛隊のメンバーでは唯一呼び捨てで呼んでいる。防衛隊のメンバーでは唯一「風間くん」と名字で呼ばれている。また防衛隊メンバーで唯一先生に敬語を使っている。
様々な塾に通っていて頭が良く、5歳にして中学生並の知能レベルを持つ。真面目でかすかべ防衛隊の中では一番の常識人だが、自分の博識や、所持品[3]を自慢をすることがよくあり、プライドが非常に高く、ナルシストで、人前で優等生を演じたり、世間体や評判を気にしたりし、常に弱みを見せる事を嫌い、失敗を犯しても必死に取り繕おうとすることもある[4]。そうした背伸びしがちな言動の他、他人に対してあれこれ文句言うものの、自分から率先して行動するタイプではなく、自分の手に負えない状況や事態に直面するとすぐにパニックに陥ったり、他者に頼ろうとする等、本質的には虚栄心が強く自分勝手という良くも悪くも年相応な性格といえる。
番外編の『エンピツしんちゃん』では防衛隊メンバーでは唯一私立小学校に通い、「ターミネータvsしんのすけ」では、しんのすけを助けるために15年後の未来から来た風間本人が登場し、その時に東大に進学していると主張している。
家庭は裕福で、高級マンション「マングースマンション」在住。初期はイヤミったらしい金持ちキャラが強く、幼稚園に高級なものを持ち込み課外活動のバーベキューマツタケを持ってきたり[5]、臨海学校へ行った回ではメロンを一個丸ごと持ってきたりするなど、その裕福ぶりを周囲に嫌味ったらしくひけらかしていた。また、しんのすけの災難に対して嘲笑や嫌味を吐いたり、しんのすけと本気で喧嘩するなど少々意地悪な性格や、しんのすけに対して一方的に対抗意識を向け、何かと張り合おうとするなどライバルキャラのような一面も強かったが、これらの性格は徐々に薄れ、真面目な優等生キャラに変わっていった。それと同時にマザコン振りや少女アニメ好きなどの本性が顕になり始め、少女向けアニメの「ふしぎ魔女っ子マリーちゃん」や「ま・ほー少女もえP」の隠れファンとなる。特にもえPに対しては知識もマニアックな域に達し、コスプレに手を出すほど[6]の熱中ぶりである[7]。DVDも大量に所持しており、風邪をひいた時にもベッドに入ったままポータブルDVDプレーヤーで観賞している。グッズ類にも目がなく、入手するためには自分勝手[8]な言動や姑息[9]な手段をとることも多く、最終的にその天罰が下る形で自業自得の結果に至る[10]
それらの趣味は既にしんのすけをはじめ一部の周囲の人間には察せられているが、人前では必死に隠そうとし(話の流れで自らばらす言動をとることもある)、無理矢理ごまかそうとした結果、最終的に損したり泣きを見る羽目になることも多い。
少女向けアニメ以外にも密かにアクション仮面やカンタムロボも見ているが、周囲には隠している[11]。マザコンに関しても少女向けアニメファン同様に周囲に知られており、しんのすけやネネに「カザマザコン」呼ばわりされた事もある。「幼稚園の大そうじだゾ」ではお尻を毎朝ママに拭いてもらっている事を必死になって誤魔化そうとした。「みんなでサバイバルするゾ」では、洞穴で眠っていた時は赤ちゃんになってママのおっぱいを吸った夢を見ており、その際、隣で寝ていたしんのすけのほっぺを吸っていた。翌朝しんのすけはほっぺの一部分が吹き出物のようになっていたため怒っていた。その場面はマサオとボーちゃんにも見られており、唖然とされている。「オラたち女の子だゾ」では、幼女向けのファッションのコーディネートのセンスがいいとしんのすけたちからも誉められており、自分でも女装ではSHAZNAにも負けていないと語っている。
スポーツ万能で短距離走ではチーター(河村)を追い抜いたこともあり、アニメでは(幸運も味方して)しんのすけに相撲で勝ったこともある。また、ボウリングをやった際には、チータよりも遥かに高得点を取っていた。しんのすけのツッコミ役としていつも世話を焼かされているが、ノリツッコミをする例もしばしば見られる。ごく稀に「ケツだけ星人」をする(家出して野原家に行った時や、しんのすけと体だけ入れ替わってしまった時にしんのすけになりきる時などにしたことがある)。
酢乙女あいの第二の恋の生贄である。女運は割りと良いが、毎回奇怪な行動を取るしんのすけのせいで縁を切られたり、しんのすけに惚れられたりしてしまう[12]。しんのすけとは世間体や将来を考えて絶交したがったり、しばしば揉めたりするものの、しんのすけがいないと寂しがっている節もある。1994年11月7日放送「風間君とお別れだゾ」では、父親の転勤の為アメリカへ行くことになり、お別れ会でしんのすけに『今日の日はさようなら』を歌われ号泣、しんのすけに別れの言葉を言われ他の園児、よしなが先生も涙を流し別れを惜しんだ(しかし3日後、アメリカ行きが中止になり戻ってきている)。2006年1月13日放送「オラの心はエリートだゾ」では、塾の友達と一緒にいた時に冷たくしたにもかかわらず、下痢をしておもらしをした際にしんのすけが励ましてくれた事に涙を流している。2015年11月20日放送「おならが出そうだゾ」では、うっかりおならをしてしまい、しんのすけには気づかれるも、周囲にはおならの音だけが聞こえてしんのすけがしたと思われ、しんのすけが訂正しようとした際にしんのすけが風間を見て感じ取り自分がしたようにかばってくれたことで難を逃れた(その際に風間は目を潤ませていた)。また、みさえのようにしんのすけにグリグリ攻撃をしたことがある。
仕切りたがる性格であり、ネネやしんのすけからは招いてもいないのに集まりに来て「だ~れ、呼んだの」などと言われることもあった。
オカルトや迷信などの非科学的現象を信じない現実主義な面が強いが、映画『踊れ!アミーゴ!』ではマザコンな面と合わせ、それが仇となり敵に捕らわれてしまった。映画『宇宙人シリリ』では本物の宇宙人(シリリ)に遭遇しても宇宙人はいないと自分に言い聞かせることで現実を見ようとしなかった。
いわゆるムッツリスケベな面もあり、ハンカチを拾ってくれたおねえさんのパンチラを夢の中でまで見ては、鼻の下が伸びただらしない表情をしていた。
耳が弱点で、しんのすけに息を吹きかけられたり、唇で甘噛み(ハミハミ)されると恍惚状態に陥り、ときには立てなくなるほど地面に崩れ落ちることがある。他にも、腕を指で一撫でされ恍惚状態に陥る描写もある。しんのすけからも「感じやすい」とのコメントを受けており、その度に顔を真っ赤に染めながら大声で否定している。原作ではあまり強調されないが、アニメ、特に映画で強調される傾向にあり、特に『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』では、かすかべ防衛隊を拉致した敵のバレルにまで「最近のガキは進んでいる」と感想を述べられている。
アニメ版ではシロに溺愛といえる感情を抱いているシーンが描かれることもあり、周囲に誰もいない時だけ抱きついて顔に頬ずりする場面がある。シロと同じ声優であることを連想するネタもあり、アニメ「ぼく野原シロのすけです」では人間になったシロと風間くんが同時に喋ったシーンでしんのすけに「風間くんとシロのすけ(シロ)、キャラがかぶってるゾ」と言われたり、風間くんとシロの会話のみで構成された次回予告の中で「僕とシロが会話していると変な感じがする」と自虐的な発言をした事もある。
アニメ版で園長のことを初めて「組長」と呼んだのは彼である(それがしんのすけに影響した)[13]。また、ネネちゃんの「リアルおままごと」を発案したのも彼である(アニメ「ネネちゃんがおこったゾ」より)。その第一回目の「リアルおままごと」では、ネネちゃんが「現状に満足している母親」、風間が「一流デザイナーのお父さん1号」、しんのすけが「現状に不満ありのサラリーマンのお父さん2号」、ネネの持つウサギの人形が「一家の子供」という役柄で、「お父さん1号と2号は仲が悪い」、「しかし子供は、お父さん2号の子供」という設定だった(その設定を決めたのも風間)[14]
嫌いな食べ物はタマネギブロッコリーだが、マヨネーズがかかっている場合は別で食べられる。風間家の冷蔵庫の中には「カナちゃんとマーくんのお子様バター」というバターがある[15]。注射が嫌いで、強がって怖くないふりをしていたが、注射が終わった後に「ママ、僕怖がって泣いたりしなかったよ、わーい」とはしゃいで墓穴を掘り、皆に嫌いな事がばれてしまい、しんのすけとマサオには白い目で見られた[16]
シャーロック・ホームズに憧れており、「僕も大きくなったらホームズのような探偵になるのさ」と言った事がある[17]。刑事ごっこをした時には、犯人役になった風間くんがやりそうな犯罪としてネネちゃんは「結婚詐欺」、マサオくんは「銀行強盗」、しんのすけは「反ケツフラダンサー殺人事件」、ボーちゃんは「痴漢」を挙げている[18]
しんこちゃんと初対面したとき、顔が赤くなって片思いしたことがある。その時「かわいいなぁ」と言ってみんなから白い目で見られた。
ひまわりからは懐かれており、彼女が生まれて間もない頃に何度か塾を休んで野原家に遊びに行った時に一緒に遊ぶうちに仲良くなる。大抵は彼女に振り回される事があるが、風間本人はまんざらでもないようである(アニメ「風間くんがひまわりをあやすゾ」)。
かすかべ防衛隊の手帳を作ったことがあったが、その時周りの意見も聞かずに自分が隊長だと勝手に決めており、また手帳に書かれた防衛隊の規則も非常に厳しいもの[19]だったため、他のメンバーから猛反発された。
原作では酢乙女あいがしんのすけに泣かされたと勘違いしたマサオが怒り、しんのすけに決闘を申し込むという展開がある。アニメ版では風間がこの役回りを担っており、あいへの恋愛感情からしんのすけと相撲で勝負することになった。前述の通り幸運が味方して勝利するが、結局あいの興味はしんのすけに移ったままで終始ピエロを演じたことに気づき、固まってしまった。以降は特にあいに対する恋愛感情は見られなくなっている。

桜田ネネ(さくらだ ネネ)[編集]

声 - 林玉緒
しんのすけの友人で、かすかべ防衛隊の紅一点。アクション幼稚園ひまわり組の園児。5歳。身長104.2cm、体重14kg[要出典]。イメージカラーはピンク。一人称は「ネネ」「私」(2歳時は「ネネちゃん」)。髪はキャラメル色(アニメでは赤茶色)で二つ分けである。
見た目は典型的な少女だが、ギャップが激しく性格はでしゃばりかつ自分勝手で、しんのすけ達はおろか大の大人をも出し抜いたり、様々な局面でおいしいところをちゃっかり持っていこうとする狡猾さや抜け目の無さをも兼ね揃えている。また常人が理解し難い発言や矛盾した発言も極端に多く、相手(特にマサオ)を混乱させることも多い。初期(本郷監督期)はおしとやかでおませな女の子で、少々泣き虫な面があった[20]が、ある時期を境に[21]性格が凶暴化。しんのすけがふざけていると彼の母親であるみさえのようにげんこつやグリグリ攻撃などのお仕置きをすることがあるほか、時折、風間のことを「バカザマ」、マサオのことを「オニギリ」と脅すことがある。特にマサオに対する扱いは一際荒く、恫喝したり、オナラをした瞬間を見ていたマサオを脅迫したり、プロレス技をはじめとする暴行を加えたりしている。アニメでは暴力をチラつかせて脅すくらいで、実際に暴力を振るうのは稀。
自らを「アクション幼稚園のアイドル」と自負し、ひまわりが生まれた時「素直な子になるように」と言って、ひまわりの名前を「ネネ」や自分の名前から取って「ネネ美」にしたらいいと言ったり、風間がしんのすけ達を他の幼稚園の女子達との合コンに誘ったのを知ると、「ネネというアイドルがいるのに合コンなんて(許せない)」と身勝手な自論を振りかざし、男装して妨害を目論んだり、酢乙女あいやきゃりーなどの自分以外の女の子が周囲からチヤホヤされているのを見ると、露骨に嫉妬心や敵愾心を露わにするなど、風間に劣らない程に非常にナルシストでプライドの高い一面も見せる。ただしこれに関しては母親譲りでもある。
さらに、芸能ジャーナリストの如く他人のゴシップには嬉々と首を突っ込み、周囲を巻き込んででも徹底的に調べ上げようとする野次馬根性の持ち主でもあり、たまにその行動がエスカレートして騒動の原因となってしまうことがある(原作ではその野次馬根性が原因で、まつざか梅と徳郎を破局直前にまで追い込んでしまう。その際は後述通り、罪悪感を感じている)。低血圧で寒さに弱く、朝早く起きるのが大の苦手。雪が降った日には仮病をしてまで幼稚園を欠席し、その結果しいぞう先生に会う機会を逃した事がある。思い通りにならないとすぐキレるが、逆に自分が叱責され行き場を失うと泣いたり、萎縮する事がほとんどである。
常にうさぎのぬいぐるみを懐にひそめ、嫌なことがあると殴ってストレスを発散している。そんなストレス解消をするネネの姿を物陰から目撃したよしなが先生が心配のあまり、家庭訪問をする始末であった。この癖は元々母親のもので、ネネもその光景を見るたび「いつものママじゃなーい!」と泣きわめいていたが、いつしかその対象はネネに移り、周囲から「いつものネネちゃんじゃなーい!」と言われるようにまでなってしまう。アニメでは本物のうさぎをも殴ろうとして、よしなが先生が止めに入ろうとしたが、そのうさぎがすかさずよけたため、ネネも思いきり手を痛め、泣きわめいていた[22]
凶暴な性格である反面、女の子らしい一面も残っている[23]。そのため、優しくされたマサオがネネを好きになったことがあり、年上が好きなしんのすけがネネに照れているような描写もみられる。また、先述のまつざかと徳郎の破局騒動の際には、「こんな事になるなんて思わなかった」と自分が事の発端となってしまった事に深い後悔と罪悪感に駆られ、一時は良心の呵責から自室に引きこもってしまうほどに落ち込んでしまうが、2人が完全に破局したわけではない事に気がつくと、罪滅ぼしの為に2人の仲を修復しようと尽力する等、自分の非を認めた時には強い責任感を見せる一面もある。また、両親(特に父親)がいる場では、横暴な言動は鳴りを潜め、比較的素直な態度でいる事が多い。
しんのすけ達の事は雑に扱う事が多いものの、面倒がられる事はあれど愛想を尽かされる様な事はなく、特に風間はネネが落ち込んでいると心配するなど、寧ろネネを好意的には思っているようである。また、後述の性格がおしとやかになった際には風間、マサオ、ボーちゃんの3人から惚れられている。
趣味は「リアルおままごと」という、脚本が用意された昼ドラ仕立てのリアル(現実的)なおままごとだが、しんのすけ達は強引に役を任され迷惑している[24]。この行動からも、いかにも自分勝手な性格であるかが伺える。内容は「ドメスティックバイオレンスに耐える美人妻」、「離婚をしてくれない酔っぱらい夫」など内容はさまざまだが、結局最後は実家に帰るか離婚という結末となる。しんのすけたちを「リアルおままごと」に参加させるためには手段を選ばず、巧妙な手段で殆ど強制的に参加させている。そのため他の4人はネネが提案する前にそろって却下してしまう。ただし、風間の項でも記述した通り、「リアルおままごと」はあくまで風間が発案したものである。おままごとをする際には、参加者の都合は一切考慮せず強引に誘い込み、配役に関してもしんのすけや風間が夫の場合それなりにいい扱いを受ける(しんのすけは「ダンサー、夫婦ラブラブ」、風間は「エリート社員」など)が、マサオの場合安月給や無計画などと言った「だらしない夫」ポジションが与えられる場合が多い。
一応このリアルおままごとが、仲間内で嫌悪の対象になっていることに対しては、多少なりとも自覚はあるようで、他の目的を達成させるための脅迫に用いることもある[25]
酢乙女あいとは犬猿の仲。しかし、時折意気投合して共同戦線を張る事もあり、その際には抜群のコンビネーションを見せている。幼稚園で一人だけ熱繰椎造のことを嫌っていたが、椎造が苦手としていたうさぎを克服しようと努力する姿を見て彼の事を見直し恋をしてしまった。また、転んで怪我をした際に駆けつけて傷口の手当をしてくれたあいのボディーガード・黒磯[26]に恋をし、ラブレターを送ったが翌日にはコロッと忘れてしまった。なお、このラブレターはネネがしんのすけに半ば脅す形で黒磯に渡させたものだが、名前が書かれていなかったため黒磯はしんのすけが自身に恋をしているのだと誤解した。アニメ版では更にそのラブレターがあいの元に渡り、しんのすけと両想いになれたものと勘違いしてしまうという非常にややこしい展開となってしまった。『新』6巻ではイケメンの青年に恋をしたことから急激におしとやかな性格となり、しかし青年が極度のマザコンであると発覚したことで恋に破れ、元通りの凶悪な性格に戻った[27]
空間認識能力が高く、サッカーではジャンピングヘッドが上手い[28]
嫌いな食べ物はベビーコーン、グリーンピース。
将来の夢は女優である。「若くしてスカウトされ、20代はアイドルから女優に転身、その後結婚のため引退するも、35歳で芸能界に復帰する」という、具体的なビジョンも持ち合わせている(アニメでしんのすけ達が高校生になった派生版が放送されたときには、ネネは演劇部に所属していた)。また、歌手・アイドル志望である事を示唆する描写もあり、女優というよりは芸能界に進みたいという意志があるようである。映画『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』では、未来でふたば幼稚園の先生となっているが、さらに捻くれた性格になっており、園児に暴言を浴びせているシーンがあった。5歳のネネはその姿に幻滅していた。
しあわせうさぎ / なぐられウサギ
声 - 矢島晶子
ネネちゃんが持っているウサギぬいぐるみ。最初に登場したときは些細な事でしんのすけに激怒したネネに夢の中で「しんちゃんを許してあげて」と諭すような優しい性格だったが、ネネが凶暴な性格に変化した時期からサンドバッグ代わりにされるようになる。その怨念から性格も変化し、自身を痛めつけるネネに復讐を企てたり、マサオを睨み付けてビビらせるなど、ネネ以上に凶悪で恐ろしい性格へと変貌して行く。赤ん坊であるひまわりに対しても容赦しない。彼女が動く際には、夜空に不気味な赤い月が浮かぶという怪現象が起こる。
2003年6月7日放送「殴られうさぎの逆襲だゾ」以降はこのウサギが主役のエピソードが放送され、同年12月6日放送「ネネちゃんのうさぎがしゃべったゾ」、2006年8月25日放送「なぐられウサギたびたびだゾ」では、独りでに動く、シロと会話する、ネネに憑依し金縛りにかけるなど、ホラー要素の強いキャラクターとして描かれている。2014年8月29日放送の「レジェンド オブ なぐられウサギだゾ」で久しぶりに登場し、翌年2015年9月11日には「なぐられうさぎ〈泡〉だゾ」が放送された。また、2017年8月18日には「なぐられうさぎ〈醒[29]〉だゾ」が放送された。

佐藤マサオ(さとう マサオ)[編集]

声 - 一龍斎貞友
しんのすけの友人。アクション幼稚園ひまわり組の園児。5歳。身長106.2cm[2]。体重は20kg。イメージカラーは
坊主頭と丸い顔からあだ名は「オニギリ(頭)」。友人達からは「マサオ君」と呼ばれているが、原作の初期では「マー君」、「まーちゃん」とも呼ばれていた。
風間と同じく常識人の感性を持っており、優しく素直な性格だが、気が弱く非常に泣き虫で、極度の怖がり。またお人好しで要領が悪く、運動も苦手なため、いじめっ子の標的にされる事が少なくない。その上、防衛隊のメンバーからも何かと不遇な扱いをされ、ネネの横暴の一番の被害者にもなっている。
酢乙女あいの最初の恋の生贄ですっかり彼女にのめり込んでしまう。彼女が幼稚園に来るのは少ないため、来たときには夢中になり他に目が行かなくなるほどで、あいのことを「あいちゅわん」と呼んでいる。彼女がしんのすけの為に作った弁当が不測の事態[30]によってマサオの手に渡った時には、弁当箱を開けたら「大スキ」と海苔で描かれてあって以来、[31]彼女と自身が両思いであると勘違いするところもある。彼女がしんのすけに恋心を向けていることを良く思っておらず、自身も恋の虜にされたことで散々な目にあっていた風間に「君はあいちゃんに利用されているだけだから、いい加減目覚めた方が良い」と忠告されたこともあるが、マサオ本人は「それでも(自分に気が無くても)いい」と答えているので、彼女とさえ関われれば十分らしい。当のあいには、嫌われてこそいないものの一向に相手にされる事は無く、本人も内心自覚している。劇場版『踊れ!アミーゴ!』では、いつもなら自分に対して無関心なあいが優しく振る舞ってくることに不信感を抱き、あいが偽者にすり変わっていることに最初に気がつくが、一度は彼女の言葉に誘惑されて捕まりそうになるも風間の言葉で涙ながらに思い留まった。一度しんのすけがあいを泣かしたと勘違いした[32]際にはしんのすけに決闘を申し込んだが、しんのすけの言葉で思い留まり、泣きながら謝罪した。しかししんのすけは「決闘」を「結婚」と聞き間違えており、マサオに結婚を申し込まれたと思い込んでいた。さらにそのことを幼稚園職員に相談したため、彼らにそっちの趣味があると勘違いされた。あい以外の女の子にも恋をした事が何度かあるが、これらも自身の不運や性格が原因で失敗するなど、女運にも恵まれない。
しかし、時々ふとしたきっかけ(園長のサングラスをかけた時や、劇場版『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』でバスのハンドルを握らされた時など)や、酢乙女あいへの恋心、恐怖心がある一線を超えた場合、今までの気弱な性格が一転して変貌し、野性味と男気溢れる熱血漢な性格に変わり、口調もヤクザ風に変化、その際は運動能力も大幅に向上する。臆病さ故か卑怯な行動を取ってしまう一面もあり、『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』では、しんのすけへの不信感からスウィートボーイズの作戦に従ってしまい、しんのすけをマサオの家に誘い込み、しんのすけ捕獲の手助けをした事もある[33]。状況が好転しないと理解しながらもあいへの片思いを諦めなかったり、しんのすけへの裏切りから信用を失って罵倒され続けても、彼の元を離れないといった頑固な一面や、アニメ「かみしばいやさんになるゾ」では自作の紙芝居を作成した際に、無断でネネを物語の悪役にした上に、普段の意図返しの如く散々な目に遭わせるなど、陰湿な一面もある。アニメでは、ネネに対して一時的ながらも強気な態度に転じる事がある。
劇場版『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』では大人になった彼が登場するが、他のメンバーと比較してキャラクターの変化が著しく、一人称が「俺」になり、髪も伸ばしていた。コンビニの中で他の漫画を口汚く罵るといった粗暴な言動が目立ったが、根本的な優しい性格は変わっていない。
姓の佐藤は元々アニメオリジナルの設定だったが[34]、2011年4月に出版された「クレヨンしんちゃん大全」においてはマサオの姓は佐藤だとされ、後に原作にも登場した[35]
母譲りの几帳面な性格で、散らかった部屋とスケジュールを破ることを嫌い、しんのすけにスケジュールの邪魔をされると非常に落胆する。一時期、散らかった部屋を片づけないと気が済まない「お片づけ症候群」にかかったことがあり、ひろしの靴下の臭いに気絶しながらも片付けようとするほどだったが、野原一家のずぼらな性格に耐えかねて治った。しかしその影響が強すぎたため、今度は逆に片付けることがバカらしくなり、散らかった状態を好むずぼらな性格になってしまった。
手先は不器用で、初期の話では粘土遊びをしていて動物を作っている時に、よしなが先生に違う動物を作っていると勘違いされたり(例:犬を牛、虎を豚に間違われるなど)、自分が描いた絵をしんのすけに見られて「下手だね」と言われ泣いたことがある。
編み物と物真似の才能があり、周囲から絶賛されるほど。また、普段は運動は苦手としながらも、ふとしたきっかけで活躍を見せる事もある。
しんのすけ同様、アクション仮面が好き。特にしんのすけとは好きなキャラクターがとてもよく被る。趣味はコレクション菓子の付属のキャラクターシールやカードはたくさん持っており、テレホンカードはファイリングしている。レア物が手に入るまでのめり込んでしまうタイプなため、大抵は持っているのでよく自慢している。
好きな食べ物はハンバーグプリン[16]。嫌いな食べ物はナスキャベツ
将来の夢は漫画家。すでにオリジナルの作品も描いており、自身をモデルにしたヒーローを主人公にしたことが災いし、しんのすけ達に酷評された(その際、ボーちゃんの方が漫画家に向いているとも言われてしまい、落ち込んでしまう)[36]。しかし漫画家を目指しているだけはあり、画才はある。「少年忍者吹雪丸」の大ファンで、作者のよしいうすとを尊敬しており(ただし、人間としては軽蔑している)、自分の書いた漫画を持ち込んだり、アシスタントになりたいと自ら懇願したこともある。
一度みさえからしんのすけと間違われて[37]グリグリ攻撃をされたことがある。
しんのすけとはよく遊ぶらしく、しんのすけが出かける理由としてマサオと遊ぶことを理由にすることが多い。その際しんのすけはマサオの家ではなく、向かい側の家に向かって声をかけることが毎度ある。何度教えても変わらないため、「いい加減気づいてよ」「わざとやってるでしょ」と突っ込みを入れることがある。

ボーちゃん[編集]

声 - 佐藤智恵堀川亮(現:堀川りょう[38]
しんのすけの友人。アクション幼稚園ひまわり組の園児。5歳。身長116.9cm、体重25kg[要出典]。イメージカラーは黄色
名前の通り『ボー』っとしており防衛隊メンバーの中では最も大柄な体格である男の子。隊員では唯一本名不明だが、「石橋ボー」と呼ばれた回が一回だけある[39]。家族構成については後述参照。自己紹介時も「ボーちゃんと呼んでください!」などと言うだけである。また、酢乙女あいの第三の恋の生贄。
いつも垂らしている鼻水は意のままに操ることができ、一発芸を披露したり武器として利用したりもする。その鼻水は、ティッシュで拭き取っても大抵は次の瞬間に元に戻っている。が、たまに戻るまでに時間がかかることがあるらしく、出ていないと体のバランスが悪くなり、くらくらしてしまう。
たまに鋭い指摘をしたり幼稚園児には出来ない作業をしたりする侮れない性格の影の実力者である。モーターボートの起動ができる[40]免許は無いが幼稚園の送迎バスの運転(MT車)に関する知識があり、カスカベ防衛隊の面々に教える[41]湯呑みに書かれたの複雑な漢字を次々に読破する[42]、野球のボールが自分の横を通り過ぎる一瞬の間にボールの縫い目の数を数える、プロの書家顔負けの達筆で習字を書くなど、知識技能は大人をも軽く凌駕するものがある。几帳面であり少し曲がったリモコンなどもキチンと戻さなければ気がすまない。現在こそは隠れた才能を発揮するなどしているが、アニメ初期は動きが鈍いキャラクターだった。2代目OP「夢のENDはいつも目覚まし!」では防衛隊5人で踊るシーンがあるが、ボーちゃんはしんのすけ、風間、ネネよりも遅く踊っていた(マサオは「ついていけてない」踊りをしている)。運動神経も優れており、リレーの1走で普通に走って(鼻水を使った技など使わず)足の速いばら組の園児に勝つほどである[43]
趣味は珍しい形をした集め(理由は石は人間と同じくそれぞれ違い二つと同じものはないため)。得意技は「気配を消すこと」。普段は無口で目立たないが、鼻水の事や趣味の石集めの事を馬鹿にされると普段からは想像できないほど激昂する。
一度しんのすけ達かすかべ防衛隊がボーちゃんを探ろうとする話が原作10巻で登場しており、かすかべ防衛隊メンバー全員がボーちゃんの母親や家の場所を知らないということを暗示している。なおこの話で母親が影だけで登場しており(台詞もある)、年の離れた姉の存在も明らかになっている。『新クレヨンしんちゃん』7巻では母親に加え、父親も(顔は台詞によって隠されている)登場しており、蝸牛のツム郎を飼っていることも明らかとなっている。アニメ「みんなでアミアミするゾ」では祖母の存在も確認されている。現在、防衛隊メンバーは皆、ボーちゃんの自宅を知っている。
しんのすけ・ネネ・マサオが想像したボーちゃんのお母さんはボーちゃんをそのまま大きくし、髪型を変えただけで口調もそのままなお母さんだったが、風間の想像はしんのすけ好みの綺麗なおねいさんであった。
しんのすけと奇妙な遊び(死体ごっこ、鬼のいないかくれんぼ、イメージドッチボール、跳ぶ人がいない縄跳びなど)をしたり、協力技をみせたりとしんのすけとは馬が合うようである。未来でもしんのすけとはかすかべ防衛隊のメンバーの中で一番の親友である描写がある。
原作初登場時は何一つ言葉を話しておらず、髪型は現在と異なっており、当時はややボサボサしていた。また原作初期では体型がぽっちゃりしていた。また、一度だけ『天才バカボン』に出てくるレレレのおじさんの顔になったことがある(その際に、ボボボのボと言っていた)。
原作11巻で、鼻水を拭きとってくれたまつざか先生に恋をし、他のかすかべ防衛隊隊員に相談してトイレにおいてあった花を持っていってプロポーズをしたことがある。まつざか先生は「15年後にもう一度プロポーズして」と言い、ボーちゃんも「じゃ15年後にまた来ます」と言った。まつざか先生も満更ではなかったらしい。また他にも、道路工事で働く女性に恋心を持ったこともある。
嫌いな食べ物はあまり無いが、くさやが苦手。2009年2月13日放送の「ママサミットだゾ」では、ピーマンを丸ごと食べたこともある。
将来の夢はパイロットだったり、ビジュアル系ロックバンドボーカルになって大ヒットを飛ばすことだったり、発明家(『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』で大人になった彼が発明家になっていた)など様々。抽象画の才能がある。また別の回では、石の博物館を開きたいと言ったこともある。

過去の隊員及び臨時隊員[編集]

酢乙女あい(すおとめ あい)[編集]

声 - 川澄綾子
アニメにおいては過去に隊員になったことがある。イメージカラーは臙脂。原作では25巻、アニメでは「嵐を呼ぶ園児・酢乙女あい登場だゾ」(1999年11月12日放送)から登場。一人称は「わたくし」。アニメでは「わたし」または「あたし」ということもある(アニメ「ネネちゃんの告白だゾ」)。
東京都世田谷区の一等地から庶民の生活を知るために春日部市に引っ越し、ふたば幼稚園に転園してきた。登場初期は通園時(車から出る時)にBGM(モーリス・ラヴェルの『ボレロ』)をかけて通園。常に黒磯というボディガードの男を引き連れている。無自覚にも一般庶民を馬鹿にする発言を繰り返すことから特にネネちゃんといさかいを起こしていた。ただしその容姿や素質の良さから男受けがよく人気は絶大。そのような事情から、桜田ネネとはしんのすけの取り合いになるなど、仲は良くないが、時と次第によってはネネと仲良くしている事もある。多くの男子園児(特にマサオ。アニメでは一時的に風間も)を恋の虜とし、ただ一人まったく興味を示さなかったしんのすけをも虜にしようと苦心するも、「オラ、子供には興味ありません」と断られ、逆にしんのすけに恋をした。それ以来はしんのすけを「しん様」と呼んでおり、しんのすけがすることなら、例えおならでもプラス思考に感動する。靴下を履かずに登園したしんのすけの事を、「元野球選手のお嬢さまで女子プロゴルファーの人と結婚した俳優の方みたい」(石田純一のこと)と評している[44]。また、非常に運動能力や思考能力に優れている。そしてしんのすけからも「なんてマイペースなんだ……」と言われるほど自由な女の子(みさえは「あんたと良い勝負よ」と述べている)。アニメ「ネネちゃんからの告白だゾ」では、壮絶なすれ違いと行き違いからネネちゃんが書いた黒磯宛のラブレターがあいの手に渡り、しんのすけが自分に贈ったものだと勘違いし喜びのあまり抱き着いていた。
「酢乙女あい編」終了後も端役や背景役などでよく登場するが、以前のような嫌味さが半減しており、椎造先生への想いに躊躇しているネネにアドバイスしたり、まつざか先生のためを思うネネの気持ちに応えてFBIを要請して徳郎を探すための手助けをしたりパーティードレスのまま防衛隊の面々と泥遊びに興じるなどと友情は深まってきている。
原作・アニメ共に黒磯に我侭を言うことが多く、拒否された時は黒磯の不祥事の証拠写真を突きつけ、脅すことで協力させるのが常道。
アニメ「あいちゃんと駆け落ちだゾ」では母親の後ろ姿のみ登場しており、容姿や年齢は一切不明である。また、アニメ「あいちゃんの家出だゾ」では祖母の存在も確認されている[45]。アニメ「あいちゃんとお鍋だゾ」では、「(買い物で)迷った時は全部買え」と祖父に教えられたと語っている。
アニメでは彼女により、キャンピングカーを秘密基地としたりオリジナルのコスチュームを作ったりしたが、漫画を読んだりお菓子を食べるだけの防衛隊になってしまい、その後普段のかすかべ防衛隊に戻った。
しんのすけの親族に気に入られようと野原家を訪れ、みさえ、ひろし、ひまわりと接したことがある。両親からはそのマイペース振りで「疲れる、苦手」と評されたが、本人はすっかり仲良くなったと思っている(しんのすけでさえ、あいが家に来るのは嫌がっている)。唯一ひまわりだけは30万円のネックレスを気前よくプレゼントしたことで「ねーたん♥」と懐いてきた。アニメではあいの素性を知ったみさえが、将来的にしんのすけと結ばれるのなら悪くないと考えている。しんのすけはというと、もう結婚が決まったような扱いに本気で落ち込んでいた。
少々高飛車でいかにもわがままなお嬢様という性格であるが、むさえを家政婦扱いして失礼な態度を取ったことをすぐに詫びるなど、素直な面も持ち合わせている。ただしアニメ版では、ネネちゃんと口喧嘩の際、しんのすけ以外に興味がなく、風間たちに驕ったりしているのはついでだと言い切っている。
原作では、しんのすけを賭けてななことフェンシング対決をしたり、事業に失敗して一気に貧乏人になったりした。その際には庶民を馬鹿にしていた報いだとネネから言われるが、あいは否定。むしろ憧れており、今の状況をどこか楽しんでいる様子だった(最終的に事業に成功して前以上の大富豪となって復帰する)。「(恵まれているから)庶民的なものに興味がある」とマサオに言われており、普通に売っているようなお菓子などを好き好んで食べる。

野原ひまわり[編集]

野原ひまわりについてはこちらを参照。劇場版で防衛隊メンバーとして入る事がある。イメージカラーはオレンジ

シロ[編集]

シロについてはこちらを参照。 劇場版で防衛隊メンバーとして入る事がある。イメージカラーは

貫庭玉サキ(ぬばたま さき)[編集]

声 - 川田妙子
劇場版第24作『爆睡!ユメミーワールド大突撃』に登場。イメージカラーは
同作で転園生としてふたば幼稚園にやってくる。集団悪夢シンドロームでマサオが精神的に疲労し、活動に支障が出たため追加隊員として入隊。同作のラストでサキは再び外国に転園するが、エンディングではその後も夢の世界でしんのすけらと交流を続けている描写がある。
詳細はこちらを参照。

お色気 (おいろけ)[編集]

声 - 三石琴乃
劇場版第6作『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』に登場。
SML[46]の隊員。しんのすけのスカウトによって補欠隊員として入隊。

ザキヤマさん(ザキヤマ)[編集]

声 - 山崎弘也
アニメに出演したゲスト。補欠隊員として入隊。
園児服の上にレモン色のネクタイを付けており、二人称は君で、しんのすけ達より年上のように見えるが、実は4歳で、年少のさくら組である。

桜 ミミ子(さくら ミミこ)[編集]

声 - 小桜エツコ
しんのすけの夢の中で春我部の街を破壊する中年怪獣コジワ(みさえの様な姿をした怪獣)を倒すため、かすかべ防衛隊のミミ子隊員として野原隊員(しんのすけ)と共に登場した[47]

隊長について[編集]

誰が隊長かは正確に決まっておらず、時折誰が隊長か揉めることがある。しかし、一度だけ町の交番のお巡りさんに隊長就任を依頼したことがある。このときの反対者は、自身を隊長だと確信している、風間のみである。お巡りさんは、隊長就任を快く受け入れ、町のパトロールを指示した。なお、その後この「隊長」は、隊長としては登場していない。

発足当初は風間が「リーダー」、しんのすけが「隊長」、ネネが「女王様」、マサオが「キャプテン」、ボーちゃんが「ボス」となっていた。

劇場版『嵐を呼ぶジャングル』では隊長を巡る口論の末、風間が「ジャングル隊長」、ネネが「セクシー隊長」、マサオが「サイバー隊長」、ボーちゃんが「ファミレス隊長」、しんのすけが「コンビニ隊長」になった。

そのほかにも、「社長」「筆頭株主」などの肩書きが「隊長」と併用されるケースもある。

その他[編集]

  • かすかべ防衛隊を結成する前からこの5人はひまわり組のお道具係である[48]
  • 1994年発売のスーパーファミコン用ソフト『クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲』においては、しんのすけ以外の4人が映画の1作目に登場したハイグレ魔王に捕まり、敵として改造された。
  • 1998年4月24日放送の「ケータイ電話はおもしろいゾ」でかすかべ防衛隊の最終目標総員は1327人であることが判明し、現在員数は5人(達成率は0.38%)である。
  • ライバルとして、「かすかべガーディアンキッズ」というクローバー幼稚園に通う園児5人組が登場したことがあり、数回登場していた。初登場は1998年4月10日放送の「防衛隊のライバル登場だゾ」。
  • 映画『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』では、マサオの密告でしんのすけを裏切るという、かすかべ防衛隊が解散の危機に直面する場面もあったが、その後に全員が改心してしんのすけに謝罪、しんのすけをスウィートボーイズから守ったことでさらに結束し危機は免れた。しかし、しんのすけはマサオの表情などの事がよほど頭にきたらしく、その後もマサオの事を「裏切りおにぎり」「裏切り大臣」と呼んで疑い、マサオが堂ヶ島に命懸けの特攻をするまでは白眼視していた(結果は失敗の犬死にで終わった)。なお、2013年公開の『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』でも解散の危機に一時的に陥ったが、解散はしていない。
  • 劇場版『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』ではカスカベ防衛隊と映画オリジナルキャラクターのタミコ、未来のひろしみさえひまわり、しんのすけ以外のカスカベ防衛隊でカスカベ最強防衛隊を名乗った。

脚注[編集]

  1. ^ あくまでしんのすけの主張であり、実際に知っているかは不明。
  2. ^ a b 単行本4巻
  3. ^ それが仇となり、自慢した所持品をしんのすけの起こしたトラブルの最中に台無しにされてしまう事も多々ある。また、自身のパンツを見せようとズボンを下ろしたところ、パンツも一緒に下ろしてしまう等、半ば自滅する形で恥をかいた事もある。
  4. ^ 特に初期は、給食をこぼしたことで一生周囲から責められることを想像したり、中期においても、落としたマリーちゃんキーホルダーを知人に拾われて趣味がバレて陰口を叩かれることを想像するなど、被害妄想の気が高かった。
  5. ^ アニメ「バーベキューするゾ」(1993年11月1日放送)
  6. ^ マリーちゃんにハマりこんでいた頃は、流石にコスプレに対しては抵抗があった様で、アニメ「怪しい風間くんを大追跡だゾ」ではマリーちゃんのコスプレをしていたふかづめ竜子に対し、「僕はコスプレまではしない」と発言をしていた。
  7. ^ アニメ「もえPに大変身だゾ」では、もえPのコスプレをしていたところをネネちゃんに見つかり、「いつもの風間君じゃない」とまで言われてしまった。
  8. ^ アニメ「シールをもらうゾ」では1人1枚限りとあるにもかかわらず、しんのすけ達を利用して何枚ももらおうとしたり、貰った分のシールまでも横取りしようとしてしんのすけからかなり嫌がられていた。
  9. ^ アニメ「手袋で真剣勝負だゾ」ではもえPのプリントされた手袋を含めた手袋による神経衰弱を行った際、残る手袋の数が少なくなり、どの位置にどの絵柄があるか把握しやすくなったところで、強引に手袋をシャッフルして、少しでも自分がもえP手袋を引き当てられる様に小細工をして、ネネやマサオから睨まれてしまった。
  10. ^ シールの一件ではしんのすけと揉めた拍子に貰ったシールを川に落としてしまい、手袋の一件では、最終的にもえP手袋はマサオのものとなり、自身は一番不評だったイカの手袋を引き当てる羽目になった。
  11. ^ 表向きには「アクション仮面は、お子ちゃまが見るもの」だと軽視したり、「たまたまテレビをつけたから見ただけ」とごまかしている(しんのすけの発言より)。
  12. ^ 逆にしんのすけを警戒し過ぎて自ら墓穴を掘った例もある。
  13. ^ アニメ「任侠ひまわり組だゾ」(1992年5月4日放送)でも「園長というより、どちらかというと組長という感じ」と発言している。
  14. ^ その際、しんのすけも「ギスギスしてて面白そう」とその案に賛成している。
  15. ^ アニメ「風間くんをお見舞いするゾ」(1994年2月14日放送)
  16. ^ a b アニメ「お注射はキライだゾ」(1993年11月15日放送)
  17. ^ アニメ「オラは名探偵だゾ」(1993年4月19日放送)
  18. ^ 単行本6巻、アニメ「オラは刑事さんだゾ」(1993年9月13日放送)
  19. ^ この「規則」も、風間が独断で制定したものである。
  20. ^ 「ちょっと泣き虫だけど若くて性格いい子」として、しんのすけが川口に紹介しようとしたことがある「お客様をもてなすゾ」(1993年11月15日放送)
  21. ^ これは監督が原恵一に交代した時期と一致する。
  22. ^ アニメ「ウサギが幼稚園に来たゾ」(1998年2月6日放送)
  23. ^ 予防注射のとき、あまりの痛さに泣いてしまう等。
  24. ^ ただ、しんのすけたちはやり始めるとまんざらでもない様子のときもある。
  25. ^ 大抵はしんのすけたち4人がリアルおままごとの被害者だが、チーターこと河村やすおをはじめとするばら組の男子もリアルおままごとの恐ろしさを熟知しているため、強豪チーム相手とのサッカー対決で「相手チームに負けたら毎日リアルおままごと」と脅迫された際は決死の気迫の末、相手チームに勝利した(2014年6月27日放送)。
  26. ^ 一方の黒磯はネネがうさぎのぬいぐるみを殴ってストレス解消をする姿を物陰から目撃し、そのストレス解消の原因のほとんどがあいにあることを認めており、あいに対する怒りが頂点に達したネネにうさぎのぬいぐるみを差し出し、ネネをフォローすることもある。
  27. ^ しんのすけはネネの母親と共にネネが恋に破れる現場を密かに目撃していた(その後ネネが「マザコン夫をボコボコにするバイオレンス物」のリアルおままごとの脚本を用意した際は「マザコン役は風間くんがぴったり」と背後で促していた)。
  28. ^ アニメ「マユゲなしの顔だゾ」(1993年4月12日放送)
  29. ^ 醒で「めざめ」と読む。
  30. ^ 弁当の中身はしんのすけの嫌いなものが揃っており、処理に困っていたあいがマサオに譲ったもの。
  31. ^ 実際には「しんサマ 大スキ」だが、「しんサマ」の部分が蓋の裏にくっついており書かれていなかった。その翌日、しんのすけに渡そうとした弁当がまたもマサオの手に渡り、蓋を開けると「しんさま大スキ」とあり唖然とするも、海苔をパズルの如く並べ替え「マサオくんスキ」とし、照れるほどの夢中ぶりを見せている。
  32. ^ あいはこの時目に入ったゴミを取ろうと目を擦っていただけであり、その動作を見たマサオが泣いていると勘違いしただけである。
  33. ^ 後に反省し「しんのすけを裏切りきれない」との理由から、他の防衛隊メンバーと共にしんのすけ逃亡の手助けをしたが、その後もしんのすけから「裏切りオニギリ」呼ばわりされるなど、しばらくの間根に持たれる羽目になる。
  34. ^ 「身体測定の時間だゾ」(1992年11月2日放送)が初出。
  35. ^ 「新クレヨンしんちゃん」Vol.14 その際にしんのすけからは「マサオくんて名字あったんだ」と言われ、「あるに決まってるでしょ」とツッコんでいた。
  36. ^ その一方で、よしいうすとの担当である双葉社社員の戸津加から、それなりに高評価を受けた事もある。
  37. ^ この時は赤い服を着ていたのも間違われた要因の一つであった(しんのすけのとは違い、ややオレンジがかっている)。
  38. ^ アニメ「線路は続いちゃうゾ」(1993年8月2日放送)。この回だけボーちゃんのエンディングでのクレジットが「堀川亮」となっている。
  39. ^ 家族構成についてはほとんど不明(母親たちの井戸端会議にも彼の母親だけは出席したことがないが、『嵐を呼ぶジャングル』によるとボーちゃんの母親とは顔見知りである模様)。
  40. ^ 映画『嵐を呼ぶジャングル
  41. ^ 映画『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』にて。本人曰く、園長先生の運転をいつも見ていたとのこと。
  42. ^ アニメ「給食セットを洗うゾ」(1994年9月5日放送)。
  43. ^ アニメ「リレーで勝負だゾ」(1992年9月21日放送)。
  44. ^ この際には桜田ネネに「石田純一って言いなさいよ」と突っ込まれている。
  45. ^ 祖母のペットの尻尾を黒磯が踏んでしまったという話から。
  46. ^ Seigino(せいぎの) Mikata(みかた) Love(ラブ) の略称で、ニューヨークに本部を持つ国連直属の世界の愛と平和を守る秘密組織
  47. ^ アニメ「おフトンをほすゾ」(1993年3月15日放送)
  48. ^ アニメ「幼稚園でおもちつきだゾ」(1992年12月28日放送)。

関連項目[編集]