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ババ抜き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最後にジョーカーを持っている人が負けの上がりゲーム
ジョーカーは特別なカードでババとも呼ばれる
別名英:Lose with the Joker、Old Maid
種類上がりゲーム(Going-out game)
人数2人以上(3人以上が好ましい)[1]
必要技能駆け引き
枚数51、53枚
デッキアングロアメリカン
順番時計回り
関連ゲーム
ジジ抜き

ババ抜きババぬき: Old Maid: Lose with the Joker)とは、複数人で行うトランプゲームのひとつ。始めに同数のカードを人数分配り、一枚ずつ他者から抜き取り同じ札があれば捨て、最後にジョーカーを持っている者が負け。

概要[編集]

ストップ系のゲーム[2] で、ジョーカーを1枚加えた53枚のカードを使って行うトランプゲーム。そして、ローカルルールが数少なく存在する。人数は3人以上が好ましい(2人の場合だと、互いにジョーカー含めどのカードを相手が持っているのかわかってしまうため)。

遊び方[編集]

基本ルール[編集]

基本ルールでは、ゲームの進行のみ記載する。

  1. ジャンケンなどで親を決める。親は、カードを切ったのち、プレイヤーに全てのカードを伏せたまま均等に配る。
  2. プレイヤーは各々手札を確認し、同位の札を2枚ずつペアにして場に捨てる(Kと、Kというように)。
  3. (※ここで手札がなくなった者は勝ち抜けとなる。)
  4. 手元にペアとなる同位の札がなくなったところで、親の左隣の人は、右隣の人の手札を裏に見たまま、任意の1枚を取る。札を取った時、手札に同位の札があったらペアにして場に捨て、無ければそのまま手札に加える。
  5. 時計回りの順に、各プレイヤーは右隣の人の手札を一枚取っていく。ただし、右隣の人が上がった直後の番の際は、パスとなり、カードを引かずに、次の番の人に移される。
  6. 順に手札を取ってペアを捨てていき、手札がなくなった者から順に勝ち抜けていく。
  7. 最後まで手札、すなわちジョーカー(ババ)を持っていた者が負け。

備考[編集]

元々はジョーカーを加えるのではなく、クイーンを1枚抜いて51枚のカードを使って行われていた。古い書物にはこの形で紹介されている。

「Old Maid」は、1枚のクイーンが「Match」の相手がおらず、独り売れ残ることから名付けられた。日本では1907年(明治40年)に書かれた『世界遊戯法大全』にこれの和訳として「お婆抜き」の名前で紹介されている。

派生して、クイーンではなくランダムにカードを1枚抜いてそれを確認せずに行う方法をジジ抜きという。ババ抜きと違い、1枚残るカードが誰にもわからないのでゲーム終盤まで予想できない。世界遊戯法大全ではこちらは「お爺抜き」として紹介されている。 また、ジョーカーを加え任意の1枚を抜いて行う「ジジババ抜き」という遊びもある。

比喩[編集]

最後に悪い物を持ったまま損害を被る事、運悪く損害を被る事を「ババを引く」などと、ババ抜きに例えて表現する事がある。また、掴まされた偽札を他人に回す事の隠喩としても使われる。

脚注[編集]

  1. ^ 本間正夫『トランプゲーム』西東社、1996年12月30日、29頁。ISBN 4-7916-0719-8 
  2. ^ ババ抜きの無料ゲーム - トランプスタジアム -”. playingcards.jp. 2023年2月10日閲覧。

関連項目[編集]