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丸山和也

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日本の旗参議院議員 丸山 和也
生年月日 (1946-01-23) 1946年1月23日(78歳)
出身地 日本の旗 日本 兵庫県揖保郡新宮町
(現:たつの市
出身校 早稲田大学法学部
ワシントン大学ロースクール
学位・資格 法学士、LLM
前職 弁護士
所属委員会 法務委員会
決算委員会
世襲
選出選挙区 比例区
当選回数 1回
所属党派 自由民主党
党役職 参議院政策審議会副会長
会館部屋番号 参議院議員会館536号室
ウェブサイト 政治に魂を! 丸山和也
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丸山 和也(まるやま かずや、1946年1月23日 - )は日本の政治家自由民主党参議院政策審議会副会長参議院議員(1期)。弁護士(登録番号:13673、第一東京弁護士会)、丸山国際法律・特許事務所代表[1]。芸能事務所スカイコーポレーション所属のタレント歌手

人物

1946年生まれ、兵庫県揖保郡新宮町(現たつの市)出身。血液型A型。身長168cm。家族は妻と長女。

1969年に早稲田大学法学部を卒業。国家公務員上級職試験に合格し、法務省職員となる。1970年に司法試験に合格。1976年4月にはワシントン大学ロースクールに入学。卒業後、ロサンゼルスの法律事務所に3年間勤務。1980年に日本に帰国する。

弁護士としては、企業間の紛争・交渉等を中心とした国際法務を得意とする他、個人の法律問題にも幅広く取り組む。学生時代は新聞奨学生を2年務めた。

地方出身なので東京に出てみたくなり、とりあえず早稲田大学を受験したら合格した。さらに、とりあえず司法試験も受けてみたら合格した。

趣味は、座禅寒中水泳滝行ランニング温泉入浴。特に水泳は都内の川を朝早く泳ぐほどの水泳好き。プロ野球含めて野球への知識はほとんどないと話すが、多くの番組で共演した大の読売ジャイアンツファンの徳光和夫と巨人の試合を観戦し、やや巨人に興味を持ったとの発言をしたこともある。

タレント活動

テレビに出始めたきっかけは、汚い服装で歩いていたら警官に職務質問され、職業を聞かれて「弁護士」と答えたら、「そんな弁護士がいるか!」と言われたというエピソードが、芸能界に伝わったこと(T.M.Revolution西川貴教の著書「西川貴教のとなりの芝生」での発言、西川は「サラッと早稲田に合格してサラッと司法試験に合格?」と驚愕していた)。阿部寛出演の日本テレビ系ドラマ『最後の弁護人』にも出演。

2000年から日本テレビ系の『行列のできる法律相談所』に出演し、広く知られるようになる。2005年6月26日の同番組において、『24時間テレビ28』(同年8月27日28日放送)のチャリティーマラソンランナーになることが発表された。この頃から近所の江戸川の土手で練習している姿がしばしば目撃されている。そして、番組生放送中の8月28日20時43分に目標の100kmを見事完走した[2]日本武道館までのゴール700m手前からは長女が伴走している。この当時、丸山は59歳であり、24時間マラソンの最高齢ランナーであったが、2007年には当時66歳の萩本欽一が、さらに2011年には当時70歳の徳光和夫が、最高齢記録を塗り替えた[3]

北村晴男とは「犬猿の仲」・「ライバル」として知られているが、『クイズ$ミリオネア』では、2005年10月の丸山の挑戦には北村が、2006年1月の北村の挑戦には丸山が応援にスタジオへ出向いており、また2007年8月30日の丸山の再挑戦でも北村が応援のためにVTR出演している。

  • 丸山が24時間マラソンに挑戦したときには、北村は残暑見舞いの葉書を送り、丸山を激励している。ゴールの直後に丸山と最初に抱き合ったのも北村であった。これだけでなく、北村と橋下徹が共に下になり、丸山を肩車した。しかし、直後の『行列』の生放送では、北村は「あれは間違いだった」と発言している。
  • 雑誌インタビューなどによれば、互いに「仕事(番組出演)以外での付き合いはほとんどない。仲は別に良くも悪くもない」とのこと。「犬猿の仲」・「ライバル」は『行列』におけるネタといっても過言ではない。
  • なお、島田紳助が女性暴行事件での謹慎中には、北村と共に和解しながら握手するシーンも見られた。これで2人は仲直りしたのかネタなのかはわからないが、東野幸治は「紳助さん、仲直りしましたよ。」とカメラに向かっていった。ちなみに丸山と北村は共に早稲田大学法学部出身であり、先輩・後輩の関係にあたる。

2006年1月18日に『浪漫(ゆめ) -さらば昨日よ-』(作詞荒木とよひさ作曲Face 2 fAKE)でCDデビュー、「弁護士 丸山和也」として発売。1月30日付けのオリコンシングルチャートで総合34位、演歌・歌謡部門2位で初登場。60歳以上の新人デビューシングルとしては史上初めて、同チャートで初登場トップ40入りを果たした[4]

2006年にはゲーム『逆転裁判』シリーズにおけるイメージキャラクターとして起用された。ゲーム中に登場するのではなく、CMなどの宣伝活動に活躍する。

人情派のキャラクターを売りとしているが、テレビ朝日系情報番組『やじうまプラス』で耐震構造偽造問題が報道されはじめた頃は、「トラブルに対する」弁護士らしい割り切り方でコメントをしている[5]

国会議員として

2007年4月8日投票の東京都知事選挙に立候補のための書類を入手し、一時は動向が注目されたが、現実的には解決困難な事情が数多くあるとして立候補を断念した。

しかし、同じ年の7月29日に実施された第21回参議院議員通常選挙に、自由民主党公認で比例区で出馬し、270,754票を獲得し、自民党内では4位で当選を果たした。この参院選への出馬で、出演していた「行列の出来る法律相談所」を2007年6月から一時降板した。議員活動との兼ね合いは困難となることから、そのまま降板する事も検討されたが、番組には欠かせない存在であり、今後は準レギュラーとして不定期で出演することになった。

2009年8月実施の第45回衆議院議員総選挙の直前に、古賀誠(当時:自由民主党選挙対策委員長)が東国原英夫宮崎県知事を擁立しようとした際には、「自民党の内部改革もしないで、外部の力を借りようなどとは、言語道断だ」と怒り、古賀に対して抗議を行っている。また、第45回衆議院議員総選挙での自民党惨敗には、自らのプライベートブログでは「積年の弊害を片付けてくれた」と語り、9月9日の両院議員総会では「今こそ新しいリーダーを本気で選ぶエネルギーがあるのか!」と党の執行部に向けて鋭く迫るなど、自由民主党参議院議員となってからはその論客ぶりに磨きがかかっている。

国会では、「死刑執行は死刑囚本人が執行のボタンを押せるようにしろ」と、また、人権擁護法案について「人権擁護に関する基本法があっていい。そういうのがないのがおかしい」と主張(第169回国会参議院法務委員会2008年3月25日)。同年5月19日の決算委員会で「各省庁の大臣がおられるけれども文科大臣というのが僕は一番偉いと思っている」と発言し、与党席から野次が飛んだが「いや、本当にそうなんですよ」と開き直った。

2011年10月11日、自民党大阪府連会長であった谷川秀善参議院議員より、2011年11月27日投票の2011年大阪府知事選挙への出馬を打診される。10月28日に出馬の意向を伝えるものの、同党大阪府連がすでに倉田薫の支援を決定していたこともあり、11月1日に不出馬を宣言する。

経歴

出演作品

テレビ番組

レギュラー

ラジオ番組

CM

CD

書籍

  • 正義の味方「丸山法律相談所」(二見書房)
  • 正義の判決(小学館
  • 痛快!「丸山法律塾」(成美堂出版)
  • 丸山弁護士のビジネスマンが行列する身近な法律相談所(学習研究社
  • 丸山和也の蓮の花は泥沼に咲く(新紀元社)
  • 行列のできる丸山法律塾(小学館)

WEBドラマ

  • 歌で逢いましょう♪(GyaO

脚注

  1. ^ 過去に第一実業の監査役を務めていた。
  2. ^ 『24時間テレビ』放送中にゴールできなかった場合を考慮し、その後枠の『行列』の生放送でカバーする予定であったが、『24時間テレビ』中にゴールした事により、丸山を祝福する番組となった。
  3. ^ 萩本が自身の記録を塗り替えた際、丸山は「俺より年寄りの人はもう出ないと思ったのに」と悔しがった。ただし、萩本、徳光の走行距離は年齢の関係で丸山より短いもの(前者は70km、後者は63.2km)であり、現在も走行距離の長さでの最高齢記録は丸山が保持している。
  4. ^ きんさんぎんさんは1992年に99歳で同チャート最高39位を記録しているが、初登場は78位である。
  5. ^ これは岩見隆夫の癪に障ったようである。岩見の様子をみてすぐさま意見を切り替えるあたりはテレビ向きである。以降、番組の司会も丸山より岩見から先にコメントさせている。
  6. ^ 入管時代の同期として、元東京入国管理局局長坂中英徳、現名古屋経済大学大学院教授荒木和夫の2人がいる

関連項目

外部リンク

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