GNOME

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The GNOME Project

GNOME (Mandriva Linux 2008) のスクリーンショット
開発元 GNOME developers
最新版 2.24 / 2008年9月24日
最新評価版 - / -
対応OS クロスプラットフォーム
種別 デスクトップ環境
ライセンス GPL & LGPL
公式サイト GNOME.org
  

GNOMEGNU Network Object Model Environment, グノーム)はX Window System上で動作するデスクトップ環境、またはその開発プロジェクトである。GUIツールキットとして、GTK+を採用し、Linuxや各種BSDなどで動作する。Debian GNU/LinuxUbuntuRed Hat Enterprise LinuxFedoraCentOSVine Linuxなどで標準のデスクトップ環境として採用されている。ライセンスはGNOMEライブラリはLGPL、アプリケーションはGPLである。

なお、綴りが同じであるgnome(地の精)はノームと発音するが、GNOMEはGNUの発音に合わせ、グノームとなっている。

目次

[編集] 歴史

  • 1997年8月 - ミゲル・デ・イカザ(Migel de Icaza)とフェデリコ・メーナ(Federico Mena-Quintero)がGNOMEの開発を開始。1996年10月に開発が始められたKDEに触発されたものと言われている。
  • 1999年3月 - 1.0 - 最初のメジャーリリース
  • 2000年5月 - 1.2 - "Bongo"
  • 2000年8月 - GNOME Foundation設立
  • 2001年4月 - 1.4 "Tranquility"
  • 2002年6月 - 2.0 - GTK+2ベースへのアップグレード
  • 2003年2月 - 2.2 - マルチメディア(GStreamerの採用)とファイルマネージャの向上
  • 2003年9月 - 2.4 - Epiphany、アクセシビリティサポート
  • 2004年3月 - 2.6 - Nautilusがスペーシャルモードヘ移行、新しいGTKファイルダイアログの採用。
  • 2004年9月 - 2.8 - リムーバブルドライブ周辺の改良、Evolutionの追加
  • 2005年3月 - 2.10 - メモリ消費量やパフォーマンスの改良、新しいアプレットやTotemSound Juicerの追加
  • 2005年9月 - 2.12 - Nautilusの改良、Evinceドキュメントビューア・メニューエディタ等の追加。cairoを使った GTK+2.8ベースに。
  • 2006年3月 - 2.14 - パフォーマンスの改善、検索の強化、Ekigaビデオ会議ソフトや管理ツールPessulusの追加。
  • 2006年9月 - 2.16 - Tango Desktop Projectの成果の取り込み、ノートパソコン向けのパワーマネジメントツールの追加、Nautilusの改良
  • 2007年3月 - 2.18 "Simply Beautiful" - ゲームアプリの追加、中国語・日本語の縦書きのサポート、キー管理アプリケーションSeahorseの追加
  • 2007年9月 - 2.20 - 右から左へ記述する言語のサポートを改善、Evolutionの改良
  • 2008年3月 - 2.22 - ウェブカメラソフトCheeseの追加、世界時計、マウスの操作性に関する改良、ユーザ空間の仮想ファイルシステムGVFS
  • 2008年9月 - 2.24 - MaemoLiMoALP等の各種モバイルプラットフォームへの対応、モバイル向けウィンドウマネージャMatchboxの追加、インスタントメッセンジャーソフトEmpathyの追加、Nautilusファイルマネージャへのタブ機能の追加、サウンドテーマ対応、画面解像度管理の改良

開発当初、GNOMEはライバルのKDEと同じく、Windows風のインターフェイスを備えていたが、2.8から先、コアアプリケーションであるNautilusを始めとして、徐々にMac OS X風のインターフェイスを備えるようになった。この変更は賛否を各地で呼んだが、開発は留まること無く続けられている。

なお、GNOMEのバージョンは偶数バージョンのリリース版の他に、開発者向けとみられる奇数バージョンがある。半年ごとに新バージョンがリリースされる。

[編集] デスクトップ環境としてのGNOME

Mac風のインターフェイスを持つGNOMEは、タスク管理をするためにデフォルトでデスクトップの上下にバーを表示するようになっている。上のバーには、左端にメニュー、ランチャ、右端に時計が表示される。下のバーには、アプリケーション毎のウィンドウが表示されるようになっている。バーにはランチャのほかに、パネル・アプレットと呼ばれる常駐型のアプリケーションを追加することができ、これはシステムの状態や天気予報など、さまざまな対象をモニタする目的によく利用される。

その他に利用可能な機能としては、複数のデスクトップ環境を同時に利用可能な仮想デスクトップ機能などを備えている。

GNOMEの配布物は非常に多いため、アップグレードの際は慎重に行う必要がある。OSごとに指定されたインストール方法があるならばそれに従ったほうがよい。通常は専用のパッケージが用意されているが、OSによってはスクリプト形式でアップグレードをサポートしているものもある。

[編集] 開発体制

GNOMEプロジェクトは、他の多くのソフトウェアプロジェクトよりも緩い関係を持った組織である。GNOMEアーキテクチャGNOMEアプリケーションはそれぞれ独自のバージョンとリリーススケジュールを持つ。ただし、これらは半年ごとのGNOME全体の安定版リリースに合わせて、協調して開発が進められる。2000年に設立されたGNOME Foundationは管理作業やリリースを調整したり、GNOMEに含めるプロジェクトの決定を行なう。また、freedesktop.orgではデスクトップ環境間での知識や技術を共有するために標準的な技術を公開しているが、これらがGNOMEに取りこまれることもある。

[編集] ユーザビリティ

GNOMEプロジェクトでは、ユーザビリティの原則を定めたガイドライン、GNOME Human Interface Guidelines (HIG)に従って開発が進められている。

ここでは、細かすぎるインターフェイスはコストが高くなりがちであるとして、注意深く取捨選択することが推奨されている。しかし、このことは「ユーザーをバカだとみなしている」と思われることがあり、Linuxのオリジナル開発者であるリーナス・トーバルズにも批判された。

[編集] リリース(これまでの公開版)

以下は、これまでに公開された主な安定版である。ユーザガイドやリリースノートには、それぞれの特徴が詳細にまとめられてある。

[編集] GNOMEアーキテクチャ

[編集] GNOMEアプリケーション

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 注釈

  1. ^ http://www.gnu.org/press/gnome-1.0.html
  2. ^ http://www.gnome.org/press/releases/gnome14.html
  3. ^ http://mail.gnome.org/archives/desktop-devel-list/2002-June/msg00592.html
  4. ^ http://mail.gnome.org/archives/gnome-announce-list/2003-September/msg00062.html
  5. ^ http://www.gnome.org/press/releases/gnome28.html
  6. ^ http://www.gnome.org/press/releases/gnome210_press_release.html
  7. ^ http://www.gnome.org/start/2.12/press_release/C/
  8. ^ http://www.gnome.org/start/2.14/press_release/C/
  9. ^ http://mail.gnome.org/archives/gnome-announce-list/2006-September/msg00042.html
  10. ^ http://mail.gnome.org/archives/gnome-announce-list/2007-March/msg00056.html
  11. ^ http://arstechnica.com/news.ars/post/20070919-gnome-2-20-officially-released.html
  12. ^ http://mail.gnome.org/archives/gnome-announce-list/2008-March/msg00060.html
  13. ^ http://mail.gnome.org/archives/gnome-announce-list/2008-September/msg00132.html
  14. ^ This page is a listing of GNOME-related projects and their related web pages.
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