Windows Forms

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Windows Forms(一部ではWinFormsとも[1])はマイクロソフト.NET Frameworkに含まれるグラフィカルユーザインタフェースAPIの名称である。Windows APIGDI/GDI+)をマネージコードでラップし、Windowsユーザインタフェース要素へのアクセスを提供する。生産性が高く、複雑なC++ベースのMFCにとって代わるものとされる一方で、Windows FormsはMVCモデルを提供していない。 また、シェル関連など一部のAPIに関してはラッパーが存在しないので、それらをWindows Formsで利用するためにはC++/CLI言語でラッパーアセンブリを作成するか、あるいはP/Invokeなどの手法を用いる必要がある。

なお、Windows Formsのターゲット環境はデスクトップ アプリケーションであり、ブラウザで動作するWebアプリケーションを開発するにはASP.NETなどを利用することになる。

Visual Studioを利用することで、.NET以前のVisual BasicDelphiのように、GUI(デザイナ)で簡単に画面作成やGUI部品の詳細な設定を行なうことができる(RAD)。これは、GUI部品の簡単な配置や簡単な設定までしかできないWin32/MFCのダイアログ エディタとは大きく異なる。作成したウィンドウは、Visual Studio IDEによって直接C#Visual Basic .NETなどのソースコードに変換して出力される(コード ビハインド)。

Hello world[編集]

C#によるWindows Formsを使用したHello worldプログラムの例である。ここで、System.Windows.FormsがWindows Formsの名前空間を表す。

using System;
using System.Windows.Forms;
 
public class HelloWorld
{
   [STAThread]
   public static void Main()
   {
      Form form = new Form();
      form.Text = "Hello world!";
      Application.Run(form);
   }
}

脚注[編集]

  1. ^ WinForms - Mono”. 2013年8月22日閲覧。

関連項目[編集]