Glade Interface Designer

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Glade
Glade 2 logo.svg
Glade Screenshot 2.png
Glade で設計しているところ
最新版 3.18.3 / 2014年04月14日(5か月前) (2014-04-14
プラットフォーム クロスプラットフォーム
サポート状況 活発
種別 GUI設計
ライセンス GPL
公式サイト http://glade.gnome.org
テンプレートを表示

Glade Interface Designer または GladeGTK+GUIビルダであり、GNOME用追加コンポーネントを含む。第3版では一種のプログラミング言語となっており、イベントとは独立していてイベント用コードも生成しない。その代わりに適当なバインディング(例えば、Ada言語なら gtkada)で使えるXMLファイルを生成する。

Glade には3つのバージョンがあり、1つは GTK+ 1 向け、残る2つは GTK+ 2 向けである。フリーソフトウェアであり、GNU General Public License で配布されている。

歴史[編集]

最初の Glade はバージョン 0.1 で、1998年4月18日にリリースされた。

Glade 3 がリリースとなったのは2006年8月12日で、Glade のウェブサイトによれば、エンドユーザーから見た主な変更点は以下のとおりである。

  • あらゆる操作でUndo/Redoサポート
  • 複数プロジェクトをオープンできる
  • コード生成の排除
  • Devhelpによる文脈ヘルプシステム

最大の違いはその中身にある。Glade 3 は完全に書き換えられており、GTK+ 2 の新機能やGObjectシステムの利点を生かすようになっている。実際、Glade 2 が GTK+ 2 に移植される前から Glade 3 のプロジェクトが開始されていた。従って Glade 3 のコードベースは小さく、新たな機能が追加されている。例えば、次のようなものがある。

  • 「着脱可能 (pluggable)」なウィジェットのカタログ。外部ライブラリの持つウィジェット群を実行時に Glade が検出できる。実際 Glade 3 は GTK+ の標準ウィジェットしかサポートしておらず、GNOME UI と DB ウィジェットは別に提供される。
  • 各種 Glade ツール(パレット、エディタなど)がウィジェットとして実装されている。このため、AnjutaScaffoldといったIDEとの統合が容易で、Glade UI の変更が容易である。

GladeXML[編集]

GladeXML は、Glade Interface Designer がフォームをセーブする際のXMLフォーマットである。この文書と libglade ライブラリを使うことでGTK+を使ったフォームを実際に生成できる。

モックアップ(木型)[編集]

Glade はGUIプログラムのモックアップの設計に使える。

他の GTK+ デザイナー[編集]

GTK+ を使ったGUIアプリケーションの設計ができるアプリケーションは Glade だけではない。以下に他の例を挙げる。

コードスケッチャー[編集]

コードスケッチャーとは、GladeXML ファイルからユーザーがソースコードを生成する際の補助となるアプリケーションである。コードスケッチャーの多くは libgrade と GladeXML ファイルを使うソースコードを生成するが、一部は GladeXML ファイルを必要としないコードを生成できる。以下の表は主な GladeXML コードスケッチャーを比較したものである。

名称 作者 言語 ライセンス
eglade Daniel Elphick Eiffel Eiffel Forum License
Gladex Christopher Pax, Charles Edward Pax Perl, Python, Ruby GPL v3
glc Bill Allen Python LGPL
ruby-glade-create-template 武藤昌夫 Ruby
Tepache Sandino Flores Moreno Python LGPL

外部リンク[編集]