Microsoft Silverlight

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Microsoft Silverlight
開発元 マイクロソフト
最新版

5.1.20125.0 - 2013年03月12日(2か月前) (2013-03-12

[+/-]
最新評価版 [+/-]
対応OS Windows
Mac OS X
Windows Phone 7
Symbian OS S60
種別 ウェブ アプリケーション フレームワーク
ライセンス Microsoft EULA,
Microsoft Public License(Ms-PL)
公式サイト www.microsoft.com/japan/silverlight/
テンプレートを表示
Moonlight
開発元 Xamarin
最新版 2.4.1 / 2011年04月6日(2年前) (2011-04-06
最新評価版 4 preview 1 / 2011年04月12日(2年前) (2011-04-12
対応OS Linux
種別 ウェブ アプリケーション フレームワーク
ライセンス オープンソース
公式サイト www.go-mono.com/moonlight/
テンプレートを表示

Microsoft Silverlight(マイクロソフト・シルバーライト)は、マイクロソフトが開発したウェブブラウザ用のプラグイン。

目次

概要 [編集]

Silverlight は当初 WPF/E (Windows Presentation Foundation / Everywhere) と呼ばれていたアニメーション・ベクターグラフィックスの表示や音声・動画再生などの機能を備える、いわゆるリッチインターネットアプリケーション(RIA)プラットフォームで、Windows Presentation Foundation のサブセットの技術として発表された。

RIA プラットフォームとしての特長は Windows Presentation Foundation のサブセットとして位置づけられているように、開発環境や開発スキルに .NET Framework を生かせるところにある。WPF と同様にユーザー インターフェイスは XAML で定義し、ロジックは Visual Basic .NETC#のほか、JScript .NETIronRubyIronPython などの動的プログラミング言語など、各種 .NET Framework 上で動く言語に対応する。

ウェブブラウザは WindowsMac OS X 上で動作する Internet ExplorerSafari 等の主要ウェブブラウザで利用可能となっている。Windows Phone 7 のアプリケーション開発フレームワークとして採用されている。Silverlight 5 からは Xbox 360 にも対応する予定[要出典]

Silverlight では、動画再生で利点が多い。たとえば、広く利用されている Windows Media Video 形式や H.264 形式の動画ファイルを扱える点、IIS 7 の拡張機能である SmoothStreaming を利用して、テレビに近い感覚で動画をザッピングできる点(視聴者の再生環境の帯域と CPU の負荷状況に応じて、適切なビットレートの動画ファイルが配信される)、PlayReady と呼ばれる同社の DRM 技術を採用している点などがあげられる。PlayReady は既存の WMDRM とも互換性があるので、WMDRM で暗号化されている動画ファイルは再エンコードや再暗号化をすることなく、Silverlight で再生することができる。

バージョン [編集]

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

Silverlight 1 [編集]

Silverlight 1.0 は2007年9月6日に公開された[1]

JavaScript を利用したプログラムのみに対応していた。

Silverlight 1.1 では共通言語ランタイム (CLR) や動的言語ランタイム (DLR) を利用したプログラミングに対応し、JavaScript だけでなく .NET や動的言語によってアプリケーションを開発に対応する予定であったが、Silverlight 1.1 はアルファ版までの公開にとどまった。

Silverlight 2 [編集]

Silverlight 2 は2008年10月14日に公開された[2]

このバージョンの小数点表記がなくなった。

Silverlight 3 [編集]

Silverlight 3 は2009年7月11日に公開された[3]

2009年3月18日(日本時間)に Silverlight 3 のベータ版が公開された。

また、ブラウザーのプラグインでありながら、デスクトップアプリケーションのように動作させられる Out Of Browser と呼ばれる機能が実装されている。表現力の面では、Silverlight 3になって疑似 3D やエフェクトをサポートし、Flash Player に近づいた。DeepZoom や Photosynth は他の RIA プラットフォームにはない特徴的な機能である。

Silverlight 4 [編集]

Silverlight 4 は2010年4月16日に公開された[4]。PDC09 で Silverlight 4 が発表され、同日からベータ版の提供が開始された。MIX10 で RC 版が発表された。

Silverlight 4 の主な新機能は、Web カメラ、マイクのサポート、オフラインの DRM 対応、マルチキャストストリーム、コピー・アンド・ペースト、ドラッグ・アンド・ドロップ、マウスホイール、右クリック、印刷のサポートなど。さらに、ブラウザー外実行と呼ばれる機能が拡張されており、使用者権限の昇格モード(信頼されたアプリケーション)を備えることによって、ローカルファイルへのアクセスやアプリケーション内での HTML レンダリング、COM オートメーションなどがサポートされる。

Silverlight 5 [編集]

2011年12月6日に公開された。

Silverlight 5 では以下のような機能が含まれる。

  • 動画のハードウェア アクセラレーション
  • メディア コンテンツの変速再生(機能名:トリックプレイ)
  • パワー マネージメント
  • リモート コントロール
  • 文字の表示の改善と OpenType 機能の完全対応
  • 印刷機能の強化
  • グラフィックのハードウェア アクセラレーション
  • アウトオブブラウザ機能の強化
  • 自動 UI テストの対応
  • 起動の高速化と、Internet Explorer 9 のハードウェア アクセラレーション機能の対応
  • 64 ビット版ブラウザーの対応

米国時間2011年4月4日に Silverlight チームは2011年4月12日から14日までラスベガスで開かれた MIX で Silverlight 5 ベータを発表する予定であることを明らかにした[5]

なお、Silverlight 5 をもって、Silverlight の開発終了の可能性が報道されている[6]。サポート期限はリリースの10年後の2021年10月12日で、従来のバージョンよりもはるかに長い。ただし、未来の全てのウェブブラウザをサポートするわけではないとしている。Silverlight 4 のサポート期限は2013年1月8日までで、Silverlight 3 のサポートはすでに終了している。

Moonlight [編集]

Moonlight は .NET Framework のオープンソース実装であるMonoの開発プロジェクト主導により開発が行われている Microsoft Silverlight のオープンソース実装である。Moonlight は Silverlight 2 に基づいている。ただし、Monoプロジェクトはオープンソースであるがゆえに、Moonlight 単体で DRM 保護コンテンツがサポートされる見込みはない。DRM 対応プレイヤーをオープンソースで実装することは DRM の技術的意義に馴染まないからである[7]

普及率 [編集]

Silverlight の普及率
バージョン 普及率
未インストール 24.36%
Silverlight 3 0.69%
Silverlight 4 64.69%
Silverlight 5 10.33%
RIAStats.com(2012年4月26日時点)[8]

2009年11月19日には PDC09 (Professional Developers Conference 2009) の基調講演において、この基調講演では「さまざまな有力なイベントの動画中継を担当することで、Silverlight の普及率は上がっている。2008年夏の時点で 33% だった普及率が、現在では 45% まで向上した」とも発表されている[9]

2010年3月16日の MIX10 の基調講演では、前年の PDC09 のときに 45% だった普及率は「いまは60% に近づくほど勢いが加速している」と発表された。

RIAStats.com の調査では、2011年6月20日時点、Mac OS X での普及率は44.44%、Linux での Moonlight の普及率は25.13%。

藍澤光 [編集]

藍澤光はマイクロソフト台湾法人が Silverlight のプロモーションのために作った美少女キャラクター。2010年9月27日登場。作者は pixiv にも絵を掲載している台湾在住のイラストレーター「shinia」。名前の読みは中国語ではなく日本語読みの「あいざわ ひかる」が正式名称である。

マイクロソフトが公式で行っているとは思えないほどの、企業イメージとはあまりにかけ離れた「萌えキャラ」ぶりに、台湾のみならず日本オタクからも注目を集めた。

台湾版の Silverlight 公式サイト(「外部リンク」の項参照)には藍澤光のイラストが大きく表示され、藍澤光の壁紙のダウンロードやファンイベントの告知が前面に押し出されている。完全にSilverlightのプロモーションそっちのけでオタク向けに舵を切ったその路線は、「もはや何のサイトだかよく分からない」とまで評されるに至っており[10]、全世界のマイクロソフトの中で異彩を放っている。

なお、類似のキャラクターとして日本マイクロソフト公認(公式ではない)の Windows 7 プロモーションキャラクター「窓辺ななみ」が挙げられる。窓辺ななみは MSDN 内の漫画『クラウド ガール -窓と雲と碧い空-』に登場している。

企画・イベント [編集]

公式サイト上では季節に応じた藍澤光の壁紙イラストやスクリーンセーバーデスクトップアクセサリーの配布が行われているほか、マイクロソフト台湾法人主催の各種コンテストやイベントが開催されている。

  • 2010年12月には、当初の「四女」という設定通り、3人の姉も公開された。4人はそれぞれ外見の特徴や性格が大きく異なり、オタクが好む様々なタイプの美少女キャラクターが揃う形となっている。
  • さらに同月には、「クリスマス特別企画」として、四姉妹のうちの誰かとクリスマスにデートをするという、まさに「ギャルゲー」そのもののゲームも公式サイトにて公開された。
  • 藍澤光の担当声優もこの時期に姚敏敏(台湾の声優)であると公表された。
  • 2011年にはイラスト作者も投稿している pixiv で、イラストコンテストがマイクロソフト台湾法人も協賛する形で開催された。
  • 同年2月にはバレンタインデーを記念したコスプレコンテストを開催。優勝者はその後の各種イベントでキャンペーンガールとして登場している。
  • 藍澤光の「誕生日」である同年9月27日には、1日限定で特製の壁紙の配布が行われた。
  • 同年11月にはハロウィンパーティーを兼ねた藍澤光ファンイベントが開催予定である。
  • 2012年1月1日には、台湾ではなく日本のマイクロソフトの企画により、事前の応募者宛クラウディア・窓辺とコラボレーションした年賀状が届けられた
  • 2012年4月1日には、KDDIウェブコミュニケーションズのCLOUD CORE VPSエイプリルフール企画により、マイクロソフト台湾法人の許可のもと、オマージュである雲野コアというキャラクターが出現した。キャラクターを描いたのは藍澤光と同じくshiniaである。
この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

脚注 [編集]

[ヘルプ]

外部リンク [編集]