freedesktop.org

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
freedesktop.org のロゴ

freedesktop.org(フリーデスクトップドットオルグ、fd.o、エフディードットオー)とは、LinuxおよびUNIXオペレーティングシステム上のX Window System(X11)のためのフリーソフトウェアデスクトップ環境の相互運用性と共通基盤技術に関するプロジェクトである。2000年3月、ハヴォック・ペニントンが設立した。

このプロジェクトはユーザーの視点で行われている。X11には様々な開発環境があるが、これらが共通化されることはないと思われる。このプロジェクトは各開発フレームワーク間の差異がユーザーから見えないようにすることを目的としている。

X11 のフリーなデスクトップ環境として最もよく使われている GNOMEKDE は、このプロジェクトと密接に連携している。Xfce も、その 4.0 版よりfreedesktop.org 準拠となっている。 freedesktop.org は2006年、デスクトップ環境の共通インタフェースを集めた Portland 1.0(xdg-utils)をリリースした[1]

freedesktop.org がかつて X Desktop Group と名乗っていたため、"XDG" という省略形がプロジェクト関連でいまだによく使われている。

目次

[編集] 傘下プロジェクト

freedesktop.org はいくつかの関連プロジェクトを傘下におさめている[2][3]。以下に主なものを挙げる:

[編集] 目的

このプロジェクトは定式化された標準規格を定めることが目的ではない。むしろ、なるべく早く相互運用性の問題を明らかにし、対処することを目的としている。

  1. 既存の仕様、標準、X デスクトップの相互運用性に関する文書を集め、広く利用できる形で保管する。
  2. X デスクトップに共通な新たな仕様や標準規格の開発を促進する。
  3. デスクトップ環境の標準規格を、Linux Standard BaseICCCMなどの全体的な標準規格とするべく努力する。
  4. 特定の X デスクトップでそれら標準規格の実装を行う。
  5. X デスクトップ技術に関するアイデアを共有するための中立組織として働く。
  6. X デスクトップの相互運用性とフリーな X デスクトップの普及促進のための技術実装を行う。
  7. X デスクトップとその標準をアプリケーション開発者に普及させるべく働く。
  8. フリーなオペレーティングシステムのカーネル開発者、X Window System 自体の開発者、OSディストリビューションなどとデスクトップ関連問題について話し合う。
  9. 以上のような目的に沿ったプロジェクトに対して、CVS、Webホスティング、メーリングリストなどのリソースを提供する。

[編集] 参考文献

  1. ^ Portland points desktop Linux at $10 billion market, DesktopLinux.com, 2006年10月11日
  2. ^ freedesktop.org - FreedesktopProjects
  3. ^ freedesktop.org - Software

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語