Fontconfig
| 開発元 | キース・パッカード |
|---|---|
| 最新版 | 2.8.0(2009年11月18日) |
| 対応OS | Unix系システム |
| 種別 | フォント処理ライブラリ |
| 公式サイト | http://fontconfig.org/ |
Fontconfig(フォントコンフィグ、fontconfig)はライブラリであり、システム全体のフォント設定、カスタマイズやアプリケーションからのアクセスを提供するように設計されている。fontconfig はキース・パッカードによって作られメンテナンスされている。
fontconfig は permissive free software licence のもとで配布されているので、フリーソフトウェアである[1]。
アプリケーションは二つの方法で fontconfig を利用できる。
- システム上で利用できるフォントを検索する
- あるパラメータ(パターン)にマッチするフォントを問い合わせる。すると fontconfig は属性がパターンで指定されたものにできるだけ近くマッチするフォントを返す。
フォントのマッチを行なうため、fontconfig はインストールされているすべてのフォントについての多様な活字組の情報を保存する。例えば、フォントファミリー、太さ、dpi、Unicode の対応範囲などの情報である。この情報はフォントの置き換えを行うためにも使われる。
目次 |
[編集] ファイル
fontconfig は設定ファイルに XML フォーマットを使っている。fontconfig ファイルに対する DTD は通常 /etc/fonts/fonts.dtd に置かれている。
最上位の設定ファイルは通常 /etc/fonts/fonts.conf である。いくつかの他の設定場所も参照するが、有ることもあり無いこともある。
- /etc/fonts/local.conf
- /etc/fonts/conf.d directory
- ~/.fonts.conf
設定ファイルの簡単な例
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<!-- すべてのフォントに対してアンチエイリアスを有効にする -->
<match target="font">
<edit mode="assign" name="antialias"><bool>true</bool></edit>
</match>
</fontconfig>
詳細については fontconfig マニュアルに記載されている。
[編集] ユーティリティ
fontconfig にはフォント設定を管理する4つのコマンドラインユーティリティが含まれている。
- fc-list: fontconfig が知っているすべてのフォントまたはパターンにマッチするすべてのフォントの一覧を表示する。
- fc-cache: 指定されたフォント内の読み込み可能なすべての FreeType フォントのキャッシュを作成するか、設定ファイル内で指定されたすべてのディレクトリ内の読み込み可能なすべての FreeType フォントのキャッシュを作成する。
- fc-cat: キャッシュファイルまたはフォントディレクトリからフォント情報を読み込み、ASCII 形式でそれを出力する。
- fc-match: 利用可能な最良のフォントを見つけるための通常の fontconfig のマッチングルールを使ってフォントパターン(デフォルトで空のパターン)にマッチさせる
Fontconfig は FreeType というフォントのレンダラと、expat という XML パーサライブラリという、二つのフリーソフトウェアに依存している。
Fontmatrix は上位の階層にあるツールでグラフィカルユーザインタフェイスで fontconfig を使ってシステム上でフォントを表示したり、選択したり、管理するのに役立つ。
[編集] バージョンの付け方
最後の番号が90以上のときはプレリリースバージョンを示す、というバージョンの付け方をfontconfig では使っている。
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
- ^ “fontconfig-2.6.0.tar.gz("COPYING" というファイルを参照のこと)”. 2008年6月21日閲覧。 “Permission to use, copy, modify, distribute, and sell this software and its documentation for any purpose is hereby granted without fee, provided that the above copyright notice appear in all copies and that both that copyright notice and this permission notice appear in supporting documentation, and that the name of Keith Packard not be used in advertising or publicity pertaining to distribution of the software without specific, written prior permission...”
|
||||||||||||||||