老部

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康熙字典 214 部首
羽部 老部 而部
1 丿 2
3
广
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7
8
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10 11 鹿
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老部(ろうぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では125番目に置かれる(6画の8番目、未集の8番目)。

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「老」字は年老いたことを意味する。動詞として用いられる時は、自動詞で老いて官職を退くこと、他動詞で老人を敬い養うことを意味する。名詞としては高齢の有徳者や臣下幕僚への尊称として用いられ、天子の大臣である上や上を意味したり、大夫の家臣である家老を意味した。また衰えるさま、老練であるさまを意味する。『説文解字』は「」「」「(変化)」の会意文字とするが、甲骨文を見ると、髪が薄く背の曲がった老人が杖をつく様子に象っている。

偏旁の意符としては老いに関することを示す。このとき上のの位置に置かれるが、匕部分を省略した「」が用いられることが多い。

老部では上記のような意符を構成要素に持つ漢字を収める。また「者」のように楷書で「」形の筆画をもつようになった漢字も収めている。ちなみに「者」は康熙字典では篆書に倣い「」の下に点が入った形の「」とするが、現在は日本・中国・台湾・香港ともに楷書に従い、点のない「者」とする。

部首の通称[編集]

  • 日本:おいがしら・おいかんむり
  • 韓国:늙을로부(neulgeul ro bu、老いた老部)
  • 英米:Radical old

部首字[編集]

例字[編集]

  • 2:考、4(者)・耆