身部

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康熙字典 214 部首
足部 身部 車部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

身部(しんぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では158番目に置かれる(7画の12番目、酉集の12番目)。

Gustav Klimt 023.jpg

「身」字は人間の体の幹となる首より下で腿よりも上の部分を指す。『説文解字』は形声文字とするが、甲骨文など古文字を見ると、腹部が隆起した人の象形であり、本義は妊娠の意味と考えられる。『詩経』などには「身」字に妊娠の意味を表すものがあり、また「身重」という熟語で妊娠していることを意味した。「娠」字とは同音であり、同源字と考えられる。また「身」字は体の幹部分の意味から引伸して首以上の部分を除いた体全体を指すようになり、人間だけでなく動物の体や器物の主幹となる部分を指すようにもなった。さらに自分自身を指したり、副詞として自分から行うことを意味している。

偏旁の意符としては身体に関することを示す。このとき左側の偏の位置に置かれ、左右構造を作る。

身部はこのような意符を構成要素にもつ漢字を収める。

なお中国の新字形において偏の位置にある「身」は「」のように最後の画であった払いを横画とつなげて「フ」形としている。

部首の通称[編集]

  • 日本:み・みへん
  • 中国:身字旁
  • 韓国:몸신부(mom sin bu、からだの身部)
  • 英米:Radical body

部首字[編集]

例字[編集]

    • 3:躬、6:躱、9:躾・(躯4)、17:軈