山本竜二
山本 竜二(やまもと りゅうじ、1958年8月19日 - )は、日本の元AV男優、元AV監督、俳優。本名は山本 龍二。京都府京都市出身。現在は、芸能活動についてはバグジーと業務提携して活動している。血液型はB型。
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[編集] 経歴
叔父は往年の時代劇スター嵐寛壽郎、父親は大映俳優で殺陣師の佐々木小二郎、祖父は大映京都、宝塚映画の制作主任小林利勝という、芸能の血筋の家に生まれる。女優の森光子とも縁続きにあたるが、血のつながりはない。
高校生の時から映像京都の大部屋俳優として活動する。映像京都の活動縮小に伴い東京へ移り、事務所所属の一俳優として正式にデビューする。多くのTVドラマに出演するも、所属事務所が倒産し、仕事が激減してしまった。
他の仕事で食いつなぐうちに、偶然しょんべん横丁で知り合った縁でピンク映画関係者から声がかかり、ピンク映画に出演することとなる。京都時代に培った演技力と天性のキャラクターが評価され、一躍、ピンク映画で売れっ子の存在となる。以降、映画・アダルトビデオ・ゲイ・スカトロ・熟女とジャンルを問わず、男優だけでなく監督としても幅広く活躍した。一方、ポルノと対極の一般分野にも再び活動の幅を広げ、多数の作品やバラエティー番組等に出演し、存在感を発揮している。
現在は役者業の傍ら、中野区大和町で居酒屋『竜ちゃん』を経営し、自ら厨房に立つ。切っ掛けは、脳梗塞を患ってしまい、それまでのようなハードな仕事ができなくなってしまった為である。
最初の妻にはスカトロ作品に出演していることを隠していたが、山本の特集記事が掲載された「平凡パンチ」が見つかったことにより発覚し、「私とうんこ、どっちをとるの!?どっちかにして!」と責められた結果、後者をとった形となった。その後、AV女優の大沢裕子と再婚したが、後に大沢とも離婚している。離れて暮らす娘がいることを、自伝で語っている。
[編集] 特徴
スカトロ作品に多く出演しており、同業者の加藤鷹は「多分、世界一うんこを食べている」と評している。スカトロ作品を自ら監督する事もあり、その内容は段々と過激になっている。それは制作会社のスタッフも引いてしまうほどで、「企画書は出さなくていいので、口頭で内容を教えてください」と言われたり、却下されてしまう事もあるという。[1]
気が小さく、強面の人が苦手。暴走族やその類が大の苦手だが、よく絡まれる。[1]
対応ジャンルの幅広さを証明するエピソードとして、ある日AV撮影のためにスタッフが用意したワゴンに乗り込んだところ、女優の姿が見えず、不安に思った山本がスタッフに確認しようとしたところ、車の後部から「コッコッコッコッコ…」と鶏の鳴き声が聞こえてきたというものがある(このネタはビートたけしほか、多くの者が山本のキャラクターを語る際に引用している)。
射精のタイミングをコントロールできる(週刊誌のインタビューで語った)。
[編集] GyaOジョッキー出演時に語られたエピソード
加藤鷹が司会を務める番組「加藤鷹のオマーン★コーナーキック」(GyaO)で加藤がよく山本の事を取り上げていた。その為、山本は出演する事になり、山本が出演した回は「スカトロ 竜二 ナイト」と題し放送された。
加藤の口からはスカトロ作品に多く出演している事が語られた。山本は出演時に「うんこは幸運の女神」と語ったり、「俺は外見よりも体から出てくるものに興味がある」とレギュラー出演者の長谷川瞳の水着姿に興味を示さなかった。
1989年頃、樹マリ子の「この女・淫乱につき」でアナルに指をつっこみ、人差し指先端に出てきた樹の多少液体に近いうんこを「うんっ何やら田舎の懐かしい匂いがしてきたよ」といいながら口にパクッと入れ食った。
スカトロ作品ではないが、ある作品で仰向けに寝ている山本にAV女優に手コキでイカせようとしてピストン運動を続け、イク時に「あーっキタキタキタキタキターっキタミナミヒガシニシ(北南東西)」と叫んでいた。
本人曰く、妥協を許さない性格。ある撮影で月経の血が必要になったが、AV女優の生理が遅れ撮影当日に本物の血が使えない事になった。しかし、山本はその女優の生理がくるまで待ち、後日、撮影した。因みにその時撮影したAVはスカトロ作品でその血で紅茶を入れて飲んだという。
ニューハーフ好きである。山本は日本で初めてビデ倫を通したニューハーフのAV作品を監督した人物である。また、日本に"シーメール"という言葉を広めた人物でもある。因みにそのニューハーフAVには加藤鷹が出演している。
「トップランナー」(NHK)のオープニング映像に出演した事がある。出演した経緯は、オープニングを制作した制作会社の人が山本のファンであったため。山本の出演はNHKの人間には知らされていなかった様で、出来上がった映像を見て、山本が出演している事を知ったNHKのスタッフは即座に出演NGを出したという。しかし他の映像に差し替える事も難しかったため、NHKは放送日を1週間ずらし、放送時間を繰り下げて放送するという措置をとった。ただし、NHKのドラマに出演しており、善良な小市民役などが多い。
アラカンの甥という血筋は、数多い七光りタレントの中でも群を抜いて目立つ毛並みであるが、実際は七光りというほどの恩恵は受けていないことや、仕事がらもあって表に出すことは少ない。唯一の例外がピンク映画「超過激本番・失神」で、七変化でヒロインの危機を救う正体不明ヒーローの扮装として、きっちり叔父の持ち役である鞍馬天狗と明治天皇を演じた。劇中扮装とはいえ映画で天皇を演じた唯一のAV俳優(そもそも天皇が登場する映画自体が滅多にない)である。
町を歩いていたら、暴走族にからまれ横付けしてきた車に乗っていた怖い男性に「お前、うんこ食ってるだろ!」と叫ばれた事がある。
俳優として一般作品にも出演しているため、スカトロ作品への出演が出来なくなった時期があり、「山本竜二はうんこを食べ過ぎて死んだ」という死亡説が流れた事がある。そのため、死亡説が流れた後に町で会ったファンに「生きてて良かった!」と感動された事がある。
スカトロ作品に出演している割には、極度の潔癖症であり、スカトロ作品の撮影が終わると人一倍うがいや手洗いを繰り返す。
[編集] 出演作品
[編集] ポルノ(ピンク映画・アダルトビデオ)
- 多数出演
[編集] 一般映画
- 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年、男はつらいよシリーズ30作目) - アベックの男、バーの客 役
- どついたるねん(1989年) - マスター 役
- 危ない話(1989年) - マスター 役
- 乙女物語 あぶないシックスティーン(1990年) - 竹田 役
- 乙女物語 お嬢様危機イッパツ!(1990年) - AV監督 役
- ラ・ヴァルス(1990年) - 準主役
- ウルトラQ ザ・ムービー 星の伝説(1990年) - 警官 役
- 鉄拳(1990年) - ゲームセンター店長 役
- 新・同棲時代(1991年) - 警備員・松尾 役
- 病は気から 病院へ行こう2(1992年)
- 女体渦巻地帯(SPIRAL ZONE)(1992年) - ハリケーンの政、明治天皇、鞍馬天狗 役 ※1996年度リール国際トラッシュ映画祭グランプリ作品
- トカレフ(1994年) - 管理人 役
- 突然炎のごとく(1994年) - スワッピングの夫 役
- お天気お姉さん(1996年) - 宝山寿男 役
- 鬼火(1997年) - 藤間廣 役
- 難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版 XII 逆転相続(1998年) - 村澤壮一郎の息子 役
- 極道懺悔録(1998年) - 大門 役
- 降霊(1999年) - MAミキサー 役
- 日曜日は終わらない(1999年)
- 新唐獅子株式会社(1999年) - ダーク荒巻(準主役)役
- 難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版 XIV 借金極道(2001年) - 佐久間耕一 役
- 極道の妻たち・地獄の道づれ(2001年) - 組長 役
- ダイエット・ラブ(Love on a diet,瘦身男女)(2001年、香港映画)
- HOTARU くノ一忍叫伝(2001年)
- LADY PLASTIC(2001年) - クラブの客 役
- 修羅の群れ(2002年)
- およう(2002年) - 井口 役
- 実録ヒットマン〜妻 その愛〜(2002年) - 佐藤 役
- GUN CRAZY 復讐の荒野 A WOMAN FROM NOWHERE(2002年) - 賞金稼ぎ 役
- KUMISO(2002年) - クラブの客 役
- IKKA:一和(2002年)
- 輪舞曲 RONDO(2003年) - 網家功美 役
- HEAT -灼熱-(2003年) - 広東人経営者 役
- らくだ銀座(2004年) - 肉の秋元 大将 役
- フレンズ 信じるもののために(2004年)
- 「超」怖い話 THE MOVIE 闇の映画祭(2005年)
- kiss me or kill me 届かなくても愛してる(2005年)
- 虚空~COCOO~(2005年)
- 夏音 Caonne(2006年)
- 無認可保育園 歌舞伎町 ひよこ組(2007年)
- 光る -change the life-(2009年)
- 修羅の覇道(2010年)
- スマグラー -おまえの未来を運べ-(2011年10月22日公開、監督:石井克人)
[編集] Vシネマ・ビデオ
- 難波金融伝 ミナミの帝王13 システム金融(1999年)
- 暴力商売 金融餓狼伝(2001年、大映/東映ビデオ)
- 暴力商売 金融餓狼伝2(2001年、大映/東映ビデオ)
- DEVISUAL ver.0 デビルマン解体新書-シレーヌ編-(2004年)
- 工業哀歌バレーボーイズ(2006年)
- まいっちんぐマチコ先生 Go! Go! 家庭訪問!!(2007年)
- 裏盃の軍団 第二部/第三部(2010年、GPミュージアムソフト) - 田渕組組長
- この男たち、凶暴にて。 第二幕(2011年、GPミュージアムソフト)
- リベンジ~血の報復~(2011年、GPミュージアムソフト)
- 狼たちの掟(2011年、GPミュージアムソフト)
- アウトローズ(2011年、GPミュージアムソフト)
- 外道坊2(2011年、GPミュージアムソフト)
- 跡目奪還(2011年、オールインエンタテインメント)
- アンダーグラウンド(2011年、オールインエンタテインメント)
[編集] 一般テレビ
- ウルフルズ(「明日があるさ」、「しあわせですか」PV)
- スピッツ(「運命の人」PV)
- FLOW(「贈る言葉」PV)
- とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ、コント「ギャラクシーフジヤマ」) -山本副艦長 役
- 快楽天国MANZ倶楽部(北海道テレビ )- レギュラー司会
- こちらナンパ橋交番前(1993年、関西テレビ )- 飯島愛と共にゲスト出演した。
[編集] テレビドラマ
- 第49話 -座敷客、捕り手、同心 役
- 第51話 -牢番、同心 役
- 第65話 -鉄砲方花火職人、鍵屋花火職人、屋台商人 役 その他
- 第2シリーズ第9話 -山賊 役 その他
- 第4話 -心中者 役
- 第6話 -馬鹿息子 役 その他
- おれたち夏希と甲子園(1982年、NHK)
- 新五捕物帳(1985年、日本テレビ 第185回「真心のお守り袋」)
- 東京ストーリーズ(1990年1月18日、フジテレビ 第12回「結婚記念日」)- ヤクザ風の男 役
- 火曜サスペンス劇場 (日本テレビ)
- 六月の花嫁4 結婚適齢期(1991年6月25日)
- 警視庁鑑識班13(2002年1月8日)- 小谷慎二 役
- 警視庁鑑識班18(2005年2月1日)- 所轄署刑事 役
- DRAMA COMPLEX(ドラマ・コンプレックス) (日本テレビ)
- たそがれ葬儀屋探偵の災難(2005年12月20日)
- ふぞろいのイレブン(1993年、関西テレビ・阪急ドラマシリーズ)- 吉田先生 役
- 月曜ドラマスペシャル「演歌・唱太郎の人情事件日誌1」(1996年9月2日、TBS)
- 父さんは森に隠れる(1997年、NHK・ドラマ新銀河)
- 私の中の誰か〜買い物依存症の女たち〜(1998年、NHK水曜ドラマの花束 第3話)
- 盤嶽の一生(2002年5月、フジテレビ 第5話「落としもの」)
- 妻夫木聡“グリース”な青春(2003年8月31日、日本テレビ)
- 日曜イベントアワー 「京女刑事・真行寺メイ2 絹の道・殺人事件」(2005年03月06日、テレビ東京・BSジャパン)- 黒田刑事 役
- 篤姫(2008年2月、NHK大河ドラマ)- 竪山武兵衛 役
- 水戸黄門・第38部(2008年6月9日、TBS 第21話「父帰る!ここは下田の湊町・下田」)- 茂三 役
- ケータイ捜査官7(2008年11月、テレビ東京 第29話「発進!ソリッド」)- 研究所職員 役
- 必殺仕事人2009(2009年5月、朝日放送・テレビ朝日 第14話「武士の異常愛」)- 三次 役
- 金曜プレステージ 平岩弓枝・作家50年記念「嫁の座」(2009年5月29日、フジテレビ)- 接待客 役
- 月曜ゴールデン 「おんな風来マジシャン・マリコの殺人事件簿」(2010年2月8日OA、TBS)- 所轄署刑事 役
- ひとりじゃない(2011年1月15日、BSフジ開局10周年記念ドラマ 第2話)
- 月曜ゴールデン 「警視庁鑑識課~南原幹司の鑑定2~」(2011年11月28日OA、TBS)
[編集] ラジオ
- ビートニクラジオ(2000年3月、JFN系)
- 妖異金瓶梅(青春アドベンチャー)(2003年1月、NHK-FM)
- シリーズ・ドイツの現代文学『カレーソーセージ』(2006年9月、NHK-FM)
- ゴー傑P(2008年5月、MBSラジオ)
- 魔岩伝説(青春アドベンチャー)(2011年5月~6月、NHK-FM 第11話(6月13日)他) - 徳川家康 役 その他
[編集] CM
- ソフト99 クイックワン(ソフト99コーポレーション) - 嵐寛壽郎をとり囲む新選組隊士 役
- サッポロ一番 バソキヤ3(サンヨー食品)
- キューンレコード
- EMIミュージック・ジャパン
[編集] 書籍
[編集] 自著
- 「男優 山本竜二」(大洋図書、2010年) - 初の自伝本
[編集] 関連本
- 「悪人志願」(メディアワークス、1999年) - 本橋信宏 著
- 「ニッポン突撃潜入血風録」(大洋図書、2007年) - 石井達哉 著
- 「風俗TOPの履歴書―山本竜二―」(綜合図書、2011年※電子書籍化による再出版) - 本橋信宏 著
他多数
[編集] 脚注
- ^ a b 「加藤鷹のオマーン★コーナーキック」(GyaO)