「奥美濃カレー」の版間の差分

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'''奥美濃カレー'''(おくみのカレー)は、[[岐阜県]][[郡上市]][[白鳥町 (岐阜県)|白鳥町]]を中心に販売されている[[カレー|カレーソース]]及び、[[カレーライス]]である。
'''奥美濃カレー'''(おくみのカレー)は、[[岐阜県]][[郡上市]][[白鳥町 (岐阜県)|白鳥町]]を中心に販売されている[[カレー]]及び、[[カレーライス]]である。


[[地域おこし|地域振興]]の一環で地域[[ご当地グルメ]]として展開しており、[[2007年]]9月現在、郡上市内32店舗(58品目)で提供されている。イメージキャラクタは「カレーのCちゃん」。
[[地域おこし|地域振興]]の一環で地域[[ご当地グルメ]]として展開しており、[[2007年]]9月現在、郡上市内32店舗(58品目)で提供されている。イメージキャラクタは「カレーのCちゃん」。カレーの味は東京のカレー店「パク森」の店主森幸男からアドバイスを受けた


== 定義 ==
== 定義 ==
[[郡上市]]で生産されている食材や天然水を使用し、[[ルー (食品)|ルー]]の隠し味として郡上市特産の地[[味噌]]([[郡上味噌]]を使用する。郡上味噌を使用する事以外には強制力がなく、各店舗オリジナルのカレーを展開している。
「奥美濃カレープロジェクト」では、「[[郡上市]]で生産されている食材や天然水を使用し、隠し味として郡上市特産の[[郡上味噌]]を使用したカレー」と定義されている。


郡上味噌を使用する事以外は自由であるため、各店舗がそれぞれのカレーを製造販売しており、[[レトルト]]パック入りの商品も存在する。
カレーの味については東京のカレー店「パク森」の店主森幸男がアドバイスを行っている。


== 食材 ==
== 食材 ==
郡上市は山河の幸が豊富であり、様々な食材がある。奥美濃カレーで使用され、郡上市特産品の代表的なは以下の食材である。
奥美濃カレーで多く使用され、郡上市特産品の代表的な食材は以下の通りである。
* [[飛騨牛]]
* [[飛騨牛]]
* [[奥美濃古地鶏]]
* [[奥美濃古地鶏]]
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* [[イノシシ]]・[[シカ]]
* [[イノシシ]]・[[シカ]]


== 歴史 ==
== 活動 ==
* [[2006年]]([[平成]]18年)11月:郡上市白鳥町商工会が中心となり、研究が始まる。やがて、奥美濃カレープロジェクト実行委員会が発足。
* [[2006年]]([[平成]]18年)11月:郡上市白鳥町商工会が中心となり活動が始まる。奥美濃カレープロジェクト発足。
* [[2007年]](平成19年)[[1月25日]]:第1回奥美濃カレーコンテストを実施。
* [[2007年]](平成19年)[[1月25日]]:第1回奥美濃カレーコンテストを実施。
* 2007年(平成19年)[[1月30日]]:第2回奥美濃カレーコンテストを実施。
* 2007年(平成19年)[[1月30日]]:第2回奥美濃カレーコンテストを実施。
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* 2007年(平成19年)[[6月2日]]-3日:[[静岡県]][[富士宮市]]で開催された第2回[[B-1グランプリ]](全国の[[B級グルメ]]のコンテスト)に出場(11位)。
* 2007年(平成19年)[[6月2日]]-3日:[[静岡県]][[富士宮市]]で開催された第2回[[B-1グランプリ]](全国の[[B級グルメ]]のコンテスト)に出場(11位)。
* [[2009年]](平成21年)[[4月1日]] 奥美濃カレー協同組合が創立。
* [[2009年]](平成21年)[[4月1日]] 奥美濃カレー協同組合が創立。

奥美濃カレー青年部も設立された。協同組合では、Tシャツやイメージキャラクターのストラップなどの販促品も発売している。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [郡上味噌]]
* [[地域おこし|町おこし]]
* [[地域おこし|町おこし]]
* [[ご当地グルメ]]
* [[ご当地グルメ]]

2012年1月24日 (火) 03:50時点における版

奥美濃カレー(おくみのカレー)は、岐阜県郡上市白鳥町を中心に販売されているカレー及び、カレーライスである。

地域振興の一環で地域ご当地グルメとして展開しており、2007年9月現在、郡上市内32店舗(58品目)で提供されている。イメージキャラクタは「カレーのCちゃん」。カレーの味は東京のカレー店「パク森」の店主森幸男からアドバイスを受けた。

定義

「奥美濃カレープロジェクト」では、「郡上市で生産されている食材や天然水を使用し、隠し味として郡上市特産の郡上味噌を使用したカレー」と定義されている。

郡上味噌を使用する事以外は自由であるため、各店舗がそれぞれのカレーを製造販売しており、レトルトパック入りの商品も存在する。

食材

奥美濃カレーで多く使用される、郡上市特産品の代表的な食材は以下の通りである。

活動

  • 2006年平成18年)11月:郡上市白鳥町商工会が中心となり活動が始まる。「奥美濃カレープロジェクト」発足。
  • 2007年(平成19年)1月25日:第1回奥美濃カレーコンテストを実施。
  • 2007年(平成19年)1月30日:第2回奥美濃カレーコンテストを実施。
  • 2007年(平成19年)4月9日:正式販売開始。
  • 2007年(平成19年)6月2日-3日:静岡県富士宮市で開催された第2回B-1グランプリ(全国のB級グルメのコンテスト)に出場(11位)。
  • 2009年(平成21年)4月1日 奥美濃カレー協同組合が創立。

奥美濃カレー青年部も設立された。協同組合では、Tシャツやイメージキャラクターのストラップなどの販促品も発売している。

関連項目

外部リンク