「北宇都宮駐屯地」の版間の差分

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2009年12月22日 (火) 18:54時点における版

宇都宮飛行場
IATA:N/A - ICAO:RJTU
概略
空港種別 軍用
管理者 防衛省
航空管制 陸上自衛隊
海抜 101m
位置 栃木県宇都宮市上横田町北緯36度30分53秒 東経139度52分14秒 / 北緯36.51472度 東経139.87056度 / 36.51472; 139.87056
滑走路
方向 ILS m×幅 表面
01/19 YES 1,700m×45m 舗装

北宇都宮駐屯地(きたうつのみやちゅうとんち、JGSDF Camp Kita-Utunomiya)は、栃木県宇都宮市上横田町1360に所在し、航空学校宇都宮校等が駐屯する陸上自衛隊駐屯地である。

1,700m滑走路を持つ宇都宮飛行場があり、駐屯部隊の大部分を航空科が占めている。(航空学校宇都宮校、第12ヘリコプター隊第1飛行隊及び東部方面管制気象隊第4派遣隊)

また、官公庁航空機(防衛省、海上保安庁、都道府県警察ヘリコプター消防防災ヘリコプター)の製造・整備を行う富士重工業宇都宮製作所(航空宇宙カンパニー)南工場と栃木県警察航空隊が同駐屯地に隣接しており、飛行場を協定により共同使用している。

駐屯地司令は、航空学校宇都宮分校長が兼務。

航空保安無線施設

局名 種類 周波数 識別信号
NIKKO NDB 389.0KHz JD
UTSUNOMIYA TACAN Ch-058Y JDT

航空管制

TWR 126.2MHz,138.05MHz,140.3MHz,236.8MHz
APP 120.1MHz,122.45MHz,362.3MHz
RESCUE 123.1MHz

駐屯部隊・機関

  • 航空学校宇都宮校
  1. 本校は明野駐屯地に所在し、霞ヶ浦駐屯地(霞ヶ浦校)との3校で陸上自衛隊の固定翼及び回転翼操縦士を養成している。
  2. 宇都宮校は、陸曹航空操縦学生課程(FEC)、固定翼課程(LRC)及び計器検定官課程(EOC)を担当している。
  3. 宇都宮校の所属航空機は、OH-6DUH-1JLR-1LR-2の4機種を用いる。
  4. 駐屯地祭の際に、宇都宮校教官によるOH-6Dのアクロバットチーム「スカイホーネット」が臨時編成され、アクロバット飛行を披露する。
  • 第12ヘリコプター隊第1飛行隊
空中機動力を高めた旅団として再編された第12旅団のヘリコプター部隊の派遣隊。主力部隊は相馬原駐屯地に所在。UH-60JAを用いる。
  • 東部方面航空隊
    • 東部方面管制気象隊第4派遣隊:宇都宮飛行場における管制圏内の航空交通管制、航務及び気象業務を行っている。
  • 第317基地通信中隊北宇都宮派遣隊:駐屯地の構内電話及び駐屯地間の基地通信業務等を行っている。
  • 第125地区警務隊北宇都宮連絡班:駐屯地における司法警察業務を行っている。

沿革

  • 1943年(昭和18年):中島飛行機(現在の富士重工)が軍用機製造のため「中島飛行機宇都宮製作所飛行場」として開設した。(戦時中の宇都宮飛行場は、陸軍宇都宮清原飛行場(現在の清原工業団地)のことを指す。)
  • 1945年(昭和20年):終戦。GHQが接収。
  • 1956年(昭和31年):進駐軍が撤収。その後、防衛庁に移管。
  • 1957年(昭和32年):航空自衛隊(第2操縦学校及び第13飛行教育団)が使用開始。
  • 1958年(昭和33年):「宇都宮飛行場」として告示。(防衛庁告示第176号(官報 昭和33年12月3日付 号外(93号))
  • 1962年(昭和37年):陸上自衛隊が北宇都宮分屯地として開設、東部方面航空隊が駐屯開始。
  • 1963年(昭和38年):航空自衛隊が撤収。海上自衛隊教育航空集団司令部宇都宮教育航空群)が使用開始。
  • 1973年(昭和48年):海上自衛隊が撤収。陸上自衛隊航空学校岩沼分校(宮城県岩沼市)が移駐。
  • 2001年(平成13年):第12師団の改編に伴い、師団隷下の第12飛行隊から第12ヘリコプター隊へ拡大改編(隊本部は相馬原駐屯地へ移駐)
  • 2002年(平成14年):航空学校宇都宮校に校名変更。

最寄の幹線交通

外部リンク