ホラ吹き太閤記

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ホラ吹き太閤記
監督 古澤憲吾
脚本 笠原良三
製作 森田信渡辺晋
ナレーター 芥川隆行(ノンクレジット)
出演者 植木等
ハナ肇
谷啓
浜美枝
音楽 萩原哲晶宮川泰
主題歌 だまって俺について来い」(植木等)
撮影 西垣六郎
編集 黒岩義民
配給 東宝
公開 日本の旗 1964年10月31日
上映時間 98分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
次作 花のお江戸の無責任
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ホラ吹き太閤記』(ほらふきたいこうき)は、1964年に制作、公開された日本映画クレージーキャッツ主演作品[1]で、「時代劇シリーズ」第1作。撮影の一部は姫路城で行われた[2]。同時上映は“駅前シリーズ”の一作である『喜劇 駅前天神』(監督:佐伯幸三)。

作品内容[編集]

題名の通り『太閤記』を基に、植木等扮する木下藤吉郎こと後の豊臣秀吉を主人公としたコメディ映画である。秀吉の前半生にあたる蜂須賀小六との出会いから、織田信長に仕官を経て、桶狭間の戦いまでを描き、墨俣へ旅立つところで幕となる。途中寧子をめぐって前田利家(犬千代)との恋の争い、それを経ての友情を交えつつ、要領よく立ち回り出世していくのは、これまでの植木主演の作品と同様である。

青島幸男大久保彦左衛門役でクレージー映画に初出演した。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

挿入歌[編集]

作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶、歌:植木等
  • 『野武士の歌』
作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶、歌:野武士一同
  • 『もっとも節―馬厩の歌』
作詞:田波靖男、作曲:宮川泰、歌:植木等
  • 『なにがなんでもぶちあてろ』
作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶、歌:植木等
  • 『民謡メドレー』
民謡、歌:植木等
  • 『天下取り節』
作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶、歌:植木等
  • 『人生五十年』
作詞:笠原良三、作曲:宮川泰、歌:植木等

エピソード[編集]

  • 本作はクレージー初の時代劇であると共に、古澤憲吾にとっても初の時代劇演出となった。クライマックスの桶狭間の戦いシーンでは、時代劇では掟破りのヘリコプターによる空撮を導入、古澤の師匠の一人である稲垣浩から批判されたという(もっとも稲垣自身も後に『風林火山』で空撮を導入している)。なおこのシーンでは、画面端にロケバスが映り込んでいた[3]

脚注[編集]

  1. ^ ただし、植木等・ハナ肇・谷啓以外のメンバーは不出演。
  2. ^ オープニング・タイトルの中に「協力:国宝 姫路城、姫路城管理事務所」のクレジットがある。
  3. ^ 『クレージー映画大全 無責任グラフィティ』(1997年・フィルムアート社)70頁。ちなみに、DVD等の映像ソフトでの視聴によるロケバスの確認は困難である。

外部リンク[編集]