ブレイブ・リトル・トースター

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ブレイブ・リトル・トースター
The Brave Little Toaster
監督 ジェリー・リース
脚本 ジェリー・リース ジョー・ランフト
製作総指揮  ウィラード・キャロル 
音楽 デヴィッド・ニューマン
編集 スティーヴン・シェイファー
配給 ブエナ・ビスタ
公開 アメリカ合衆国の旗 1987年7月10日
上映時間 90分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
次作 ブレイブ・リトル・トースター 火星へ行こう!
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ブレイブ・リトルトースター』(原題:The Brave Little Toaster)は、トーマス・M・ディッシュの小説『いさましいちびのトースター』を元にハイペリオン・ピクチャーズが製作した上映時間90分の長編アニメーションである。日本では劇場未公開。アメリカ合衆国での公開も1987年7月10日ロサンゼルス国際アニメーションセレブレーションで初公開後、全米ロードショーは行われないまま1988年2月27日テレビムービーとして放映された。

スタッフ[編集]

ストーリー[編集]

誰もいない山荘で、くる日もくる日も大好きなご主人ロブを待つ、勇敢なちびのトースター「ブレイブ」、甘えん坊の電気毛布「ブランキー」、お調子者の卓上ランプ「ランピー」、頑固な掃除機「カービー」、そして、おしゃべりのラジオの「チャット」。

待ちきれなくなった彼らは、ロブに会いたい一心で初めて外の世界へ旅立つ。

しかし、途中には険しい森に大きな川、やっとたどり着いた街にも危険がいっぱいだった。

キャラクター[編集]

声優は、日本語吹き替え版 / 英語版。

ブレイブ・トースター(Brave Toaster)
山瀬まみ / ディーナ・オリヴァー
本作の主人公。体は小さいが勇敢なトースターで、家電達のまとめ役。別荘が売りに出されて嘆く家電達をなだめ、「ロブに会いに行く旅」を提案する。最後にアーニーズ廃品置き場にて、ロブが瓦礫の下敷きになったまま自動車を一瞬で潰すハンマー送りのベルトコンベアーに巻き込まれているところを気づいたため、ロブを助けようと自分でハンマー送りのベルトコンベアーに内蔵されている歯車に飛び込んでしまい、その後本体がヨレヨレになるが、後にロブの手で修理される。
ブランキー・イエロー(Blank(e)y Yellow)
声:千秋 / ティモシー・E・デイ
黄色い電気毛布。山荘の前を通り過ぎる車の音に敏感に反応する・旅の最中にロブの写真を持ち歩く等、家電達の中でも特にロブに対する思いが強い。
ブライト・ランプ/ランピー(Bright Lamp/Lampy)
声:モト冬樹 / ティモシー・スタック
電球式のランプ。お調子者な言動が目立つが、旅の途中で尽きたバッテリーを落雷で補充しようと、身を呈して避雷針になるなどの勇敢な一面も見せる。
グラフ・バキューム/カービー(Gruff Vacuum/Kirby)
声:小倉久寛 / サール・レイブンズクロフト
タテ型掃除機。バッテリーを詰んだオフィスチェアー(物語後半では乳母車)に他の家電達を乗せて移動する「旅の足」。頑固な性格で仲間達とつるもうとしない事が多かったが、滝に落ちた他の家電達を助けようと、苦手だった水に自ら飛び込み助けに行くなど、実は仲間思い。
ラウド・ラジオラジオ/チャット(Loud Radio/Chats)
声:森川智之 / ジョン・ロヴィッツ
目覚まし機能付きの真空管ラジオ。事あるごとに実況や音楽を流すおしゃべりで、家電達のムードメーカー。ランピーと掛け合いをする事が多い。
ロブ(Rob)
声:小林宏至 / ウェイン・カーツ
家電達が住んでいた山荘の持ち主の子どもで、大学入学間近。家電達の回想では少年の姿である。最後にアーニーズ廃品置き場にてブレイブたちを見つけた際、巨大電磁石にいっしょにハンマー送りのベルトコンベアーに巻き込まれそうになったことがある。
クリス(Chris)
声:岩男潤子 / コレット・サヴェージ
ロブのガールフレンド。赤いスポーツカーを持っている。
エルモ・セント・ピータース(Elmo St. Peters)
声:星野充昭 / ジョー・ランフト
ビアンカの大冒険に登場するスヌープスそっくりな小太りの男。ブレイブたちを倒してお客さんに渡そうと考えていた。最初はミキサー用のモーターを取ってお客さんに渡していたが、最後はラジオのチャットの真空管を取ろうとした最中でブレイブたちに襲い掛かってしまい、ラジオの真空管を取ることを失敗する。

製作・公開[編集]

1982年ウォルト・ディズニー・カンパニーが映画化の権利を取得し、ジョン・ラセターらにより2D・3DのCG両方で試作が行われたが採用されずラセターは解雇され制作は一旦止まった。1986年にディズニー・TDK・CBS・FOXの共同制作に変更されてハイペリオン・ピクチャーズで製作再開した。ハイペリオンはCGを使用しない通常のセルアニメとして製作し、経費節減のために台湾のスタジオを実作業に使用した。1987年7月10日のロサンゼルス国際アニメーションセレブレーションでの試写等の限定的な公開が行われたが、大規模な一般公開を買って出る配給会社が現れず、結局1988年2月27日ケーブルテレビのプレミアムムービーとして放映されたのが初の一般公開となった。1991年7月には販売用VHSテープが発売された。日本では、NHK-BS2で現在発売のキャスト・翻訳と異なる日本語吹き替えにより初放映され、その後2000年1月~5月に1998・99年に制作された続編2本と同時期に連続して現行の吹き替え版VHSが発売された。

外部リンク[編集]