キャプテン・スカーレット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

キャプテン・スカーレット』(原題:Captain Scarlet and The Mysterons)は、1967年イギリスジェリー・アンダーソン率いるセンチュリー21プロダクションが製作し、ITCが配給したSF特撮人形劇番組である。全32話。

概要[編集]

ストーリー[編集]

2068年、地球防衛機構スペクトラムの火星探検隊が火星の異星人ミステロンの基地を発見し、監視カメラを攻撃兵器と誤認して基地を破壊。ミステロンは破壊された物質を復元し、不滅にする力=ミステロナイズを持っており、火星基地を瞬時に復元した後、地球人を好戦的とみなして絶滅を宣言。火星探検隊の隊長ブラック大尉をミステロナイズして地球に送り込む。地球連邦大統領の護衛に付いたキャプテン・スカーレットもミステロナイズでスパイにされたが、スペクトラムとの戦闘でロンドン展望塔から転落し、そのショックで人間の理性を取り戻す。不死身の力とミステロンを察知する力を得たスカーレットは、スペクトラムの切り札としてミステロンに戦いを挑む。

作品の成立[編集]

本作は『サンダーバード』の全米セールス失敗の後、その次を担う新機軸として、APフィルムズから改称したセンチュリー21プロダクションとITCが企画した大作。よりアクション・バイオレンスを志向した作品として企画された。

本作は月探検が落ち着いた次の興味の対象として火星に注目する事と、主人公が途中で死ぬという前代未聞の試みを主眼にした。しかし、後者はITCの社長ルー・グレイドに一蹴された。新企画は火星の敵=「ザ・ミステロンズ」を表題とし、主人公は「不死身」を具現化するため、ミステロンに改造された改造人間という設定も試みられたが見送られ、最終的に「死んでも死なない」という難解な設定に落ち着いた。

ミステロンも、想像を超えた敵として煮詰めるうちに「姿を現さない」存在となった。また、ジェリーは「実際の戦争は単純な二元論でなく些細なきっかけで始まる」と考え、地球とミステロンの関係を単純なものでなく「ミステロンの地球攻撃が始まったのは、地球側が火星探査の際にミステロンの都市を先に攻撃してしまったためであり、ミステロンの攻撃を単なる地球に対する侵略と決めつける事はできない」と描いた。また本作では主人公がミステロンの攻撃を阻止できず、結果的に敗北に終わるエピソードも多く、単純な「不死身のヒーローの活躍」というものではない。

従来シンプルでストレートだったアンダーソン作品において、非常に複雑な設定をもって本作は『キャプテン・スカーレット アンド ザ・ミステロンズ』として纏った。その決定においても、ルー・グレイドの却下を幾度も受けることとなった。

『サンダーバード』において膨大な制作費の回収にマーチャンダイジングが不可欠であったため、本作では前作以上に玩具化を前提としたメカニックが準備され、ディンキー社やセンチュリー21トイ社で玩具化された。

従来から人形劇に抵抗を感じていたジェリーは、本作で「人間に極めて近い人形」の製作を指示した。前作まで頭の内部にあったリップ・シンクロ装置を胴体に仕込み、人間に近いプロポーションを実現したが、クリスティン・グランヴィルら人形師の反発を買い、前作の功労者ジョン・ブルンダールの離脱を招いた。人形はアップに耐えるべく眼球に光彩の写真を貼り付けるまでの配慮が行われた。人形を吊るタングステン線が画面に映るのを避けるため、人形の下から操作する方法も採用された。 また、ジェリーの実写志向は、第1話の世界政府大統領を「秘密諜報員ジョン・ドレイク」等で人気のパトリック・マクグーハンと契約し、彼に似せた人形を彼に演じさせることを企画したが、この構想は契約の困難から見送られた。

脚本・演出は、センチュリー21グループの多角化のためアラン・パティロら実力派が抜け、新人が跡を埋めたため、APフィルム時代とは趣を異にしている。また、前作後半から強くなったスパイアクション要素が非常に強くなり、半面ゲストメカや未来描写への関心が薄れた。

音楽はバリー・グレイに加え、テーマ曲をジェリーがカーステレオでたまたま聴いた主人公チームと同名のRCAコロムビアのバンド=スペクトラム(不人気に終わる)が演奏し、劇中のコスチュームを着てのプロモーション映像も撮影された。

本作は成功したが、『サンダーバード』ほどの大ヒットには至らず、ジェリー自身続編を企画することなく次回作『ジョー90』へ移行することとなった。

作品史[編集]

エピソードは善悪の対決よりは謎解きや、シルヴィア・アンダーソンが『サンダーバード』から盛んに入れ始めたスパイ活劇の要素が強い。

ミニチュアワークを使った特撮に共通して言えることであるが、特撮を使ったシーンには登場人物が映っていないことが多く、初めからちゃんと見ていないとストーリーがよく分からなくなるということが多かった。ましてこの作品では『見えない異星人との戦い』を描いていたため、日本の子供にはストーリーを理解しにくい点が多かったように思われる。前述通り話も映像も「サンダーバード」より地味になったこと、放送時間がまた30分になったことなどから、日本での人気は今ひとつ伸び悩み、前作に続いて鳴り物入りでプラモを発売した今井科学は、会社更生法を適用されるまでに失敗した。また今井科学同様、前作に続いて玩具を販売したバンダイも窮地に陥った。このため、「バンダイ倒産近し」という「黒い噂」が流れる。その火消しとしてバンダイは今井科学の業務を引き継ぎ、自身の経営の安泰をアピールした(ちなみに元今井科学社員によるとバンダイは今井科学の倍の給料だったそうである)。本作以降、「キャラクター玩具は危ない」という認識が玩具業界に根付く。玩具業界がキャラクター玩具に力を入れるようになるのは『仮面ライダー』や『帰ってきたウルトラマン』がヒットした3年後の1971年である。なお、プラモデルが後に「サンダーバード」の名で再発売されている。

当作独自の魅力として、主に了解の応答で使われる "S.I.G."(エス・アイ・ジー)が挙げられる。『海底大戦争 スティングレイ』などの以前のアンダーソン作品にも略号を用いた応答が登場していたが、日本語版製作の過程で明確に訳されなかったため、本作での使用が最も印象的である(『サンダーバード』でも「F.A.B.」が使われたが、トレーシー兄弟間でも徹底されておらず、日本語訳では、結局有名な「はい、パパ!」に落ち着く)。これは "Spectrum Is Green" の略(スペクトラム状況良し、といった意味)だが、逆に"Spectrum Is Red"( - 状況悪し)を略した "S.I.R."(エス・アイ・アール)もあり、緊急事態を知らせるときなどに使用された。アンダーソン作品のファンクラブでは本作の "S.I.G." と "Thunderbirds Are Go!" とを掛けて "Supermarionation Is Go!" と名づけた会報を発行している。なお、この応答形式は、アンダーソン作品の影響を受けることの多い円谷作品においてもしばしば採り入れられ、『戦え!マイティジャック』(1967年)では "S.M.J!"、『ウルトラマンメビウス』(2006年)では、組織名「GUYS」に因んで "G.I.G!" という形でそれぞれ使われていた。

日本での本放送に合わせて、数々の特撮作品の漫画化を手がけた一峰大二により漫画化されている。

なお、英国では『サンダーバード』を経由して当作が最高人気にある。

技術面[編集]

人間の俳優ではなく、精巧な人形が演じる「スーパーマリオネーション」で製作された作品。ただし、前作『サンダーバード』までと違い、人形のプロポーションが本作品から七頭身、かつ細部の造詣もより精密なものとなった。これは人形のギミックの一部を頭から胴体に移したためで、マリオネットだけでなく、バストショットでは上半身のみで下から動かす人形も使っている。「サンダーバード」も映画とTVシリーズ追加分でこの技術の人形にしたため、若干スマートな人形になっている。

他に目立つものとして、場面転換の演出が挙げられる。「ダ・ドン・ドン・ドドドダン!」のティンパニによるブリッジ曲に合わせて、前後の場面の映像(CM前後のアイキャッチではスペクトラムのマークと)がフラッシュバックするもので、曲のビートを生かして当作特有の緊張感を強調していた。主題歌も英語版と日本版双方でこのティンパニのフレーズをイントロに使っている。こうした演出は映画制作の初期から使われた定番的な手法だが、特撮作品における成功例と言えよう。他にも『ウルトラセブン』第33話「侵略する死者たち」と第34話「蒸発都市」や『トランスフォーマー』にその影響が見られる[独自研究?]

なお、本作は近年、基本設定を踏襲してジェリー・アンダーソン自身により、フルCGアニメ化された。これについては新 キャプテン・スカーレットを参照。

登場する主要なメカ[編集]

本作は前作『サンダーバード』で詳細な設定を伴わずに製作され、後に『アニュアル』(センチュリー21社発行の豪華本)でフォローを行った反省から、設計年代、製造費用まで詳細な設定が行われている。しかし、劇中ではほとんど言及されていない。

クラウドベース(スペクトラム基地)
高度4万フィート(12,192メートル)に浮遊する空中基地。広い甲板面は2分割され、一段高い方がエンゼルインターセプター用、低い方がその他の航空機用に使い分けられている。4隅に浮上・推進用のエンジンユニットがあり、その位置を自在に変更できる。劇中に描写された区画としては、司令室、医療室(単なる医務室レベルではなく、脳外科の手術も可能な施設)、会議室、レーダー室、休憩室、パーティールーム、アンバールーム(エンゼルの待機場所)、動力室などがある。なお、アンダーソン作品の影響を受けた日本のテレビ作品『ゼロテスター』や『ウルトラマンガイア』の基地は、デザインがクラウドベースに大変よく似ている。
全長210m、全幅186.2m、大型ホバーエンジン4機、本体前後に推進用エンジン多数装備。太陽電池発電、エレクトロン・レイ追尾アンチ・エアクラフト・ミサイル砲、空対空ミサイル・超音速パラライザー・キャノン砲装備。乗員600名。高空に浮遊するのは、ジェリーによると「第二次大戦の英国本土防空戦で敵迎撃のため、高空に上昇するのに20分要した。最初から高空に待機すれば数分で迎撃できる」というアイデアに基づく。
エンジェルインターセプター(1人乗り迎撃戦闘機)
常時クラウドベースに3機がスクランブル可能な状態で待機。白い機体にデルタ翼(ガルウィングのように外側が下向きに折れている)、機首部に小翼を持つ。翼端部と機首のそり(フロート型着陸ギア)で着陸する。クラウドベースからの発進時はカタパルトにより、着艦は斜めにせり上がるプラットフォームに磁力で吸着することで行う。1番目に発進するスクランブル要員は、搭乗した状態で待機、続いて発進する2番機、3番機のコックピット下には気密チューブが繋がれ、直下のアンバールームのエレベータから座席ごと搭乗し、発進する。
全長18.2m、翼長10.6m、最高速度4,827km/h、メインキャノン1、ロケット弾、装甲貫通弾、空対空・空対地ミサイル装備。
第15話(日本語版第10話)では塗装前の機体がミステロナイズされ、エンジェルインターセプター同士の空中戦が展開されている。
追跡戦闘車 (S.P.V. Spectrum Pursuit Vehicle)
非常に強力な装甲と、ロケット砲などの重装備を持っている。通常は2人乗りで、衝突時の安全性を考慮し、座席は後ろ向きになっており、運転者はモニター映像を見ながら運転する(別にある2人分の補助席は前向きである)。また、射出座席による脱出装置も装備している。世界各地に配置され、航空機などで最寄りの保管場所へ急行してから行動をする。保管場所はガソリンスタンド前の路上に駐車されたトラックの中、自動車整備工場、商人の倉庫などがあり、スペクトラムメンバーは利用に際し、IDカードの提示を求められる。当作の代名詞とも言うべき人気メカ。
全長7.62m、最高時速321.8km/h、前後に8ローターのヴァンケルロータリーエンジン駆動。エレクトロン・レイ・ディスチャージ・キャノン、レーザー・キャノン装備。
強力装甲車 (M.S.V. Maximum Security Vehicle)
こちらはミステロンに狙われたりする要人を護送する。追跡戦闘車と同様、強固な装甲が施されている。
全長7.31m、最高時速321.8km/h、SPVジェットユニットによる4輪駆動。前部ボンネットにキャノン砲、車体前下部に障害物除去ブレード装備。ホバークラフト走行可。登場回数は少ない。
スペクトラム・パトロールカー (S.S.C. Spectrum Saloon Car)
幹部隊員の常用車両。赤色で尖ったアンテナが印象的の5人乗り。
全長5.48m、最高時速241.3km/h、ガスタービン。超合金フリートニウム製防弾施工。ファンエクゾースト駆動。前部ボンネットにレーザー・キャノン、ミサイル・サブ・マシンガン、赤外線ビームアイ、長距離監視カメラ装備。
超音速連絡機 (S.P.J. Spectrum Passenger Jet)
隊員・VIP輸送用旅客機。リヒート・ターボ・ジェットエンジン2機搭載、パイロット2名、乗客7名。全長23.8m、最高速度1,810km/h、航続距離19,308km。逆進の主翼は90度起き上がってエアブレーキとなり、キャビン全体が脱出可(いずれも本編に登場しない機能)。設定では非武装だが、劇中でミサイルを発射した。
スペクトラム・ヘリコプター
乗員5名。全長13.7m、最高速度485.9km/h。劇中では要人警護に出動しただけでなく、ミステロナイズされてエンジェルインターセプターと交戦した。

スタッフ[編集]

日本語版の主題歌[編集]

主題歌「キャプテン・スカーレット」
作詞 - 東北新社企画部 / 作曲 - 小野崎孝輔 / 歌 - 西六郷少年合唱団劇団ひまわり
日本語版の主題歌はジェリー・アンダーソンに無断で作られ、その背景映像も日本語版スタッフが本編の映像を編集して作成した。アンダーソンは日本語版主題歌を初めて聴いた時、「せっかく英語オリジナル版ではかっこいいテーマ曲(歌詞なし)を使っていたのに、子どもに歌わせるなんて、これでは台無しだ」と憤慨した[1]
イメージソング「キャプテン・スカーレット」
作詞 - 見尾田瑞穂 / 作曲 - バリー・グレイ / 歌 - ザ・ワンダース
グレイ作曲のオリジナル・テーマ曲に独自の日本語詞を付けたもの。

キャラクター(キャスト)[編集]

主人公側防衛組織「スペクトラム」では、幹部構成員は色にちなんだコードネームで呼ばれ、コードネームに準じた配色の制服(ベスト・制帽・ブーツ)を着用する。乗用パトロール車も色分けにする予定だったが実現しなかった。これは、前作『サンダーバード』で国際救助隊制服の襷にパーソナルカラーを持たせたことの更なる発展であり、先の項目でも述べられているように、人形の顔が小さくなり、番組の視聴者である子供に人物の見分けがつきやすいようにという配慮からであると思われる[独自研究?]一説には、バトル・オブ・ブリテン時の英空軍における部隊編成を模したものとも言われている[誰によって?]

キャプテン・スカーレット
声 - 中田浩二/英 - フランシス・マシューズ
ミステロンに殺害されて複製されたミステロンの尖兵だが、ブルー大尉に撃たれて転落した時のショックによりミステロンの支配が消え、何度死んでも復活する不死身の体になった。以後、スペクトラムの切り札的存在となる。原語では同じく「Captain」である他幹部は大尉と訳されるのに対し、タイトルとの関連を強調するため、日本語版でも「キャプテン・スカーレット」で通される。
ブルー大尉
声 - 羽佐間道夫/英 - エド・ビショップ
スカーレットの親友で、大抵の任務で彼と行動を共にする。操縦技術、特に追跡戦闘車の扱いに長けている。「The Inquisition」で明かされる本名はアダム・スウェンソンである。
グリーン少尉
声 - 野沢那智/英 - サイ・グラント
原語ではLieutenant Green。主に基地で通信を務めるほか、スカーレットやブルー大尉の補佐に当たることもある。プエルトリコ系黒人。
ホワイト大佐
声 - 真木恭介/ドナルド・グレイ
原語ではColonel White。スペクトラムの最高司令官にして「円卓から指令を出す隊長」。ただし円卓の一角でなく中央に座る。
ブラック大尉
声 - 加藤精三/ドナルド・グレイ
スペクトラムのNo.2だったが、火星のミステロン基地を誤認攻撃したことで、地球人対ミステロンの戦闘のきっかけを作ってしまう。即時に復元したミステロンの反撃により死亡してしまい、以降目撃される彼は、ミステロンの傀儡であり、複製である。劇中、彼が遠方から見ていると相手が急に体調を崩し、意識を失う描写があるが、どのような力によるものかは不明である。
マゼンタ大尉
声 - 広川太一郎/英 - ゲイリー・ファイルズ
世界的犯罪組織から転職。
グレイ大尉
声 - 森川公也/英 - ポール・マクスウェル
世界政府警察から転職。
オーカー大尉
声 - 浦野光/英 - ジェレミー・ウィルキン
『海底大戦争 スティングレイ』の海底安全パトロール隊であるWASPから転職。
ブラウン大尉
声 - 青野武/英 - チャールズ・ティングウェル
ミステロンによって人間爆弾にされてしまう。
Dr.フォーン
声 - 石原良/英 - チャールズ・ティングウェル
「ドクター」。制服は皆と同じだが大尉等の階級は無い。
ディスティニー(日本語版ではコンチェルト、以下同)エンジェル
声 - 来宮良子/英- - リズ・モーガン
オリジナル版音声ではフランス訛りの英語で応答や会話をしている。
ラプソディー(ファンタジー)エンジェル
声 - 武藤礼子/英 - リズ・モーガン
シンフォニー・エンジェル
声 - 鈴木弘子/英 - ジャンナ・ヒル
メロディー(キャロル)エンジェル
声 - 向井真理子/ 英 - シルビア・アンダーソン
ハーモニー(サリー)エンジェル
声 - 増山江威子/英- - リズ・モーガン → リアン=シン
白い飛行服に身を包んだ、全員女性のスクランブルパイロット達。日本のアニメでも珍しくなくなった「戦う女性の集団」だが、製作当時はこの設定だけでSF的な雰囲気を醸し出していた。コンチェルトが編隊長を務め、エンゼルインターセプターで迎撃任務に就く。
ミステロン
声 - 大木民夫/英 - ドナルド・グレイ
火星基地(マーシャンコンプレックス)を地球人に破壊され、復讐を続ける謎の宇宙人。姿を現さず、2つのリング状の光だけを見せながら毎回冒頭で犯行予告を告げる。人間あるいは機械などを一旦破壊・複製して自分達の作戦におけるエージェント、武器として利用する(これらの所業の際、リング状の光が現れる)。またブラック大尉を乗っている乗用車ごと瞬間移動させる事も出来る。
ナレーター
声 - 城達也/英 - エド・ビショップ(第1話冒頭のみ)
原語版には基本的に存在せず、日本語版では低年齢層に対して演出で表現された事柄を明らかにするため第6話から付与されたが、作品の雰囲気を重んじる層には総じて不評である。このナレーションの前段階に当たるものとして、初放送時の第5話「無人戦車ユニトロン」において、たった今トンネル内の衝突事故で死んだはずのストーム大佐とブルックス少佐が、何事も無かったかのように傷一つ無く車でトンネルから走り出てくる場面で、画面の下に「この二人は一度死んだが、ミステロンによってロボットにされて甦った」ことをわざわざ説明するテロップが流れた。

放送リスト[編集]

日本では、1968年1月2日から同年8月27日までTBS系列局で計35回(全32話および再放送3回)が放送された。森永製菓の一社提供。放送時間は毎週火曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。

1971年7月から同年9月まで行われた東京12チャンネル(現・テレビ東京)での再放送(木曜 19:30 - 20:00)時には、タイトルが「宇宙大戦争キャプテン・スカーレット」に変更されている。2012年4月からはスーパー!ドラマTVで完全版が放送されている。

英語版 英語サブタイトル 本放送 再放送 日本語サブタイトル
1 The Mysterons 1 1 キャプテン・スカーレット誕生
2 Winged Assassin 2 2 無人機をストップ
3 Big Ben Strikes Again 3 3 鐘は13鳴った!
4 Manhunt 4 4 ブラック大尉を探せ
13 Point 783 5 5 無人戦車ユニトロン
8 Operation Time 6 6 タイムを追え!
16 Renegade Rocket 7 7 消えたロケット
6 White as Snow 8 8 ホワイト大佐を守れ!
5 Avalanche 9 9 北部地球防衛軍あやうし!
15 Seek and Destroy 10 10 エンゼル機対ミステロン
9 Spectrum Strikes Back 11 11 ミステロン探知機を出せ!
18 Shadow of Fear 12 12 ミニ衛星をとばせ!
20 Fire at RIG 15 13 13 大爆発!
11 The Heart of New York 14 14 にせミステロン現わる
7 The Trap 15 15 地球の翼を守れ!
12 Lunerville 7 16 16 ミステロン基地発見!
17 Creater 101 17 17 ミステロン基地を爆破せよ!
19 Dangerous Rendezvous 18 18 スペクトラム基地あやうし!
29 Traitor 19 19 裏切り者は誰だ!
14 Model Spy 20 20 ファッションショーをねらえ!
22 Flight 104 21 21 アルプス上空の危機
23 Place of Angeles 22 22 天使を救え!
27 Codename Europa 23 23 ヨーロッパ作戦
30 Flight to Atlantica 26 24 海底基地を爆破せよ!
28 Inferno 27 25 地獄の猛火
24 Noose of Ice 28 26 北極の死闘!
10 Special Assignment 30 27 アメリカ大陸を救え
32 The Inquisition 31 28 スペクトラムの暗号をねらえ
26 The Launching 32 29 大統領を守れ!
25 EXPO 2068 33 30 原子炉爆発寸前!
21 Treble Cross 35 31 地球の首都を救え!
31 Attack on Cloudbase 25 32 ミステロン宇宙船あらわる!

日本でのコミカライズ[編集]

日本では以下の小学館刊の雑誌に連載されていた。

このほか、集英社刊の月刊誌『少年ブック』にも旭丘光志の作画で連載された。

脚注[編集]

  1. ^ 北米版DVDボックスのジェリー・アンダーソン自身によるコメンタリーより。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

TBS系列 火曜19:00枠
森永製菓一社提供枠)
前番組 番組名 次番組
冒険ガボテン島
(1967年4月4日 - 1967年12月26日)
キャプテン・スカーレット
(1968年1月2日 - 1968年8月27日)
サスケ
(1968年9月3日 - 1969年3月25日)