ファンタ (飲料)

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ファンタ
種類 炭酸飲料
販売元 ザ コカ・コーラ カンパニー
発祥国 ドイツの旗 ドイツ
販売開始 1958年日本の旗 日本
グレープ、オレンジ他
公式サイト http://fanta.jp/
オリジナル500 mlペットボトル
オーストラリアの2 lペットボトル

ファンタFanta, [faːnta])は、アメリカザ コカ・コーラ カンパニー(コカ・コーラ社)やそのグループ企業から発売されている炭酸飲料(一部例外もあり。後述参照)。

概要[編集]

1940年第二次世界大戦コカ・コーラの原液を輸入できなくなったコカ・コーラ社のドイツ法人で開発された。これはリンゴジャムチーズの製造工程中に生じる副産物から開発・製造されたもので、味は果汁入りオレンジジュース : コーラ : レモンジュース を 0.375 : 0.375 : 0.25 位の割合で混合したものとされている。当時、この味に慣れ親しんだ世代のドイツ人の間ではシュペツィという名称の飲み物として名残りが残っている[1]。ブランド名の語源は、ドイツ語。商品名を決める会議で主任が「想像力(Fantasie)を使え」(英語で「空想」を意味するFantasyとは意味が少し異なる)と言ったのに対して、「Fanta」([faːnta])との即答が返ってきたことによる。ビタミンCカフェインも添加された上で粉末ジュース加工され、第二次世界大戦戦地のドイツ軍にレーションの一部として支給された。

日本では、第二次世界大戦後の1958年に初めて販売された。この当時、すでに世界36カ国で販売されていた。1960年にはコカ・コーラ社によって商標が買い取られた。1961年、アメリカ国内では「7 Up」に対抗するため、ドイツ国内で販売されていたファンタクリアレモン味を「スプライト」という名称で販売した。現在は世界180カ国で販売されており、最も消費量が多い国はブラジルである。

日本の商品展開[編集]

ここでは、日本法人である日本コカ・コーラ社の商品展開について記述する。

日本の商品一覧[編集]

  • 1958年 - オレンジ、グレープ、クラブソーダ(炭酸水)
  • 1974年 - アップル、レモン追加[2]
  • 1975年 - ゴールデングレープ[3]
  • 1984年 - フルーツパンチ
  • 1987年 - パインフルーツ
  • 1988年 - メロン(以前より紙コップ式の自動販売機で販売していた)、アップルミックス、ストロベリー、パイナップル
  • 1989年 - ピーチ
  • 1990年 - トロピカルパンチ
  • 1991年 - 青りんご
  • 1992年 - マスカット
  • 1993年 - グレープフルーツ
  • 1994年 - スカッシュパンチ
  • 1996年 - クリアーパイン
  • 1997年 - レモン (New)(近畿以外での復活)
  • 1998年 - ゴールデンパイナップル(中京限定)、グリーンマスカット(北陸限定)
  • 1999年 - クリアピーチ、南の島ブレンド
  • 2000年 - さっぱりリンゴ、すっきりライチ、あっさりベリー
  • 2001年 - ファンキーレモンC、ラ・フランス
  • 2002年 - フルーティーグレープフルーツ、フルーツパンチ (New)、ホワイトピーチ、ゴールデンアップル
  • 2003年 - トロピカルフルーツ、すもも、マスカット (New)
  • 2004年 - 青リンゴ (New)、スウィーティー、さっぱりピーチ、ゴールデングレープ(復刻版)、レモン(1974年に発売された商品の復刻版)、ライチ、ホワイトストロベリー、メロンソーダ、ウィンターアップル、アミノサイダー  ※復刻版はメローイエローとのタイアップでもある。
  • 2005年 - フルーティーメロン、スウィートグレープフルーツ、ビタミンCスカッシュ、みかん(セブンイレブン限定)、あんず(セブンイレブン限定)、パイナップル、ゆず(セブンイレブン限定)、キウィ、ウルトラレモン、超ウルトラレモン
  • 2006年 - ハニーレモン、ゴールデンアップル(復刻版、セブンイレブン限定)、クリアアップル、メロンクリームソーダ、R18(アールジュウハチ)、アミノサイダー(2004年に発売された商品の復刻版)、ラブズベリー 、とれとれグレープフルーツ、ホワイトバナーナ、パーティーミックスマスカット&アップル、メロンソーダオリジナル(セブンイレブン限定)、グレープソーダ(紙コップ版)
  • 2007年 - いちごクリームソーダ、シュワッとピーチ、ファンタスティックファイブ、冷え冷えみかん、トロピカルマンゴー、謎のフルーツ(ピーチとストロベリーのブレンドだが、何の味であるかが一定期間秘密にされた)、アップルを探せ!(味はアップルだが、パッケージが「ウォーリーをさがせ!」のようになっている)
  • 2008年
    • 日本発売50周年を記念して、過去に販売されたフレーバーが順次復活した。第1弾としてグレープフルーツ、第2弾はパイナップル、第3弾はピーチ、第4弾は青りんご、第5弾はフルーツパンチが発売された。
    • マクドナルドでシャカシャカチキンの購入者に数量限定で、オレンジ味の「ファンタふるふるシェイカー」がサービスされた。商品には「振らなきゃ飲めない炭酸ゼリー」と表記されていた。後に一般発売される[4]。その後、グレープ味も発売された。
    • ファンタZERO(エネルギー0キロカロリー、たんぱく質・脂質・炭水化物・糖類0グラム、レモン味[5])その後、6月以前にメロンソーダオリジナルがリニューアル、9月にふるふるシェイカーのレモン味が登場した。
  • 2009年
    • 1月 ワールドフレーバーシリーズが発売される。第1弾は「カリフォルニア グレープフルーツ」。ふるふるシェイカーにもなった(この「ふるふるシェイカー」は通常品よりも多い240ml入り)。5月には第2弾の「フランス マスカット」、8月には第3弾の「イタリア ピーチ」、10月には第4弾の「ニュージーランド カシス」、11月には第5弾の「ニューヨーク アップル」を発売(「ふるふるシェイカー」は第2弾の「フランス マスカット」まで。第3弾の「イタリア ピーチ」以降は未設定)。
    • 2月 「ふるふるシェイカー」にマルチビタミンを配合したファンタ初のエナジー飲料「ふるふるチャージ」を発売(このときに「ファンタ」のロゴデザインが変わる)。
    • 3月 ロゴを変更し、コアフレーバー(オレンジ・グレープ・ゼロレモン・メロンソーダオリジナル[6])がリニューアル。それと同時に、全商品が合成着色料不使用となった。
    • 4月 「ふるふるシェイカー」を刷新。コアフレーバーと同じく合成着色料不使用・純水使用となり、ビタミンを添加。グレープとレモンは味わいも改良された。また、セブン&アイグループ限定品として「メロンソーダ」を追加。メロンソーダは「ワールドフレーバーシリーズ」と同じ240ml入り。
    • 6月 凍らせて振ってもみもみしてから飲む果汁入りフローズン飲料「もみもみフローズン」を発売。カロリーゼロ設計の「ZERO」には「サイダー」と「グレープ」を追加。
    • 7月 「ふるふるシェイカー」にも「サイダー」が追加された。
  • 2010年
    • 1月 前年に引き続き、ワールドフレーバーシリーズが発売される。2010年はダンスをテーマにしており、第1弾はヒップホップをテーマにした「U.S.A. HIPHOP フルーツパンチ」、4月には第2弾としてフラダンスをテーマにした「WAIKIKI HULA(ワイキキ フラ) パイナップル」、8月には第3弾としてUK(イギリスロックをテーマにした「UKロッキン!ピーチ」、10月には第4弾としてLA(ロサンゼルス)のハードロックをテーマにした「LA ハードロック アップル」を発売。パッケージには第2弾までは指だけで踊るユニークなダンス選手権「ファンタジスタ選手権」の告知が、第3弾では「UK Takamiyのギターデザインコンテスト」の告知がそれぞれ記されていたが、第4弾では告知そのものが記されていない。
    • 2月 「ファンタ」初の乳性炭酸飲料「もぉ~もぉ~ホワイト」を発売。カルシウム・乳酸菌入りで、保存料不使用・純水使用。カロリーオフ設計である。
    • 3月 コアフレーバーの「オレンジ」と「グレープ」のパッケージデザインを変更。遅れて「ゼロサイダー」をリニューアル発売(ミネラル配合・マイルド炭酸化)、さらに、テアニンアスパラギン酸ガラナローヤルゼリー入り「天才エネルギー」を発売。
    • 5月 地域限定販売だった「ゼログレープ」を刷新し、全国発売。
    • 6月 「ゼロレモン」も刷新(果汁感をアップし、クエン酸を配合)。これにより、ゼロシリーズ(サイダー・グレープ・レモン)が全て刷新され、ペットボトル製品(500mlのみ)は黒キャップとなる。
    • 7月 コーラフレーバーとオレンジフレーバーをミックスした期間限定フレーバー「ファンミックス」を発売。
    • 9月 4種類の果汁(白ぶどう、ザクロマンゴスチンカムカム)にビタミンC、ナイアシンオリゴ糖を配合。カロリーオフ設計にした「ファンタ」初の果汁入り炭酸「スーパーフルーツ ミックス」を発売。同時にコアフレーバーの「オレンジ」と「グレープ」のパッケージデザインをリニューアル。
    • 11月 球状の350mlペットボトルを採用した季節限定品「スノースカッシュ いちご味」を発売。
  • 2011年
    • 1月 - 日本の果物フレーバーをテーマにした新シリーズ「日本の果物シリーズ」を発売。第1弾は「白ぶどう」。8月には第2弾として「もも」、10月には第3弾として「りんご」を発売。
    • 3月 - コアフレーバーの「オレンジ」と「グレープ」を改良。従来からの合成着色料不使用に加え、合成香料も不使用化。あわせて、レモンフレーバーにはちみつを加えた新フレーバー「ハニーレモン」を追加発売。
    • 7月 - 2008年6月に発売された炭酸入りゼリー飲料「ふるふるシェイカー グレープ」が装いも新たに復活。
    • 9月 - グレープフルーツ、スウィーティー、アセロラ、パッションフルーツ、白ぶどうをブレンドした「スーパーフルーツミックス さっぱり柑橘系」を発売。
    • 11月 - 7日に「フルーツパンチ」を再発売。今回は2010年11月発売の「スノースカッシュ いちご味」と同じ球体の350mlペットボトルとなっている。21日には2010年7月に発売した期間限定品「ファンミックス」の中身を改良の上再発売された。
  • 2012年
    • 2月 - 「オレンジ」・「グレープ」・「ハニーレモン」のパッケージデザインをリニューアル。
    • 3月 - 発売当時のロゴとデザインをイメージしたパッケージを採用した「レトロシリーズ」の第1弾「フルーツパンチ」を発売。1984年のデザインがベース。
    • 7月 - 「レトロシリーズ」の第2弾「アップル」を発売。1974年のデザインがベース。また、期間限定フレーバー「ピーチ」を発売。
    • 9月 - 「レトロシリーズ」の第3弾「ゴールデングレープ」を発売。1975年のデザインがベース。
    • 10月 - 期間限定フレーバー「ストロベリークリームソーダ」を発売。
  • 2013年
    • 1月 - 前年から継続展開されている「レトロシリーズ」の第4弾「マスカット」を発売。1992年のデザインがベース。
    • 2月 - 期間限定フレーバー「もも」を再発売。
    • 5月 - 期間限定フレーバー「うめ」を発売。また、定番フレーバーの「グレープ」と「オレンジ」をリニューアル。まるごと果実から抽出したフルーツエキスを新たに加えた。
    • 6月 - 「レトロシリーズ」の第5弾「グレープフルーツ」を発売。1993年のデザインがベース。
    • 9月 - 期間限定フレーバー「なし」を発売。
    • 10月 - 「レトロシリーズ」の第6弾「青りんご」を発売。1991年のデザインがベース。
    • 11月 - 期間限定フレーバー「ゆず」を発売。
    • 12月 - 期間限定フレーバー「フルーツパンチ」を再発売。
  • 2014年
    • 1月 - 「洗練された大人っぽさ」をコンセプトとする新シリーズ「厳選フレーバーシリーズ」の第1弾「芳醇マスカット」を発売。
    • 3月 - コアフレーバーである「グレープ」と「オレンジ」のペットボトル製品を「謎解きキャンペーン」に連動したパッケージデザインにリニューアル。この時はフルーツが盗まれたという設定でロゴ下のフルーツのイラストをなくし、あった場所には白のシルエットに"?"が記された前代未聞のパッケージとなっていた。また、「厳選フレーバーシリーズ」の第2弾「豊潤ラ・フランス」を発売。
    • 5月 - 「厳選フレーバーシリーズ」の第3弾「豊潤パイナップル」を発売。
    • 6月 - 「謎解きキャンペーン」第2弾の開始に合わせて再度「グレープ」と「オレンジ」のペットボトル製品のパッケージリニューアルを行う。今度は、「ファンタ」の日本語ロゴが盗まれる設定となっていた。
    • 7月 - 「厳選フレーバーシリーズ」の第4弾「豊潤ライチ」を発売。
    • 9月 - 「ハロウィン仮装コンテスト」開催に伴い、再度「グレープ」と「オレンジ」のペットボトル製品のパッケージリニューアルを行う。また、「厳選フレーバーシリーズ」の第5弾「豊潤マンゴー」を発売。
    • 10月 - 「厳選フレーバーシリーズ」の第6弾「芳醇アセロラ」を発売。
    • 12月 - 「厳選フレーバーシリーズ」の第7弾「芳醇アップル」を発売。
  • 2015年
    • 1月 - 新シリーズ「ベストフレーバーシリーズ」の第1弾「ストロベリークリームソーダ」を発売。
    • 3月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第2弾「グレープフルーツ」を発売。また、コアフレーバーの「グレープ」と「オレンジ」をパッケージリニューアル。はじける泡やフルーツのイラストをあしらい、中央部に「ファンタ」ロゴを大きく配置したデザインとなった。
    • 4月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第3弾「梅」を発売。セブン&アイグループ限定品として「レモンスカッシュ」を追加(関西地区で先行販売)。
    • 6月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第4弾「シークワーサー」を発売。沖縄県内のみ通年販売。
    • 8月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第5弾「白桃」を発売。
    • 9月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第6弾「梨」を発売。
    • 11月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第7弾「フルーツパンチ」を発売。
  • 2016年
    • 1月 - 100mlあたり350mgのビタミンCを配合するとともに、レモン果汁(果汁1%)も配合した「レモン+C」を発売。
    • 3月頃 - セブンイレブン限定品の「メロンソーダ」のパッケージをリニューアル。また業務用製品の「メロンソーダ」を発売。「グレープ」のびん製品を「グレープクラシック」という名称に変更。
    • 4月 - セブン&アイグループ限定品の「レモンスカッシュ」をリニューアルし、同時に「メロンクリームソーダ」160ml缶を追加(いずれも関西地区で先行販売)。また、コアフレーバーの「グレープ」と「オレンジ」をリニューアル。日本での発売58年にして初めて果汁(果汁1%)を加えた新ブレンドに刷新。併せて、世界の選りすぐりのフルーツを炭酸にブレンドした新シリーズ「ファンタ インターナショナル」シリーズを立ち上げ、第1弾となる「イタリアンライム」を発売した。さらに、一部地域での自販機限定製品として「レモン+C」および「厳選フレーバーシリーズ」の「芳醇アップル」250ml缶を発売。
    • 6月 - 一部地域の自販機限定製品として「ベストフレーバーシリーズ」の「白桃」430mlPET(スプライト470mlPETと同型ボトル)を発売。
    • 7月 - ファンタ初のフレーバー「すいか」を発売。490ml1本あたり460mgの食塩を配合しており、無果汁である。プレスリリースでは『レモン+Cに続く「シーズンズ」フレーバーシリーズ第2弾』と記述されている。
    • 9月 - 「ファンタ 真っ赤なオレンジ」を発売。ブラッドオレンジの香り。人気のため、発売直後に出荷停止となる。
    • 11月 - レモンフレーバーをベースに、5種類のビタミン(ビタミンB6ビタミンCビタミンDビタミンEナイアシン)を配合した180ml缶入りの小容量製品「SUPER PLUS+(スーパープラス)」を発売、後に、「ファンタ 飲みごろラ・フランス」を発売。
  • 発売時期不明 - 青りんご(紙コップ版)、レモン(紙コップ版、缶や現行品とは色と味が違う)、ルートビア、チェリー
2016年11月現在販売中の缶、びん、PET製品
  • ファンタ グレープ
  • ファンタ グレープクラシック(200mlびん)
  • ファンタ オレンジ
  • ファンタ 飲みごろラ・フランス
  • ファンタ 真っ赤なオレンジ
  • ファンタ すいか
  • ファンタ レモン+C
  • ファンタ SUPER PLUS+(180ml缶)
  • ファンタ 厳選フレーバー 芳醇アップル(250ml缶-一部地域の自販機限定)
  • ファンタ ベストフレーバー 白桃(430mlPET-一部地域の自販機限定)
  • ファンタ ベストフレーバー シークワーサー(500mlPET-沖縄限定)
  • ファンタ メロンソーダ(500mlボトル缶-セブンイレブン限定、160ml缶-業務用製品)
  • ファンタ メロンクリームソーダ(セブン&アイグループ限定、関西先行発売)
  • ファンタ レモンスカッシュ(セブン&アイグループ限定、関西先行発売)
カップベンダー用現行品
  • メロンソーダ
  • グレープソーダ
  • オレンジ
  • レモン
  • 青りんご
  • アップル

改良[編集]

  • 2000年代になると、ファンタのラインナップにはビタミンC・ビタミンB12やアミノ酸が入ったものが加わっている。
  • マカガラナ、他、睡魔を抑える働きで知られるカフェインを配合した「ファンタR18」等が登場している。
  • 2008年6月にオレンジとグレープの1.5Lで瓢箪のように胴部にくびれをつけた上、くびれの表面に細かな凹凸をつけた「手にピタ!ボトル」を採用した。同年7月に発売された「ファンタ ゼロ レモン」をはじめ、以降に発売されたファンタの1.5Lに採用されている。
  • 2009年3月にはコアフレーバー3種(オレンジ・グレープ・ゼロ レモン)がリニューアルされ、合成着色料不使用(オレンジのみ合成着色料不使用化、グレープ・ゼロ レモンはリニューアル前から合成着色料不使用)・純水使用となった。コアフレーバーのリニューアル以降に発売する製品(リニューアル品を含む)は全て「合成着色料不使用・純水使用」となる。
  • 2009年6月には「ファンタ」初の果汁入りフローズン飲料「もみもみフローズン」を発売。凍らせてから飲むタイプである為、ペットボトルは冷凍しても容器が破裂しないように工夫されている。炭酸は入っていない。

ゴールデンアップルという都市伝説[編集]

ファンタはこれまでに多種類のフレーバーを発売している。その中、2000年前後の日本では、1970年代に「ゴールデンアップル」というフレーバーが存在したか否かという話題がインターネットを中心に巻き起こり、存在を肯定する側と否定する側に意見が分かれ論争となった[7]

やがて日本コカ・コーラ社は「過去に日本国内でそのような製品を販売したことはない。ゴールデングレープならあった」という公式見解を発表した。この後、日本コカ・コーラ社は、2002年10月に「ファンタゴールデンアップル」を新フレーバーという形で新発売した。さらに2006年に同商品をセブン-イレブン限定で、「あの伝説の商品」「1970年代の復刻版デザイン」として1970年代のファンタに用いられたデザインで販売している。

半ば都市伝説化した一方で、2002年に久須美雅士(清涼飲料史研究家)が生活情報サイト『All About』で発表したWeb記事[8]において、日本コカ・コーラ社社員からの「売った事がある」「知っている」という発言や複数ボトラー社員からの「よそのボトラーでは売ったらしい」という旨の発言を紹介している。このほか、「日本コカ・コーラ社が公表していないから、発売していない」とする否定側の意見についても、ジョージア・マックスコーヒーが日本コカ・コーラ社ウェブサイトの販売商品一覧に載っていない事を取り上げ、公表している情報が絶対ではないとしている。また、2010年には清水りょうこ(清涼飲料水評論家)の編著によりミリオン出版から発行された書籍『なつジュー。20世紀飲料博覧會』の41ページで、日本コカ・コーラ社に関係していた人による「あったはずだが、資料がないため、公式にあるとは言えない」という旨の発言を紹介している。続けて「各地のボトラー社からの限定品を含めた全商品を把握できていないらしい」「30年以上も前の話で、外資系企業であることから人の出入りが激しく、知る人がいない」という旨の記述をしている。とはいえ、ライター里田実彦も、これらの主張は都市伝説の定番である「友だちの友だちに聞いた」と同じパターンであり、勘違いと思い込みの可能性が高い事を指摘している[9]

CM[編集]

1970年代から1980年代初頭[いつ?]まではタレントを使ったCM、1980年代中盤[いつ?]からは主要顧客層である子供を使ったCMを放送していた。前者では、CMの最後に「ファンタスティック」のコピーがあった。また後者では、「ファンタはぼくらのヒーローだ!」というコピーの最後に猫の鳴き声を被せていた。

1980年代前半[いつ?]には、松山千春CMソングを歌ったバージョンのCMが存在した。

1986年頃[いつ?]から1993年まではディズニーキャラクターを使ったCMを放送。マスカットの缶にミッキーマウスのイラストをプリントしていたのもこの時代の影響である。1986年のCMでは、実写の映像にディズニーキャラクターのアニメーション(主にミッキー・ドナルドグーフィーの3者)を合成したものが放送され、翌年のパインフルーツ初登場を知らせるPS部でもミッキーのアニメーションが合成された。

2000年頃[いつ?][編集]

  • ファンタの缶を砂浜で肌を焼いている人の背中に乗せて、缶が背中の熱で溶けていく
  • 虫捕りをしている親子が巨大なファンタの缶に襲われる
  • 砂漠でファンタを見つけた男性が、缶をとろうと持ち上げたら無限に缶が伸びて取れない
  • 勉強をしている少年がくしゃみをしたら、鼻からファンタの缶が出てきた
  • 砂浜で遊んでいるカップル。男(加瀬亮)が振ったファンタを女の方にかけようとして女が避け、勢いよく飛び出たファンタが海の向こうの島に直撃して粉々になる
  • 子ども向けイベントの会場の控室にて、あんまりな衣装に呆然とするスタッフの女性と、女性を呼びにくる同じ衣装を着た男性(ファンタレモン)
  • 男性が走り幅跳びをし、着地地点のバックには「レモン60個分」の立て看板。さらに計測に使うメジャーがレモンをつなぎ合わせたもので、計測結果が「レモン60個分」。(ファンタレモン)

ファンタ学園[編集]

2002年からファンタ学園シリーズが展開されていた。『3年B組金八先生』のパロディで展開されたシリーズで、3年B組がスルーされている(他にもE組等がスルーされている)。このシリーズは、韓国においても韓国語に吹き替えた上で放送されていた。

以下は、このシリーズの登場人物と演者の一覧である。ファンタの公式サイトには登場人物たちのプロフィールが掲載されていたが、「黒ひげ」がタカラトミー(放送当時トミー)の登録商標であることから、黒ひげ先生のプロフィールのみ公式サイトから除外されていた。

このシリーズは2004年に一旦中止されたが、2008年2月20日からファンタ発売50周年記念として展開された「PLAY!」キャンペーンの一環で一時復活した[10]

そうだったらいいのにな[編集]

2005年から、日本では童謡「そうだったらいいのにな」(井出隆夫作詞・福田和禾子作曲)のメロディでスチャダラパーのBOSEが替え歌を歌っている。このシリーズは、始めに空想の世界で始まり、「そうだったらいいのにな」のフレーズの後に現実に戻って落ちがつき、「そうじゃないからファンタ飲もう」で終わるのが基本的なパターンである。ファンタ学園シリーズの名残から学校に関するものがほとんどだった。

「そうだったらいいのにな」シリーズ(ヤギ篇・リモコン篇・カメラマン篇)は、2005年に全日本シーエム放送連盟が主催する「CMフェスティバル」において総務大臣賞/ACCグランプリ(最高賞)を受賞した。

作品一覧[編集]
  • ヤギ篇 - 学校にヤギの大群が押し寄せ、授業もテストもなくなるという設定で「そうだったらいいのにな」のフレーズが入り、現実世界の教室でニヤニヤしていて上の空だった生徒が教師に注意される。
  • リモコン篇 - 先生をリモコンで操作し、嫌な授業の場合は早送りしたり一時停止して、「そうだったらいいのにな」のフレーズが入り、現実世界で「神田君が変です」という落ちが入るもの。
  • カメラマン篇 - プロのカメラマンとなり好きなアイドルを撮り放題という設定で、妄想する少年にタモト清嵐、アイドルに小松彩夏が出演した。「そうだったらいいのにな」のフレーズの後、家でエロ本を読んでいるところを母に目撃される。
  • 先生がUFOに連れ去られ、自習をするよう指示されて、3年間「自習」と称して遊びまくるという設定。「そうだったらいいのにな」の後、大槻義彦が「そんなわけねぇだろ」と言う。
  • その後、「ファンタだよ。TVに出よう!」キャンペーンで、全国の中高生がCMに出演している
スタッフ・キャスト一覧[編集]
  • 初オンエアー2005年3月16日(15秒CM)
  • 広告主:日本コカ・コーラ
  • 広告会社:博報堂、博報堂クリエイティブ・ヴォックス
  • 制作会社:葵プロモーション
  • クリエイティブ・ディレクター:岩本恭明
  • プランナー:横田豊、井村光明、松田淳、神田祐介
  • プロデューサー:中江康人、久保田修
  • プロダクション・マネージャー:鈴木佳之、伊藤剛
  • ディレクター:永井聡
  • カメラマン:町田博
  • ライトマン:平野竜司、津嘉山誠
  • 美術デザイナー:高嶋俊彦
  • エディター:石田延哉
  • ミキサー:横山欣也
  • タレント:小松彩夏タモト清嵐山梨ハナ白石タダシ篠原孝文土屋有里恵米谷真一川崎珠莉本間しげる
  • 音楽制作会社:ブギーヴォックス
  • 作曲:福田和禾子
  • 演奏・歌手:ボーズスチャダラパー
  • アカウントプランナー:安藤元博
  • スタイリスト:柚木一樹
  • ヘアメイク:須藤綾子、吉川清美
  • キャスティング:石垣光代
  • 動物コーディネーター:国立路加

吉本興業とのコラボ[編集]

2008年は、吉本興業よしもとクリエイティブ・エージェンシー)とのコラボレーションを展開。吉本所属のお笑いタレントである、品川庄司(オレンジ)、ガレッジセール(グレープ)、フットボールアワー(レモン)がそれぞれの缶(カッコ内参照)に登場した。

ファン太郎[編集]

2009年からは横綱朝青龍が、「ファン太郎」に扮した一見恐そうな「ファン太郎」だが本当はいい人であるという趣旨の『ファン太郎が行く』シリーズが放映されていた。本CMは、日本コカ・コーラ社によると、飲料のファンタが合成着色料無添加ビタミンカルシウムも豊富、純水である等、ファンタの良さを伝える目的がある[11]。2009年7月から放映された「ファンタもみもみフローズン」のCMには、ファン太郎と女子高生に扮したはるな愛が出演している。CMソングは増山達也[12]が歌っていた。

バンド「FANTA」[編集]

2010年3月から、「ファンタ もぉ〜もぉ〜ホワイト」の新発売CMから謎のロックバンドFANTA」がメインのシリーズにリニューアルした。「FANTA」は、曙太郎がドラム、高見沢俊彦マーティー・フリードマンがギター、綾小路翔がベース&ボーカル、谷村奈南がリードボーカルという設定。「FANTA」の「F」はフリードマンのF、「A」は綾小路のA、「N」は奈南のN[13]、「T」は高見沢のT、「A」は曙のAと、メンバーの姓名からの頭文字を合わせている。

2011年6月1日から放送が開始された新CMでは、曙が高見沢からバンドを解雇通告され、曙に代わるドラム担当として、“大阪のベテランドラマー”ことくいだおれ太郎が新メンバーに加わる設定の内容になる。

More Fanta, More Play[編集]

2012年3月からは、「More Fanta, More Play」(モット ファンタ モット アソブ)のキャッチコピーが設けられ、CMも2011年から海外で放送されているオリジナルのCGキャラクター「FANTA CREW」(ファンタクルー)が繰り広げる世界共通の内容のものにリニューアルされた。

ラジオCM[編集]

2007年に流れていたCMは、子供がファンタグレープにビタミンCが添加してあることを理由に親にファンタを買うようにねだるという内容だった。また、ファンタそのものが擬人化されているパターンも存在する。ただし、CM放送後の2009年時点においてファンタグレープにはビタミンB6が添加されており、ビタミンCはファンタオレンジ等に添加されている。

他社とのコラボ商品[編集]

2011年3月15日、森永製菓のチューイングソフトキャンディハイチュウ」のコラボシリーズに、「ハイチュウ×ファンタグレープ」と「ハイチュウ×ファンタオレンジ」が期間限定で発売された。日本コカ・コーラ社と森永製菓のコラボレーションによる製品で、ファンタの味を初めてキャンディ化。ファンタの爽快感と炭酸感をハイチュウで再現した。

脚注[編集]

  1. ^ 社会福祉法人東京ヘレンケラー協会 - カフェパウゼ 「シュペツィ」とファンタの謎。
  2. ^ アップルは大手ファストフード店ロッテリアにおいてもドリンクとして提供されていたが、サントリーフーズ系のドリンクを扱う方針へとロッテリアが転換したため、現存しない。また、レモンもモスバーガーにおいては創業より提供されていたが、2001年からモスオリジナルの山ぶどうスカッシュ(グレープ風味の炭酸飲料)を取り扱うこととなり、姿を消した。同じくミスタードーナツにおいてもレモンを一時取り扱っていたが、モスフードサービスとの提携開始により、山ぶどうスカッシュを導入したためモスに同じく取扱いを中止している。
  3. ^ 当時のファンタグレープは合成着色料を使用しており、舌に色が付く等の問題が発生した為、1975年5月に販売中止して7月にこの商品を販売した。1977年7月に着色料を改良した(舌に色が付かない)ファンタグレープが新発売されたため、ゴールデングレープは販売終了した。
  4. ^ この商品は炭酸入りのドリンクゼリーである。
  5. ^ 里中れもん役は松本亜希
  6. ^ 3月9日、コアフレーバーリニューアルと同時に、名称が変更されたため、今は、「ファンタ メロンソーダ」となっている。
  7. ^ 参考:asahi.com:「都市伝説」またぞろ脚光 真偽よりもつながり求め - 文化一般 - 文化・芸能 ※『アサヒコム(朝日新聞)』2007年2月8日12時1分付け記事。
  8. ^ 現実か幻か? 都市伝説にもなったあの飲料が登場! ファンタ・ゴールデンアップル - [コンビニグルメ] All About(2002年10月27日付更新)4ページ目
  9. ^ ファンタの「都市伝説」はこうして作られた! ASAhIパソコン 2015年4月24日
  10. ^ 日本コカ・コーラ | ニュースリリース”. 日本コカ・コーラ (2008年2月12日). 2016年9月15日閲覧。
  11. ^ 日本コカコーラの『ファン太郎が行く』ニュースリリース
  12. ^ 「たつやくんとマユミーヌ」の「たつやくん」としてアフラックのCMソング『まねきねこダックの歌』も歌っている。
  13. ^ Tanimuraだと高見沢俊彦と重複するため、Nanaを使用している。

参考文献[編集]

  • なつジュー。20世紀飲料博覧會
2010年6月30日、ミリオン出版発行・大洋図書発売。編著者:清水りょうこ。書籍コード:ISBN 4813021247ムックシリーズ「ナックルズBOOKS」の第16巻(第16号)として発行。
「ファンタゴールデンアップル」に関連する記述。

外部リンク[編集]