無添加

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無添加(むてんか、additive-free)とは、特定の物質が使用されていないことを表す表現である。何が無添加であるというような規定はない。

第二次世界大戦以降、様々な分野で天然には存在しないような化学合成された物質が大量生産され、その安全性について疑問視する人々がいることからマーケティング上の理由で様々な無添加の商品が生み出されてきた。自然界に存在してこなかった物質も多く、性や発癌性内分泌攪乱化学物質として、人体や自然環境が分解できず蓄積が見られることや、組み合わさったときの複合的な効果について懸念する人々がいる。化学合成された物質を使用する代わりに、安全性が確認されていない天然由来の物質を使用していることも多く、無添加だからといって必ずしも安全性が高いとは限らない。

事例[編集]

無添加食品[編集]

食品添加物に分類されるものがすべて使用されていない。あるいは、天然に存在しない合成添加物が使用されていない。 厚生労働省は、「無添加である旨の表示については、製造業者等の任意の表示ではありますが、消費者が誤認を生ずることのない表示が求められています」とコメントしている[1]

無添加化粧品[編集]

タール色素などの人工着色料、人工香料の不使用、無香料・無着色、界面活性剤の不使用や石油系界面活性剤の不使用[2]

無添加石鹸[編集]

合成洗剤など石油製品から化学合成された物質が無添加である。一般店頭では、ミヨシ石鹸シャボン玉石けん牛乳石鹸などが有名。

無添加住宅[編集]

ホルムアルデヒドなど、シックハウス症候群の原因となるような物質が使われていない。または合成化学物質が使われていない。 「無添加住宅」および「無添加住宅リフォーム」は、株式会社無添加住宅の登録商標。

脚注[編集]

関連項目[編集]