銀河鉄道999 (ゴダイゴの曲)
「銀河鉄道999 (THE GALAXY EXPRESS 999)」 | ||||
---|---|---|---|---|
ゴダイゴ の シングル | ||||
B面 |
テイキング・オフ! (TAKING OFF!) | |||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
レーベル | 日本コロムビア | |||
作詞・作曲 |
英語作詞:奈良橋陽子 日本語作詞:山川啓介 作曲:タケカワユキヒデ | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴダイゴ シングル 年表 | ||||
| ||||
「The Galaxy Express 999」 | ||||
---|---|---|---|---|
Animelo Summer Live の シングル | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
作詞・作曲 |
英語作詞:奈良橋陽子 日本語作詞:山川啓介 作曲:タケカワユキヒデ | |||
Animelo Summer Live シングル 年表 | ||||
| ||||
「銀河鉄道999」(ぎんがてつどうスリーナイン)は1979年7月1日にゴダイゴがリリースしたシングルである。型番はCK-537。
解説
作詞は奈良橋陽子(英語詞)・山川啓介(日本語詞)、作曲はタケカワユキヒデ、編曲はミッキー吉野。映画版『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999) 』(東映)主題歌。またTVスペシャル版においても、オープニングテーマとして使用された。B面の「テイキング・オフ!」も劇中において使用されている。
このシングルには、同じく映画『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)』の挿入歌であるかおりくみこの「やさしくしないで」とインストゥルメンタル曲の「惑星メーテルのテーマ」をカップリングしたヴァージョン(型番:CH-94)や、映画『サイボーグ009 超銀河伝説』の主題歌である町田義人の「10億光年の愛」「さらばとは言わない(We'll never say good-bye)」をカップリングしたヴァージョン(型番:CC-8339)も存在する。
オリジナル・アルバムには収録されていない。
映画『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)』のプロデューサーの一人だった高見義雄は、東映アニメーションが初めて手がける自主制作映画であり、TVアニメとはまったく別の新しい作品であるこの映画の主題歌をゴダイゴに依頼するべきかどうかを、実際にコンサートへ足を運び、子供から大人まで集まる彼らのライヴの熱気を肌で感じ取り、「主題歌はゴダイゴしかない」と確信したという[1]。
英語作詞担当の奈良橋は、999号が飛んでいくような明るい感じにしようとタケカワと打ち合わせをしていたという。そして受験戦争という過酷な状況でノイローゼになり、下ばかり向いている子どもたちに対して、「日本だけでなく、世界に向かって生きていこう。」という意味を込めて詞を書き、サビの部分で繰り返される「journey」の英単語が旅立つイメージを表現しているという[1]。
作曲担当のタケカワは、それまでロックやホップを使ったアニメソングがなかったため、「ここでその常識を変えるんだ」とやる気満々だったという。「口に出さないのに、格好良いと思った曲は絶対に良い曲」と豪語し、最初のフレーズを作った時には、既に良い曲になると確信していたという。またこのフレーズにおいて、音がどんどん高くなっていくところが、999号が宇宙へ飛び立つシーンを表現できているという。そして今でも、歌うと皆が喜んでくれるこの曲は、ただのヒット曲ではなく、皆の心の中に未だに銀河鉄道999は走り続けているのだと感じているという[1]。
編曲担当のミッキーは、タケカワが一夜漬けで完成させたデモテープを聴き、最初はスローのバラードだった曲を、蒸気機関車が力強く走るようなアップテンポにしたという[1]。
日本語作詞担当の山川は、ミッキーのスピード感のあるアレンジのおかげで、多少情緒的な詞でもベタベタしないだろうと思ったという。特に2番の歌詞において、「短い人生の猶予期間において、そのまま安定した人生を送るのも構わないが、もしかしたら君にしかできないことがあるかもしれない。それは大変なことかもしれないが、挑戦する価値があるのではないか。」という意味を込めて詞を書いたという。またサビの部分を英語のまま残すことについても大賛成であったという[1]。
作者の松本零士は、クラシック指向であることから、当初こそゴダイゴの主題歌に違和感を感じていたものの、メーテルと鉄郎が別れるラストシーンにおいて、希望に満ちたこの主題歌が流れることによって、鉄郎は大丈夫だということを感じ、彼の未来を案ずることがなくなったという。そのようなことができる音楽家を「自分たちとは別世界にいるマジシャン」と評した。また当初、ゴダイゴの主題歌をオーケストラと合わせられないかと考えていたという[1]。なお、松本の意向とは関係ないが、2008年3月8日に行なわれた『Godiego 2008 TOKYO 新創世紀 第二章 R+EVOLUTION』および2009年3月24日に行なわれた『Godiego 2009 TOKYO 新創世紀 第三章 ゴダイゴ号の冒険』では、オーケストラ演奏とのコラボレーションによる「銀河鉄道999」が演奏された。
映画およびTVスペシャルでは、「銀河鉄道999」「テイキング・オフ!」ともに、2番からラストサビの間にある間奏はカットされている。また映画で使用された音楽には番号が振られており、「テイキング・オフ!」は「M15」、「銀河鉄道999」は「M61」とされていた。
『劇場版「銀河鉄道999」〜ETERNAL EDITION FILE No.1&2〜』には、「テイキング・オフ!」が「旅立ち」(M14、M15、M16)、「銀河鉄道999」が「新たなる出発」(M60、M61)という曲名で収録されている。同シリーズの『FILE No.7&8〜』には、「銀河鉄道999」の日本語版と英語版(詳細は後述)とカラオケ版(演奏ゴダイゴ)、「テイキング・オフ!」の日本語版とカラオケ版(演奏ゴダイゴ)が収録されている。
韓国で発売されたDVD『劇場版 銀河鉄道999(은하철도 999)』では、英語版音声にすることで「銀河鉄道999」と「テイキング・オフ!」の英語版を聴くことが出来たが、公式とは別テイクであった。
アメリカで発売された同映画のビデオには、「銀河鉄道999」に英語訳詞(英語版の歌詞ではない)字幕の付いたヴァージョンとアメリカ人ボーカルが「テイキング・オフ!」を歌っているヴァージョン(こちらも英語版の歌詞ではなく、また「銀河鉄道999」はカットされている)の2種類がある。
原作漫画『銀河鉄道999』の第69話「アンドロメダの雪女」のなかに、「銀河鉄道999」と「テイキング・オフ!」の日本語歌詞が掲載されている[2]。
A面曲の副題は「A JOURNEY TO THE STARS」である[3]。
収録曲
- 銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)
- テイキング・オフ!(TAKING OFF!)
収録アルバム
「銀河鉄道999」「テイキング・オフ!」が収録されたアルバムを記載。英語版については後述。
- 銀河鉄道999
- カセット『GODIEGO HIT SPECIAL』 1980年12月1日発売
- LP『INTERMISSION/GODIEGO FINAL LIVE+2』 1985年6月1日発売 ※ライヴ・アルバム。歌詞は1番が日本語、2番が英語。
- CD『GODIEGO SUPER TWIN DX』 1990年12月1日発売
- CD『15TH ANNIVERSARY GODIEGO BOX GODIEGO ANTHOLOGY VOL.5 SONGS IN JAPANESE』 1991年4月1日発売
- CD『GODIEGO GREAT BEST VOL.1 ~Japanese Version~』 1994年5月21日発売
- CD『GODIEGO SINGLE COLLECTION VOL.1』 1994年11月21日発売
- CD『BEST SONGS GODIEGO BEST ALBUM』 1998年10月21日発売
- CD『GOLD GODIEGO NOW & THEN』 1999年12月18日
- CD『銀河鉄道999 ETERNAL EDITION FILE NO.7&8』 2001年8月18日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『松本零士の世界』 2003年7月30日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『スーベニアジャポン〜あの季節におきわすれた名曲〜』 2003年7月30日 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『こどものうた ざっくざく!宝箱』 2006年11月22日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『for 30's Generation アニメ 〜みんなアニメが好きだった~〜』 2008年3月19日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『CDツイン こどものうた 〜炎神戦隊ゴーオンジャー〜 』 2008年6月18日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『放送30周年記念 ETERNAL EDITION PREMIUM 銀河鉄道999 GALAXY CD-BOX』 2008年9月9日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『銀河鉄道999ソングコレクション』 2008年9月9日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『胸キュンSONGS 〜あのころの歌はなぜこんなにも胸がキュンとするのだろう。 』 2008年9月24日 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『こどものうた ドッカーン! 101きょく』 2008年11月19日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『ザリガニワークスCD-BOX ザリガニミュージックアワード アニメ特撮ソング大行進~コレジャナイロボ・オリジナルアルバム~』 2008年12月17日 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『GODIEGO GOLDEN☆BEST』 2009年2月18日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『みんなアニメが好きだった-赤盤-』 2009年3月4日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『アニメソング史(ヒストリー) III』 2010年8月18日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- 配信『GODIEGO SINGLES VOL.1 -SIDE A SELECTION-』 2011年11月16日発売
- 配信『GODIEGO 35TH ANNIVERSARY SELECTION』 2011年11月16日発売
- CD『ザ・ベスト てっぱん!懐かしのアニメソングス(上)』 2012年3月21日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『決定盤 昭和ポップス・デラックス』 2012年12月19日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『春子の部屋〜あまちゃん 80's HITS〜』 2013年8月28日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『てつどうの歌 〜鉄道唱歌/銀河鉄道999〜』 2013年9月25日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『これだけは知っておきたい50曲のアニメソング』 2015年9月23日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- テイキング・オフ!
- CD『15TH ANNIVERSARY GODIEGO BOX GODIEGO ANTHOLOGY VOL.10 GODIEGO RARE TRACKS』 1991年4月1日発売
- CD『GODIEGO SINGLE COLLECTION VOL.2』 1995年6月21日発売
- CD『銀河鉄道999 ETERNAL EDITION FILE NO.7&8』 2001年8月18日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『松本零士の世界』 2003年7月30日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『放送30周年記念 ETERNAL EDITION PREMIUM 銀河鉄道999 GALAXY CD-BOX』 2008年9月9日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『銀河鉄道999ソングコレクション』 2008年9月9日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『GODIEGO GOLDEN☆BEST』 2009年2月18日発売
- 配信『GODIEGO SINGLES VOL.2 -SIDE B SELECTION-』 2011年11月16日発売
英語版
ゴダイゴは、最初に英語の歌詞を作り、それに曲を付け、そして日本語の歌詞を作るというやり方を行っていたため、ゴダイゴの曲には日本語版と英語版が存在する(例外あり)。つまり、この英語版の方がオリジナルである。これら2つのヴァージョンは同じシングルに収録(A面に日本語版、B面に英語版)されることが多かったが、「銀河鉄道999」の英語版「THE GALAXY EXPRESS 999」および、「テイキング・オフ!」の英語版「TAKING OFF!」は、このシングルには収録されなかった[4]。しかし、後にカセットやCDアルバムなどに収録された。ここでは、英語版が収録されたアルバムを記載する。
- THE GALAXY EXPRESS 999
- LP『MAGIC CAPSULE』 1979年10月25日発売 ※ライヴアルバム。
- LP『LONDON CELEBRATION』 1980年1月発売 ※『MAGIC CAPSULE』収録音源。
- カセット『GODIEGO HIT SPECIAL』 1980年12月1日発売
- CD『W DELUXE』 1987年5月21日発売
- カセット『ゴダイゴ・ザ・ベスト 全曲英語詩』 1987年5月21日発売
- CD『15TH ANNIVERSARY GODIEGO BOX GODIEGO ANTHOLOGY VOL.3』 1991年4月1日発売
- CD『GODIEGO GREAT BEST VOL.2 ~English Version~』 1994年5月21日発売
- CD『銀河鉄道999 ETERNAL EDITION FILE NO.7&8』 2001年8月18日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『スーベニア・ジャポン〜あの季節におきわすれた名曲〜』 2003年7月30日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『放送30周年記念 ETERNAL EDITION PREMIUM 銀河鉄道999 GALAXY CD-BOX』 2008年9月9日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- CD『銀河鉄道999ソングコレクション』 2008年9月9日発売 ※ゴダイゴのアルバムではない。
- TAKING OFF!
- 配信『GODIEGO 35TH ANNIVERSARY SELECTION』 2011年11月16日発売
「THE GALAXY EXPRESS 999」は早い時期に英語版が発表されていたが[5]、「TAKING OFF!」は、2011年11月16日に発売されたアルバム『GODIEGO 35TH ANNIVERSARY SELECTION』に収録されるまでは、関連書籍などで歌詞は公開された[6]もののカセットやCDに収録などはされなかった。
英語の詞が先に作られたという点では、続編の『さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-』の主題歌「SAYONARA」も同様である。当曲と異なる点は、こちらは日本語版・英語版ともにゴダイゴの演奏・歌唱によるものだが、「SAYONARA」に関しての歌唱は英語版は作詞・作曲も手がけたメアリー・マッグレガーによるものが、日本語版はかおりくみこによるものである(このほか、日本語版には川島和子によるものも存在する)。アレンジ・演奏は同じである。
カバー
他アーティストによるカバー(関連者によるセルフカバー含む)を記載する。尚、特記事項のない限り、「銀河鉄道999 (THE GALAXY EXPRESS 999) 」のみをカバーしたことを記載する。
- 1983(昭和58)年
- 2月21日、淡海悟郎によって、『Battle of SF Animation』の収録曲としてカバーされた。編曲も淡海悟郎。
- 1992(平成4)年
- 3月21日、信田かずおによって、『オルゴールで聴くアニメ主題歌 -銀河鉄道999-』の収録曲としてカバーされた。
- 1994(平成6)年
- 11月9日、タケカワユキヒデによって、シングル『ガンダーラ伝説』のメドレー曲「ガンダーラ伝説(日本語版)」の1曲としてセルフカバーされた。編曲は京田誠一。
- 12月1日、ヒッパレオールスターズによって、『ヒッパレ1979』メドレー中の1曲としてカバーされた。
- 12月7日、タケカワユキヒデによって、アルバム『ガンダーラ伝説』のメドレー曲「ガンダーラ伝説(英語版)」の1曲としてセルフカバーされた。編曲は京田誠一。
- 1996(平成8)年
- タケカワユキヒデによってライブにてセルフカバーされ、2006年5月2日に発売された『LIVE BEST 1996 (with That's on Noise) 』に収録された。歌詞は1番が日本語詞で2番が英語詞という変則的な構成であり、タケカワはライブでもこのような構成で歌うことが多い。
- 12月10日、Love Circusによって、『Everything』の収録曲としてカバーされた。
- 1997(平成9)年
- 3月21日、キッズ・マーチング・バンドによって、『ガッツだ! 運動会ルンルンマーチ』の収録曲としてカバーされた。
- 1998(平成10)年
- 1999(平成11)年
- 5月28日、クリヤマコトによって、アルバム『ANTITHESES #2』の収録曲としてカバーされた。編曲もクリヤマコト。
- 6月28日、タケカワユキヒデによって、『MONKEY MAGIC 1999』の収録曲としてセルフ・カバーされた。タケカワは他にも同じくゴダイゴの楽曲である「MONKEY MAGIC」もセルフ・カバーしている。
- 夏頃、アーケードゲーム『ステッピングステージ2 SUPREME』に『MONKEY MAGIC 1999』に収録されている「銀河鉄道999(Dub’s 1-999 Club Remix〜by DUB MASTER X)」を一部編集して収録された。
- 秋頃、アーケードゲーム『ステッピング3 SUPERIOR』に収録された。
- 2000(平成12)年
- 3月4日、プレイステーション2用ゲームソフトステッピングセレクションに収録された。
- 10月30日、DOMINO88によって、『Please Please Baby』の収録曲としてカバーされた。編曲はマサヒロ。歌詞は1番が英語詞2番で、2番が日本語詞1番という本家ゴダイゴにもない変則的な構成となっている。
- 2001(平成13)年
- 11月1日、入江信充によって、『Guitar Freaks 6thMIX & drummania 5thMIX Soundtracks』の収録曲としてカバーされた。
- 2002(平成14)年
- 2月27日、Noriko Fukushimaによって、アルバム『Cafe De Anime』の収録曲として全詞英語でカバーされた。編曲は長岡成貢。
- 9月25日、藤原いくろうによって、『ETERNAL COURAGE -ANIMATION HEALING MUSIC-』の収録曲としてカバーされた。
- 2003(平成15)年
- 3月26日、STELLAによって、『STELLAnimme』の収録曲としてカバーされた。
- 5月21日、MJRによって、『銀河鉄道999 JAZZ』の収録曲としてカバーされた。編曲は新澤健一郎。
- 8月17日、タケカワユキヒデによって、ライブ『アニメジャパンフェス2003』にてセルフカバーされ、同年12月1日に同名のライブアルバム『アニメジャパンフェス2003』に収録された。歌詞は1番が日本語詞で2番が英語詞である。タケカワは他にも同じくゴダイゴの楽曲である「MONKEY MAGIC」もセルフカバーしている。
- 2004(平成16)年
- 1月21日、MJR Trioによって、『テレビジャズベスト〜懐かしの主題歌・ジャズ・アレンジ集〜』の収録曲としてカバーされた。2003年5月21日発売のMJR『銀河鉄道999 JAZZ』と同一音源である。
- 3月24日、アンサンブル・アカデミアによって、『ビッグ・ヒット・マーチ 親子で楽しむアニメソング大全集』の収録曲としてカバーされた。編曲は松山裕士。
- 9月22日、ANIMETALによって、『ANIMETAL MARATHON VI 〜THE SENTIMETAL〜』の収録曲としてカバーされた。
- 2005(平成17)年
- 4月8日、タケカワユキヒデ&T's COMPANY(タケカワの三女(基)と四女(愛)のユニット)によって、「銀河鉄道999 (THE GALAXY EXPRESS 999)」と「テイキング・オフ!(TAKING OFF!)」が『GALAXY EXPRESS 999 BEST 4SONGS』の収録曲としてカバー(タケカワにとってはセルフカバー)された。「銀河鉄道999」の歌詞は1番が日本語詞で2番が英語詞。
- 11月25日、東京ブラス・スタイルによって、『「アニジャズ」 1st note 』の収録曲としてカバーされた。
- 12月5日、SHOBIz ポップスオーケストラによって、『スタンダード・ブラス グリーン』の収録曲としてカバーされた。
- 2006(平成18)年
- 3月24日、MERDOGによって、『TRANCE HEAVEN PRESENTS アニトラ・ヘヴン』の収録曲としてカバーされた。
- 6月7日、インディゴによって、『ワンスモア』の特典CD収録曲としてカバーされた。
- 7月12日、GOOD LOVIN'によって、『EVER GROOVE』の収録曲としてカバーされた。
- 7月26日、堤智恵子によって、『みずいろの雨』の収録曲としてカバーされた。
- 2007(平成19)年
- 1月10日、東方女子学坊C-GALによって、『C-GAL @ ANIME』の収録曲としてカバーされた。
- 4月18日、岩井直溥/東京佼成ウィンドオーケストラによって、『ニュー・サウンズ・イン・ブラス2007』の収録曲としてカバーされた。
- 4月25日、東京吹奏楽団によって、『ヒットヒットマーチ101大全集』のの収録曲としてカバーされた。
- 5月23日、VOIX DOUCEによって、『アニカペラ Vol.1』の収録曲としてカバーされた。
- 5月23日、BLACK VELVETSによって、『ブラック・ベルベッツの宇宙〜IN THE SPACE』の収録曲としてカバーされた。
- 7月10日、斎賀みつきによってカバーされ、着うたで配信された。同10月3日『百歌声爛-女性声優編-』に収録された。
- 9月20日、秋山公良によって、『ギター/ウクレレによるアニメ主題歌コレクション』の収録曲としてカバーされた。
- 10月3日、緒方恵美によって、アルバム『アニメグ。』の収録曲としてカバーされた。編曲は須藤賢一。
- 11月21日、岩井久美子によって、『70's HIT PARADE』の収録曲としてカバーされた。
- 2008(平成20)年
- 3月25日、Kennoa and The Loopersによって、『私の考えるアニメジャズ』の収録曲としてカバーされた。
- 3月26日、EXILEとVERBAL (m-flo) により、ベストアルバム『EXILE CATCHY BEST』収録曲としてカバーされた。編曲は中野雄太。「麒麟 ZERO」のCMソング。タケカワは自宅のテレビでCMを見るまで、EXILEがカバーしたことを知らず、その日タケカワは友人と食事をしており、CMを見た瞬間その場で友人たちと乾杯してしまうぐらい嬉しかったという。また、2012年9月9日に放送されたEXILEが主演するTBS系番組「EXILE魂」にゴダイゴがゲスト出演し、両グループのコラボレーションが実現した。なお「銀河鉄道999」の演奏はゴダイゴが担当した。
- 9月3日、NINEによって、『R25 SPEED アニメトランス BEST 2』の収録曲としてカバーされた。
- 9月24日、I iwiによって、『ANIME HOUSE 02』の収録曲としてカバーされた。
- 9月26日、松永謙一郎によって、『キッズソング ヒットパラダイス!〜まんまるスマイル・崖の上のポニョ〜』の収録曲としてカバーされた。
- 11月05日、櫻井隆仁によって、『発車メロディーサウンド・アニメ&ヒーロー作品集』の収録曲としてカバーされた。このアルバムは、様々なアニメソングを鉄道発車メロディー風にアレンジしたものである。
- 11月19日、大阪市音楽団によって、『ブラバン!高校サッカー2』の収録曲としてカバーされた。
- 11月20日、塩塚博、福嶋尚哉、三留研介、若林剛太によって、『鉄のバラード〜駅発車メロディ界の3大巨匠による発車メロアレンジ〜』の収録曲としてカバーされた。編曲は塩塚博。このアルバムは、様々なヒットソングを鉄道発車メロディー風にアレンジしたものである。
- 11月26日、Yuji Yoshidaによって、『キープ・ランニング 〜チャレンジ〜』の収録曲としてカバーされた。
- 12月10日、NIGHT TRAINS feat.井上由美子によって、『パチンコスロット必勝トランス P-TRANCE vol.4』の収録曲としてカバーされた。
- 12月17日、遠藤正明によって、『ENSON2』の収録曲としてカバーされた。
- 12月24日、SCAMPによって、『スーパー☆アニメ☆リミックス 峠 〜痛車ダンスミーティング〜』の収録曲としてカバーされた。
- 2009(平成21)年
- 1月21日、TSUKASAによって、『姫トラ anime☆mix』の収録曲としてカバーされた。
- 2月18日、タケカワユキヒデによって、「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」と「テイキング・オフ!(TAKING OFF!)」が『CHRONICLE3&4+2』の収録曲(ボーナス・トラック)として全詞英語でセルフカバーされた。
- 2月25日、Mega Maxiによって、『PUNK IT!TOKYO』の収録曲としてカバーされた。
- 2月25日、赤い彗星 feat. RYOによって、『アニメ☆ダンス・プレゼンツ・アニカン・ヒットチャート・セレクション』の収録曲としてカバーされた。
- 5月13日、mirayによって、『Dub Master X presents Dub Summer Pop』の収録曲としてカバーされた。
- 5月27日、岡本雄希によって、『JAPAN ANIMESONG COLLECTION VOL.25』の収録曲としてカバーされた。
- 6月3日、腹八分によって、『腹八分のアニソン act3』の収録曲としてカバーされた。
- 6月24日、ANIPANKによって、『序』の収録曲としてカバーされた。
- 8月19日、ジ・エミグランツによって、『アニメ・ラヴァーズ Vol.1』の収録曲としてカバーされた。
- 9月30日、松本梨香 feat.タケカワユキヒデによって、『まんまる』の収録曲としてカバー(タケカワにとってはセルフカバー)された。編曲は松坂大祐。
- 10月28日、DJ SASA & ANIME ISLANDSによって、『SWEET ANIME SONGS』の収録曲としてカバーされた。
- 11月18日、ジェイコブ・コーラーによって、『STARS -GIFT FOR PIANO MUSIC-』の収録曲としてカバーされた。
- 11月18日、『オルゴール☆コレクション 〜ルパン3世のテーマ'79〜銀河鉄道999』の収録曲としてカバー、iTunes storeで配信された。
- 12月23日、エイプリルズによって、『BACK TO THE FUTURE MUSIC』初回盤ボーナスCDの収録曲としてカバーされた。
- 2010(平成22)年
- 2月15日、P☆B-Rwによって、『アニソン100連発【メガ電波】 大きいお友達編』の収録曲としてカバーされた。
- 2月24日、島本須美によって、『sings her LEGENDS』の収録曲としてカバーされた。
- 5月19日、木村好夫とザ・ビアーズによるカバー・ヴァージョンが『決定盤!!木村好夫/フォーク&ポップス ベスト』に収録され、発売された。木村氏は故人である。
- 6月16日、ANIME THAT JAZZによって、『EVENING!』の収録曲としてカバーされた。
- 10月6日、EXILEとVERBAL (m-flo) により、シングル『I Wish For You』の収録曲として、「銀河鉄道999 -House Mix-」のタイトルでカバーされた。編曲はDJ KAYA(UNITED COLORS)とAyumu Ogawa(UNITED COLORS)。ベスト・アルバム『EXILE CATCHY BEST』に収録されている「銀河鉄道999」とは別アレンジである。
- 2011(平成23)年
- 11月30日、ミゲルによって、『しあわせソングス-初めましてミゲルです☆-』の収録曲としてカバーされた。
- 2013(平成25)年
- 3月20日、浅野孝已によって、「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」と「テイキング・オフ!(TAKING OFF!)」が『ACOUSTIC COVERS -SONGS OF GODIEGO- VOL.2』の収録曲としてセルフカバーされた。編曲も浅野孝已。
- 5月16日、ALI PROJECT、ChouCho、Gero、GRANRODEO、i☆Ris、May'n、nano.RIPE、OLDCODEX、Ray、ZAQ、Zwei、アフィリア・サーガ、いとうかなこ、上坂すみれ、小倉唯、喜多村英梨、串田アキラ、栗林みな実、黒崎真音、小松未可子、サイキックラバー、鈴木このみ、鈴村健一、竹達彩奈、田村ゆかり、茅原実里、富永TOMMY弘明、中島愛、七森中☆ごらく部、南里侑香、野水いおり、日笠陽子、藤田麻衣子、三澤紗千香、水樹奈々、ゆいかおり(小倉唯&石原夏織)によってカバーされ、同年8月23日・24日・25日に開催された『Animelo Summer Live 2013 -FLAG NINE-』のテーマソングとして使用し、アニサマ2013出演アーティストにより歌われた。編曲は佐久間正英。佐久間はベーシスト・ギタリスト・キーボーディストとして演奏にも参加しており、他にTAKUYAがギタリスト、そうる透がドラマーとして演奏に参加している。前年まで行われたCDによる販売は行っておらず、配信によるダウンロード販売が行われた他、音源CDとミュージックビデオ入りのDVDがライブ公式パンフレットの特典として収録された。2005年以来、毎年行われている当イベントにおいて、テーマソングにカバー曲を採用するのはこれが初とのことである[7]。また開催地のさいたまスーパーアリーナがあるさいたま市は、タケカワの出身地でもある。
- 5月29日、タケカワユキヒデによって、『THE REBORN SONGS〜LEGEND〜』の収録曲としてセルフカバーされた。編曲もタケカワユキヒデ。
- 2014(平成26)年
- 3月9日、タケカワユキヒデによって、『GOLDEN BEST』の収録曲として、「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」の日本語版と英語版および「テイキング・オフ!(TAKING OFF!)」の日本語版がセルフカバーされた。編曲もタケカワユキヒデ。
- 8月27日、EXILE TRIBEとVERBAL(m-flo)により、アルバム『EXILE TRIBE REVOLUTION』の収録曲としてカバーされた。ボーカルは『EXILE TAKAHIRO』・『EXILE NESMITH』・『EXILE SHOKICHI』・『今市隆二』・『登坂広臣』の5人である。RAP詩が変更されている。
- 2015(平成27)年
- 2月11日、石川綾子によって、『CINEMA CLASSIC』の収録曲としてセルフカバーされた。
- 7月11日、タケカワユキヒデによって、『銀河鉄道999ゴールド・セレクション』の収録曲として、「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」および「テイキング・オフ!(TAKING OFF!)」の日本語版と英語版がセルフカバーされた。編曲もタケカワユキヒデ。
- 11月4日、ラスマス・フェイバーが日本のアニメソングをジャズアレンジしたアルバム『ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ〜アニメ・スタンダード Vol.5〜』の日本盤ボーナストラックとして収録されている。
流用
- STANDARD BRASS Green!「コンサートの定番に 銀河鉄道999」(編曲:樽屋雅徳)
- ジャパニーズ・グラフィティXII (編曲:星出尚志) (メドレー作品の最後)
本曲がヒット中の1979年11月、「シャープ・スターアクション」(日本テレビ系列)の「旅特集」が山口県市民会館収録で放送され、その際、男女両軍が入場する時にこのメロディーが流された。
2009年3月8日から西武池袋線の大泉学園駅の発車メロディに採用されている。
2013年7月1日から埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の大宮駅・鉄道博物館駅の接近メロディに採用されている[8]、
2014年6月14日から横浜線の淵野辺駅の発車メロディに採用されている。
2016年3月9日から山陽新幹線の新神戸駅・岡山駅・広島駅・小倉駅・博多駅の発車メロディに採用されている[9]。
プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの私設応援団「全国荒鷲連合会」が東北地区限定のチャンステーマとして採用している。
フジテレビ系列のバラエティ番組「はねるのトびら」内のコーナー「短縮鉄道の夜」の挿入歌、および「クイズ!ヘキサゴンII」の1コーナー「仲間を救え!底抜けドボンクイズ」のルール説明のBGMにも使用されており、両番組の連続放送があった水曜日のゴールデンタイムは、2時間で2回も該当曲を聴くことが出来た。
てっぱんの劇中でも演奏されたことがあった。
連続テレビ小説・第88シリーズ『あまちゃん』では、「銀河鉄道999」が挿入歌として使用されたことがある。
脚注
- ^ a b c d e f テレビ東京「そして音楽が始まる」 編 『そして音楽が始まる〜名曲に隠された感動のドキュメント〜』 マーブルトロン、2003年8月29日初版発行、ISBN 4-12-390053-4、58-73頁。
- ^ 少年画報社、ヒットコミックス『銀河鉄道999 13巻〜アンドロメダの雪女〜』44頁、46頁。
- ^ 『銀河鉄道999アニメ画集PART-5』81頁。
- ^ ここでは日本語版には邦題(日本語題名)、英語版には原題(英語題名)を用いているが、実際には必ずしもこのように分けられているわけではない。
- ^ 日本語版リリースから英語版リリースまで約1年5ヶ月(ライヴ音源を含めると約4ヶ月)空いているが、ゴダイゴはテレビ出演やライヴ演奏などにおいては、1番を日本語、2番を英語で歌うことが多く、さらに1番と2番の英語詞が同じであったため、当初から日本語版はもちろん英語版も広く浸透していた。
- ^ 『銀河鉄道999アニメ画集PART-6』59頁。
- ^ 今年の『アニサマ』は3日間開催、第1弾発表で水樹奈々、田村ゆかりなど16組 - マイナビニュース
- ^ 埼玉のニューシャトルに初の“駅メロ”銀河鉄道999 - MSN産経ニュースなお、作曲者のタケカワユキヒデはさいたま市出身である。
- ^ 山陽新幹線 主要5駅の「発車予告音」に「銀河鉄道999」の音色を導入します~3月9日以降、新神戸・岡山・広島・小倉・博多の5駅で使用開始~