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森山直太朗

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森山 直太朗
生誕 (1976-04-23) 1976年4月23日(48歳)
出身地 東京都
学歴 成城大学 卒業
ジャンル J-POP
フォークソング
職業 シンガーソングライター
活動期間 2001年 -
レーベル ユニバーサルJ
2002年- 2006年
NAYUTAWAVE RECORDS
2007年 - )
事務所 セツナインターナショナル
共同作業者 御徒町凧
公式サイト Naotaro Moriyama

森山 直太朗(もりやま なおたろう、1976年4月23日 - )は、日本シンガーソングライター作詞家作曲家

東京都出身。セツナインターナショナル所属。成城学園高等学校成城大学卒。名前の由来は素「直」で「太」く「朗」らかから。

大学在学中から、主に吉祥寺の井の頭公園でギターを抱えて歌うようになる。作詞は殆どの楽曲を御徒町凧と共作している。

エピソード

  • 音楽一家の中にいて、音楽をしようと思ったのは20歳前後と遅咲き。小学生の頃などは、森山良子の息子だから歌が巧いだのと評価されるのを嫌い、人前で歌わなかった。中学・高校はサッカーに熱中し、部長なども務めていた。将来はプロサッカー選手になりたいと考えていたが、断念。大学に入り、現実を考えていると、サラリーマンになることは自身にとって、とても不安定な道を行くように思い、残ったのが音楽だったと言っている。現在もフットサルチームの試合等の主催や参加をしていて選手達と交流を持っている。
  • 小学校時代所属していたサッカー少年団川崎YMCAは地元でも強豪で、同期には東京ヴェルディ菅原智FC岐阜薮田光教ザスパ草津高田保則の兄がいた。
  • サッカー好きが高じて、2012年4月11日に発表したフルアルバム『素敵なサムシング』内の8曲目にFCバルセロナの有名選手たちについて面白おかしく歌った曲『そしてイニエスタ』を収録した[1]
  • 自らを「起き抜けの革命家」「夕暮れの代弁者」等と名前の前に称することがある。
  • 見た目からは意外だが運動神経が良い。中学高校ともにマラソン大会では常に優勝しており、野球経験もあり野外でのイベントでライブ終わりにカラーボールを投げるパフォーマンスがあったが強肩ぶりを見せ来場者に驚かれる。
  • 「この身が果てるまで歌い続ける、いや果てて魂だけになっても歌っている」と冗談交じりに語る姿から「歌」に対して熱い思いを持っている。
  • テレビ等では真面目で少し変わり者といったイメージを持たれやすいがライブパフォーマンスやトーク等では常に観客に笑いを起こそうとする等サービス精神旺盛で「イメージと違いますね」とよく言われるとのこと。
  • 初めて自分で作った曲は「高校3年生」(『直太朗』収録)で、母親に歌わせようとした曲。デモテープを作り、テーブルの上にこっそり置いておいたが、これを聴いた森山良子は、本人に歌うように言ったという。
  • 上記の高校3年生デモテープ作りの時に、森山良子の特徴的なファルセット(裏声)を意識して録音する時に、自分にも備わっていた特異な裏声に気づく。その為か彼の作品の多くは、自らの裏声を意識した曲作りになっている。
  • 代表曲のひとつである「さくら」は、2006年に行われたオリコンの桜ソングランキングでは1位を獲得している。
  • TBS系の人気ドラマ『3年B組金八先生』の大ファン。
  • 自身のラジオでは区切りの頭に何かを言いたがる。よく言う言葉は「開いてる窓からこんばんは」
  • ロンドンハーツ』で義兄の小木博明とテレビ初共演を果たした。お互いの交流エピソードはよく語られる。
  • 劇場公演『森の人』や劇団公演『なにげないもの』で役者として舞台に立つが稽古が想像を絶する日程で行われた為『森の人』では2週間で6キロ体重が減った等のエピソードが後に語られている。
  • ファンクラブ会報で料理レシピを連載する程の料理好きで、カレーライスが好物である。
  • 音楽番組に出演すると司会にすぐ弄られる(特に『うたばん』など)。
  • 実家を出て一人暮らしを始めたが、隣の住人が偶然にも矢作兼おぎやはぎ)。実家に置いてある愛車を義兄小木博明が勝手に運転しぶつけたというエピソードが番組等で初めて本人に伝わった。
  • そのおぎやはぎと交流の深い設楽統バナナマン)とは誕生日が同じであり、家族ぐるみで誕生日パーティーを開いたりバースデーソングを送ったりする仲。
  • 小さい頃から、姉の影響を受け洋楽をよく聞いていた。中でも、ボブ・ディランへの思い入れは強い。
  • 毎年行われるツアーでは地方も多数廻っている。自分を知らない人達との交流の場を多く持ちたいとインタビュー等で語る場面が多い。その為か地方ライブでは「森山ライブは地方密着型」と特別MCコーナーを設けたりする。「お父さん」や「お母さん」と思われる年代や子供の観客を乗せるのが好き。最近ではワンマン以外のライブへの参加等も精力的に行っている。
  • 歌以外では演劇に興味があり、大学時代からジャンル関係なく劇場に足を運びシアターコクーンで劇場スタッフのアルバイトをしていたこともある。
  • その他交流が深い歌手:井ノ原快彦(V6)・綾小路翔氣志團)・さだまさし一青窈アンジェラ・アキ中孝介中田裕二椿屋四重奏)・ナオト・インティライミ堂本剛
  • 女優・木村佳乃テレビ東京アナウンサー水原恵理とは、成城学園で小中高大学とすべて同期で、木村とは成城学園初等学校時代、水原とは成城学園高等学校時代に同級生だった。プロ野球は巨人ファンであることを関西のローカル番組「なるトモ」で公言している。

概略

親子二代のミュージシャンとしては共演の機会も多く、単独で歌番組に出演する際も互いの話題を振られることが多い。藤圭子宇多田ヒカル親子や古谷一行降谷建志(Dragon Ash)親子のケース同様、子単独でのブレイク後にその親子関係が世に知られている。

ディスコグラフィ

シングル

  • 「ワスレモノ」(2001年11月10日)(インディーズ盤)
  1. 星屑のセレナーデ」(2002年11月27日)
  2. さくら (独唱)」(2003年3月5日)
  3. 夏の終わり」(2003年8月20日)
  4. 太陽/声」(2004年1月10日)
  5. 生きとし生ける物へ」(2004年3月17日)
  6. 今が人生〜飛翔編〜」(2004年8月4日)
  7. 時の行方〜序・春の空〜」(2005年2月23日)
  8. 小さな恋の夕間暮れ」(2005年6月15日)
  9. 風花」(2005年11月16日)
  10. 君は五番目の季節」(2006年3月1日)
  11. 風になって」(2006年9月13日)
  12. 恋しくて/夢みたい〜だから雲に憧れた〜」(2006年10月25日)
  13. 未来〜風の強い午後に生まれたソネット〜」(2007年5月9日)
  14. 太陽のにほひ」(2007年8月8日)
  15. スノウドロップ」(2008年1月30日)
  16. 生きてることが辛いなら」(2008年8月27日)
  17. 「涙」(2009年10月21日)
  18. 「花鳥風月/言葉にすれば」(2010年9月29日)

アルバム

  • インディーズ『直太朗』(2001年3月7日)
  1. コアアルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』(2002年10月2日)
  2. コアアルバム『いくつもの川を越えて生まれた言葉たち』(2003年6月18日)
  3. フルアルバム『新たなる香辛料を求めて』(2004年5月26日)
  4. フルアルバム『風待ち交差点』(2006年11月29日)
  5. フルアルバム『諸君!!』(2008年3月5日
  6. フルアルバム『あらゆるものの真ん中で』(2010年6月9日
  7. フルアルバム『素敵なサムシング』(2012年4月11日

企画盤

  1. ベストアルバム『傑作撰 2001〜2005』(2005年6月15日)
  2. レアトラック集『レア・トラックス vol.1

映像作品

  1. DVDアルバム『永遠はオルゴールの中に』(2003年12月3日)
  2. DVDシングル『生きとし生ける物へ』(2004年4月28日)
  3. DVDアルバム『劇場公演 森の人』(2005年4月20日)
  4. DVD『君は五番目の季節 ツアードキュメンタリーフイルム』(2006年6月28日)
  5. DVD『二〇〇七 姫路城』(2008年1月30日)

参加CD

  1. 『歌鬼(GA-KI)〜阿久悠トリビュート〜』(2008年7月30日)
  2. さだまさしトリビュート さだのうた』(2008年10月22日)
  3. 『The Light feat.Kj from Dragon Ash,森山直太朗,PES from RIP SLYME』(2009年1月28日)
  4. 『1939 MONSIEUR(サンキュー ムッシュ)』(2009年2月18日)

ダウンロード配信限定楽曲

  • 「12月」(2005年12月2日)

楽曲提供

  • 森山良子
    • シングル「マザーアース」(作詞 御徒町凧/作曲 編曲 森山直太朗 渡辺俊幸)(2005年7月20日)
  • 中孝介
    • シングル「」(作詞 御徒町凧/作曲 森山直太朗)(2007年4月11日)
  • NHK全国学校音楽コンクール
    • 平成18年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲「虹」(作詞 御徒町凧&森山直太朗/作曲 森山直太朗/編曲 信長貴富 )

ライブ

  1. コアライブツアー『笑えない冗談』(2004年1月16日 - 4月10日 19会場20公演)
  2. スターツアー2004『地球はたぶん球体じゃない』(2004年6月3日 - 7月29日 24会場25公演)
  3. 学園祭ツアー2004『カレーライスが不意に食べたくなったんだ』(2004年10月23日 - 11月20日 6会場6公演)
  4. 劇場公演『森の人』(2005年2月2日 - 2月17日 2会場13公演)
  5. コンサートツアー2005『君は五番目の季節』(2005年7月3日 - 9月15日 31会場35公演)
    その後、「コンサートツアー2005〜2006『君は五番目の季節』追加公演」(2005年12月20日 - 2006年3月29日 28会場28公演)を開催。通常公演と追加公演を合わせると計59会場63公演にものぼり、直太朗史上最大のライブツアーとなった。
  6. ワールドツアー2007『全ての柔らかいモノのために』(2007年2月10日 - 6月20日 43会場46公演)
    最終公演は台湾の「台北インターナショナルコンベンションセンター」でおこなった。
  7. 楽天世界遺産劇場『姫路城Special Concert』(2007年11月12日
  8. コンサートツアー2008『諸君!?』(2008年4月12日 - 7月24日 30会場35公演)
    本公演の最終を沖縄で敢行。その後7月23日、24日に東京渋谷「C.C.Lemonホール」にて「東京最終公演」
    を行った。
  9. 楽天世界遺産劇場『日光東照宮Special Concert』(2008年10月11日12日
  10. コンサートツアー2009『どこまで細部になれるだろう』(2009年4月16日 - 10月12日 47会場51公演)
  11. コンサートツアー2010『真っ白い鳩を九十九羽飼っていて』(2010年9月1日 - 12月17日 26会場26公演)
  12. コンサートツアー2011『乗り遅れた電車を見送るペンギンよ』(2011年8月20日 - 12月20日 31会場32公演)
  13. 10thアニバーサリーツアー2012『洪積世ボーイ』(2012年4月27日 - 7月7日 11会場11公演)

出演CM

タイアップ一覧

脚注

  1. ^ 森山直太朗「そしてイニエスタ」試聴動画が公開スタート-音楽業界総合情報サイトMusicman-NET2012年05月08日

外部リンク