大正駅 (大阪府)
大正駅 | |
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JR駅舎 | |
たいしょう Taisho | |
所在地 | 大阪市大正区 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細) 大阪市交通局(駅詳細) |
大正駅(たいしょうえき)は、大阪府大阪市大正区三軒家東一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)、および同区三軒家西一丁目にある大阪市営地下鉄の駅である。
JR西日本の大阪環状線と、当駅を起点とする大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線との乗換駅となっている。長堀鶴見緑地線の駅には「N11」の駅番号が与えられている。
駅構造
JR西日本
JR 大正駅 | |
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たいしょう Taishō | |
◄弁天町 (1.8 km) (1.2 km) 芦原橋► | |
所在地 | 大阪市大正区三軒家東一丁目8-18 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■大阪環状線 |
キロ程 | 7.0 km(大阪起点) |
電報略号 | タセ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
20,299人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1961年(昭和36年)4月25日 |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 大阪市内駅 |
相対式ホーム2面2線を有するの高架駅で、分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。改札口は1階にあり、コンコースの中央に設けられている駅務室を挟んで2か所にある。
2011年3月12日に行われたダイヤ改正により、全ての快速の停車駅となった。
新今宮駅が管理する直営駅であり、アーバンネットワークエリアに入っている。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。また、ICOCAの利用が可能である(相互利用対象ICカードはICOCAの項を参照)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■大阪環状線 | 内回り | 新今宮・天王寺・奈良・関西空港・和歌山方面 |
2 | ■大阪環状線 | 外回り | 西九条・大阪方面 |
長らくのりば番号が存在しなかったが、2006年10月中にのりば番号が付与された。
1997年の大阪ドーム(現在の京セラドーム大阪)完成にあわせてJR西日本の駅の中では早い1997年3月から自動改札機が導入されていた[1]。また、自動改札機が導入後しばらくは、それまで改札で切符を切っていた駅員が「立ち止まらないでください」と案内をする様子が見られた。
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ホーム
大阪市営地下鉄
大阪市営地下鉄 大正駅 | |
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たいしょう Taisho | |
(0.6km) ドーム前千代崎(京セラドーム大阪) N12► | |
所在地 | 大阪市大正区三軒家西一丁目2-1 |
駅番号 | N11 |
所属事業者 | 大阪市交通局(大阪市営地下鉄) |
所属路線 | ■長堀鶴見緑地線 |
キロ程 | 0.0 km(大正起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1997年(平成9年)8月29日 |
島式ホーム1面2線を持つ地下駅。改札口は心斎橋寄りの1か所のみである。
PiTaPa、スルッとKANSAI対応各種カードの利用が可能である(相互利用対象ICカードはPiTaPaの項を参照)。長堀鶴見緑地線は将来鶴町方面へ延伸の予定が大阪市交通局より示されている。
駅のデザインテーマは、川に囲まれた大正区を表す「川面の交歓(かわものこうかん)」。
ホーム | 路線 | 行先 |
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1 | ■長堀鶴見緑地線 | 心斎橋・京橋・門真南方面 |
2 | ■長堀鶴見緑地線 | (降車専用ホーム) |
この駅での列車折返しは引上線方式となっている。到着した上り列車は2番線に入線して乗客を降ろした後、その先にある引上線にて折返しを行い、門真南方面行として改めて1番線に入線する。
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3番出入口
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コンコースと改札口
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プラットフォーム(ホームドア設置後)
利用状況
- JR西日本 - 大阪府統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
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1997年 | 33,313 |
1998年 | 27,772 |
1999年 | 26,379 |
2000年 | 25,258 |
2001年 | 25,234 |
2002年 | 24,084 |
2003年 | 23,546 |
2004年 | 23,105 |
2005年 | 23,250 |
2006年 | 23,320 |
2007年 | 23,061 |
2008年 | 23,732 |
2009年 | 20,969 |
2010年 | 20,299 |
駅周辺
大正区内には沖縄県出身者のコミュニティがあり、駅周辺には沖縄料理店が点在する。なお、大正駅は大正区北端にあるため、区内の交通手段は主に市バスとなっている。
駅の北東で、木津川と道頓堀が合流し、木津川と尻無川(岩崎運河)に分かれる。
- 京セラドーム大阪(2006年7月1日に「大阪ドーム」から名称変更)
- 大正郵便局(日本郵便大正支店併設)
- 大正三軒家郵便局
- 大阪市立三軒家西小学校
- 大阪ガス大阪リビング営業部
- 大正橋
- 岩松橋
- 岩崎橋
- 大浪橋
- 大阪市立三軒家西幼稚園
バス路線
大阪市営バスが運行しており、主に大正通を経由して大正区内方面へのバスが多数運行されている。最寄り停留所は大正橋停留所。バス乗り場は多数あり、詳しくは外部リンクを参照。
1998年10月の調査結果では、大正橋停留所の1日の乗車人員(平日)は12630人である。これは、大阪市営バスの停留所中、2位である。
- 60号系統:境川・地下鉄朝潮橋経由 天保山 行/なんば (高島屋前)行
- 70号系統:大正区役所前・大運橋通経由 西船町 行/ドーム前千代崎 行
- 70急号系統:大正区役所前・大運橋通経由 西船町 行/ドーム前千代崎 行
- 71号系統:大正区役所前・大運橋通経由 鶴町四丁目 行/なんば 行
- 72号系統:なみはや大橋経由 天保山 行/ドーム前千代崎 行
- 74号系統:新千歳経由 大正区役所前 行/ドーム前千代崎 行
- 76号系統:地下鉄住之江公園 行/ドーム前千代崎 行
- 90号系統:大正区役所前・大運橋通経由 鶴町四丁目 行/野田阪神前 行
- 91号系統:大正区役所前・大運橋通経由 鶴町四丁目 行/ドーム前千代崎 行
- 91急号系統:大正区役所前・大運橋通経由 鶴町四丁目 行/ドーム前千代崎 行
- 94号系統:千島公園前・大運橋通経由 鶴町四丁目 行/ドーム前千代崎 行
- 98号系統:新千歳経由 大正区役所前 行/弁天町バスターミナル 行
- 108号系統:新千歳経由 鶴町四丁目 行/なんば 行
歴史
現在の大阪環状線にあたる鉄道路線は、関西本線の貨物支線として1928年に開通していたが、旅客線化は30年以上後の大阪環状線成立時である。それまでの大正付近の足は市電か市営バスだけであった。
- 1961年(昭和36年)4月25日 - 日本国有鉄道の西九条駅 - 境川信号場間開業による大阪環状線成立に合わせ、同線の大正駅が境川信号場 - 天王寺駅間に新設開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1997年(平成9年)8月29日 - 地下鉄大正駅が開業。
- 2003年(平成15年)11月1日 - JR西日本でICカード「ICOCA」供用開始[2]。
- 2010年(平成22年)7月7日 - 地下鉄で可動式ホーム柵の使用を開始[3]。
- 2011年(平成23年)3月12日 - ダイヤ改正により、快速停車駅になる。[4]。これにあわせ、エレベーターが設置された。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- ■大阪環状線
2011年3月12日のダイヤ改正まで関空/紀州路快速・大和路快速は通過していた(イベント開催時に臨時停車することはあり)が、同日のダイヤ改正で、いずれの快速も停車するようになった。
- 大阪市営地下鉄
- ■長堀鶴見緑地線
- 大正駅 (N11) - ドーム前千代崎駅(京セラドーム大阪)(N12)
脚注
- ^ ご利用ガイド JR東西線・学研都市線・大正駅から3月8日スタートです。(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ 平成22年度 長堀鶴見緑地線に可動式ホーム柵を設置します - 大阪市交通局
- ^ 平成23年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年12月17日
関連項目
外部リンク
- 大正駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 駅ガイド:大正駅 - 大阪市交通局
- 鉄道沿線ぶらり旅 大正駅 - 大阪日日新聞
- ひと駅ひと物語 大阪環状線めぐり 大正駅(12) - 読売新聞