厂部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ZéroBot (会話 | 投稿記録) による 2011年6月19日 (日) 00:47個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.1) (ロボットによる 追加: nl:Radicaal 27)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

康熙字典 214 部首
卩部 厂部 厶部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

厂部(かんぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では27番目に置かれる(2画の21番目)。

厂の字はの岩が張り出してその下に人が居住可能な空間がある様子に象るという。象形。

厂部は「がけ」や「いわお」を意符としてもつ漢字をあつめている。また、厨、厠、厩などは、元々广部に属するもので、縦線(点画)が省略化されたものである。

部首の通称

  • 日本:がんだれ(雁の略字に使ったことから)
  • 中国:偏厂・厂字头(changzitou、「厂」は「廠」の簡体字
  • 韓国:민엄호부 (min eomho bu、飾りのない广の部)
  • 英米:Radical Cliff

部首字

例字