入部 (部首)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。こんせ (会話 | 投稿記録) による 2021年9月17日 (金) 07:24個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

康熙字典 214 部首
儿部 入部 八部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

入部(にゅうぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では11番目に置かれる(2画の5番目)。

概要

「入」は入るという意味を表す。入部は「入」を意符として構成要素にもつ漢字および「入」の字形を筆画として持つ漢字を分類している。

日本の新字体、中国の簡化字においては部首の「入」の多くが「人」などに変更されたため、入部に属する漢字が少なくなっている。

部首の通称

  • 日本:いる、いりがしら、いりやね
  • 中国:入字頭
  • 韓国:들입부 (入りの入部)
  • 英米:Radical Enter

部首字

例字

冂部[注 1])・人部[注 1])・一部)・

最大画数

𠓿

脚注

注釈

  1. ^ a b 字形が「人」「𠆢」になっていても、漢字の成り立ちを尊重し、入部のまま取り扱う辞書もある。