ふじみ野駅
ふじみ野駅 | |
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![]() 西口(2008年8月) | |
ふじみの Fujimino | |
◄TJ-17 鶴瀬 (2.2 km) (1.7 km) 上福岡 TJ-19► | |
所在地 | 埼玉県富士見市ふじみ野東一丁目26-1 |
駅番号 | ■ TJ-18 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■東上本線 |
キロ程 | 24.2 km(池袋起点) |
電報略号 | ミノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
61.542人/日 -2010年- |
開業年月日 | 1993年(平成5年)11月15日 |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/17/Fujimino_sta_east.jpg/220px-Fujimino_sta_east.jpg)
ふじみ野駅(ふじみのえき)は、埼玉県富士見市ふじみ野東一丁目にある、東武鉄道東上本線の駅である。
駅構造
出口は西口・東口の2か所である。ホームと改札コンコース階との間は、エレベーター・エスカレーター・階段により連絡している。
2010年12月上旬には案内サインをピクトグラムを用いたものに更新した。
のりば
1・2 | ■東上線 | 川越・坂戸・森林公園・小川町方面 |
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3・4 | ■東上線 | 朝霞台・和光市・池袋・○有楽町線 新木場・○副都心線 渋谷方面 |
1・4番線は待避線で、上下線とも緩急接続が可能である。
列車運行
開業当初より、急行停車駅とされた。その理由として、志木駅 - 川越市駅間に緩急接続可能な駅がなく、当該区間の沿線住民が不便を感じていたことにより要望が出された。この区間において急行などの優等列車は先行する準急や普通に追いつくのを防ぐため速度を落としたダイヤが組まれていた。
早朝・深夜以外の時間帯に、当駅で準急と急行の緩急接続が実施されており、一部の時間帯には普通と急行の緩急接続も実施されている。ただし2008年6月のダイヤ改正で、緩急接続は朝と夕方から終電までの時間帯のみの実施となり、これが2011年3月のダイヤ改正まで続いた。
「TJライナー」と急行の両方に接続する準急と、快速急行の通過待避と急行の接続を同時に行う準急は、当駅で7 - 9分程停車する。
当駅から「TJライナー」に乗車する際は着席整理券は不要である。
利用状況
1日平均の乗降人員は以下の通りである。1993年の開業から年々増加傾向にある。
- 2006年度:56,631人
- 2007年度:58,864人(東上線全38駅中8位、前年度比3.9%増)
- 2008年度:60,177人(東上線全38駅中7位、前年度比2.2%増)
- 2009年度:60,862人(東上線全38駅中6位、前年度比1.1%増)
- 2010年度:61,542人(東上線全38駅中6位、前年度比1.1%増)
乗り換え駅ではない駅としては、志木駅に次いで2番目に多い。
駅周辺
駅周辺地域には富士見市・ふじみ野市の行政界が複雑に入り組んでいる。両市ともこの地域で土地区画整理事業を実施している。
西口
- アイムプラザ - コンコース直結の駅ビル。
- アイムふじみ野 - 東武不動産が中心となって開発したマンション。
- パレットふじみ野
- フエンテ(東武ストア)
- 埼玉りそな銀行ふじみ野支店
- みずほ銀行ふじみ野支店
- 東武スポーツクラブ プレオンふじみ野
- アウトレットモール・リズム - 日本初の大型アウトレットモール。
- イオン 大井店
- 埼玉県警察東入間警察署
- 入間東部地区消防組合本部
- ふじみ野駅西口郵便局
- ふじみ野市産業文化センター
- ふじみ野市役所大井総合支所(旧・大井町役場)
- セイコーモータースクール
- 文京学院大学
東口
- ふじみ野ナーレ - 2009年9月29日に開業したコンコース直結の駅ビル。東武ストア・TSUTAYAなどが入居する。
- 東入間警察署ふじみ野駅前交番 - ロータリー北側。
- 上福岡駒林郵便局
- 富士見勝瀬郵便局
- 勝瀬原記念公園
- 東入間医師会休日急患診療所
バス
路線バス
- ふじ01:大井循環
- ふじ01:(深夜)さくら住宅行
- ふじ02:上福岡駅東口行
- ふじ03:イオン循環
- ふじ04:上福岡駅東口行
- 鶴01:鶴瀬駅東口行
- 深夜急行バス「ミッドナイトアロー川越」(降車専用):池袋駅西口発、神明町車庫行
- 上富・鶴瀬駅西口行
- セントラル病院・鶴瀬駅西口行
- 北永井・鶴瀬駅西口行
- 富士見ニュータウン折返し
エアポートリムジン(空港連絡バス)
停留所は西口(パレットふじみ野側)にある。
東武バスウエスト・東京空港交通
- 成田空港行
東武バスウエスト・京浜急行バス
- 羽田空港線 - 国内線第2ターミナルビルを19:35以降に出発する便が当駅終着となる。また、羽田空港国際線ターミナルビル開業に際して早朝時間帯に当駅始発便の運行も開始した。
コミュニティバス
- ふじみ野駅線
- 南部コース
- 中央コース
歴史
- 1993年(平成5年)11月15日 - 開業。
- 2008年(平成20年)3月18日 - 発車メロディを導入。
- 2008年(平成20年)3月25日 - 西口・東口ロータリーにモニュメントが完成。
- 2008年(平成20年)6月14日 - 「TJライナー」の運行開始。東京地下鉄副都心線開通により、同線との相互直通運転列車の停車開始。日中の緩急接続はなくなる。
- 2011年(平成23年)3月5日 - 「TJライナー」の増発。日中の緩急接続が復活。
駅名の由来
「ふじみ野」は駅の所在地である富士見市に由来する。所在地周辺は2010年にそれまでの大字勝瀬から分離し、当駅に由来する「富士見市ふじみ野東、富士見市ふじみ野西」の町丁名がつけられた。一方、隣接する自治体に「ふじみ野市」があり、駅周辺には同じく当駅に由来する「ふじみ野市ふじみ野」の町丁名がつけられた住所が存在している。こちらは2003年に大井町大字亀久保から分離して新たに名付けられた町丁である。
「ふじみ野市」の名称は当初、上福岡市と入間郡大井町のほか、富士見市と入間郡三芳町を含んだ二市二町による合併後の新市名として候補に挙がっていたが、この合併構想は破綻し、新たに上福岡市と入間郡大井町による合併の際に、両市町がふじみ野駅の駅勢圏にあることから名づけられたものである。
名前が類似していて紛らわしいことから、富士見市はこの市名を使用することを批判しており、市議会では東武鉄道に対して「ふじみ野駅」を「富士見駅」へと改名を要請することを求める意見もあったが、公的なものとしては実現はされていない。
なお、駅名と地名が一致しない例は、志木市にない志木駅(埼玉県新座市に所在)をはじめ、品川区にない品川駅(東京都港区に所在)、目黒区にない目黒駅(東京都品川区に所在)などがあるが、いずれも駅至近の地名を採用した事例であり、駅設置後に所在地外の同名自治体が成立した当駅の事例とは異なる。
隣の駅
- 東武鉄道
- ■東上本線
関連項目
外部リンク
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