流山おおたかの森駅

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流山おおたかの森駅
南口(2007年10月17日)
南口(2007年10月17日)
ながれやまおおたかのもり
- Nagareyama-ōtakanomori -
所在地 千葉県流山市西初石六丁目
所属事業者 首都圏新都市鉄道駅詳細
東武鉄道駅詳細

流山おおたかの森駅(ながれやまおおたかのもりえき)は、千葉県流山市西初石六丁目にある、首都圏新都市鉄道東武鉄道である。

首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレス駅番号 12)と、東武鉄道の野田線(愛称「東武アーバンパークライン」、駅番号 TD 22)が乗り入れ、両路線の接続駅となっている。

駅構造[編集]

首都圏新都市鉄道[編集]

TX 流山おおたかの森駅
ながれやまおおたかのもり
- Nagareyama-ōtakanomori -
所在地 千葉県流山市西初石六丁目182番地3
駅番号 12
所属事業者 首都圏新都市鉄道
所属路線 TX つくばエクスプレス
キロ程 26.5km(秋葉原起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
30,448人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 2005年平成17年)8月24日

島式ホーム2面4線を有する高架駅である。

北側から1番線(下り副本線)・2番線(下り本線)・3番線(上り本線)・4番線(上り副本線)となっており、緩急接続が実施されることがある。特にラッシュ時は、快速系統の混雑緩和のため八潮駅ではなく当駅で緩急接続することが多い(2010年時点のダイヤ)。

普通区間快速通勤快速(2012年10月15日ダイヤ改正から)・快速のすべてが停車する。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先
1・2 TX つくばエクスプレス線 下り つくば方面
3・4 TX つくばエクスプレス線 上り 秋葉原方面
  • 秋葉原側に下り線から上り線への渡り線があり、非常時には同駅方面からの電車が渡り線を通り、直接4番線(上り副本線)に到着できるようになっている。
改札口(2007年10月17日)


東武鉄道[編集]

東武 流山おおたかの森駅
ながれやまおおたかのもり
- Nagareyama-ōtakanomori -
TD 21 初石 (1.6km)
(1.3km) 豊四季 TD 23
所在地 千葉県流山市西初石六丁目181番地3
駅番号 TD 22
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線(東武アーバンパークライン)
キロ程 38.4km(大宮起点)
電報略号 ナモ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
49,631人/日
-2012年-
開業年月日 2005年平成17年)8月24日
備考 業務委託駅

東武鉄道(伊勢崎線押上駅を含む)で最も新しい駅である。

相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を有する。駅業務は当初同社の直営だったが、のちに東武ステーションサービスに委託された。

当駅開業後、野田線沿線から都心方面への到達時間が短縮されたことなどから野田線にも大幅な利便性向上がもたらされ、マンション建設や住宅販売なども含めた沿線の活性化が見られるが、当初東武鉄道側には当駅設置の予定がなく、流山市および都市再生機構による建設費の全額負担をもってようやく建設された[1]。前例となった同線の新鎌ヶ谷駅と同様に、鉄道利用者の乗り換え利便性向上のための費用を乗り換え駅所在地の自治体および開発主体が拠出する形となった。

発車メロディは、春日部駅と同じ曲を使用している[2]

改札コンコースとホームに発車標が設置されている。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先
1 東武アーバンパークライン 上り 野田市春日部大宮方面
2 東武アーバンパークライン 下り 六実新鎌ヶ谷船橋方面
改札口(2007年10月17日)


利用状況[編集]

  • 首都圏新都市鉄道 - 2012年度の1日平均乗車人員30,448人である[3]
  • 東武鉄道 - 2012年度の1日平均乗降人員49,631人である[4]

開業以来の一日平均乗車・乗降人員の推移は下記の通り。

年度 首都圏
新都市鉄道
東武鉄道
1日平均
乗車人員[5]
1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員[5]
2005年(平成17年) 14,602 22,664 11,359
2006年(平成18年) 19,804 30,912 15,809
2007年(平成19年) 24,623 40,885 21,083
2008年(平成20年) 26,912 44,954 22,994
2009年(平成21年) 27,753 46,233 23,553
2010年(平成22年) 28,609 46,998 23,915
2011年(平成23年) 29,056 47,723 23,997
2012年(平成24年) 30,448 49,631

駅周辺[編集]

おおたかの森とは、当駅からみて西方にあるおよそ50haの森林、通称「市野谷の森」のことであり、絶滅危惧種にかつて指定されていたオオタカが生息することから、駅名の一部に採用された。しかし、「おおたかの森」の名前を付けておきながら、バブル期前後のスプロール的開発や「一体化法」に基づくつくばエクスプレス沿線の開発(つくばエクスプレスタウン流山新市街地地区)により森は半分以上が伐採され、2005年3月現在20ha強にまで減少している。その影響のためか、プラットホームや線路内にオオタカが迷い込んでくることもある。

それでも、宅地化が進んだ流山市にあって貴重な森林であることに変わりはなく、地元住民や自然保護団体は、市野谷の森を通る区間は地下方式で建設することを求めていた。結果として鉄道は高架となったものの、関係者が「保全計画」を策定し、一帯を日本初の都市保全林「県立市野谷の森公園」として整備して駅周辺の里山をある程度残していくこととなった。

周辺地域は、当駅開業以前より森林、集落や小規模の新興住宅地などが点在している。

南側[編集]

2007年3月12日、駅南口に「流山おおたかの森 S・C」が開業した。2011年4月18日には西口暫定広場が供用開始され、これに伴って東武バスの一部路線の経路が4月25日から東口発着から西口発着に変更された。

南口(西初石六丁目・市野谷方面)

南口の街並み(2008年10月3日)

西口(西初石五丁目・市野谷方面)

西口(2012年12月11日)

北側[編集]

2007年7月1日、駅東口に複合施設「ライフガーデン流山おおたかの森」が、同年11月20日、高架下に「TXグランドアベニューおおたかの森」がそれぞれ開業した。この二つはペデストリアンデッキで連絡している。

東口(東初石六丁目・十太夫方面)

東口駅前通り(2009年5月4日)

北口(東初石五丁目方面)

  • 奥富観光果樹園
  • 須賀観光果樹園
  • 流山トントンランド
  • 木工房啄木鳥

バス路線[編集]

東口からは東武バスイースト柏市西原・西柏台方面行が発着する。西口からは東武バス(基本的には東武バスイーストだが、一部便は東武バスセントラルが運行)・京成バスの流山市街地方面行、「流山ぐりーんバス」の西初石・流山おおたかの森高校方面行が発着する。西口は、バス停が7つに分かれている。

東口[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者
東口 西柏03 国立がん研究センター 柏の葉キャンパス駅西口 東武(イースト西柏
西柏06 駒木・西柏台・初石病院前・西原四丁目 江戸川台駅東口
直行 (途中無停車) 江戸川大学

西口[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者
1 西初石ルート 保健センター前・西初石三丁目(初石駅入口)・若葉台 おおたかの森スポーツフィールド 流山ぐりーんバス
※運行:東武(イースト西柏
2 流02 流山郵便局・西初石三丁目・江戸川台西四丁目 江戸川台駅西口 京成(松戸
3 美田・駒木台ルート 美田団地入口・県民プラザ前 青田東・駒木台中央 流山ぐりーんバス
※運行:東武(イースト西柏)
4 流01 初石駅入口・流山中央病院・わんぱく公園 江戸川台駅東口 京成(松戸)
5 松ヶ丘・野々下ルート おおたかの森病院前・豊四季駅南口・野々下4号公園 南柏駅西口
※8:00発までは野々下4号公園止まり
※20:45発以降は豊四季第一公園止まり
流山ぐりーんバス
※運行:京成(松戸)と東武(イースト西柏)の共同運行
6 西柏07 流山警察署前・花輪城跡公園前(東葛病院) クリーンセンター 東武(セントラル吉川
南流02 流山警察署前・流山市役所入口・平和台駅 南流山駅
7 流03 流山警察署前・流山市役所 【循環】平和台駅入口 京成(松戸)
流山警察署前 流山市役所

有楽町駅上野駅我孫子駅行の深夜急行バス「ミッドナイトアロー柏・我孫子号」(東武バスイースト)は'流山おおたかの森駅入口で降車扱いを行う。(乗車は不可)

歴史[編集]

  • 2005年平成17年)8月24日 - 開業。つくばエクスプレス開通と同時に、交差する東武野田線の駅も開業した。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月1日 - 駅西口より「流山ぐりーんバス」が運行開始。
    • 3月12日 - 「流山おおたかの森 S・C」開業。駅からの自由連絡通路の使用が開始された。
    • 11月20日 - 「TXグランドアベニューおおたかの森」開業。
  • 2008年(平成20年)10月10日 - 東武野田線ホームに発車メロディを導入。
  • 2009年(平成21年)12月1日 - 東武鉄道の駅業務を東武ステーションサービスに委託。

駅名の由来[編集]

前述の通りオオタカが生息する森が駅周辺に広がっていることと、市内に緑が多く残されていることが駅名の由来である。

計画時の仮称は「流山新市街地」であった。そのため、つくばエクスプレス開業前に発行された路線図や道路地図では、新駅が「流山新市街地」と表記されているものがある。

2002年4月に流山市が行った市民アンケートを基にした公募案は「流山中央」であった[7]。その後2003年8月23日に開かれた第2回つくばエクスプレス駅名選考会で、流山市は「流山おおたかの森」を市案として正式決定[8]し、この駅名が実際に採用された。

ドラマ・映画・CM撮影など[編集]

ドラマ[編集]

  • BOSS - 「CASE10」の一部シーンを撮影[9]

CM[編集]

アニメ[編集]

付記[編集]

  • 駅の立地状況および開業時から乗り換え客での利用が多いため、駅を東西に貫く自由通路ではジャズロックミュージシャン、それに地元高校などの吹奏楽部による駅コンサートが週末などを中心に時々開かれていた。しかし、TXグランドアベニューの開業を目前に控えた2007年10月16日開催の第17回が最終回となり、以後はTXグランドアベニュー内で実施されている。

隣の駅[編集]

首都圏新都市鉄道
TX つくばエクスプレス
快速
南流山駅 (10) - 流山おおたかの森駅 (12) - 守谷駅 (15)
通勤快速・区間快速
南流山駅 (10) - 流山おおたかの森駅 (12) - 柏の葉キャンパス駅 (13)
普通
流山セントラルパーク駅 (11) - 流山おおたかの森駅 (12) - 柏の葉キャンパス駅 (13)
東武鉄道
東武アーバンパークライン
初石駅 (TD 21) - 流山おおたかの森駅 (TD 22) - 豊四季駅 (TD 23)

脚注[編集]

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  1. ^ “「流山おおたかの森」駅8月24日開業” (PDF) (プレスリリース), 東武鉄道, (2005年5月25日), http://www.tobu.co.jp/file/1252/050525.pdf 2008年5月14日閲覧。 [リンク切れ]
  2. ^ なお、1番線は春日部駅7番線と、2番線は同8番線と同じ曲である。
  3. ^ つくばエクスプレス乗車人員
  4. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員)
  5. ^ a b 千葉県統計年鑑
  6. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  7. ^ 駅名候補の市案が「流山運動公園駅」「流山中央駅」に決定 〜車両のデザインも決まる〜 (PDF) 」 、『広報ながれやま』第1025号、流山市、2002年9月1日、 1頁、2014年1月6日閲覧。
  8. ^ 駅名の市案「流山おおたかの森」と「流山セントラルパーク」 (PDF) 」 、『広報ながれやま』第1049号、流山市、2003年9月1日、 1頁、2014年1月6日閲覧。
  9. ^ 市内でドラマ撮影”. ぐるっと流山. 流山市 (2009年6月10日). 2014年1月6日閲覧。
  10. ^ テレビCM タント「雨の日のお迎え」篇”. ダイハツ工業. 2009年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月6日閲覧。
  11. ^ テレビCM タント「子供服」篇”. ダイハツ工業. 2009年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月6日閲覧。
  12. ^ CMやドラマを撮影 駅前や工業団地を舞台にフィルムコミッション (PDF) 」 、『広報ながれやま』第1160号、流山市、2003年9月1日、 8頁、2014年1月6日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]