山谷初男

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やまや はつお
山谷 初男
本名 山谷 八男
別名義 山谷 初夫
生年月日 (1933-12-19) 1933年12月19日(90歳)
出生地 日本の旗 日本 秋田県仙北郡角館町(現仙北市
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ映画、舞台
活動期間 1953年 - 現在
事務所 舞プロモーション
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山谷 初男(やまや はつお、1933年12月19日[注 1] - )は、秋田県[1]仙北郡角館町(現仙北市)出身で舞プロモーションに所属[1]する日本俳優である。本名は山谷 八男[1]。旧芸名は山谷 初夫。秋田県立角館北高等学校(現:秋田県立角館高等学校)卒業[1]

来歴・人物

1953年に劇団東芸で『ホタルの歌』三吉役で初舞台を踏み、1964年に『ケチまるだし』森本健二役で映画デビュー。以後数々のドラマ・映画に脇役として出演している。特に、若い頃は、時代劇で凄みのある悪役を演じたり、日活ロマンポルノなどにも出演していた。

生家はJR角館駅前の「やまや旅館」(「食堂やまや」も経営)。秋田県出身俳優で、秋田弁を自在に使いこなせるため、東北弁の役柄が多く、人柄の良い中年や老人の役で素朴な味わいを出している。

1994年4月角館町に小劇場「はっぽん館」を建設。演劇、芸能全般、交流の館として地域に開放している。因みにはっぽんとは、新宿ゴールデン街で飲んでいた崔洋一らから呼ばれていた愛称だと、「昭和は輝いていた」で語られた。

編み物が得意という一面があり、自分で着るベストなどを編んでいることを関根勤に賞賛されたことがある。

特技は東北弁[1]

出演

テレビドラマ

映画

舞台

テレビアニメ

劇場アニメ

吹き替え

ナレーション

  • NHKスペシャル
    • 巨大生物を育てる奇跡の海(2000年、NHK)
    • 海のけもの道を探せ(2002年、NHK)
  • ハイビジョンスペシャル
    • 北国の盆 いのちのかがり火〜西馬音内盆踊りとともに〜(2012年、NHKBSプレミアム)

バラエティ

CM

  • 東京電力(バックに流れていた「僕は3丁目の電柱です」の歌)
  • 唐土庵「生もろこし」(秋田ローカル、大黒様姿で秋田民謡の「秋田大黒舞」を踊る)
  • 秋田県観光PR「ま、ま、そのまま、そのまま。秋田県・食い道楽編」ナレーション(2002年、「温泉天国編」は浅利香津代

音楽

  • 『山谷初男の放浪詩集 新宿/山谷初男 with はちみつぱい』LP:SF-1045(1974年)
  • 『山谷初男の放浪詩集 新宿/山谷初男 with はちみつぱい』CD:PCD-1589(1998年) ※寺山修司の解説、ライナーをとうじ魔とうじと湯浅学が担当
  • 『山谷初男の放浪詩集 新宿/山谷初男 with はちみつぱい』CD:VICL-62206(2006年) ※寺山修司の解説 当時のレコードジャケットのデザインのまま、CDサイズに縮小
  • 『koki/山谷初男』CD:HAPPON-001(2003年)
  • 『心の本棚-放浪の俳人 山頭火/朗読 山谷初男』CD:KICG-5024(2004年)
  • 『寺山修司ラジオ・ドラマCD「まんだら」/出演 山谷初男 他』CD:KICC-547(2005年)
  • 『名作を聴く(2)〜国木田独歩/朗読 山谷初男』CD:KICG-5057(2006年)
  • 『名作を聴く(10)〜近代小説集/朗読 山谷初男 他』CD:KICG-5067(2006年)
  • 『日本人のこころと品格〜学問のすゝめ/朗読 山谷初男』CD:KICG-5079(2007年)
  • 『kiju/山谷初男』CD:HAPPON-002(2010年)

脚注

注釈

  1. ^ 当初この役はハナ肇が当てられ収録が進められていたがハナの急逝により山谷が代役を務め収録し直された。
  1. ^ 1934年4月3日生とする資料もある[1]

出典

  1. ^ a b c d e f 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、218頁。 
  2. ^ まえがみ太郎”. 日本アニメーション. 2016年6月29日閲覧。
  3. ^ 風を見た少年”. メディア芸術データベース. 2016年8月16日閲覧。

関連項目

俳優小劇場 創立メンバー

外部リンク