KONDO Racing
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目23番1号 アークヒルズフロントタワーRoP1104号室 |
設立 | 2000年3月 |
法人番号 | 5010401093190 |
代表者 | 代表取締役社長 近藤真彦 |
外部リンク | http://www.matchy.co.jp/ |
国籍 | 日本 |
---|---|
本拠地 | 静岡県御殿場市 |
創設者 | 近藤真彦 |
チーム代表 | 近藤真彦 |
関係者 |
荒聖治 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 山本左近ほか |
活動期間 | 2000年 - 現在 |
カテゴリ | FN、SF、SUPER GT、S耐久、ル・マン |
チームズ タイトル | S耐 1(2016)、SF 1(2018)、GT300 1(2020) |
ドライバーズ タイトル | GT300 1(2020) |
公式サイト | KONDO Racing Team |
2020年のスーパーフォーミュラ | |
エントリー名 | KONDO Racing |
レーサー |
3. 山下健太 4. サッシャ・フェネストラズ |
マシン | ORIENTALBIO KONDO SF19・トヨタ |
タイヤ | 横浜ゴム |
2021年のSUPER GT (GT500) | |
エントリー名 | KONDO Racing |
レーサー |
高星明誠 佐々木大樹 |
マシン | 24. リアライズコーポレーション ADVAN GT-R |
タイヤ | 横浜ゴム |
2020年のSUPER GT (GT300) | |
エントリー名 | KONDO Racing |
レーサー |
藤波清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ |
マシン | 56. リアライズ 日産自動車大学校 GT-R |
タイヤ | 横浜ゴム |
KONDO Racing(コンドー レーシング)は、近藤真彦がオーナー兼監督を務めるレーシングチーム。運営母体は「株式会社エムケイカンパニー(英: MK Company Co., Ltd.)」。
概要
歌手・俳優であり1984年からレーサーとしても活動していた近藤真彦が、1998年に当時所属していたレーシングチーム「TEAM TMS」の協力を得て「近藤真彦レーシングプロジェクト」を発足させ全日本F3に参戦。若手ドライバーの育成を図りながら、近藤自身もチーム監督としてレーシングチームの運営ノウハウを学んだ。その経験を基にして2000年に「KONDO Racing」を設立しフォーミュラ・ニッポンへの参戦を開始した。
2002年から2004年にかけてル・マン24時間レースに参戦。
2006年からSUPER GT・GT500クラスに参戦。
2012年から日産自動車大学校の5校(栃木、横浜、愛知、京都、愛媛)と共同でスーパー耐久に参戦していたが、2019年からSUPER GT・GT300クラスに移行した。
2019年からは3か年計画でニュルブルクリンク24時間レースへの挑戦を開始した。
参戦歴
フォーミュラ・ニッポン
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | TRM | MIN | FSW | SUZ | SGO | TRM | FSW | MIN | SUZ | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 15位 | 近藤真彦 | 7 | 14 | Ret | 13 | 13 | 7 | Ret | Ret | 11 | 10 | 0 |
4 | 21位 | 土屋武士 | 10 | 0 |
- 2001年 - Olympic KONDO Racing Team (Reynard 01L・無限MF308)
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | TRM | MIN | FSW | SUZ | SGO | FSW | MIN | TRM | SUZ | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 3位 | 立川祐路 | 13 | 2 | 11 | Ret | 4 | 4 | 2 | 3 | 5 | 2 | 30 |
4 | 13位 | 金石勝智 | 7 | 6 | Ret | 4 | Ret | 9 | 11 | Ret | 11 | 13 | 4 |
- 2002年 - Olympic KONDO Racing Team (Reynard 01L・無限MF308)
- 立川に代わって荒聖治が加入したがチームは低迷。チームランキング7位
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | FSW | MIN | SUZ | TRM | SGO | FSW | MIN | TRM | SUZ | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 11位 | 荒聖治 | 8 | 4 | 9 | 10 | Ret | Ret | NC | 9 | 11 | 10 | 3 |
4 | 18位 | 金石勝智 | 12 | Ret | 8 | 12 | Ret | 11 | 10 | 12 | 14 | 9 | 0 |
- 2年振りの立川とドミニク・シュワガーで臨むが、チームの低迷は続き0ポイントに終わる。
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | FSW | MIN | TRM | SUZ | SGO | FSW | MIN | TRM | SUZ | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 18位 | 立川祐路 | 10 | 12 | 10 | Ret | Ret | NC | Ret | Ret | 8 | Ret | 0 |
4 | 16位 | ドミニク・シュワガー | Ret | Ret | Ret | 8 | 9 | 11 | 7 | 8 | 10 | 8 | 0 |
- 2004年 - Yellow Hat KONDO Racing Team (Lola B351・無限MF308)
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ |
SGO |
TRM |
SUZ |
SGO |
MIN |
MYS |
TRM |
SUZ |
ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 10位 | 道上龍 | 3 | 5 | 6 | Ret | Ret | 11 | 8 | 10 | 13 | 7 |
4 | 14位 | 立川祐路 | Ret | NC | Ret | 6 | 5 | 9 | Ret | 7 | 9 | 3 |
- 2005年 - KONDO Racing Team (Lola B351・無限MF308)
- ドライバーを山本左近とヤレック・ヤニスに一新。第4戦からヤニスの代役として前年の全日本F3チャンピオンであるロニー・クインタレリが加入、チームも上向きとなった。チームランキング4位。
Car-No. | ランキング | 名前 | TRM | SUZ | SGO | FSW | SUZ | MIN | FSW | TRM | SUZ | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 10位 | 山本左近 | 14 | Ret | Ret | Ret | 4 | 8 | Ret | 2 | 11 | 9 |
4 | 14位 | ヤレック・ヤニス | 12 | 7 | 7 | 0 | ||||||
9位 | ロニー・クインタレッリ | 5 | 5 | 2 | Ret | 5 | 10 | 12 |
- 2006年 - KONDO Racing (FN06・TOYOTA RV8J)
Car-No. | ランキング | 名前 | FSW | SUZ | TRM | SUZ | ATP | FSW | SGO | TRM | SUZ | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 11位 | 山本左近 | 6 | 4 | 14 | 3.5 | ||||||
20位 | 荒聖治 | 10 | 10 | 18 | 13 | Ret | Ret | 0 | ||||
4 | 15位 | 柳田真孝 | 7 | Ret | 9 | 13 | 13 | 12 | Ret | 6 | 13 | 1 |
- 2007年 - CARCHS KONDO RACING (FN06・TOYOTA RV8J)
- 中古車販売会社「カーチス」がメインスポンサー。新加入したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラの活躍とは対照的に柳田は0ポイントに終わる。チームランキング7位。
Car-No. | ランキング | 名前 | FSW | SUZ | TRM | OKA | SUZ | FSW | SUG | TRM | SUZ | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 19位 | 柳田真孝 | 9 | 18 | Ret | 15 | 14 | 12 | 12 | 16 | Ret | 0 |
4 | 8位 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | DSQ | 14 | 8 | 4 | 7 | 6 | Ret | 8 | 3 | 18 |
- 2008年 - KONDO RACING (FN06・TOYOTA RV8J)
Car-No. | ランキング | 名前 | FSW | SUZ | TRM | OKA | SUZ | TRM | FSW | SUG | ポイント | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 12位 | 横溝直輝 | NC | 6 | 11 | 6 | 7 | 6 | Ret | 11 | 12 | 12 | Ret | 12 |
4 | 6位 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Ret | Ret | 9 | 11 | 4 | 5 | 3 | 3 | 1 | 8 | 6 | 33 |
- 2009年は、経済情勢の悪化からSUPER GTのみ参戦。
- 2010年 - KONDO RACING (FN09・TOYOTA RV8K)
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | TRM | FSW | TRM | SUG | AUT | SUZ | ポイント | FSW (FSC) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 14位 | 松田次生 | Ret | 8 | Ret | 14 | 9 | 1 | 11 | 10 |
- 2011年 - KONDO RACING (FN09・TOYOTA RV8K)
- アンドレア・カルダレッリを起用して3年振りのフル参戦を果たすが、ポイントを獲得することはできなかった。
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | AUT | FSW | TRM | SUZ | SUG | TRM | ポイント | FSW (FSC) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 16位 | アンドレア・カルダレッリ | Ret | Ret | 13 | 13 | C | 9 | Ret | Ret | 0 | 9 |
- 2012年 - KONDO RACING (FN09・TOYOTA RV8K)
- SUPER GTでも起用していた安田裕信をドライバーに迎える。前年と同様に0ポイントに終わる。
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | TRM | AUT | FSW | TRM | SUG | SUZ | ポイント | FSW (FSC) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 14位 | 安田裕信 | 11 | 12 | 13 | 16 | 9 | 11 | 13 | 9 | 0 | 16 |
スーパーフォーミュラ
- 前年に引き続き安田を起用。第6戦(菅生)で6位入賞を果たす。チームランキング9位。
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | AUT | FSW | TRM | SUG | SUZ | FSW | ポイント | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 14位 | 安田裕信 | 14 | 9 | 12 | Ret | 6 | 8 | 13 | 11 | 3.5 |
- 安田からジェームス・ロシターへドライバーを変更。開幕戦ではシリーズ復帰後初となる表彰台を獲得。その後もコンスタントにポイントを獲得しシリーズ6位で終える。
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | FSW | FSW | TRM | AUT | SUG | SUZ | ポイント | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 6位 | ジェームズ・ロシター | 2 | 6 | 17 | 8 | 8 | 5 | 4 | 6 | 10 | 22 |
- 2015年 - KONDO RACING (SF14・TOYOTA RI4A)
- ウィリアム・ブラーが加入して2008年以来となる2台体制で参戦。成績は伴わずチームランキングは8位。
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | OKA | FSW | TRM | AUT | SUG | SUZ | ポイント | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 12位 | ジェームズ・ロシター | 16 | Ret | 7 | 12 | 6 | 14 | Ret | Ret | 5 |
4 | - | ウィリアム・ブラー | 14 | 13 | 14 | 13 | 18 | 15 | 13 | 13 | 0 |
- 2016年 - KONDO RACING (SF14・TOYOTA RI4A)
- 引き続きロシターとブラーの体制で参戦。ロシターは健闘を見せるもブラーは2年連続で0ポイントに終わる。チームランキング8位。
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | OKA | FSW | TRM | OKA | SUG | SUZ | ポイント | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 10位 | ジェームズ・ロシター | 6 | 9 | 5 | 5 | 9 | 10 | 8 | 12 | 15 | 12 |
4 | - | ウィリアム・ブラー | 15 | 11 | Ret | 13 | 15 | 15 | 10 | 13 | 13 | 0 |
- 2017年 - KONDO RACING (SF14・TOYOTA RI4A)
- ドライバーを刷新しニック・キャシディと山下健太のルーキー2名を起用。両名が1度づつポールポジションを獲得し、キャシディが表彰台に1度登るなども活躍が見られたが、浮き沈みある戦績からチームランキング7位に終わった。
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | OKA | FSW | TRM | AUT | SUG | SUZ | ポイント | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 10位 | ニック・キャシディ | 17 | 3 | 11 | Ret | 5 | Ret | 19 | DNQ | DNQ | 8 |
4 | 11位 | 山下健太 | 14 | 7 | 6 | Ret | 6 | 13 | 11 | DNQ | DNQ | 6.5 |
- 2018年 - KONDO RACING (SF14・TOYOTA RI4A)
- 前年に引き続きキャシディと山下を起用。キャシディはタイトル争いを繰り広げたが、最終戦で山本尚貴に逆転を許し1ポイント差でタイトルを逃す。チームとしては結成以来初のタイトルを獲得。飛躍のシーズンとなった。
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | AUT | SUG | FSW | TRM | OKA | SUZ | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 2位 | ニック・キャシディ | 7 | C | 2 | 1 | 3 | 5 | 2 | 37 |
4 | 9位 | 山下健太 | 9 | C | 8 | 18 | 6 | 6 | 3 | 11.5 |
- 2019年 - KONDO RACING (SF19・TOYOTA Biz-01F)
- キャシディに代わり国本雄資が加入。チームランキング6位
Car-No. | ランキング | 名前 | SUZ | AUT | SUG | FSW | TRM | OKA | SUZ | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 5位 | 山下健太 | 3 | 7 | 6 | 17 | 13 | 1 | 9 | 21 |
4 | 17位 | 国本雄資 | 6 | 16 | 8 | 15 | 10 | 16 | 15 | 5 |
- 2020年 - KONDO RACING (SF19・TOYOTA/TRD 01F)
- 国本に代わり2019年の全日本F3チャンピオンであるサッシャ・フェネストラズが加入。チームランキング6位
Car-No. | ランキング | 名前 | TRM | OKA | SUG | AUT | SUZ | SUZ | FSW | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 7位 | 山下健太 | 2 | 6 | 5 | 9 | 6 | 10 | 35(34) | |
- | 阪口晴南 | DNS | 0(0) | |||||||
4 | 13位 | サッシャ・フェネストラズ | 3 | Ret | Ret | Ret | 10 | Ret | 8 | 19(19) |
※( )は有効ポイント
SUPER GT
- #24 WOODONE ADVAN KONDO Z
- ドライバー:エリック・コマス(Rd.1-4,6)/荒聖治(Rd.5-9)//柳田真孝
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・フェアレディZ(2006年型)
初年度より、元F1ドライバーのコマスと日産の成長株である柳田の強力ラインアップと好調な2006年型のZを投入したことで、非常に気合が入っていたものの、横浜タイヤは日産・Zとのデータはなく、まずはタイヤの開発が先決であった。第5戦からコマスが腰痛が原因で一時離脱し代わって荒聖治を起用。コマスはいったん第6戦で復帰するもののなかなか調子が戻らず結局今シーズンいっぱい離脱を余儀なくされ荒が最終戦まで柳田とコンビを組むことに。最終戦ではマシン救済もあって2位争いをした上で3位に入り念願の初表彰台を獲得した。
- #24 WOODONE ADVAN Clarion Z
- ドライバー:ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・フェアレディZ(2007年型)
前年の最終戦でようやく初表彰台を上げ、この年の目標は初優勝となりそのために必要な体制を作るべく体制強化を図った。ドライバーには2005年の全日本F3王者で前年ハセミモータースポーツから参戦したオリベイラを迎え、前年途中から起用された荒とコンビを組んだ。序盤戦は旧規定ベースの06年型で挑んだものの、特認だったため性能調整ウェイトが科せられ、さらに新規定のワークスマシンの方が前年の車よりも速かったため非常に不利な戦いを強いられた。第3戦から念願の新車にスイッチしたが、クラッシュによりリタイア。このように、2007年度は常に苦戦を強いられてきたが、第4戦のセパンサーキットでは、猛暑による路面の温度の上昇からタイヤの磨耗が早く、多くのチームが2ピット作戦を用いた中、熱い路面とタイヤとのマッチングが良く、タイヤの磨耗が他のチームに比べて遅かったことから1ピット作戦を成功させ、見事予選14番手から優勝を果たした。もちろんチーム初勝利であり、近藤は涙を流して歓喜した。
- #24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R
- ドライバー:ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2008年型)
前年は新車投入が第3戦からでその間は旧型マシンでの参戦だったため苦しんだが、今シーズンは開幕戦より新型マシンであるGT-Rを投入することとなった。既に多くのテストもこなしており、この年も前年に引き続いて優勝を狙いつつシリーズタイトル獲得も狙う。なお、マシン以外の体制は前年と同様である。開幕戦では、まだまだ不完全なところがあったのにもかかわらず5位入賞と比較的滑り出しのいいスタートを切った。その後GT-R全体に課せられた特別性能調整のウェイトによって苦しい状況になったものの、第4戦のセパンサーキットではトップ争いを繰り広げ、相手のミスを逃さずトップを奪いそのままチェッカーを受け、見事セパンラウンド2連勝を達成。しかし、その後安定したポイントを獲得できず、特に終盤戦ではノーポイントで終えるレースばかりだったことが大きく、全体を見渡すとあまりいい結果とはいえないシーズンとなった。
- #24 HIS ADVAN KONDO GT-R
- ドライバー:ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2009年型)
前年より2009年規定を一部先取りしたGT-Rを投入したため、その車両を改良し参戦となったが、エンジンは2009年規定に沿っていないため、今年も特認車両となった。景気の減速から例年に比べ開幕前のテストの回数が減り、各チーム若干準備不足で迎えた開幕戦では、予選と決勝で大きくコンディションが変わったり、他チームの戦略ミスにも助けられ、国内初優勝という申し分のないスタートを切ったが、その後のレースでは中々良い結果が出せず、特に第5戦から3戦連続ノーポイントのレース続いてしまったこともあり、最終的にシリーズ8位に終わった。
- #24 HIS ADVAN KONDO GT-R
- ドライバー:ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2010年型)
2008年より使用しているGT-Rを改良し参戦となり、エンジンは2009年規定に沿った3.4Lとなった。開幕前のテストでは新しいエンジンにまつわるトラブルが多発し、開幕戦でも予選中に車両後部を大破するアクシデントに見舞われたが、決勝でコンディションがめまぐるしく変わる中で、GT500では例を見ないタイヤ無交換作戦が功を奏し、2年連続開幕戦優勝という申し分のないスタートを切った。しかし、その後のレースでは表彰台に上がることができず、結果的にシリーズ10位に終わった。
- #24 ADVAN KONDO GT-R
- ドライバー:安田裕信/ビヨン・ビルドハイム
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2011年型)
- #24 D'station ADVAN GT-R
- ドライバー:安田裕信/ビヨン・ビルドハイム
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2012年型)
- #24 D'station ADVAN GT-R
- ドライバー:安田裕信/ミハエル・クルム
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2013年型)
- #24 D'station ADVAN GT-R
- ドライバー:ミハエル・クルム/佐々木大樹
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2014年型)
- #24 D'station ADVAN GT-R
- ドライバー:佐々木大樹/ルーカス・オルドネス/(Rd.1-3)/ミハエル・クルム(Rd.4-)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2015年型)
富士スピードウェイで行われたRd.4にて5年ぶりの優勝を遂げ、スポーツランドSUGOで行われたRd.6で3位表彰台を獲得するも、他でリタイヤを含むノーポイントとなり、チームランキング12位という結果に終わった。
- #24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R
- ドライバー:佐々木大樹/柳田真孝
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2016年型)
NISMOアンバサダーに就任したミハエル・クルムに代わり、MOLAから柳田真孝が移籍。佐々木大樹とコンビを組む事になった。Rd.4 SUGOにてタイヤ無交換作戦を敢行し、優勝を飾る。オートポリス代替戦となったRd.3 MOTEGIにて無交換作戦を敢行、今季2勝目を飾った。
- #24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R
- ドライバー:佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2017年型)
柳田真孝に代わり、TEAM IMPULからジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが移籍。佐々木大樹とコンビを組む事になった。最後の鈴鹿1000kmとなるRd.5でチーム初ポールポジションを獲得するも成績は低迷。チームランキングは14位という結果に終わった。
- #24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R
- ドライバー:ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2018年型)
TEAM IMPULに移籍する佐々木に代わり、前年度GT300クラスに参戦していた高星明誠が昇格、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラとコンビを組む事になった。
GT500クラス
- #24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
- ドライバー:高星明誠/ヤン・マーデンボロー
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2019年型)
日産を離脱するジョアオ・パオロ・デ・オリベイラに代わりTEAM IMPULからヤン・マーデンボローが移籍。フォーミュラEでも共に活動している高星明誠とコンビを組む。
GT300クラス
- #56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R
- ドライバー:平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3(MY2018)
前年までスーパー耐久ST-Xクラスに参戦していた日産自動車大学校×KONDO RacingがSUPER GT・GT300クラスに移行。ドライバーはJLOCから移籍した平峰一貴とサッシャ・フェネストラズのコンビで戦う。
GT500クラス
- #24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
- ドライバー:高星明誠/ヤン・マーデンボロー
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2020年型)
GT300クラス
- #56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R
- ドライバー:藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3(MY2018)
GT500へ昇格する平峰とフェネストラズに代わりJLOCから移籍した藤波清斗と、2年ぶりの日産復帰となるジョアオ・パオロ・デ・オリベイラのコンビで戦う。
-
リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(2019年)
-
D'Station ADVAN GT-R(2014年)
-
ADVAN KONDO GT-R(2011年)
GT500クラス
- #24 日産・GT-R
- ドライバー:高星明誠/佐々木大樹
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R(2021年型)
ヤン・マーデンボローに代わり2017年まで所属していた佐々木大樹がTEAM IMPULより移籍、高星/佐々木のコンビで戦う。
スーパー耐久
2012年から2018年まで日産自動車学校と共同でスーパー耐久シリーズ(ST-Xクラス)にGT-R NISMO GT3で参戦。
- 2012年
- #24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
- ドライバー:藤井誠暢(Rd.2-6)/GAMISAN/マイケル・キム(Rd.3,6)/千代勝正(Rd.4)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3
- 2013年
- #24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
- ドライバー:藤井誠暢(Rd.3-6)/GAMISAN(Rd.3-6)/千代勝正(Rd.3,4)/佐々木大樹(Rd.4-6)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3
- 2014年
- #24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
- ドライバー:藤井誠暢(Rd.1-5)/GAMISAN(Rd.1-5)/佐々木大樹(Rd.1-3)/高星明誠(Rd.3-5)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3
- 2015年
- #24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
- ドライバー:星野敏/藤井誠暢/高星明誠(Rd.1,3-6)/岩崎祐貴(Rd.2)/佐々木大樹(Rd.3)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3
- 2016年
- 2017年
- #1 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
- ドライバー:内田優大/藤井誠暢/平峰一貴
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3
- 2018年
- #24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
- ドライバー:内田優大/藤井誠暢/平峰一貴
- タイヤ:ピレリ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3
-
スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(2016年)
-
スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(2012年)
ニュルブルクリンク24時間レース
- 2019年
- ドライバー:松田次生/高星明誠/藤井誠暢/トム・コロネル
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3(MY2018)
- 結果:予選/25位、決勝/総合9位(SP9クラス8位)
- 2020年
- ドライバー:松田次生/高星明誠/平峰一貴/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:日産・GT-R NISMO GT3(MY2018)
2020年もニュルブルクリンク24時間レースに参戦予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって見送りとなった。2021-2022年の継続参戦を計画している[1]。
ル・マン24時間レース
- 2002年
- ドライバー:近藤真彦/フランソワ・ミゴール/イアン・マッケラー
- マシン:童夢S101
- メインスポンサー:三洋信販
- 結果:予選/23位(予選1日目時点)、決勝/リタイア
- 2003年
- 2004年
- ドライバー:道上龍/加藤寛規/福田良
- マシン:童夢S101
- メインスポンサー:横浜ゴム
- 結果・予選/7位、決勝/リタイア
脚注
- ^ 2020年ニュルブルクリンク24時間レースへの参戦見送りについて - KONDO RACING・2020年6月15日
関連項目
- モータースポーツ
- フォーミュラ・ニッポン
- スーパーフォーミュラ
- SUPER GT
- nismo
- セガサミー (チーム結成以来のスポンサーの1社)
- Olympicグループ (チーム結成以来のスポンサーの1社)
- 横浜ゴム(ADVAN)
外部リンク
- KONDO Racing Team - 公式サイト
- KONDO Racing (KONDORacing) - Facebook
TCS NAKAJIMA RACING | KONDO RACING | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | KCMG | ThreeBond Drago CORSE | NTT Communications ROOKIE | ||||||||||
1 | 山本尚貴 | 3 | 山下健太 | 5 | 福住仁嶺 | 7 | 小高一斗(Rd.1-5,7) 小林可夢偉(Rd.6) |
12 | タチアナ・カルデロン(Rd.1,2,6,7) 塚越広大(Rd.3-5) |
14 | 大嶋和也 | ||||
64 | 大湯都史樹 | 4 | 中山雄一(Rd.1-5) サッシャ・フェネストラズ(Rd.6,7) |
6 | 笹原右京(Rd.1,2) 牧野任祐(Rd.3-7) |
18 | 国本雄資 | ||||||||
Red Bull MUGEN Team Goh | TEAM MUGEN | carenex TEAM IMPUL | Kuo VANTELIN TEAM TOM'S | P.MU/CERUMO・INGING | B-MAX Racing Team | ||||||||||
15 | 大津弘樹 | 16 | 野尻智紀 | 19 | 関口雄飛 | 36 | 中嶋一貴(Rd.1,6) ジュリアーノ・アレジ(Rd.2-5,7) |
38 | 坪井翔 | 51 | 松下信治(Rd.2-7) | ||||
20 | 平川亮(Rd1-3,5-7) 高星明誠(Rd.4) |
37 | 宮田莉朋 | 39 | 阪口晴南 |