浜村淳

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浜村 淳(はまむら じゅん・JUN HAMAMURA、1935年1月10日 - )は、日本タレントパーソナリティ映画評論家司会者。上岡龍太郎の喋りの師としても知られる。本名は塩浜 真(しおはま まこと)。血液型はA型

目次

[編集] 来歴

京都府出身。京都府立山城高等学校を経て、同志社大学文学部卒業。阪神タイガース吉田義男元監督、俳優山城新伍、元サッカー選手(日本代表)の釜本邦茂、MBSアナウンサーの野村啓司は、高校の後輩である。また、オリコン創業者で前社長の小池聰行とは大学の同じゼミナールに所属していた。

所属事務所渡辺プロダクション吉本興業昭和プロダクション。東京の渡辺プロ所属時代は、事務所の後輩であるザ・ピーナッツたちと同様、渡辺晋社長宅に下宿しながら司会業をこなしていた。

1974年からMBSラジオの『ありがとう浜村淳です』のパーソナリティを担当している。近畿以外の他地域では、『夕やけニャンニャン』を最後に、特番や番組のゲスト出演など滅多なことがない限り仕事をしていない。

芸能人としては初めて、国立大学和歌山大学経済学部)の講師となったことで話題になり、1994年追手門学院大学文学部講師として再び教壇に立った。

2006年には徳川夢声市民賞を受賞。授賞式と記念講演は同年12月10日島根県益田市で行われた。

[編集] 芸風

新聞からの記事を紹介するときには、芝居の節回しを使い(「さてなさん(聞いて下さい)」(にアクセント)、「ゴいんです、ゴいんです。何がゴイかと言いますと…」など)、捲くし立てるような連呼の後に「…と、いうような」と、巧みな緩急をつけるのが特徴。同時にその話題のキーワードにちなんだ雑学(映画に関するものが多い)を織り込むなど、豊富な教養と大仰な煽りを駆使した「遠回りしながら」の解説である。また、「○○でしょうか?いえ、そんな事はありません!」などという反語的言い回しも多用する。映画に極めて詳しい一方で、芸能関係では若手芸能人についての知識不足を露呈することがある。

[編集] 映画評論家として

浜村の映画解説の仕方は独特で、映画の内容を詳細にわたって熱演し、ラストシーンはおろかエンドロールに至るまで言及してしまうため、これから映画を観ようとしている人も必然的にストーリーを知ってしまうことになる。また、アクション映画の解説の際には、邦画洋画を問わず必ず「必殺飛燕一文字五段蹴り!」という掛け声を入れる。これらの解説はあらかじめ用意された台本などを読んでいるのではなく、完全なアドリブである。こういった特徴ある映画解説はファンの熱烈な支持を受け、また一つの芸と見なされてCD化もなされている。

映画のパンフレットを1枚見ただけでも長時間話すことが出来る。毎日放送の映画劇場にて『マイク・ザ・ウィザード』の解説を行った際に「それではアメリカの、お金のかかった凄い凄いSFXをたっぷりとご覧いただきましょう」と語ったが、この映画は監督のマイク・ジトロフによるホームメイドテイスト溢れる自主映画に近い存在の作品で、SFXは古典的なコマ撮りをメインにした内容である。このことから分かるように、実際は解説している作品全てを見ている訳ではなく、ラジオなどで解説した内容と、実際の映画の内容が違うということはよくある。

浜村の映画解説は、どんなつまらない映画でも決して悪いようには言わないと思われている傾向があるが、これは誤りで、浜村が面白くないと感じた映画のことについては、一切語らないというスタンスを取っている。必然的に面白いと感じた映画のことしか言わなくなるため、そう思われているものであると、あるテレビ番組[誰?]で本人が語っていた。なお、嫌いな映画としては『バットマン』を挙げている。理由は“背景も暗ければ、ストーリーも暗いから”とのこと。

[編集] 人物

学生時代からジャズ喫茶やキャバレーで司会を始める。今でも関西の古いバンドマン・シンガーからは、本名をもじった「まこチャン」と呼ばれることがある。和田アキ子とはバンド下積み時代からの親交があり、「和田アキ子」と呼び捨てにできる数少ない芸能人である(和田も「まこチャン」と呼んでいる)。オレンジ・ヒルの森高茂一(森高千里の父)とはジャズ喫茶時代からの友人。

「妻は元モデルで美人」と言うのが、少なくとも過去のある時期には自慢であり、よくネタにしていた。

「人に年齢を尋ねるのは無粋」とのポリシーから、人に年齢を聞かないと同時に自らの年齢についても進んでは語らない。ラジオで年齢を言うときは決まって38歳(嘘の三八から)である。人から年齢を聞かれると「アラン・ドロンと同じです」とだけ答え、相手がなおもアラン・ドロンの年齢を聞き返してくる場合は、「私と同じです」と答える。

ディベートに関しても高度な技術を持っている。かつて深夜番組『最後の晩餐』(よみうりテレビ)で、出演者の日頃の言動に対する視聴者からのお叱りのはがきを読むコーナーにおいて「浜村の映画解説の内容に嘘がある」という内容のクレームが届いた際「なぜ私の映画解説に『嘘』があるという噂が立ったのか。それはおすぎがラジオで『浜村さんは映画の内容を脚色している』という噂を流したのです!!」と言い切って、出演者の中でただ一人クレームを言い負かした。

[編集] 作品

[編集] アルバム

  • 浜村淳の実話怪談「大幽霊屋敷」(1998年)
  • 甦る心の名画座(2004年)

[編集] 出演

[編集] テレビ番組

[編集] ラジオ

金曜日のリスナーズ・チョイス「小西克哉のブラボーシネマ」の映画紹介で不定期出演。

[編集] 映画

  • 続・新悪名(1962年)のど自慢の司会役 渡辺プロ所属時代の唯一の表舞台であった。
  • GREEN BOY グリーンボーイ(1989年)
  • 風、スローダウン(1991年)踏切の男
  • ビリケン(1996年シネカノン)
  • PiPi とべないホタル(1996年)※声のみの出演
  • 大阪物語(1999年)
  • かぞくのひけつ(2006年シマフィルム)性病科の医師役

[編集] CD

[編集] CM

[編集] 書籍

  • 淳のしゃべりしにものぐるい (ラジオ大阪編・ブック社発行、1975年5月26日第一刷発行 860円)
  • 浜村淳の話し上手を心でつかめ(1984年、ひかりのくに)
  • 星影の飛鳥(1989年、羊書房[素人社])
  • 淳ちゃんの名作映画をありがとう(1992年、イグザミナ
  • 源氏物語 花はむらさき(1994年、プラザ[青心社])
  • 浜村淳のお話大好き(1999年、毎日新聞社
  • さてみなさん聞いてください 浜村淳ラジオ話芸(2003年、西日本出版社

[編集] ゲーム

[編集] 備考

  • 本名は「真」(まこと)であるが、芸名の「淳」の読み方の一つに「まこと」と言う読み方がある。

[編集] 関連項目

  • 大平サブロー - 1980年代から、浜村の緻密な物真似を披露している。スパンコールで派手な1970年代を思わせるジャケットに、派手な装飾の色眼鏡に、色カツラの扮装が定番である。

[編集] 外部リンク