アスタリスク
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アスタリスク またはアステリスク (英: asterisk) は、約物のひとつで、右のような6本の放射線である。原語の意味は「小さい星」(ラテン語経由の古ギリシア語)で、日本語でも星号、星印、スターとも呼ばれる。
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[編集] グリフ
下記の用途により、上の方に小さく書かれることが多く、印刷活字やコンピューターのフォントが最初から上に寄せてデザインされていることも多い。ただし、一般に全角文字では「*」のように中央に置かれる。
原則として、放射線は6本で、2本の縦線と4本の斜め線からなる。ただし場合によっては、2本の横線と4本の斜め線からなることや、放射線が5本や8本からなることもある。
[編集] 用途
[編集] 脚注
短剣符(†、‡)同様、脚注を表すのに用いられる。この用途では、短剣符よりも優先して用いられる。脚注の対象となる字句の右肩に付し、同じ記号を脚注の項目のはじめに置く。
必要に応じ、「**」「***」のように複数付けたり「*1」「*2」のように数字を付けたりすることによって区別する。アスタリスクを縦に2つ並べた記号をダブルアステ (⁑)といい、三角形状に3つ並べた記号をアステリズム (⁂)という。
[編集] コンピュータ
- コンピュータではかけ算や乗数の記号(×の代用)に使われることが多い。FORTRANが設計された際に、IBM 721系のカードパンチ機に×のキーが存在しなかったため、*で代用した名残といわれる。
- **は、いくつかのプログラム言語では冪乗を示す。
- クリーネ閉包
- 正規表現において、直前の表現が0個以上あることを示す。
- ファイル名の指定において文字数不定の任意の文字列にマッチする特殊文字。ワイルドカード (情報処理)を参照。
- C言語においては、ポインタも表す。
- Perlでは、型グロブも表す。
- Common Lispでは、グローバル変数を*~*で囲んで表す。
- メディアウィキでは箇条書き用のマークアップ記号として用いられる(Help:箇条書きも参照)
- Oracleでは、「ある表の全てを選択して出力」を表す。
[編集] 言語学
- 文法的に誤った文(非文)の先頭に付ける。また括弧と組み合わせて、あると非文あるいは無いと非文になるものを表す。
- I'm not / *I amn't : 後者は非文
- go (*to) home : to があると非文
- go *(to) the station : to が無いと非文
- 比較言語学においては、実証されていない論理的な再構形を表す。
- *ainlif > endleofan > eleven
- IPA では固有名詞の語頭につけることが提案されたが、あまり用いられない。
[編集] その他
- 英文電子メールでは、強調したい語句を* *で囲むことが行われる。
- 天文学では、点状源を意味することがあり、スターと読む。例: いて座A*は、広がりを持つ電波源いて座Aの中の点状電波源を意味する。
- 数学では複素共役を意味する。
- バイオグラフィーなどで、誕生や生を意味する。対応する記号は死を意味する†。
- パスワード入力時などの伏字として使われる。「●」も最近は多く使われる。
- 事前にフォーマットとして印刷されている文字を抹消する際に用いる。例として、預金通帳の項目内の取引で事前に書かれている文字に該当しない取引があった際に印字されるなどのケースで見られる。
[編集] 類似の記号
- 日本では、星印というと「☆」「★」が一般的である。また、「※」(米印)を「星印」と呼ぶこともある。
- △と▽を合わせた形を、籠目ないし、ダビデの星、六芒星と呼ぶ。
- アスタリスクを90度回転させると、プッシュ式電話機におけるダイヤルキーの一つである「星印」(スターマーク)となる。このキーは主としてダイヤル回線使用時に、トーン信号出力へ切り替える場合に使用される。パソコンでモデムを制御するとき(電話番号を入力するときなど)は星印はアスタリスクで代用される。
[編集] その他
[編集] 符号位置
| 記号 | Unicode | JIS | 文字参照 | 名称 |
|---|---|---|---|---|
| * | U+2A | 0x2A (JIS X 0201) | * * |
アスタリスク |
| * | U+ff0A | 1-1-86 (JIS X 0213) | * * |
アスタリスク(全角) |

