MediaWiki

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

MediaWiki
MediaWiki
開発元: Wikimedia Foundation Inc.
最新版: 1.12.0 / 2008 03 20
対応OS 非依存
種別: ウィキ
ライセンス GPL
公式サイト www.mediawiki.org

MediaWiki(メディアウィキ)は、GNU General Public Licenseで配布されるウィキソフトウェアである。

PHPで書かれており、データベースとしてMySQLまたはPostgreSQLを使用する。

目次

[編集] 概要

MediaWikiは、ウィキペディアの為にMagnus Manskeらによって作成された。最初はUseModWiki(別名"Phase I")を使用していたが、2002年1月25日に新しいバージョン("Phase II")に切替えられた。その日は、ウィキペディアコミュニティー内では、新ソフトウェアの原作者にちなんでMagnus Manske Dayと呼ばれている。

Phase IIソフトウェアを書き直して改良したものは、一時"Phase III"と呼ばれていた。このソフトウェアは、それがウィキペディアだけでなく他のプロジェクトにも使用可能であり、バージョン番号の必要性があるという背景により、MediaWikiと改名された。MediaWikiという名前は、ウィキペディアの母組織であるウィキメディア財団をもじったものである。プロジェクトに新たに参加した人を混乱に招くという理由で、この名称のウィキメディアとの類似性がしばしば非難されている。

[編集] 歴史・変更点

定義
旧リリース、サポート終了
旧リリース、サポート中
最新版
リリース予定

MediaWiki.orgのニュースページも参照

バージョン数 リリース日 リンク おもな変更点
1.1 2003年12月8日 リリースノート全文
  • あたらしい表組みのウィキマークアップ導入
  • MediaWiki名前空間の導入により、利用者がインターフェースメッセージ編集可能に
  • XML形式のソース出力、履歴のオプション選択付き
  • マジックワード(特別な機能を持つ文字列や変数)
1.2 2004年3月24日 リリースノート全文
  • ウェブ上でのインストーラー(実験導入)
  • 画像のリサイズとサムネールの生成
  • ウィキマークアップを支援する編集ツールバー
  • ウィキ内での利用者権限の設定
1.3 2004年8月11日 リリースノート全文
  • CSSを多く用い、WWW基準により合致した新しい外装(MonoBookスキン)
  • 引数のとれるテンプレート
  • カテゴリ機能
  • 可能な場合、編集競合を自動的に統合
  • インストールの改善
1.4 2005年3月20日 リリースノート全文
多言語対応状況
  • 利用者毎に使用言語が設定可能
  • パフォーマンスを大幅に改善
  • ストレージの必要容量を圧縮するための、古い版の圧縮機能
  • 画像ギャラリー(新規アップロードファイルのリスト)の生成
  • SVG表示のサポート(外部サポートツールが必要)
1.5
(MySQL 3をサポートする最新版)
2005年10月5日 リリースノート全文
多言語対応状況
  • データベースの大規模な再設計。データベーススキーマを再設計して、堅牢に
  • リビジョン管理をテキストストレージから分離。これにより
    • ページの移動、ページの履歴の生成など一部の操作のパフォーマンスが大幅に改善
    • 全ての版への固定リンクを提供
    • データの大部分をデータベースの外に保管可能に
  • 電子メールを用いた変更通知機能
  • ページのエンコーディングは必ずUTF-8を使用
1.6
(PHP 4をサポートする最新版)
2006年4月5日 リリースノート全文
多言語対応状況
  • MySQLの場合4以降が必須。
  • 利用者のログイン画面とアカウント作成画面を分離
  • ページの保護および保護解除の画面を再設計。半保護機能が追加。
  • バックグラウンドのアップデートに「ジョブ・キュー」を使用
  • テンプレートの使用の追跡を改善
  • スパム対策の強化として、外部リンクの追跡を導入
  • テンプレートの引数に初期値設定可能
1.7 2006年7月7日 リリースノート全文
多言語対応状況
  • MediaWiki 1.7 以降は PHP 5 が必須 (5.1 推奨)。 PHP 4 はサポート対象外。
  • 削除したファイルが復帰可能に
1.8 2006年10月10日 リリースノート全文
多言語対応状況
  • PostgreSQL (8.1以降)データベース・バックエンドを完全サポート
  • DjVuによるサムネール生成とマルチページ・ナビゲーションをサポート
  • 利用者の投稿ブロック機能の改善。未登録利用者へのブロックに特定のIPアドレスを使用
  • 設定により、公開されているURLからの直接のファイルアップデートが可能に
1.9 2007年1月10日 リリースノート全文
多言語対応状況
  • 版の「Undo」機能
  • ブロックおよび特別ページのキャッシュを改善
  • ソータブルテーブル
  • 利用者データベースに編集カウンタ追加
  • ウォッチリストおよび最近更新したページに版のサイズを表示
  • 「特別」(Special) 名前空間のローカライズが可能に
1.10
  • 2007年4月30日 - 1.10.0rc1 ブランチリリース候補版
  • 2007年5月4日 - 1.10.0rc2 ブランチリリース候補版
  • 2007年5月9日 - 1.10.0 安定版ブランチリリース
  • 2007年7月13日 - 1.10.1 バグフィックスリリース
リリースノート全文
多言語対応状況
  • 「カスケード保護」機能
  • ツールチップおよびアクセスキー機能の改善
  • ブロックおよび特別ページのキャッシュを改善
  • IPv6をサポート
1.11
  • 2007年9月5日 - 1.11.0 ブランチリリース候補版
  • 2007年9月10日 - 1.11.0 安定版ブランチリリース
  • 2008年1月23日 - 1.11.1 セキュリティフィックス
リリースノート全文
多言語対応状況
  • $wgAddGroups および $wgRemoveGroups の追加。これにより利用者権限のより洗練された設定が可能に
  • AJAXを用いた閲覧が修正され、デフォルトで使用可能に
1.12 2008年3月20日 リリースノート全文
多言語対応状況
  • 国際化と地域化を大幅に促進。多言語対応が進み、特別:Versionがローカライズ可能に。またヘブライ暦、タイ暦、イラン暦をサポート。
  • パーサーの書き換え (meta:Migration to the new preprocessor参照)
  • 利用者権限関連のさまざまな変更。 $wgAddGroups および $wgRemoveGroups の振る舞いが変更され、$wgGroupsAddToSelf および $wgGroupsRemoveFromSelf が追加。
  • 未作成ページに対する直接保護機能の追加
1.13 2008年2月よりアルファ版のテスト開始 リリースノート全文
多言語対応状況
  • 隠しカテゴリ (__HIDDENCAT__) の導入。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク