バーツ

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  1. バーツบาตร)はタイ語の単語で、サンスクリット=パーリ語の「パトラ」ないし「パッタ」に由来するとされる言葉[1]。主に、持ち歩いて仏教の僧侶が在家信者からもらったお布施を一時的にしまうもの。この意味ではバートの語も使われる。貨幣単位の「バーツ」とは語源的に異なる。
  2. バーツบาท)はタイの重さを数える単位で、1バーツ=4サルン=8フアン=100サタン=15.2グラム。主にを計るときに使われる。

バーツ
บาทไทย (タイ語)
Thai Baht(英語)
ISO 4217コード THB
公式使用国・地域 タイ王国の旗 タイ
非公式使用国・地域 ラオスの旗 ラオス
カンボジアの旗 カンボジア
ミャンマーの旗 ミャンマー
インフレ率 5.1%
情報源 The World Factbook, 2006 est.
補助単位
1/100 サタン
通貨記号 ฿
硬貨
広く流通 2550サタン、12510バーツ
流通は稀 1510サタン
紙幣
広く流通 20、50、100、500、1000バーツ
流通は稀 10バーツ
中央銀行 タイ銀行
ウェブサイト www.bot.or.th
硬貨鋳造 王立タイ造幣局
ウェブサイト www.trd.mof.go.th

バーツBahtタイ語 (บาท)、記号 ฿、THB、[中国語])は、タイ王国通貨。古く欧米ではティカルTical)と言う言葉で呼ばれていた[2]補助通貨サタンสตางค์)。稀に25サタンを1サルン(สลึง)と言うことがある。バーツの発行は、タイ国立銀行が行う。1バーツ=100サタン。

バーツ通貨はタイ王国で流通するほか、自国通貨に対する国民の信頼性が低いと言われるラオスカンボジア等でも非公式ながら、広く流通している。

紙幣[編集]

紙幣は10、20、50、100、500、1,000バーツが発行されている。

全紙幣の表面には現在のタイ国王ラーマ9世プーミポン・アドゥンラヤデートの肖像が印刷されている。裏面のデザインと色は下記の通り。

  • 10バーツ(茶色)
裏面:騎馬上のラーマ5世(チュラーロンコーン王)
  • 20バーツ(緑)
裏面:ラームカムヘーン王(旧紙幣)、ラームカムヘーン(新紙幣)[3]
  • 50バーツ(青)
裏面:ナレースワン
  • 100バーツ(赤)
裏面:ラーマ5世ラーマ6世(ワチラーウット王)
  • 500バーツ(紫)
裏面:ラーマ1世(ナンクラオ王)[4]
  • 1000バーツ(グレー)
裏面:ラーマ9世(プーミポンアドゥンラヤデート王がダム視察を行う)

硬貨[編集]

硬貨は25サタン50サタン1バーツ2バーツ5バーツ10バーツがある。

かつてはアルミニウムで鋳造された1サタン5サタン10サタン硬貨もあったが、現在では銀行にて流通するのみである。旧2バーツ硬貨は1バーツ硬貨とサイズ・色とも似ていたが、2012年現在流通している2バーツ硬貨は金色のものに置き換わりつつある。ヨーロッパには、2ユーロ硬貨と材質や重さがよく似た10バーツ硬貨が多く持ち込まれており、自販機荒らしが発生し問題となっている。

為替レート[編集]

対ドルレート 対ドル為替レート

現在のTHBの為替レート
Yahoo!ファイナンス: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD SGD MYR
Google Finance: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD SGD MYR
OzForex: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD SGD MYR
XE.com: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD SGD MYR
OANDA.com: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD SGD MYR

符号位置[編集]

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
฿ U+0E3F - ฿
฿
バーツ記号

脚注[編集]

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  1. ^ 冨田竹二郎 『タイ日大辞典』 めこん、1997年、第三版、823頁。ISBN 978-4-8396-0114-0
  2. ^ アンリ・ムオ 『インドシナ王国遍歴記』 大岩誠訳、中央公論新社〈中公文庫 BIBLIO〉、2002年(原著1942年)、p.330。ISBN 978-4-12-203986-5
  3. ^ http://www.bot.or.th/Thai/Banknotes/HistoryANdSeriesOfBanknotes/Pages/20_16.aspx
  4. ^ http://www.bot.or.th/Thai/Banknotes/HistoryANdSeriesOfBanknotes/Pages/500_16.aspx