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'''愛知県立瑞陵高等学校'''(あいちけんりつ ずいりょうこうとうがっこう, Aichi Prefectural Zuiryo High School)は、[[愛知県]][[名古屋市]][[瑞穂区]]北原町にある県立[[高等学校]]。
'''愛知県立瑞陵高等学校'''(あいちけんりつ ずいりょうこうとうがっこう, Aichi Prefectural Zuiryo High School)は、[[愛知県]][[名古屋市]][[瑞穂区]]北原町にある県立[[高等学校]]。
普通科(普通コースとコスモサイエンス・コース)をよび食物科からなる。
普通科(普通コースとコスモサイエンス・コース)をよび食物科からなる。
食物科は県内の公立高校では唯一の学科である(私立高校は[[修文女子高等学校]]に食物調理科が、[[藤ノ花女子高等学校]]には食物科が設置されている)。文理選択は2年生からである。卒業生に平松まさじ(カミソリシュート)がいる。
食物科は県内の公立高校では唯一の学科である(私立高校は[[修文女子高等学校]]に食物調理科が、[[藤ノ花女子高等学校]]には食物科が設置されている)。文理選択は2年生からである。


== 沿革 ==
== 沿革 ==

2018年7月11日 (水) 07:51時点における版

愛知県立瑞陵高等学校

瑞陵高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 愛知県の旗 愛知県
併合学校 愛知県立熱田高等学校
愛知県立貿易商業高等学校
愛知県立名南高等学校
校訓 自由・自主・自律
設立年月日 1907年
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
定時制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 (全日制)
普通科:尾張2群Bグループ
食物科:専門学科Bグループ
(定時制)
普通科
学科内専門コース 普通コース(全日制普通科)
コスモサイエンスコース(全日制普通科)
学期 (全日制) 3学期制
(定時制) 3学期制
高校コード 23104F
所在地 467-0811
愛知県名古屋市瑞穂区北原町2-1
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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愛知県立瑞陵高等学校(あいちけんりつ ずいりょうこうとうがっこう, Aichi Prefectural Zuiryo High School)は、愛知県名古屋市瑞穂区北原町にある県立高等学校。 普通科(普通コースとコスモサイエンス・コース)をよび食物科からなる。 食物科は県内の公立高校では唯一の学科である(私立高校は修文女子高等学校に食物調理科が、藤ノ花女子高等学校には食物科が設置されている)。文理選択は2年生からである。

沿革

旧・愛知県立熱田高等学校
現在の愛知県立熱田高等学校と関係はない。
旧・愛知県立名南高等学校
  • 1940年(昭和15年)4月1日 - 「愛知県実務女学校」が開校。
  • 1945年(昭和20年)4月 - 「愛知県女子商工学校」に改称。
  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革により、新制高等学校「愛知県立名南高等学校」が発足。
旧・愛知県立貿易商業高等学校
  • 1941年(昭和16年)6月 - 「愛知県貿易商業学校」が開校。
  • 1944年(昭和19年)1月 - 貿易商業学校の募集を停止。
  • 1946年(昭和21年)2月 - 貿易商業学校の募集を再開。
  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革により、新制高等学校「愛知県立貿易商業高等学校」が発足。

統合
  • 1948年(昭和23年) 10月1日 - 上記3校と愛知県立愛知商業高等学校の計4校が統合され、総合制高等学校「愛知県立瑞陵高等学校」(現校名)となる。
    • 普通科、家庭科、商業科を設置。
  • 1951年(昭和26年)- 愛知県立愛知商業高等学校が分離・独立。
  • 1960年(昭和35年)4月1日 - 商業科の募集を停止。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 - 家庭科を食物科に転科。
  • 1973年(昭和48年)4月1日 - 学校群制度による1期生入学。熱田高校と名古屋10群、市立桜台高校と名古屋11群を組む。
  • 1989年(平成元年)4月1日 - 複合選抜入試制度による1期生入学。尾張2群Bグループに属する。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - 普通科に「コスモサイエンス・コース」を設置。
  • 2017年(平成29年)3月 - 旧正門が文化審議会の答申で、登録有形文化財(建造物)に選ばれる[1]
  • 2017年(平成29年)5月-あいちSTEM教育推進事業研究指定校に指定

教育目標

  1. 自主的に考え行動する人間を育てる。
  2. 社会のために働く愛情豊かな人間を育てる。
  3. 心身ともに健康な人間を育てる。

構内

  • 感喜堂という名の講堂(名古屋市最古の講堂[広報 1])が現存する。竣工1924(大正13)年。同窓会主導による講堂の保存運動の結果、愛知県知事と名古屋市長が視察し、2014年3月に愛知県議会で保存が決定された。2015年3月に講堂の耐震強度補強工事が完成し、同年9月には生徒用の自習スペースが設けられ、記念式典も行われた。
  • 北海道大学のポプラ並木に由来するポプラ並木がある[広報 2]
  • 五中山という名の模擬古墳がある。
  • 2012年10月16日、イスラエル政府によって杉原千畝を偲ぶオリーブの木の植樹式が挙行された。この植樹式は、当日の「NHKニュース7」で全国放映された[広報 3]。五中山の麓に植樹されている。

杉原千畝の功績を伝えるため顕彰施設が作られることとなった。[広報 4] 顕彰施設は正門西の約475平方メートルの敷地を利用し、1億500万円をかけて執務姿をかたどったブロンズ像や、千畝の発行したビザのリストを記した銘板などを建設する予定。平成30年10月完成予定。

伝説

  • 江戸川乱歩にまつわる伝説が数多くある。近年の研究によれば、五中瑞陵の停学第1号、自転車通学第1号はいずれも江戸川乱歩であるらしい[広報 5]

部活動・同好会

運動部

  • バドミントン(男女)
  • 卓球
  • バスケットボール(男女)
  • バレーボール(男女)
  • 硬式野球
  • テニス(男女) 
  • 柔道
  • 剣道
  • 弓道
  • サッカー
  • ラグビー
  • ハンドボール(男女) 
  • 陸上競技
  • 水泳
  • 山岳
  • ソフトボール
  • ダンス
  • 合気道同好会

文化部

  • 美術
  • 化学
  • 生物
  • ギター 
  • 吹奏楽
  • 演劇
  • 映画研究
  • 放送
  • 写真
  • 茶道
  • 華道
  • 新聞
  • 棋道
  • 文芸
  • クイズ研究
  • インターアクト同好会

著名な出身者

周辺

交通アクセス

脚注

出典

  1. ^ 相坂穣 (2017年3月11日). “文化審議会答申 県内対象 重要文化財 万葉集(紀州本) 登録有形文化財 県立高13校正門など”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 県内版 26 

広報資料・プレスリリースなど一次資料

  1. ^ 『瑞陵会報2012』「瑞陵の感喜堂(旧講堂)―名古屋市内に現存する最古の講堂―」三品耕作 2012年[1]
  2. ^ 『瑞陵会報2011』「瑞陵のポプラ―北大のポプラ並木がルーツ―」三品耕作 2011年[2]
  3. ^ 『瑞陵会報2013』「瑞陵のオリーブの樹―イスラエル大使館による植樹の経緯―」三品耕作 2013年[3]
  4. ^ 杉原千畝 母校に顕彰施設 愛知県立瑞陵高校[https://mainichi.jp/articles/20170908/ddq/041/040/008000c]
  5. ^ 『瑞陵会報2014』「瑞陵と江戸川乱歩――乱歩生誕120周年――」三品耕作 2014年[4]

関連項目

外部リンク