海上幕僚長

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海上幕僚長
Flag of Chief of Staff, Maritime Self Defense Force.svg
海上幕僚長の旗
JMSDF Admiral Yutaka Murakawa 村川豊海将 (US Army photo 170221-A-DR853-459 Japan Maritime Self-Defense Force Chief of Staff lays a wreath at the Tomb of the Unknown Soldier in Arlington National Cemetery).jpg
現職者
村川豊海将

就任日 2016年(平成28年)12月22日
初代 山崎小五郎(海上警備隊総監)
創設 1952年(昭和27年)4月26日
ウェブサイト 防衛省・自衛隊
海上幕僚長 (甲)階級章
海上幕僚長 (丙)階級章

海上幕僚長(かいじょうばくりょうちょう、Chief of Staff, Maritime Self Defense Force)は海上幕僚監部の長であり、海上自衛官の最高位である。外国軍の海軍参謀総長ないし、軍令部総長に相当し、防衛大臣の指揮監督の下、海上自衛隊の任務および隊員の服務を監督し、それらに関する最高の専門的助言者として大臣を補佐する。政令指定職7号[1]の役職である。

階級は海将であるが、通常の海将が海軍中将に相当するのに対し、海上幕僚長は統合幕僚長と同じ特別の階級章が定められているため、海軍大将相当である。特別の階級章とは、通常の海将の階級章は肩章が金地に桜星が3つ、冬服上衣の袖章が金の太線1本の上に金の中線2本に桜星1つであるのに対し、統合幕僚長および海上幕僚長たる海将は肩章が金地に桜星が4つ、冬服上衣の袖章が金の太線1本の上に金の中線3本に桜星1つとなっている[2]。自衛隊において大将相当官は統合幕僚長陸上幕僚長・海上幕僚長・航空幕僚長の4人だけである。

歴代の海上幕僚長[編集]

歴代の海上幕僚長(前身の役職を含む)
氏名 写真 在職期間 出身校・期 前職 後職
海上警備隊総監
1 山崎小五郎 Yamazaki Kogoro.JPG 1952.4.26 - 1952.7.31 東京帝国大学 海上保安庁次長 第二幕僚長
第二幕僚長
1 山崎小五郎 Yamazaki Kogoro.JPG 1952.8.1 - 1954.6.30 東京帝国大学 海上警備隊総監 海上幕僚長
海上幕僚長
1 山崎小五郎 Yamazaki Kogoro.JPG 1954.7.1 - 1954.8.2 東京帝国大学 第二幕僚長[3] 運輸事務次官
2 長澤浩 Navy-personnel-icon.png 1954.8.3 - 1958.8.14 海兵49期・
海大30期
海上幕僚副長 退職
3 庵原貢 JMSDF Admiral Mitsugu Ihara 庵原貢海将 (NH 62051 Fleet Admiral and Mrs. C.W. Nimitz in Garden).tiff 1958.8.15 - 1961.8.14 海兵52期・
海大35期
自衛艦隊司令 退職
4 中山定義 Navy-personnel-icon.png 1961.8.15 - 1963.6.30 海兵54期・
海大36期
自衛艦隊司令官 退職
5 杉江一三 Navy-personnel-icon.png 1963.7.1 - 1964.8.13 海兵56期・
海大37期
自衛艦隊司令官 第2代統合幕僚会議議長
6 西村友晴 Navy-personnel-icon.png 1964.8.14 - 1966.4.29 海兵59期 海上幕僚副長 退職
7 板谷隆一 Navy-personnel-icon.png 1966.4.30 - 1969.6.30 海兵60期 横須賀地方総監 第5代統合幕僚会議議長
8 内田一臣 Navy-personnel-icon.png 1969.7.1 - 1972.3.15 海兵63期 護衛艦隊司令官 退職
9 石田捨雄 Navy-personnel-icon.png 1972.3.16 - 1973.11.30 海兵64期 海上幕僚副長 退職
10 鮫島博一 Navy-personnel-icon.png 1973.12.1 - 1976.3.15 海兵66期 航空集団司令官 第9代統合幕僚会議議長
11 中村悌次 Navy-personnel-icon.png 1976.3.16 - 1977.8.31 海兵67期 自衛艦隊司令官 退職
12 大賀良平 Navy-personnel-icon.png 1977.9.1 - 1980.2.14 海兵71期 大湊地方総監 退職
13 矢田次夫 Navy-personnel-icon.png 1980.2.15 - 1981.2.15 海兵72期 自衛艦隊司令官 第13代統合幕僚会議議長
14 前田優 Navy-personnel-icon.png 1981.2.16 - 1983.4.25 海兵73期 自衛艦隊司令官 退職
15 吉田學 Navy-personnel-icon.png 1983.4.26 - 1985.7.31 海兵75期 海上幕僚副長 退職
16 長田博 Navy-personnel-icon.png 1985.8.1 - 1987.7.6 海兵76期 自衛艦隊司令官 退職
17 東山収一郎[4] Navy-personnel-icon.png 1987.7.7 - 1989.8.30 東京水産大学
4期幹候
横須賀地方総監 退職
18 佐久間一 Navy-personnel-icon.png 1989.8.31 - 1991.6.30 防大1期 佐世保地方総監 第19代統合幕僚会議議長
19 岡部文雄 Navy-personnel-icon.png 1991.7.1 - 1993.6.30 防大2期 佐世保地方総監 退職
20 林崎千明 Navy-personnel-icon.png 1993.7.1 - 1994.12.14 防大4期 佐世保地方総監 退職
21 福地建夫 Navy-personnel-icon.png 1994.12.15 - 1996.3.24 防大5期 横須賀地方総監 退職
22 夏川和也 Navy-personnel-icon.png 1996.3.25 - 1997.10.12 防大6期 佐世保地方総監 第22代統合幕僚会議議長
23 山本安正 Navy-personnel-icon.png 1997.10.13 - 1999.3.30 防大7期 横須賀地方総監 退職
24 藤田幸生 Navy-personnel-icon.png 1999.3.31 - 2001.3.26 防大9期 海上幕僚副長 退職
25 石川亨 Navy-personnel-icon.png 2001.3.27 - 2003.1.27 防大11期 佐世保地方総監 第25代統合幕僚会議議長
26 古庄幸一 Navy-personnel-icon.png 2003.1.28 - 2005.1.11 防大13期 海上幕僚副長 退職
27 齋藤隆 JMSDF Admiral Takashi Saito 齋藤隆海将 (Defense.gov photo essay 071108-N-0696M-150).jpg 2005.1.12 - 2006.8.3 防大14期 横須賀地方総監 第2代統合幕僚長
28 吉川榮治[5] JMSDF Admiral Eiji Yoshikawa 吉川榮治海将 (US Navy 070518-N-0696M-116).jpg 2006.8.4 - 2008.3.23 防大15期 横須賀地方総監 退職
29 赤星慶治 081206-N-1113S-001 Keiji Akahoshi waves.jpg 2008.3.24 - 2010.7.25 防大17期 佐世保地方総監 退職
30 杉本正彦[6] Vice Adm. Masahiko Sugimoto at Yokosuka, -19 Jan. 2010 b.jpg 2010.7.26 - 2012.7.25 防大18期 自衛艦隊司令官 退職
31 河野克俊 Katsutoshi Kawano cropped 2 Phillip G Sawyer and Katsutoshi Kawano 20111013.jpg 2012.7.26 - 2014.10.13 防大21期 自衛艦隊司令官 第5代統合幕僚長
32 武居智久 Admiral Tomohisa Takei 海上幕僚長武居智久海将 (USNavy Royal Navy Japan Maritime Self-Defence Force).jpg 2014.10.14 - 2016.12.21 防大23期 横須賀地方総監 退職
33 村川豊 JMSDF Admiral Yutaka Murakawa 村川豊海将 (US Army photo 170221-A-DR853-459 Japan Maritime Self-Defense Force Chief of Staff lays a wreath at the Tomb of the Unknown Soldier in Arlington National Cemetery).jpg 2016.12.22 - 防大25期 海上幕僚副長

脚注[編集]

  1. ^ 自衛官#自衛官と防衛省内局及び他省庁の官僚との比較を参照
  2. ^ 1962年(昭和37年)12月1日、自衛隊法の一部改正により現在の階級章が制定された。それ以前は他の海将と同じ階級章であり、左胸に幕僚長であることを示す幕僚長章を着けていた。
  3. ^ 任命辞令なし(自衛隊法附則第3項第5項による在任)
  4. ^ 警備隊(海上自衛隊の前身)が海上保安庁から分離されて以降、海軍兵学校出身者と防衛大学校出身者との間を埋める存在として、一般大学出身者と海上保安大学校出身者が高級幹部に任用されたが、海保大出身の海上自衛官は、そのまま海上保安庁に残留した者との人事上のバランスをとる為、海幕長に就任することはなかった(海保大出身の海上保安官の最高官等は警備救難監。警備救難監と同格の海自におけるポストは、自衛艦隊司令官と横須賀地方総監、佐世保地方総監(いずれも指定職第5号))。
  5. ^ イージス艦情報漏洩しらね火災、イージス艦衝突事故による事実上の更迭
  6. ^ たちかぜ自衛官いじめ自殺事件の情報隠蔽問題で注意処分を受け依願退職

関連項目[編集]

外部リンク[編集]