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GOGO競馬サンデー!

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GOGO競馬サンデー!
ジャンル 競馬中継
放送方式 生放送
放送期間 1971年昭和46年)10月10日 - 継続中
放送時間 毎週日曜 13:00 - 16:30(210分)
放送局 新日本放送(NJB)→
毎日放送(MBS)→
MBSラジオ
ネットワーク JRN東海地方以西)
公式サイト 公式サイト
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GOGO競馬サンデー!』(ゴーゴーけいばサンデー!)は、MBSラジオ(旧・毎日放送)が毎週日曜 13:00 - 16:30に放送している中央競馬中継のラジオ番組である。

歴史

前史

MBSラジオにおける初めての競馬中継は、1952年(昭和27年)5月25日の第19回東京優駿(日本ダービー)で、当時の新日本放送(NJB)アナウンサーだった梅沢二三夫が実況を行った[1]。以降も日本ダービーや桜花賞などビッグレースを単発的に中継。1963年から『日曜競馬中継』(にちようけいばちゅうけい)のタイトルでレギュラー放送を開始した[1]。日本ダービーについては、2019年の時点で、1964年の第31回中継の実況が最も古い記録音源(アーカイブ)としてMBSの局内に保存されている[注 1]

なお毎日放送は、1970年代までJRAの業務委託を受けて京都競馬場阪神競馬場の場内実況も担当していた。1980年までに日本短波放送(現・ラジオNIKKEI)へ一本化されたため、毎日放送は場内実況を降板した。

レギュラー化

1970年4月に土曜日に限り「MBSジャンボサタデー」の1コーナーとして競馬中継をメインレースに限り放送[1]。そして再度、1971年10月10日から『MBS日曜競馬』(エムビーエスにちようけいば)(13時開始)のタイトルでレギュラー放送を再開した[1]。当初の司会には津川雅彦片山明彦ロイ・ジェームス2代目桂春蝶、初代森乃福郎といったタレント、解説にも浅見国一武田文吾など調教師や、ケイバブックからも内炭重雄井尻恵三といった有名トラックマンを起用していた[1]1979年からは、日本の放送局が制作する競馬中継としては初めて、女性(フリーアナウンサーやタレント)がレギュラーで進行アシスタントを務めている。

なお、厳密には2021年3月28日まで、毎日放送がラジオ・テレビ兼営体制の下で中継の制作と放送を担っていた。毎日放送が新日本放送時代から保有してきたラジオ放送事業とラジオ放送免許が同年4月1日(木曜日)付で「株式会社MBSラジオ」へ移管されたことに伴って、4月4日以降は「株式会社MBSラジオ」が中継・放送業務を引き継いでいる。

2021年10月10日に放送開始から50周年に到達したため、MBSラジオでは、第66回有馬記念の前夜(12月25日の18:00 - 20:00)に『~MBSラジオ 競馬中継50周年特別番組~GOGO競馬フェスティバル』を生放送。放送時点でのレギュラー出演者である来栖正之(毎日放送アナウンサーで司会・実況・プロデューサー・ディレクターを兼務)と奥村麻衣子(アシスタント)の進行で、NHK大阪放送局のアナウンサー時代に競馬実況を経験している草野仁をゲストとしてMBSラジオのスタジオに迎えたほか、往年のレギュラー出演者へのインタビュー音源や実況音源を放送した。

CRKとの業務提携

2013年4月からは、それまで異なっていたタイトルを統一。日曜日は『GOGO競馬サンデー!』[1]、土曜日のCRKでの放送は『GOGO競馬サタデー![1](以下、『サタデー!』と省略)とされた。 タイトルロゴには赤色が使用される[注 2]

MBSラジオの歴代競馬番組タイトル

  • (初代)競馬実況中継(けいばじっきょうちゅうけい) 1963年1月 - 1965年3月
  • (2代目)MBS日曜競馬(エムビーエスにちようけいば) 1971年10月10日 - 1975年3月
  • (3代目)毎日放送日曜競馬(まいにちほうそうにちようけいば) 1975年4月 - 1990年3月
  • (4代目)蜂谷薫のサンデー競馬(はちやかおるのサンデーけいば) 1990年4月 - 1996年3月
  • (5代目)サンデー競馬中継 みんなの競馬(サンデーけいばちゅうけいみんなのけいば) 1996年4月 - 2013年3月
  • (6代目)GOGO競馬サンデー!(ゴーゴーけいばサンデー!) 2013年4月 - [1]

そのほか土曜日は1994年9月まで毎日放送土曜競馬(まいにちほうそうどようけいば)のタイトルで放送を行っていた。1994年10月以降はラジオ関西(AM KOBE→CRK)に移管され、『サタデー競馬』→『パーフェクト競馬』→『サタデー!』となる。

主な出演者

司会・実況

  • 来栖正之[2] - MBSアナウンサー(1989年入社)。スポーツアナウンサーとしては競馬専任で、当番組ではプロデューサーやディレクターを兼務。
  • 中西則善[2] - フリーオフィスキイワード所属)。2022年1月16日から進行専任で出演を始めた[注 3]後に、2022年4月17日から実況も担当。
  • 三宅秀一郎[2] - フリー(ユウセイプランニング所属)[3]。2017年1月5日に着任。
  • 中野広大 - MBSアナウンサー(2021年入社)。2022年10月頃から、実況の研修を兼ねて一部の中継に帯同していた。2023年4月9日から実況を担当。

2016年12月までは、MBSの現職アナウンサーや、同局出身のフリーアナウンサーだけで賄っていた(詳細後述)。

アシスタント

2021年1月から原山のみが不定期表記となっている。

解説者

  • 青木行雄 - 競馬ブック栗東本社[6]、メイン解説担当。2005年6月12日着任。BS11BSイレブン競馬中継』(土曜・京都開催パドック解説)兼務。
  • 石井健太郎 - 競馬ブック栗東本社。2021年4月11日より西村・丹羽とのローテーションで『一発勝負のコーナー』を担当。
  • 佐藤哲三[7][注 7] - 元JRA騎手。引退後の2015年5月着任。
  • 田村明宏 - 競馬ブック東京支社。関東GIレース放送時に原山と共に出演。ラジオNIKKEI『中央競馬実況中継』(第1放送・土日とも午前月替わりメイン解説、午後日替わりパドック解説)兼任。
  • 西村敬 - 競馬ブック栗東本社[6]、『一発勝負』を担当。2021年3月28日まで毎週出演、4月以降KBS京都うまDOKI』実況席・パドック解説兼任のため石井・丹羽とのローテーション体制に変更。
  • 丹羽崇彰 - 競馬ブック栗東本社。2021年4月4日より西村・石井とのローテーションで『一発勝負』を担当。
  • 広瀬健太 - 競馬ブック栗東本社。2023年4月2日より西村・石井・丹羽とのローテーションで『一発勝負』を担当。

過去のアナウンサー

  • 梅沢二三男 - 1951年(昭和26年)旧新日本放送開局と同時に入社。1952年5月25日の第19回日本ダービーで、新日本放送(NJB)初の国営競馬実況を担当。
  • 大八木友之 - 1997年(平成9年)入社。2009年4月改編で『VOICE』の第2代キャスターへ転出した後に、報道局へ異動した。2017年から2021年までJNNパリ支局長を務めた後に、毎日放送へ報道情報局ニュースセンターのデスクとして復帰。
  • 金指誠 - 1982年(昭和57年)入社。2000年の人事異動でアナウンス業務を離れた後に、ディレクターを経て、2018年10月31日付で定年に到達。
  • 河本光正[2] - 2007年(平成19年)入社。同年12月から当番組に出演を開始。2022年5月8日で、競馬中継の担当を離れた[8]。所属部署(毎日放送総合編成局アナウンスセンター)内の担務異動によるもので、競馬中継降板後も同局のアナウンサーとして他番組へ出演、当番組内包ニュースを担当することもある。
  • 仙田和吉[2] - 2001年(平成13年)4月にRFラジオ日本から移籍。移籍前から競馬と野球、移籍後はラグビーの実況も担当していた。2021年3月31日付での早期退職に伴って、同月28日で出演を終了。
  • 高木良三 - 1954年(昭和29年)入社。1959年の京都大障害から競馬実況を始めると、1963年のレギュラー放送開始と同時に、実況を正式に担当した。1990年に定年で退職したが、2021年末の時点でも健在。前述した50周年特別番組では、来栖からの電話インタビューに応じた際の収録音源や、津川が総合司会を務めていた時期の実況音源が流された。
  • 蜂谷薫 - 1969年(昭和44年)入社。『蜂谷薫のサンデー競馬』時代には司会を兼務していた。2005年の定年退職後も、フリーアナウンサーとして2007年まで競馬実況に従事。50周年特別番組にも電話で出演した。2022年の『年末スペシャル』で15年ぶりに実況を担当。2023年1月22日・2月5日・2月19日は小倉競馬場に派遣され小倉メイン11Rを担当した。
  • 平松邦夫 - 1971年(昭和46年)入社。1980年に『MBSナウ』(テレビが日曜以外の夕方に放送していたローカルニュース番組)木・金曜日のキャスターへ専念するため番組を降板。アナウンス職からの異動などを経て、退社後の2007年から大阪市長を1期(4年)務めた。
  • 美藤啓文[2] - 1980年(昭和55年)入社。競馬に加えて、野球やゴルフなど、他のスポーツ中継の実況も担当していた。2016年9月30日付で定年に達した後も「シニアスタッフ」(5年間の嘱託契約で放送上の名義は「MBSアナウンサー」)として出演を続けた。2018年秋頃から『サタデー!』主体の出演へ移行した、『サンデー!』では2020年2月2日の小倉11R周防灘特別が最後の実況。2021年9月30日付の契約満了を機に、出演を終了。

過去のアシスタント

  • 小山浩子 - フリー(オフィスキイワード所属)、2004年4月『パーフェクト競馬』から異動。奥村と交代のため2009年9月27日放送限りで退任。
  • 佐々木香苗 - 『サタデー競馬』と兼務。1999年4月11日放送限りで退任。
  • 矢作麗 - フリー(パートナーズプロ所属)。JRA調教師矢作芳人の次女。2013年から『サタデー!』を中心に出演。同じくJRA調教師の田中克典と結婚し家庭に専念するため、2020年12月26日の『サタデー!』をもって退任。

過去の解説者

  • 川田英太(かわだ・ひでた) - BSイレブン競馬中継(土曜・阪神開催パドック解説)と兼任。2012年12月限りで競馬ブックを退職のため、当番組からも退任。
  • 坂本日出男 - 元競馬ブック本社編集局長。
  • 中西勉 - ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)『中央競馬実況中継』(第2放送・土曜)と兼任。2005年5月11日死去。
  • 山田一雄 - 元競馬ブック本社の重鎮として番組では『御大』の通称で親しまれていた。2005年に勇退、2016年1月28日死去。
  • 吉岡哲哉 - 競馬ブック東京支社東日本主場本紙予想担当。関東独立テレビ局中央競馬ワイド中継』→BSイレブン(日曜・東日本主場パドック解説)と兼任。田村の前任として関東GIレース放送時に原山と共に出演。

ネット局

全て日曜の放送。放送時間の早い順から記載。

放送対象地域 放送局名 放送時間 備考
近畿広域圏 MBSラジオ 13:00 - 16:30[9] 制作局
中京広域圏 CBCラジオ 15:00 - 16:00[9]
広島県 中国放送(RCC)
島根県鳥取県 山陰放送(BSS)
山口県 山口放送(KRY)
香川県 西日本放送RNCラジオ
福岡県 RKB毎日放送RKBラジオ 2019年より
1月 - 3月・10月 - 12月に放送[10][注 8]
ラブエフエム国際放送 2019年より
4月 - 9月に放送[10][注 8]
宮崎県 宮崎放送(MRT) 2016年1月10日に放送開始。[9][11][12]
熊本県 熊本放送(RKK) 15:25 - 15:55 GIレース開催日のみ放送。
レース実況のみネットする放送局
過去の定期ネット局
過去に単発でレース実況をネット受けした局
  • 大分放送(OBSラジオ) - 2020年10月25日のGI菊花賞、11月29日のジャパンカップ当日に特別番組を組み、その中で当該レースを放送した。
特記事項

MBSラジオから各ネット局へのネット回線は2018年12月までのKBCラジオ[注 10]を除き原則JRNを使用する。ただし、NRN単独加盟のニッポン放送とSTVラジオへは個別NRN扱いで、IBC岩手放送へはニッポン放送経由のNRN回線網で届ける。

他場のレース中継について
  • 東日本主場(東京・中山および福島・新潟の夏季開催)のレースはメインレースを含むWIN5発売対象レースおよび最終レースについて、GIレース開催しない週ついては、ニッポン放送からネット受けで放送。(ニッポン放送が最終レース等中継時間外などの理由で自社で放送しない場合は裏送りを行うが、6月の東京・夏季福島・新潟開催時は発走が16:30になり中継出来ない。)

ただし、東日本主場のメインレースがGIIでも弥生賞ディープインパクト記念などクラシック競走のトライアルやその他GIへ向けた重要なステップレースである場合には、MBSのスタッフで中継することがある。この場合ニッポン放送の技術協力を受ける。

イレギュラー放送

『MBS日曜競馬』のレギュラー放送が再開された1971年以降、MBSラジオ日曜日午後のスポーツ放送は競馬が最優先となった。ただし、プロ野球阪神タイガースクライマックスシリーズに進出し、その試合が日曜日にデーゲームで行われる時、ひろしま男子駅伝が行われる時は2022年現在でも放送開始・終了時刻の変更などが発生する。なお過去にはMBSラジオで放送されていたセンバツ全国高校ラグビー大会や阪神タイガースが出場する日本シリーズとの重複でCRKで放送したこともあった。

全国高校ラグビー大会

2007年以前は新年の中央競馬開幕となる1月5日が全国高校ラグビー大会の準決勝と重なっており、MBSラジオでは放送できなかった。1992年から2007年まではラジオ関西で『(中央)パーフェクト競馬新春スペシャル』として放送していた。MBS社長が河内一友に代わった直後の2007年12月に開幕した第87回大会からラジオでのラグビー放送が一旦全廃となり、MBSラジオで『新春スペシャルみんなの競馬』を放送するようになった。

ラジオでの高校ラグビー放送が決勝のみ再開された2021年はCRKで『GOGO競馬金杯スペシャル』と題して『ホリデー!』の時間枠で放送された[注 18]

2022年はラジオでの決勝戦の中継を見送ったが、前年同様にCRKで『金杯スペシャル』が放送された。

阪神が出場するクライマックスシリーズ

  • 2014年10月12日、2015年10月11日、2019年10月6日、2021年11月7日、2022年10月9日も同様にクライマックス・セファーストステージ第2戦と重なり放送時間を13:55または13:59までに短縮したが、2013年とは異なり『番外編』の放送はなかった。GI開催日ではないため、当日の京都競馬[注 19]の放送はなかった。ネット局は通常通り15:00〜16:00に裏送りで放送。
  • 2017年10月15日も同様にクライマックス・セファーストステージ第2戦と重なり放送時間を短縮したが、GI秋華賞開催日のため、秋華賞に限りプロ野球放送を中断し、実況中継した。

新型コロナウイルスへの対応

  • 2021年の関東地区で行われたGIのうちは上半期は(フェブラリーステークスから安田記念)は皐月賞を除き、下半期はスプリンターズステークスについては、ニッポン放送からネットを受けた。その後10月31日の天皇賞・秋から関東へのアナウンサー派遣を再開した。
  • 2021年5月2日の天皇賞・春は新型コロナウイルス第3次緊急事態宣言のため、ニッポン放送に加えてラジオ日本にもネットされた[注 21]
  • 2021年1月17日から2月7日まで、2021年5月9日から6月20日まで、及び2022年1月23日から3月21日までは新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の対象地域に愛知県が加わった事[注 22]に伴い放送体制を変更、MBSからアナウンサー2名[注 23]およびケイバブック解説者が中京競馬場[注 24][注 25]、番組進行と奥村がMBSラジオのスタジオと競馬場を結んで放送、2021年8月15日から10月3日までの間も同じ体制をとっていた。さらに2021年9月20日の『ホリデー!』(MBSラジオで放送)も同様だったが実況アナウンサーは1人で担当した。
  • 『ダイソースペシャル 原晋のふるさとおしゃべり駅伝』放送[注 26]のため番組開始が2021年1月24日は14:00に、2022年1月23日は15:15に変更。
  • 2020年7月26日から8月9日まで(当初の東京オリンピック開催予定期間)、2021年7月25日から8月8日までの3週は、延期された東京オリンピック開催期間中、2022年7月31日と8月7日は変則開催のため西日本主場開催が最初から予定されていなかったため、アナウンサー2名[注 27][注 28]を新潟競馬場に派遣。進行担当のアナウンサー1名と奥村、および解説者が大阪のMBS本社スタジオから出演、新潟競馬場と結んで13時以降の新潟全レース[注 29]の実況を放送した。

その他のイレギュラー

  • 通常、ラジオ日本で放送される東主場のレースが中止になった場合は、MBSから西主場のレース実況をネットする(メインレースを除く。2014年以前は日曜競馬ニッポンの放送時間中に行われるレースも除く)。なお13:00以前の発走レースはMBS自社での放送がないため、裏送りとなる。
  • 日本ダービー当日は発走時間に変更があり、西主場の第12レースは例年16:40発走で、MBSでは放送時間外となるため、ラジオ日本へ裏送りを行う。またメインレースが第10レースに組まれるため、2022年は西主場の第11レースもラジオ日本へネットする。
  • 同様に、ジャパンカップ当日は西主場メインレースの京阪杯が第12レースに組まれるが、この日のラジオ日本へは通常通りのネット体制とする。
  • 2020年1月6日はMBS・CRK共に放送がなかったが、京都11・12レースの実況はMBSが制作し、ラジオ日本に裏送りした。
  • 2020年2月23日、2021年2月21日の小倉大賞典はラジオ日本にネットされた。同日はニッポン放送が聴取率調査期間で中継前の通常番組『日曜のへそ』の放送枠拡大をし、番組内でフェブラリーステークスのみの中継となったため。
  • 2022年7月17日と24日の進行・実況は全て中西と三宅のフリーアナウンサーのみで行い、来栖は出演しなかった(前日の『サタデー!』も同様の対応、8月7日の出演時に体調不良だったと発言)。
  • 2022年12月25日は有馬記念が行われる中山競馬場からメイン進行(来栖・奥村が出張)し阪神競馬場には実況・進行アナウンサーと競馬ブック解説者が出演(アシスタントなし)して放送、原山は有馬記念終了後のジョッキーインタビューを担当。
  • 2022年12月28日(水曜日)の『年末スペシャル』は三宅が中山競馬場に派遣、中西が裏番組の『Hit&Hit!』出演のため、来栖が進行・実況アナウンサーを兼任した。また阪神第8Rと第11Rは蜂谷薫が15年ぶりに実況を担当した。

「GOGO競馬ホリデー!」の放送

『サタデー!』と、3日間開催の1日目が金曜日と3日目が月曜日の場合に放送される『ホリデー!』はラジオ関西がMBSに制作委託を依頼して放送しているが、ナイターオフシーズン(特に成人の日)の『ホリデー!』はCRKではなくMBSラジオ自社で放送される場合がある[注 30]

「サンデー!」に準じた製作を行っているが、MBSラジオ単独での放送で15時から行われている各ネット局での放送は行われない。2021年1月までは「GOGO競馬サンデー!」では流れない、番組開始時の「Thank you! Happy today!~MBSラジオのうた~」のサビをアカペラで歌った音源も流れた。なお、2019年から2021年まではレギュラー番組である「松井愛のすこ〜し愛して♥」は放送時間を20分延長、「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」は休止、「上泉雄一のええなぁ![注 31]は放送時間を短縮、2022年、2023年の成人の日は12:00番組開始になった「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」特別編放送が13:00まで、16:30からは特別番組、2022年3月21日は特別番組が前後の番組として放送される。

この他、新年最初の中央競馬(メインは京都金杯)が行われる1月5日は2008年から(前述)、年末最後の中央競馬開催となる12月28日(メインはGIホープフルステークス)は2017年から、日曜以外でも『GOGO競馬新春スペシャル』『年末スペシャル』と題してMBSで放送、こちらは15時台に一部の局がネットを受ける。なおこの日が土曜日の場合は、ラジオ関西の『サタデー!』は休止となる(2019年が該当)。また新春・年末スペシャルは、土曜日であっても『ホリデー!』と同じくブックから解説者が派遣され[注 32]、『サンデー!』に準じた内容となる。特に年末スペシャルは、ホープフルステークスがGIであることから実況アナウンサー1名を中山競馬場に派遣し、ブック東京の解説者と原山(コメンテーター佐藤哲三が派遣される場合は出演しない)も出演する。

GI最前線 ジョッキー★ナイト

GI最前線 ジョッキー★ナイト(ジーワンさいぜんせん ジョッキーナイト)は、MBSラジオで2012年11月より春季(4・5・6月に各1回[注 33])と秋季(11月に2回、12月に1回)に放送される、JRA騎手の出演によるトーク番組。

テーマ曲はファットボーイ・スリム「Because We Can」。

概要

中央競馬のGIレース開催前夜に放送。

兄妹漫才コンビ・ビタミンSのお兄ちゃんがレギュラーだった時期は、騎手(2,3名)のトークをお兄ちゃんと女性レギュラーが「サポーター」として共に盛り上げる、というスタイルだった。

2015年秋季と2016年春季は競馬通の野球評論家・赤星憲広(元・阪神タイガース外野手、MBSとはプロ野球関連での契約はなし)[注 34]とMBSスポーツアナウンサーが「ホスト」となり、アスリートならではの視点で番組を進行する。2016年秋季は赤星に替わり元・プロテニスプレーヤーの沢松奈生子が担当。

2017年春季については、「るんるん土曜リクエスト延長スペシャル」や「ナジャ・グランディーバのレツゴーサタデー」の3時間枠での放送が優先され、6月は全ての土曜日にプロ野球のナイトゲームが組まれたことから、放送されなかった。2017年秋季も放送がなく、番組は自然消滅になった。

放送時間

  • 土曜日20:00 - 21:00

レギュラー出演者

  • 2012年秋季 - 2013年春季:ビタミンSお兄ちゃん、前田阿希子(当時MBSアナウンサー)
  • 2013年秋季 - 2014年春季:ビタミンSお兄ちゃん、金城真央
  • 2014年秋季:ビタミンSお兄ちゃん、中島亜由美(『GOGO競馬サタデー!』アシスタント)
  • 2015年春季:ビタミンSお兄ちゃん、八田亜矢子
  • 2015年秋季 - 2016年春季:赤星憲広、井上雅雄(MBSアナウンサー)[注 35]
  • 2016年秋季:沢松奈生子、MBSスポーツアナウンサー[注 36]

脚注

注釈

  1. ^ 来栖がパーソナリティを務めた2019年5月24日未明放送分の『あどりぶラヂオ』「日本ダービー特集」で放送。実況アナウンサーは不明で、1965年以降の実況音源のうち、一部の年の中継分については音源がMBSの局内に残っていないとされる。
  2. ^ 「サタデー!」は青色、「ホリデー!」は緑色を使用。
  3. ^ 2006年4月から2021年10月2日までは『サタデー!』第1部担当。
  4. ^ 『サタデー!』では2021年1月5日の『金杯スペシャル』より着任。
  5. ^ 関東GIでも奥村あるいは佐藤が出張、またはニッポン放送からネットを受ける場合は出演しない。ここ数年では2019年12月22日の有馬記念は奥村出張のため、2020年4月19日の皐月賞から10月4日のスプリンターズステークスまでの関東GI当日がニッポン放送からネットしたため、また2021年と2022年の皐月賞と2021年12月26日の有馬記念では佐藤が出張したため出演しなかった。
  6. ^ 16時台にG1レース出走の各ジョッキーへのインタビューリポートで出演し、アシスタントは出張し出演(2022年5月29日と2022年12月25日は奥村が担当、2022年10月30日は海老澤が初めて担当、2022年11月27日は久保が初めて担当、佐藤も派遣した)。
  7. ^ 現役騎手時代、『GI最前線 ジョッキー★ナイト』2014年6月16日放送分に出演(落馬事故からの復帰を目指していたが、その3ヶ月後に現役引退を発表)。
  8. ^ a b 実際にはプロ野球の開幕戦やクライマックスシリーズの日程の関係で、ネット局の切替時期は1 - 2週程度のずれが生じるうえに、福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズに出場した場合には10月中(場合によっては11月初旬)までLOVE FMでの放送が継続される。このため、RKBで放送されるのは原則として、ソフトバンクが全日程を終えた翌週(ポストシーズン出場時は日本シリーズ期間の翌週)から、翌年のプロ野球開幕予定日の前週までとなっている。またLOVE FMにはRKBの持株会社RKB毎日ホールディングスが資本参加している。
  9. ^ 『ひろしま男子駅伝』はJRN全国ネットの関係上福岡地区ではRKBが受けていたため、NRN単独加盟のKBCはMBSから裏送りを受けて定刻通り放送していた。
  10. ^ KBCへは個別NRN扱いで送っていた。
  11. ^ 2018年までのKBCラジオも同様。
  12. ^ この場合、メインレースがWIN5の対象であればMBS版でも実況のみネットする。
  13. ^ 2018年までのKBCラジオと異なりメインレースのみ。
  14. ^ 中京競馬場の第3場開催の場合も、CBCラジオがプロ野球中継を優先した場合は、小倉競馬場の第3場開催と同様の措置を採る。
  15. ^ 関西圏で開催の福岡ソフトバンクホークスのビジターゲームの場合、土曜・日曜デーゲームは2010年以降編成により朝日放送ラジオ=RKB毎日放送、MBSラジオ=九州朝日放送と朝日放送ラジオ=九州朝日放送、MBSラジオ=RKB毎日放送のいずれかの組み合わせとなるため(頻度的には前者が多い)、後者の場合だと、2018年まで『ダイナミックホークス』で野球中継を中断して競馬中継を挿入した際にはKBCとRKB(『エキサイトホークス』)の間でMBS制作番組の競合が発生した。2019年は競馬中継のネットがRKB毎日放送(プロ野球シーズンオフ)およびLOVE FM(プロ野球シーズン中)に移行したため、関西圏でのソフトバンクのビジターゲーム時は、ラブエフエム国際放送と九州朝日放送またはRKB毎日放送のいずれかでMBS制作番組の競合が発生する[10]
  16. ^ 阪神タイガース主催の広島東洋カープ戦では関西圏における裏番組の『ABCフレッシュアップベースボール』(ABCラジオ制作)にネットを切り替える形になる(交流戦でのオリックス・バファローズ主催時は朝日放送ラジオからの裏送りで放送)。
  17. ^ 代替として16時台以降に「中央競馬結果速報」を中国放送のスタジオから伝える。
  18. ^ この放送では久保のアシスタント就任あいさつがあった。
  19. ^ 京都競馬場改修工事のため2021年から2022年の間は阪神競馬。
  20. ^ GI開催日はニッポン放送への裏送りが発生するため2名。
  21. ^ 前年はラジオ日本にネットされ、ニッポン放送には裏送りを制作していたが、同年は仙田の退職による実況アナウンサーの人員不足の影響で、同一実況をネットする形となった。
  22. ^ 2021年5月のケースは9日の時点ではまん延防止等重点措置、12日から緊急事態宣言の対象地域、2022年1月のケースは21日からまん延防止等重点措置の対象地域。
  23. ^ 前日の『サタデー!』と同じアナウンサーが担当。
  24. ^ 解説者はスタジオ出演の場合もある。
  25. ^ コメンテーター佐藤哲三は日本ダービーのパドック評価や解説のため2021年5月30日は東京競馬場から出演、それ以外の時はスタジオ出演か出演無し。
  26. ^ 本来ならは前述にあるひろしま男子駅伝の実況中継の予定であったが新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となったことによる代替番組。
  27. ^ 前日の『サタデー!』と同じアナウンサーが担当。
  28. ^ 2021年8月1日と2022年7月31日は来栖が、2022年8月7日は三宅が全レースを実況した。
  29. ^ 2021年と2022年は新潟第11レースまで
  30. ^ 2021年内の放送はすべてMBSラジオで放送。
  31. ^ 内包番組である「ドライバーズ・リクエスト」は12:50から単独番組として放送。
  32. ^ 通常の『サタデー!』は2010年4月改編以降、デイリースポーツから解説者の派遣を受けている。
  33. ^ 基本的に「MBSベースボールパーク」で放送されるナイターカードがない日に放送されるため、ナイター開催日とGIレース日程との兼ね合いで、放送月は多少の変更がある。例として、2016年春季は5月の放送がない代わりに、6月に2回放送する。一方、逆に2015年春季はナイターカードに阪神・巨人・オリックスとも関与しない日のナイター中継を返上し、5月の放送枠を確保している。
  34. ^ テレビでは日本テレビ・読売テレビへの出演が多いが、MBSテレビには、引退直後の2010年にゲスト解説で出演したことがある。ラジオでは2011年からABCラジオと専属契約。
  35. ^ 2015年秋季第3回、2016年春季第1回は仙田和吉が代行。
  36. ^ 2016年秋季は第1回:井上雅雄、第2回:河本光正、第3回:仙田和吉。

出典

  1. ^ a b c d e f g h MBS競馬ヒストリー - 毎日放送、2015年5月31日閲覧
  2. ^ a b c d e f 出演者プロフィール(アナウンサー) - 毎日放送、2015年5月31日閲覧
  3. ^ 三宅きみひとのTwitter - 2017年1月5日投稿。
  4. ^ a b c d 出演者プロフィール(アシスタント) - 毎日放送、2019年4月29日閲覧
  5. ^ 「ミソクル」食べ納め - 殿追走ハラヤマジツコ 2019年11月22日更新。
  6. ^ a b 出演者プロフィール(解説ほか) - 毎日放送、2015年5月31日閲覧
  7. ^ 佐藤哲三元JRA騎手、GOGO競馬サンデーレギュラー出演決定 - 毎日放送、2015年5月31日閲覧
  8. ^ 河本光正のTwitter - 2022年5月8日投稿。
  9. ^ a b c 毎年1月に行われる『ひろしま男子駅伝』(RCC制作、JRN回線使用)の放送時は、2018年まで駅伝中継をネットしなかったKBCラジオを除いて、15:15 - になる。 RCC 天皇盃 第22回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 実況中継 - 中国放送、2017年1月23日閲覧
  10. ^ a b c 北九州・福岡地区 競馬ラジオ中継の放送局が変わります”. 日本中央競馬会 (2019年1月4日). 2019年1月4日閲覧。
  11. ^ JRAホームページ|テレビ中継・ラジオ中継・テレビ成績ダイジェスト - JRA、2016年1月5日閲覧
  12. ^ ラジオ週間番組表 - MRT宮崎放送 - 宮崎放送、2016年1月5日閲覧
  13. ^ 河本光正のTwitter - 2020年4月12日更新。

関連項目

外部リンク