田中克典

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田中克典
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県[1]
生年月日 (1987-08-12) 1987年8月12日(36歳)[1]
身長 160cm[1]
体重 46.7kg[1]
血液型 A[1]
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 山内研二(2006.3 - 2008.9)
フリー(2008.10 - 2012.2)[2]
初免許年 2006年[1]
免許区分 平地・障害[1]
騎手引退日 2012年[1]
通算勝利 1507戦41勝[2]
調教師情報
初免許年 2020年(2021年開業)[2]
経歴
所属 西園正都/調教助手(2012.3 - 開業)
栗東T.C.(開業 - )
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田中 克典(たなか かつのり、1987年8月12日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・栗東トレーニングセンターの元騎手、現調教師

福岡県出身。妻はフリーアナウンサー矢作麗矢作芳人は義父[3]

来歴[編集]

2003年4月にJRA競馬学校へ22期生として入学[4]。同期には北村友一田中博康田村太雅千葉直人船曳文士的場勇人黛弘人がいる。

2006年に競馬学校を卒業し、3月から栗東の山内研二厩舎所属の騎手としてデビューする[2]。学校卒業時には騎乗技術優秀者に贈られる「アイルランド大使特別賞」を受賞している。3月5日の1回中京競馬2日目第6Rでシルクゲイナー(16頭立て3番人気)に騎乗し初騎乗から7戦目で初勝利する[5]2008年10月からフリーとなり同年は自己最多の15勝を挙げ、阪神ジュベナイルフィリーズではチャームポットに騎乗しG1初騎乗を果たした[6]

2010年2011年は僅か1勝しか挙げることができず2012年2月29日付けで騎手を引退し、西園正都厩舎の調教助手に転向した[7]。最終騎乗は2月25日の阪神競馬第3Rのテイエムチャンスで3着だった[1]

2019年12月5日にJRA調教師免許試験に5度目の挑戦で合格したことが発表された[8]2020年1月から免許が交付され、2021年3月に栗東トレセンで厩舎を開業した[2]

2024年1月6日に行われた中山金杯リカンカブールが勝利し、開業4年目で重賞初制覇となった[9]

騎手成績[編集]

1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率
平地 41 66 82 1507 .027 .071
41 66 82 1507 .027 .071
日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 2006年3月4日 1回中京1日目1R 3歳未勝利 コウエイチャレンジ 13頭 13 12着
初勝利 2006年3月5日 1回中京2日目6R 4歳以上500万下 シルクゲイナー 16頭 3 1着
重賞初騎乗 2006年5月6日 1回新潟3日目11R 新潟大賞典 エリモシャルマン 16頭 16 16着
GI初騎乗 2008年12月14日 5回阪神4日目11R 阪神ジュベナイルフィリーズ チャームポット 18頭 15 13着

調教師成績[編集]

概要[編集]

日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2021年3月14日 2回中京2日2R 3歳未勝利 バジェットライン 9頭 5 5着
初勝利 2021年3月14日 2回中京2日7R 4歳以上1勝クラス ロッシュローブ 14頭 7 1着
重賞初出走 2021年6月20日 3回阪神2日11R マーメイドステークス キングスタイル 16頭 14 9着
重賞初勝利 2024年1月6日 1回中山1日11R 中山金杯 リカンカブール 17頭 5 1着
GI初出走 2022年4月10日 2回阪神6日11R 桜花賞 ピンハイ 18頭 13 5着

主な管理馬[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]