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1988年のロッテオリオンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1988年のロッテオリオンズ
成績
パシフィック・リーグ6位
54勝74敗2分 勝率.422[1]
本拠地
都市 神奈川県川崎市川崎区
球場 川崎球場
球団組織
オーナー 重光武雄
経営母体 ロッテ
監督 有藤道世
« 1987
1989 »

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1988年のロッテオリオンズでは、1988年シーズンのロッテオリオンズの動向をまとめる。

この年のロッテオリオンズは、有藤道世監督の2年目のシーズンである。また「10.19」として知られる近鉄バファローズの優勝を阻止したダブルヘッダーが起こったシーズンである。

概要

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新外国人ビル・マドロックを4番指名打者に据え、4月は10勝7敗と順調に滑り出したが、5月以降は負け越しが続く苦しいシーズンとなった。 投手陣は荘勝雄(13勝14敗、防御率4.12)、園川一美(10勝15敗、防御率4.34)、小川博(10勝9敗、防御率3.40)、村田兆治(10勝7敗、防御率3.89)の先発4本柱が2桁勝利を上げ、移籍2年目の守護神牛島和彦(1勝6敗25セーブ、防御率4.47)も前年より防御率悪化してやや不安定だが2桁セーブを上げた。一方で、チーム防御率4.38はリーグワーストで守り勝つチームとは言い難かった。 打撃陣は、マドロックが期待した程の打棒を見せず、9月以降は6番に降格となった。右翼手高沢秀昭(打率.327、14本塁打、64打点)が首位打者、三塁手西村徳文(打率.256、3本塁打、38打点)が盗塁王獲得と、個々の選手の能力は高かったが、狭い川崎球場を本拠地にしてのチーム100本塁打はリーグワーストであり、長打力不足は如何ともし難いものがあった。 この年のロッテは近鉄に相性が悪く、シーズン終盤に同一カード9連敗を喫し、最後にやっと引き分けに持ち込んだのが伝説の10.19ダブルヘッダー第2試合である[2]。 終わってみると、首位西武ライオンズから21ゲーム差、借金20の最下位となり、マドロックはこのシーズン限りで契約解除された。 コーチ兼任となった山本功児は44試合出場、打率.226、0本塁打、5打点に終わり、このシーズン限りで現役引退した。

ロッテオリオンズの当年及び近年のシーズン成績
最終成績














O
P
S





1988 リーグ6位6位13054742.422..有藤道世
1987 リーグ5位5位130516514.440..有藤道世
1986 リーグ4位4位13057649.471..稲尾和久
1985 リーグ2位2位13064606.516..稲尾和久
1984 リーグ2位2位130645115.557..稲尾和久
1983 リーグ6位6位130437611.361..山本一義
1982 リーグ5位5位13054697.439..山本一義
1981 プレーオフ敗退3位130635710.525..山内一弘
1980 プレーオフ敗退2位130645115.557588..4.154892山内一弘
1979 リーグ4位4位130556312.466..山内一弘
1978 リーグ4位4位130536215.461..金田正一

チーム成績

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レギュラーシーズン

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オーダー変遷
開幕:4/85/16/47/18/39/1
1 西村徳文 西村徳文西村徳文西村徳文西村徳文西村徳文
2 横田真之 横田真之横田真之横田真之横田真之水上善雄[注 1]
3 高沢秀昭 高沢秀昭高沢秀昭高沢秀昭高沢秀昭愛甲猛
4 マドロック マドロック山本功児マドロックマドロック高沢秀昭
5 愛甲猛 愛甲猛愛甲猛岡部明一岡部明一古川慎一[注 2]
6 古川慎一 古川慎一古川慎一愛甲猛愛甲猛マドロック
7 上川誠二 上川誠二上川誠二上川誠二上川誠二佐藤健一
8 袴田英利 袴田英利袴田英利袴田英利斉藤巧袴田英利
9 水上善雄 水上善雄水上善雄佐藤健一水上善雄横田真之
村田兆治村田兆治園川一美荘勝雄小川博荘勝雄

[3]

1988年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 西武-- 西武-- 西武-- 西武-- 西武-- 西武-- 西武--
2位 近鉄1.5 近鉄4.5 近鉄7.5 近鉄5.0 近鉄4.0 近鉄1.5 近鉄0.0
3位 ロッテ2.0 ロッテ8.0 日本ハム11.5 日本ハム8.5 日本ハム12.0 日本ハム9.0 日本ハム12.5
4位 日本ハム3.0 日本ハム9.5 ロッテ11.5 阪急10.0 南海13.0 阪急12.5 阪急15.0
5位 阪急6.5 南海10.0 南海11.5 南海10.5 阪急13.0 南海13.5 南海17.5
6位 南海8.0 阪急13.0 阪急15.0 ロッテ11.0 ロッテ15.0 ロッテ14.5 ロッテ21.0

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1988年パシフィック・リーグ成績
順位球団勝率
優勝西武ライオンズ73516.589---
2位近鉄バファローズ74524.5870.0
3位日本ハムファイターズ62653.48812.5
4位阪急ブレーブス60682.46915.0
5位南海ホークス58711.45017.5
6位ロッテオリオンズ54742.42221.0

オールスターゲーム1988

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ファン投票監督推薦
選出なし 村田兆治
小川博
牛島和彦
西村徳文
高沢秀昭

できごと

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  • 10月19日 - 対近鉄ダブルヘッダー(川崎)で、第1試合に敗れた後、第2試合を引き分けとし近鉄の優勝を阻止(10.19)。

選手・スタッフ

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表彰選手

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リーグ・リーダー
選手名タイトル成績回数
高沢秀昭 首位打者.327初受賞
最多安打158本初受賞
西村徳文 盗塁王55個3年連続3度目
小川博 最多奪三振204個初受賞
ベストナイン
選手名ポジション回数
高沢秀昭外野手4年ぶり2度目
ゴールデングラブ賞
選手名ポジション回数
高沢秀昭外野手2年連続3度目

ドラフト

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順位選手名ポジション所属結果
1位 前田幸長投手福岡第一高入団
2位 今野隆裕投手西濃運輸入団
3位 渡辺英昭内野手日本大学入団
4位 初芝清内野手東芝府中入団
5位 西山一宇投手高知高拒否・NTT四国入社
6位 平井光親外野手愛知工業大学入団

脚注

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注釈

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  1. 偵察メンバーの永野吉成と交代。
  2. 偵察メンバーの仁科時成と交代。

出典

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  1. 年度別成績 1988年 パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2017年4月16日閲覧。
  2. 【加藤哲郎#5】10.19を当事者同士が語ります(※余談が本当にだめなやつかもしれない) - YouTube
  3. 『日本プロ野球記録年鑑 ベースボール・レコード・ブック1989』ベースボール・マガジン社、1988年。ISBN 4-583-02720-6
  4. 『読売新聞』1988年5月1日付朝刊、14版、17面
  5. 『読売新聞』1988年6月1日付朝刊、14版、19面
  6. 『読売新聞』1988年7月1日付朝刊、14版、19面
  7. 『読売新聞』1988年8月1日付朝刊、14版、19面
  8. 『読売新聞』1988年9月1日付朝刊、14版、19面
  9. 『読売新聞』1988年9月30日付朝刊、14版、19面
  10. 千葉ロッテマリーンズ公式HP 歴代所属選手”. 千葉ロッテマリーンズ. 2017年4月16日閲覧。