初恋 (村下孝蔵の曲)

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初恋
村下孝蔵シングル
初出アルバム『初恋〜浅き夢みし〜
B面 丘の上から
リリース
規格 シングルレコード
録音 1982年
日本の旗 日本
ジャンル フォークソング
レーベル CBSソニー
作詞・作曲 村下孝蔵
ゴールドディスク
チャート最高順位
村下孝蔵 シングル 年表
ゆうこ
1982年
初恋
(1983年)
踊り子
(1983年)
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初恋」(はつこい)は、村下孝蔵の楽曲で、1983年2月25日CBSソニーより発売された。

解説[編集]

村下のデビュー4年目、5枚目のシングルA面の曲。のちに同年発売のアルバム『初恋〜浅き夢みし〜』の1曲目として収録された。

オリコン調べでは、52.6万枚を売り上げ村下にとって最大のヒットとなった曲である。村下自身も、ライブやコンサートでは必ず締めの曲に使用していたほか、テレビ番組に出演する際もこの曲で出演を続けた。TBS系『ザ・ベストテン』では同曲が村下自身唯一のランクインだった。同番組での最高位は7位(10位以内は通算6週間)。なお、当時の村下は肝臓病の治療専念中により、同番組には一度も出演しなかった。年間ベストテンでの村下は、司会の久米宏黒柳徹子に対して喜びと感謝のメッセージ録音が流されていた。

2005年NHKが実施した「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」において白組100位にランクインされた。

エピソード[編集]

  • デビュー以来最大のヒットであったが、ヒットが確定した時点では本人は過労により肝炎を患って入院しており、病床でヒットの報せを受けたという。[要出典]
  • 「初恋」のジャケットは当初村下の横顔の顔写真であった。途中から現在アルバムの『初恋〜浅き夢みし〜』にも使用されている村上保の切り紙絵に変わった。
  • 没後の1999年(平成11年)7月3日に開かれた「お別れの会」(本来であれば「七夕コンサート」の予定日であったものを急遽変更)[要出典]において、「初恋」の末尾の部分のコーラスを村下の生前の歌声に合わせて会場の観客たちが歌唱し、村下の冥福を祈った。この時の歌唱は録音され、アルバム『同窓會』の1曲目に収録された疑似メドレー「心の切り絵」の最終曲として使われた(同曲には歌唱後の拍手も入っている)。
  • 村下孝蔵の故郷である熊本県水俣市の商店街『ふれあい一番街』に、本曲の歌碑が2013年に建立された。更に商店街ストリートの名称も『初恋通り』に改名された[1]
  • この楽曲は実際に村下の初恋の相手だった桜井靖子(旧姓:高尾)という実在する女性がモデルであり、彼女は村下が音楽番組で当曲を披露した際にゲスト出演したことがある。
  • 「校庭」という歌詞は、村下が広島での苦難時代に娘とよく遊んだ安佐南区八木広島市立梅林小学校で思いついたといわれる[2]。村下の楽曲は「初恋」を始め、多くが広島の八木居住時に着想したものといわれる[3]
  • 村下バンドのギタリストだった経田康は、息継ぎが難しい曲だと語っている[4]
  • 初期のデモテープ版では曲は同じであるが、歌詞は全く違うものであった。

収録曲[編集]

  • 全曲、作詞・作曲:村下孝蔵
  1. 初恋
    上述の通り、ライブやコンサートでは必ず歌われた曲である。そのためライブ音源が多数存在し、没後に発売されたライブ盤にもいくつか収録されている。没後のメモリアルコンサートでも生前同様に使用されている。
    最後のフェードアウト部分は、ライブでは繰り返す回数を抑え、その後に独自アレンジの後奏をつけて終わらせていた(メモリアルコンサートでも同じ)。
  2. 丘の上から
    デビュー前に作られた自主制作盤『それぞれの風』の収録曲をアレンジしたもの。
    元はエレキギターやドラムス、コーラスの比重が高く、テンポもゆっくりであった。さらに歌が終わった後に3分近くもの長い後奏が入っていた。それを、シングル収録にあたってエレキギター類を控えめにし、後奏を大幅に省いて作り直し、収録された。

「初恋」をカバーした歌手[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 村下孝蔵さんにちなみ、初恋通り 水俣市に歌碑 熊本日日新聞 2013年11月17日閲覧
  2. ^ 皆様へ”. 雪待月 アメーバブログ (2016年6月13日). 2016年6月28日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年6月28日閲覧。
  3. ^ 広島市安佐南区八木”. 雪待月 アメーバブログ (2014年8月24日). 2016年6月28日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年6月28日閲覧。
  4. ^ 『熱討スタジアム』第157回 村下孝蔵『初恋』を語ろう 今週のディープ・ピープル 経田康×嶋田富士彦×沢田聖子”. 週刊現代 2015/07/04日号 (2015年6月28日). 2016年7月5日閲覧。