佐賀駅

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佐賀駅
南口(2013年(平成25年)3月2日)
南口(2013年平成25年)3月2日
さが - Saga
伊賀屋 (4.8km)
(3.0km) 鍋島
所在地 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目11-10
所属事業者 JR logo (kyushu).svg九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 長崎本線
唐津線直通含む)
キロ程 25.0km(鳥栖起点)
電報略号 サカ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
12,023人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1891年明治24年)8月20日
備考 直営駅
みどりの窓口
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佐賀駅
さが - Saga
(2.3km) 東佐賀
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 佐賀線
キロ程 0.0km(佐賀起点)
開業年月日 1935年昭和10年)5月25日
廃止年月日 1987年(昭和62年)3月28日
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北口(2015年8月)
旧佐賀線ホーム

佐賀駅(さがえき)は、佐賀県佐賀市駅前中央一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)のである。

概要[編集]

佐賀県の県庁所在地・佐賀市の代表駅である。特急列車を含む全列車が停車する。

当駅は路線名称上としては長崎本線の単独駅であるが、長崎本線久保田駅を起点とする唐津線の列車がすべて当駅まで乗り入れており、長崎本線と唐津線の接続駅としての機能も持っている。なお久保田駅には長崎本線の特急列車は停車しないため、特急を介して長崎本線肥前山口駅方面と唐津線を乗り継ぐ際にはいったん当駅まで行って乗り換える必要があるが、分岐駅通過の特例により、当駅で途中下車をしなければ乗り越し区間(当駅 - 久保田駅間の往復)の運賃は不要である。

1987年昭和62年)までは当駅を起点とする佐賀線が乗り入れていた。

歴史[編集]

駅構造[編集]

改札口(2014年)

島式ホーム2面4線を有する(1番のりばの外側に機回し線がある)高架駅で高架下に駅舎・コンコースがある。なお、駅を真上から俯瞰した場合、駅の高架形状が北側が直線的であるのに対し、南側が曲線的であるのは将来的には北側に沿って新幹線駅の併設と新幹線高架線を考慮した名残である。また、1番のりばの鳥栖方には切り込み線があるが、これは佐賀線の列車が発着していた名残で、一部であるが佐賀線の高架も残っている。ホームまでのエスカレーター・エレベーターは整備されたが、ホームのかさ上げは唐津線のステップ付き気動車が入線するため行われなかった。これは普通電車の場合は20cm弱の段差が生じる為である。2012年にはホームの鳥栖寄り半分のかさ上げ工事が実施され、床も博多駅と似たレンガ調のものになった。一方肥前山口寄りは従来のまま工事は実施されず、唐津線の気動車の停車位置が、肥前山口側に移動する形となっている。今までのように、ホーム中央に停車しなくなったので、乗車の際は注意が必要である。

運転扱い上は、1番が機回し線、2番が1番のりば、4番が2番のりば(下り本線)、5番が3番のりば、6番が4番のりば(上り本線)となっており、3番はかつての佐賀線用切り欠きホーム(線路は撤去済)で欠番となっている。なお、旧国鉄の高架新駅誕生当初の番号が現在も使用されている。

2011年平成23年)3月改正では、1番のりばに唐津線の最終上り列車として西唐津駅から来たキハ125形1両編成、3番のりばに博多駅からの最終特急「かもめ105号」として来た783系4両編成(「みどり」用車両)の夜間滞泊が行われている。翌朝、1番のりばのキハ125系は唐津線の下り始発列車として西唐津駅へ、3番のりばの783系は博多駅行きの始発特急「かもめ100号」として折り返す。また、長崎本線下り始発列車は、唐津線の始発列車が発車後に1番のりばに肥前山口駅から回送されてくる。

構内にはえきマチ1丁目(旧:デイトス)などの商業施設がある。えきマチ1丁目佐賀は2004年(平成16年)に改装を行い、スーパーなどが新たに入居したが、現在はスポーツジムになっている。直営駅であり、みどりの窓口自動改札機が設置されている(自動改札機はこの先、長崎駅、諫早駅、佐世保駅、唐津駅のみ設置されており、西唐津駅と長崎県内の長崎駅・諫早駅を除いたSUGOCA利用可能駅には簡易改札機が設置されている)。構内にはJR九州直営の旅行代理店である「JR九州旅行 佐賀支店」もある。駅自動放送が導入されている。

なおSUGOCAに関しては2009年(平成21年)3月1日のサービス開始当初より導入されているが、当駅からは鳥栖駅方面のみ利用可能である。当駅から唐津線の列車で直通可能な唐津駅・西唐津駅にはSUGOCAが導入されているが、佐賀駅 - 唐津駅間は通過も含めてSUGOCAの利用は一切認められていない。また2012年(平成24年)12月1日には長崎地区の一部駅でもSUGOCAが導入されたが、長崎エリアは当駅が属する北部九州エリアとは独立しており相互利用は不可である。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先 備考
1 - 4 長崎本線(普通) 下り 肥前山口多良早岐方面 4番のりばは使用しない
上り 吉野ヶ里公園鳥栖方面 2番のりばは使用しない
2 特急「かもめ」「みどり
ハウステンボス
下り 長崎佐世保ハウステンボス方面
4 上り 新鳥栖博多方面 当駅始発の「かもめ」は3番のりばから発車
1・3 唐津線 小城多久唐津西唐津方面

駅弁[編集]

佐賀駅構内営業有限会社(あら玉)[1]が販売している。ホーム上・改札内には売店はなく、改札口を出た佐賀デイトス内の店舗で販売されている。店舗にはカウンター席があり、その場での食事もできる。主な駅弁は下記の通り[2]

  • おにぎり弁当
  • のり弁当
  • 佐賀みつせ鶏 とりトロ弁当
  • 錦弁当
  • 佐賀名産ちらし寿司

利用状況[編集]

2014年度の1日平均乗車人員は12,023人である[3]。JR九州の駅としては9位であるが、長崎本線の駅、及び佐賀県内の駅の中では最も多い。

鉄道を利用して福岡方面に行く客が多い。佐賀 - 博多間の特急列車は西日本鉄道(西鉄)が佐賀 - 福岡間で運行する高速バスわかくす号」に対して所要時間の面で優位に立っている(佐賀駅 - 博多駅間の特急列車は40分程度。一方、佐賀駅バスセンター - 福岡天神バスセンター間の高速バスは1時間17分)。

全体として当駅での乗客の入れ替わりが大きく、特急列車の自由席に関しては当駅以西では空席が目立つことも多いが、当駅以東では立ち客が出ることもある。上り特急の当駅から博多駅までは、最後部車両を除いた普通車指定席の空いている席に、自由席特急券で乗車可能の特例が設けられている。なお、当駅と長崎駅までの2枚きっぷは設定されているが、4枚きっぷは設定されていない(2枚きっぷは6,060円で、福岡市内 - 長崎間の4枚きっぷ(10,280円)より1枚あたりの値段が高い)。佐世保駅までに関しては当駅からは2枚きっぷ・4枚きっぷのどちらも設定がない。

年度 1日平均
乗車人員[4]
2000年 10,371
2001年 10,157
2002年 10,312
2003年 10,421
2004年 10,602
2005年 10,807
2006年 11,084
2007年 11,228
2008年 11,356
2009年 11,097
2010年 11,390
2011年 11,697
2012年 11,949
2013年 12,432
2014年 12,023

駅周辺[編集]

南口駅前風景(2014年)

佐賀市の中心市街地の北寄りに位置している。

バス[編集]

駅の東隣にある佐賀駅バスセンターから各方面への一般路線バス、高速バスが発着する。駅の北側には佐賀駅北口バス停がある。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
長崎本線
普通(鍋島駅方面は唐津線直通列車を含む)
伊賀屋駅 - 佐賀駅 - 鍋島駅
九州新幹線長崎ルート(西九州ルート)(新鳥栖駅から武雄温泉駅までは在来線を活用予定。武雄温泉駅以南は建設中。)
新鳥栖駅 - 佐賀駅 - 肥前山口駅

かつて存在した路線[編集]

日本国有鉄道
佐賀線
佐賀駅 - 東佐賀駅

脚注[編集]

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  1. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  2. ^ 『JR時刻表』2015年7月号、交通新聞社2015年、 430頁。
  3. ^ 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成26年度)”. 2015年10月31日閲覧。
  4. ^ 佐賀県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]