道ノ尾駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
道ノ尾駅
駅舎
駅舎
みちのお
Michinoo
高田 (2.5km)
(1.7km) 西浦上
所在地 長崎県長崎市葉山一丁目372[1]
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 長崎本線(長与支線)
キロ程 18.9[1]km(喜々津起点)
電報略号 ミチ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
987人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1897年明治30年)7月22日[1]
備考 業務委託駅
* 正式な所在地。一部は西彼杵郡長与町高田郷にまたがる。
テンプレートを表示


道ノ尾駅(みちのおえき)は、長崎県長崎市葉山一丁目と西彼杵郡長与町高田郷にまたがる、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線(長与支線)のである。

歴史[編集]

1945年8月9日原爆投下時には、浦上駅から当駅まで臨時の救護列車が運転され当駅付近で救護活動が行われていた[5]この駅は爆心地からの爆風により入口正面に前のめりになり、柱の土台になる石と柱、駅務室側の窓などに当時の影響を受けた歪みが見られる[要出典]

駅構造[編集]

奥に見えるホームが交換駅であった名残である。

駅舎と単式ホーム1面1線を有する地上駅である[1]。開業から1972年(昭和47年)の新線(市布経由)開通までは、当駅の属する長与経由が長崎駅に至る唯一のルートで優等列車も通過していた関係上、列車交換設備を備えた相対式ホーム2面2線であった[3]。新線開通後2番線(東側)の線路は撤去されたものの、ホームはそのまま存置されている[3]

駅舎は1925年(大正14年)[3]、あるいはその翌年の1926年(大正15年)[2]に建てられたといわれる木造平屋造りで、長崎市と長与町に南北方向でまたがっている。駅南側の事務所は長崎市、北側の待合室は長与町の町域に立地する[1]

1945年(昭和20年)の原爆投下により被災した[5]被爆遺構である。

JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。自動券売機も1台設置されている。

SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。

利用状況[編集]

  • 2016年度の1日平均乗車人員は987人である。
乗車人員推移
年度 1日平均人数 1日乗降人数
2000 804
2001 773
2002 810
2003 843
2004 810
2005 796
2006 756
2007 749
2008 731
2009 738
2010 725 1,462
2013 1,746
2016 987

駅周辺[編集]

駅は西友道の尾店をはじめとするショッピング施設が集積する国道206号線から一歩裏に入ったところにある。周辺は以前は静かな住宅地であったが、1990年頃からマンション建設が相次いでいる。また長与町高田地区、長崎市道ノ尾地区の再開発計画により、区画整理が進んでいる。なお、国道と県道沿いにある長崎バス長崎県営バスのバス停の表記は「道の尾」となっている。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
長崎本線
高田駅 - 道ノ尾駅 - 西浦上駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 九州720駅1983, p. 133.
  2. ^ a b 長崎近代遺産, p. 126.
  3. ^ a b c d e 宮川2015, p. 36.
  4. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  5. ^ a b 宮川2015, p. 37.

参考文献・資料[編集]

  • 『国鉄全線各駅停車10 九州720駅』 小学館、1983年ISBN 4093951101
  • 『長崎県の近代化遺産』 長崎県教育委員会、1998年
  • 『鉄道ピクトリアル』2015年9月号(通巻907号)、電気車研究会、2015年。
    • 宮川浩一「南風崎駅,道ノ尾駅をめぐって」 pp. 32-39


関連項目[編集]

外部リンク[編集]