ロールパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ロールパン
ディナーロールの一例

ロールパンバターブリオッシュロール , Butter brioche rolls)は、パンの一種。一次発酵後ガス抜きした生地を延ばして巻いて成形し、二次発酵させて焼いたもの。生地の巻き方、成形の仕方で形は異なるが概ね出来上がりはやや細長い形から細長い形をしている。


生地にバターを巻きこんだロールパンはバターロールと呼ばれ、 他にレーズンマーガリンを生地中に巻きこんだものがある。

各国のロールパン[編集]

アメリカ[編集]

  • パーカーハウスロール(Parker house roll) - ボストンパーカーハウスホテルのディナーブレッドとして高く評価され、一般に広まった。バター、牛乳と少量の砂糖を加えた生地を丸く型抜きし、折り目をつけバターを塗って2つ折りにして焼く。鉄板に一つひとつを離して並べて焼く場合と、型にぎっしり並べて焼く場合がある。「パーカーハウスロール」という名称は商標登録されていないため、同名の商品やレシピが多数存在する。

オーストリア[編集]

  • ザルツシュタンゲン(Salzstangen) - ドイツ語で、ザルツは「塩」、シュタンゲンは「棒」という意味。ドイツのパンと同様に油脂や牛乳が使われ、もっちりした歯ごたえがある。表面に岩塩キャラウェイシードを散らすものもある。ビールのつまみに向いており、オーストリアのパンだがドイツでも食べられている。

デンマーク[編集]

  • ギフラ(Gifler) - 生地にバターが使われていないリーン系である。あっさりした塩味で、こってりした具材を使うオープンサンドにして朝食にされる事が多い。

メキシコ[編集]

  • ボリーヨ (Bolillo) - フランスパンに似た、パリパリのパン皮が好まれるロールパン。中身は残される事も多く、パンフラワーの素材に利用される事もある。


参考文献[編集]

  • 主婦の友社 編 『焼きたてパンの図鑑 : パンと過ごす素敵な時間』 主婦の友社、2008年ISBN 9784072587218 
  • ウィリアム・ルーベル; 堤梨華訳 『パンの歴史』 原書房、2013年ISBN 9784562049370 
  • 井上好文 『パンの事典』 旭屋出版、2007年ISBN 9784751106969 

関連項目[編集]