バイアコムCBS

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バイアコムCBS
ViacomCBS Inc.
市場情報
業種 マスメディア
前身
設立 2019年12月4日 (23か月前) (2019-12-04)
本社
ニューヨーク州ニューヨークマンハッタン、ワン・アスター・プラザ
事業地域
全世界
主要人物
  • シャリ・レッドストーン(会長
  • ボブ・バキシュ(President and CEO)
所有者 ナショナル・アミューズメンツ(80%)
シャリ・レッドストーン
部門 CBSエンターテインメント・グループ
バイアコムCBS・ドメスティック・メディア・ネットワークス
バイアコムCBS・ネットワークス・インターナショナル
バイアコムCBS・ストリーミング
バイアコムCBS・グローバル・ディストリビューション
バイアコムCBS・コンシュマー・プロダクツ
子会社 Bellator MMA
パラマウント・ピクチャーズ
サイモン&シュスター
VidCon
ウェスティングハウス・ライセンシング
ウェブサイト www.viacomcbs.com ウィキデータを編集

バイアコムCBS: ViacomCBS, Inc.NASDAQ: VIACNASDAQ: VIACA)は、2019年12月4日に2代目CBSコーポレーション2代目バイアコム(2006年に初代バイアコムから分割された)が合併して形成されたアメリカの多角的な多国籍マスメディアエンターテインメントコングロマリットであり、アメリカ合衆国ニューヨーク市のマンハッタンに本社を置いている。同社は170以上のネットワークを運営し、約180カ国で約7億人の加入者にサービスを提供している(2019年現在)。

同社の主な資産には、映画・テレビスタジオのパラマウント・ピクチャーズ、CBSエンターテインメント・グループ(CBSテレビ・ネットワーク、テレビ局、その他のCBSブランドの資産で構成)、米国内ネットワークMTVニコロデオンBETコメディ・セントラルショウタイムなどを含むがこれらに限定されない米国を拠点とするケーブルテレビネットワークで構成)、ストリーミングサービス(Paramount+、Pluto TVなど)がある。また、バイアコムCBSには国際部門があり、自社ネットワークの国際版を管理しているほか、アルゼンチンのテレフェやイタリアのレインボーS.p.A.スタジオの30%の株式など、地域に特化した資産も保有している。

概要[編集]

バイアコムCBSは1999年に買収劇のあったCBSとバイアコムによる2度目の経営統合である。CBSを買収したバイアコムは2005年に経営分離。存続会社として初代バイアコムはCBSコーポレーションに社名変更。同時に買収前の事業を中心として2代目バイアコムが分割された[1]

2016年、バイアコムはCBSとの統合を図るが、大株主のナショナル・アミューズメンツが反対し頓挫。2018年、ウォルト・ディズニー・カンパニーによる21世紀フォックス買収を遠因としたバイアコムとCBSとの統合が再燃。同年5月、CBS社はナショナル・アミューズメンツを提訴。2019年8月13日、バイアコムとCBSは正式に再統合で合意した[2][3][4]

2021年3月22日に増資を発表。株式価値の希薄化が懸念されたことから株価は暴落し、5営業日で半値以下まで急落した。この際、バイアコムCBSの株を大量保有していた投資会社(アルケゴス・キャピタル・マネジメント)の損失が膨らみ追証が払えずにデフォルト状態となった。この会社にはクレディ・スイスのほか野村証券三菱UFJ銀行みずほ銀行などが投資しており、バイアコムCBSの株式が第二のリーマンショックの引き金となりかねない事態を生み出した[5]

日本ではCBSTBSホールディングス(TBSHD)三井グループ)と独占包括業務提携を結んでおり、テレビ事業子会社のTBSテレビによるニュース映像利用の他に、ニュース番組を系列のBS-TBSTBSニュースバードで放送されている。さらに、TBSHDのメインバンクは三井住友銀行(旧・三井銀行→旧・太陽神戸三井銀行→旧・さくら銀行)である。このため、バイアコムCBSは三井住友銀行とも関係である[6]。また、東宝東和東宝グループ)は子会社の東和ピクチャーズよりパラマウント・ピクチャーズの劇場配信であり、東宝グループのメインバンクは三菱UFJ銀行(旧・三和銀行→旧・UFJ銀行→旧・三菱東京UFJ銀行)である。

主要部門及び傘下企業[編集]

4つの主要部門[編集]

その他企業[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ CBS and Viacom Reveal December Merger Date – Mark Your Calendars” (2019年11月25日). 2020年2月23日閲覧。
  2. ^ Gasparino, Charles (2019年8月13日). “CBS, Viacom agree to merge, forming a $28B entertainment firm”. Fox Business. 2019年8月13日閲覧。
  3. ^ CBS, Viacom Strike Deal to Recombine”. The Hollywood Reporter (2019年8月13日). 2019年8月15日閲覧。
  4. ^ CBS and Viacom To Combine”. CBS (2019年8月12日). 2020年2月23日閲覧。
  5. ^ アルケゴス問題は氷山の一角か リーマン級の金融危機につながる懸念も”. マネー・ポストWEB (2021年4月22日). 2021年5月6日閲覧。
  6. ^ TBSテレビと米CBSテレビが包括契約を更新、デジタル展開でも提携へ”. 日経クロステック. 日経BP (2011年12月7日). 2021年4月7日閲覧。
  7. ^ Ravindran, Manori (2020年1月14日). “ViacomCBS Networks Intl. Rejigs Leadership Across Two Brand Groups and Three Regional Hubs”. Variety. 2020年4月18日閲覧。

外部リンク[編集]