東京楽天地

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株式会社 東京楽天地
Tokyo Rakutenchi Company, Limited
種類 株式会社
市場情報
略称 楽天地
本社所在地 日本の旗 日本
130-8535
東京都墨田区江東橋四丁目27番14号
設立 1937年昭和12年)2月27日
業種 不動産業
法人番号 6010601012585
事業内容 不動産賃貸関連
娯楽サービス関連
飲食その他
代表者 代表取締役会長:山田啓三
代表取締役社長中川敬
資本金 30億4,603万円
売上高 単体58億円・連結95億円
2013年1月期)
純資産 単体231億円・連結256億円
(2013年1月)
総資産 単体309億円・連結335億円
(2013年1月)
従業員数 単体51人・連結127人
(2013年1月)
決算期 1月31日
主要株主 阪急阪神ホールディングス 17.81%
東宝 17.08%
文藝春秋 9.09%
東宝不動産 2.58%
(2013年1月)
主要子会社 楽天地セルビス
楽天地オアシス
楽天地ステラ
関係する人物 小林一三
外部リンク http://www.rakutenchi.co.jp/
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株式会社東京楽天地(とうきょうらくてんち)は、阪急阪神東宝グループに属する企業である。東京都墨田区錦糸町周辺を中心に、映画興行や不動産業などを営む。1937年昭和12年)創業。

市川市柏井町船橋法典駅北方)に温浴施設『楽天地天然温泉法典の湯』、2006年4月にはオリナスの中に『TOHOシネマズ錦糸町』を開業した。


江東楽天地[編集]

Rakutenchi Bldg. 2.jpg

1937年錦糸町駅前に建設されたレジャー施設。江東劇場・本所映画館・リッツ劇場・キンゲキの映画館4館と遊戯施設、そして須田町食堂を誘致しまた吉本興業と提携した江東花月劇場を設置。戦後、構内にキャバレーを中心とした飲食店を配置。また1950年、構内に国営競馬場外馬券売場(現・ウインズ錦糸町)を誘致したことで、日本中央競馬会との縁が生じる。同年、江東花月劇場跡に松竹封切館の錦糸町映画劇場(のちに通称の「キンゲキ」が正式名称になる)を開場。

1953年、遊戯施設の楽天地会館・スポーツランドを開場して傍らに観覧車を開設。同年8月屋外遊戯施設とスポーツランド屋上を結ぶ空中ケーブルカー(ロープウェイ)を開設。11月にはパチンコ遊技場を改装して江東文化劇場を開場。12月には江東地下劇場を開場。1954年東宝洋画系のリッツ劇場と児童向け映画館のめばえ座を開場。

1956年、楽天地天然温泉会館を開場。1961年には江東劇場を江劇ビルに、本所映画館を本所ビルにそれぞれ増改築して面目を一新した。また、東京吉本も隣接して1951年に大映封切館の江東吉本映画劇場(のちの江東東映)と1952年に松竹洋画系の江東花月映画劇場を相次いで開場したため、映画館は9館を擁すようになった。1971年9月、本所映画館を閉館してボウリング場に転換。

1981年から1986年にかけて再開発を行い全面改築。このとき、商業施設は系列の阪急百貨店ではなく、LIVIN錦糸町店[1]を誘致した。その後、LIVINとしての営業は2017年10月9日に終了し、地下1階に店舗機能を集中させた西友錦糸町店として2018年9月6日に再開店。1階から上は2019年春以降錦糸町PARCOとなる。

社名に合わせて「東京楽天地」とも呼ばれ、現在はこの名前の方が通りが良い。

楽天地シネマズ錦糸町[編集]

楽天地シネマズ錦糸町
Rakutenchi Cinemas Kinshicho
情報
正式名称 楽天地シネマズ錦糸町
旧名称 江東劇場、本所映画館、リッツ劇場、キンゲキ、錦糸町スカラ座→錦糸町シネマ8楽天地
開館 1999年7月10日
収容人員 (4スクリーン)966人
設備 ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS
用途 映画上映
運営 株式会社東京楽天地
所在地 130-8535
東京都墨田区江東橋4-27-14
東京楽天地ビル4階&6階
アクセス JR錦糸町駅南口から徒歩1分
東京メトロ半蔵門線錦糸町駅2番出口直結
公式サイト 楽天地シネマズ錦糸町

1999年7月、それまで運営していた映画館「江東劇場」「本所映画」「リッツ劇場」「キンゲキ」「錦糸町スカラ座1・2」を8スクリーンのシネマコンプレックス方式に改装し「錦糸町シネマ8楽天地」としてリニューアルオープン。2006年4月、TOHOシネマズ錦糸町のオープンに伴い現館名に改称。4スクリーンに縮小し現在に至る。2018年7月をもって休館し、改修工事を得て2018年11月中旬に「TOHOシネマズ錦糸町楽天地」としてリニューアルオープンする予定で、指定・入替制が採用される予定となっている。

当館は原則入替制を採用しておらず、全席自由席となっている。このため、2日前からの座席予約を行っていないことに注意が必要である。

座席数

  • シネマ1(6階):388席
  • シネマ2(6階):165席
  • シネマ3(4階):248席
  • シネマ4(4階):165席

※サラウンドEX、DTSは全スクリーン対応。

浅草楽天地[編集]

浅草東宝劇場
Asakusa Toho Theater
情報
通称 浅草東宝
正式名称 浅草東宝劇場
完成 1964年
開館 1964年
閉館 2006年2月13日
客席数 575
設備 ドルビーステレオ
用途 映画上映
運営 株式会社東京楽天地
所在地 東京都台東区浅草2-6-10
アクセス 東京メトロ銀座線田原町駅から徒歩7分

1951年浅草寺観音堂再建資金捻出のため、浅草公園六区(当時は公園四区)の通称・瓢箪池(大池)を売却。その南半分を楽天地が取得、松竹系の牙城・浅草に東宝系が乗り込むことになった。

購入した池を埋め立て、1952年9月に浅草宝塚劇場と浅草宝塚地下劇場を開場、映画と実演の興行を行った。また、残り半分の敷地には1954年4月に小規模の遊技施設を設置した遊園地(浅草楽天地スポーツランド)を開場。その後は遊園地を取り壊し、1964年10月浅草東宝劇場を設置。浅草宝塚劇場は1969年7月、楽天地浅草ボウルに転換(2010年1月閉場)。

浅草東宝劇場[編集]

1964年にオープンした東宝の邦画封切館。定員575人。末期には邦画の旧作をオールナイトで特集上映するなど、バラエティに富んだ企画も行っていた。ドルビーデジタル及びDTSは閉館まで一貫して導入していなかった。設備の老朽化などを理由に2006年2月13日閉館した。

取り壊された浅草東宝劇場と楽天地浅草ボウルの跡地には、2015年12月商業施設「まるごとにっぽん」と「リッチモンドホテルプレミア浅草」が開業。


楽天地天然温泉法典の湯[編集]

楽天地天然温泉法典の湯

楽天地天然温泉法典の湯(らくてんちてんねんおんせんほうてんのゆ)は、東京楽天地が運営するスーパー銭湯化石海水タイプの温泉を使用しており、露天風呂の一部の浴槽では源泉掛け流しを行っている。


脚注[編集]

  1. ^ 同店の前身である錦糸町西武(西友錦糸町西武店)は、西武百貨店ではなくスーパー西友の百貨店部門としてできた株式会社錦糸町西武が運営していた。同社は1991年6月に株式会社八王子西武と合併したが(八王子西武は1993年に閉鎖)、1997年3月に西友本体と合併している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]