スーパーマン (架空の人物)

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スーパーマン
出版の情報
出版者 DCコミックス
初登場 Action Comics(1938年6月30日)
クリエイター ジェリー・シーゲル
ジョー・シャスター
作中の情報
本名 カル=エル
クラーク・ケント
種族 クリプトン人
出身地 クリプトン
所属チーム デイリー・プラネット
ジャスティス・リーグ
リージョン・オブ・スーパーヒーローズ
チーム・スーパーマン
パートナー バットマン
ワンダーウーマン
スーパーガール
パワーガール英語版
クリプト英語版
著名な別名 スーパーボーイ
能力 高い耐久力と怪力とスピード
飛行能力
透視能力
ヒートビジョン
フリーズブレス

スーパーマン(Superman)は、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックスーパーマン』に登場する架空の人物。

概要[編集]

スーパーマンはジェリー・シーゲルジョー・シャスター英語版によって創造され、アクション・コミックス誌第1号(1938年6月30日)で初登場した。

クラーク・ケントというアイデンティティーは、1938年の初登場から1980年中頃まで「スーパーマン(カル=エル)が一般人として生活するためにスーパーマンが変装した姿」と位置付けられていた。1986年のジョン・バーンによる『ザ・マン・オブ・スティール』以降は、「地球の文化で育った個人」という人間性が強調されている[1][2]

人物[編集]

本名:カル=エル (Kal-El) 地球名:クラーク・ジョセフ・ケント (Clark Joseph Kent)

高度な文明を誇りながらも崩壊の危機に瀕していたクリプトン星。科学者のジョー=エル (Jor-El)は、自分の息子を救う為に、赤ん坊の「カル=エル」をカプセルに乗せ地球へ発射した。直後、クリプトンは崩壊し、赤ん坊は惑星の遺児となった。

カプセルはアメリカ合衆国カンザス州スモールヴィルに飛来、そこで暮らしていたケント夫妻 (Jonathan and Martha Kent)に拾われ、カル=エルは「クラーク・ジョセフ・ケント」と名付けられる。成長したクラークは自分の能力を世の為に役立てる事を誓い、スモールヴィルから大都会メトロポリスへ移住する。デイリー・プラネット新聞社に入社し、スーパーマンとクラーク・ケントとしての二重生活を送る事になった。

能力[編集]

スーパーマンを特徴付ける設定として原作コミック、アニメ、ゲーム、実写作品などで共通している能力
  • 80万トンの物体を持ち上げる怪力。
  • 40メガトンの核爆発に耐える耐久力。
  • 最高時速800万kmで飛行。
  • 刃物や銃撃を見切る動体視力
  • 鋭敏な視覚(望遠・透視・赤外線X線)。透視能力をもっているが、鉛は透視できない。
  • 眼から熱線(ヒートビジョン)を放射。
  • 吐く息で物体を凍結させる(スーパーブレス)。空気を肺で圧縮することで液体窒素にする。
  • 太陽エネルギーが力の源。
  • 人間と同じように酸素呼吸しているが、空気を肺で圧縮することで宇宙空間でも行動可能。
その他の能力

1930年代~1980年代に原作コミックで使われていた能力[3]。その珍妙さから徐々に使われなくなったが、アニメやスピンオフ作品などでは度々スポットが当てられる。

弱点[編集]

クリプトナイト (Kryptonite)
クリプトンの鉱物で、クリプトン人に悪影響を及ぼす。浴び続ければ力を失い、いずれ死ぬ。
赤い太陽 (Red solar radiation)
「赤い太陽」とは惑星クリプトンが周回していた太陽。地球が周回している太陽は「黄色い太陽」と呼ばれる。スーパーマンは地球の若い太陽からエネルギーを得ているため、クリプトンの老いた太陽ではエネルギーを得られず、力を失う。
その他
魔法には耐性がなく、苦戦を余儀なくされる。また、強い正義感ゆえに地球規模の災害を防ぎ、木から下りられなくなった子猫も救うが、テレパス能力者では無いために騙されて利用されてしまうこともある。
高い透視能力をもっているが、だけは透視することができない。

「S」の意味[編集]

スーパーマンの胸にある特徴的なシンボルマークには複数の意味付けがされている。初期は「SupermanのS」という単純な意味合いしかなかった。1978年の映画『スーパーマン (1978年の映画)』でこのマークがアルファベットの「S」ではなく「エル家の紋章 (House of El)」であるという設定が加わった。2013年の映画『マン・オブ・スティール』でラッセル・クロウ演じるジョー=エルが身に着けているものはエスカッシャンクレストで装飾され、より紋章としてデザインされている。

また、2004年に出版されたマーク・ウェイドによる『Superman: Birthright』でこの紋章がクリプトンでは「希望」を意味するという設定が加えられた。この設定は映画『マン・オブ・スティール』にも採用され、映画予告編で象徴的に取り上げられている。「Man of Steel - Official Trailer 3」 - YouTube

さらにテレビドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』やゲーム『インジャスティス 2』でも同様にこのシンボルマークが「希望」を意味するという設定が受け継がれ、バットマンがコウモリを「恐怖の象徴」としていることもあり、ストーリーにおいて重要な要素となっている[5]

その他のスーパーマン[編集]

1986年のミニシリーズ『バットマン: ダークナイト・リターンズ』で初登場したスーパーマン。アメリカ政府エージェントとして活動している。
1996年のミニシリーズ『キングダム・カム』で初登場したスーパーマン。長年太陽エネルギーを浴びたことでクリプトナイトに耐性ができている。
1998年のミニシリーズ『スーパーマン: ダーク・サイド』で初登場したスーパーマン。惑星アポコリプスでダークサイドに育てられ戦士となる。
2003年のミニシリーズ『スーパーマン: レッド・サン』で初登場したスーパーマン。ソビエト連邦で育ち、スターリンに協力している。
2004年のミニシリーズ『スーパーマン: シークレット・アイデンティティ』で初登場したスーパーマン。普通の少年だったクラークが後天的に力を得る。
2013年の対戦型格闘ゲーム『インジャスティス:神々の激突』で初登場したスーパーマン。ヒーロー達が権威主義のもとで人類の秩序を維持している。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ スーパーマン (アニメ)』43話「消えたバットマン」で登場。バットマンが失踪し、スーパーマンが代わりにバットマンのコスチュームと声に変えてベインと戦った。
  2. ^ バットマン:ブレイブ&ボールド』57話「Battle of the Super-Heroes!」で登場。バットマンと入れ替わりレックス・ルーサーと戦った。
  3. ^ スーパーマンの緊急時に活躍するタイニースーパーマンが複数人集まった「Superman Emergency Squad」が存在する。

出典[編集]

  1. ^ Action Comics #662
  2. ^ Superman (vol. 2) #53
  3. ^ SUPERMAN'S 15 WEIRDEST SUPERPOWERS”. 2015年2月4日閲覧。
  4. ^ a b 映画『スーパーマンII
  5. ^ Injustice 2 - Shattered Alliances Part 3