ジョージ・マーシャル

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ジョージ・C・マーシャル
George Catlett Marshall
George Catlett Marshall, general of the US army.jpg
ジョージ・キャトレット・マーシャル
生誕 1880年12月31日
ペンシルベニア州 ユニオンタウン
死没 1959年10月16日(満78歳没)
ワシントンD.C.
所属組織 Seal of the US Department of the Army.svgアメリカ陸軍
軍歴 1902 - 1945
最終階級 陸軍元帥
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ノーベル賞受賞者 ノーベル賞
受賞年:1953年
受賞部門:ノーベル平和賞
受賞理由:マーシャルプランに対して

ジョージ・キャトレット・マーシャルGeorge Catlett Marshall, 1880年12月31日 - 1959年10月16日)はアメリカ合衆国陸軍軍人政治家。最終階級は元帥第二次世界大戦中の陸軍参謀総長としてアメリカを勝利に導き、戦後はマーシャル・プランによってヨーロッパ復興を指導した。ウエストポイント以外の出身者として異例の出世をしている。

経歴[編集]

軍人[編集]

ペンシルベニア州ユニオンタウン市に生まれる。1901年ヴァージニア軍事大学を卒業し、陸軍に入隊。

フィリピン勤務等を経て1917年には少佐となり、第1歩兵師団作戦・教練担当参謀としてフランスに派遣される。1918年、ヨーロッパ派遣軍最高司令部勤務となり、作戦計画担当参謀として活躍。1919年には大佐に昇進し、ヨーロッパ派遣軍総司令官ジョン・パーシング大将の副官となったが大した軍功を立てることもなかった。

第一次世界大戦終結頃には上層部から軍人としての才覚に欠けていたと見なされ1920年には少佐に降格される。戦間期には陸軍省勤務となり、主に教練プログラムの立案や国防大学の教官等、重要性の低い仕事しか負かされなかった。そうした中、太平洋の覇権確立を目指す対日戦略活動に関わり、約3年間に及ぶ中国駐在も経験する事で出世の糸口を掴み、1923年には中佐1933年には大佐となり、1936年准将に昇進。

第二次世界大戦勃発によって1939年には少将となり、アメリカが推進する対日戦争計画推進に積極的に関わることでフランクリン・ルーズベルト大統領より一気に第15代陸軍参謀総長に指名される。参謀総長就任にともない、あわせて大将に昇進。ソ連との戦いやイギリスからの戦略爆撃で疲弊していたドイツに止めを刺すためのヨーロッパ侵攻作戦の作戦計画を指導した。1943年には、タイム誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれている。1944年12月、元帥となった。

終戦間際、ダグラス・マッカーサー南西太平洋方面総司令官やチェスター・ニミッツ太平洋艦隊司令長官とは異なり、日本本土侵攻やソビエト連邦参戦の必要性を唱えた。

政治家[編集]

終戦後、陸軍参謀総長の職を辞して軍を退いた。当時のアメリカは第二次大戦の真の勝利者として世界を共産主義勢力とに分割する形で各国の政治、軍事、経済に支配的な影響力を行使する為の冷戦体制構築に入っており、その関係で1945年12月、ハリー・S・トルーマン大統領から中国における全権特使に任命された。

1947年国務長官に就任。同年6月5日ハーバード大学の卒業式で講演し、後に「マーシャル・プラン」として知られるようになるヨーロッパ復興計画の概略を発表した。またアジア方面では、特に対中政策で国共内戦に深く関与することになる。外交問題評議会太平洋問題調査会に所属していた彼は、内戦中に中国国民党に有利であった筈の戦況を覆すべくアメリカ議会が決定した国民党への支援を遅延させるなど、中国共産党を利するような行動を取り続けた。 これは、後に「国務省内部に共産主義者が巣喰っている」という共和党のジョセフ・マッカーシーら反共強硬派の根拠となり、マッカーシズム赤狩り)にまで発展することになる。

1949年国務省を退き、アメリカ赤十字社総裁に就任。朝鮮戦争中の1950年9月には国防長官となるが、翌年9月に辞任し、公務を引退した。マーシャル・プランの立案・実行により、1953年にはノーベル平和賞を受賞。

1959年に死去した。

軍の最高位に出世できた事を誇りに思っている反面、よく言っても大変堅物、悪く言えば柔軟性に欠けた性格の持ち主で閣僚にさえファーストネームで呼ばせなかった。ハリー・トルーマンに「ジョージと呼んでいいか?」とたずねられても「いいえ、マーシャル将軍とお呼び下さい閣下」と答えたという。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

先代:
ルイス・A・ジョンソン
アメリカ合衆国国防長官
第3代:1950 - 1951
次代:
ロバート・A・ラヴット
先代:
ジェームズ・F・バーンズ
アメリカ合衆国国務長官
第50代:1947 - 1949
次代:
ディーン・アチソン
先代:
マーリン・クレイグ
アメリカ陸軍参謀総長
第15代:1939 - 1945
次代:
ドワイト・D・アイゼンハワー