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グレタ・トゥーンベリ

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グレタ・トゥーンベリ
Greta Thunberg au parlement européen (33744056508), recadré.png
2019年4月
原語名 Greta Thunberg
生誕 グレータ・ティンティン・エレオノーラ・エルンマン・トゥーンベリ
Greta Tintin Eleonora Ernman Thunberg

(2003-01-03) 2003年1月3日(16歳)
 スウェーデン ストックホルム
職業 学生[1]、環境活動家[2]
著名な実績 スウェーデン議会前での気候変動問題のための学校ストライキ(フライデー・フォー・フューチャー)とCOP24での講演
運動・動向 クライメート・ムーブメント英語版
スヴァンテ・トゥーンベリ英語版
マレーナ・エルンマン
親戚 オロフ・トゥーンベリ英語版 (祖父)

グレタ・エルンマン・トゥーンベリスウェーデン語: Greta Ernman Thunberg スウェーデン語発音: [²ɡreːta ²tʉːnbærj]; 2003年1月3日 - )は、スウェーデン環境活動家。主に地球温暖化によってもたらされるリスクを訴えている。

トゥーンベリは、2018年8月に15歳の時に、スウェーデン語で「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げて、より強い気候変動対策をスウェーデン議会の外で呼びかけるという学生時代を過ごし始めたことでよく知られるようになった。すぐに、他の学生も自分のコミュニティで同様の抗議活動に参加した。彼らは一緒に「未来のための金曜日(Friday for Future)」の名前で気候変動学校スト(School Climate Strike)運動を組織した。トゥーンベリが2018年の国連気候変動会議で演説した後、学生ストライキは毎週世界のどこかで行われた。2019年には、それぞれ100万人以上の学生が参加する少なくとも2つの協調した復数都市でのプロテストがあった[3] [4]

トゥーンベリは、公共の場や政治家、議会に対しての率直[5]で事実に即したスピーチ[6]で知られ、気候変動の危機に立ち向かうため、すぐさま行動を始めるように呼び掛けている 。また、両親に飛行機旅行を断念させたり肉を食べないなどを説得するなど、日常生活でも二酸化炭素排出量の少ないライフスタイルを実践している。

名声の獲得により彼女は世界的なリーダーとなり、また批判的な層の標的となった[7]。2019年5月、トゥーンベリはTime誌の表紙に取り上げられ、多くの人が彼女を「次世代のリーダー」のロールモデルと見なしている[8]。トゥーンベリと学校ストライキ運動は、Vice誌による30分間のドキュメンタリー「 Make the World Greta Again 」でも取り上げられた。一部のメディアは、彼女の世界舞台への影響を「グレタ・トゥーンベリ効果」と表現した[9]

生活

グレタ・トゥーンベリは、2003年1月3日ストックホルム生まれ[10] [11]。オペラ歌手のマレーナ・エルンマンと俳優スバンテ・トゥーンベリスウェーデン語版 の娘である[12]。彼女の父方の祖父は俳優兼監督のオロフ・トゥーンベリである[13]

トゥーンベリは、彼女が8歳の2011年に気候変動について初めて聞いたと言っているが、なぜ気候変動への対策がほとんど行われていないのか理解できなかった。3年後、彼女は落ち込んで無気力になり、会話と食事をやめ、最終的にアスペルガー症候群 [14]強迫性障害 (OCD) および選択的無言症と診断された[15]。その診断は「以前は私を制限していた」ことを認めながら、彼女はアスペルガーを病気とは見なさず、代わりに「スーパーパワー」と呼んでいる[16]

約2年間、トゥーンベリは両親に、菜食主義になり、飛行機搭乗をあきらめ、家族のカーボンフットプリントを下げることに挑戦した[1]。トゥーンベリは、両親の最終的な反応とライフスタイルの変化が、彼女が人々に変化をもたらすことができるという希望と信念を与えたと信じている。家族の物語は、2018年の本「 Scenes from the Heart」で詳述されている[17]

2018年後半に、トゥーンベリは学校での気候変動のストライキとスピーチを開始し、彼女は国際的に認められた気候変動活動家になった 。彼女の父親は彼女が学校欠席が好きではないが、「(私たちは)彼女が立ち向かうのを望んでいることを尊重する。彼女は家に座って非常に不幸になるか、抗議して幸せになるかどちらかである」と言っている[1]。トゥーンベリは、彼女の教師達が、彼女が主張をするために授業を欠席することについて、彼らの中で見解で分かれていると言っている。「人々は私がやっていることは良いと思っているが、教師はやめるべきだと言う」と彼女は語っている。

トゥーンベリは、2019年5月に気候変動への抗議スピーチ集「 変化をもたらすために未熟すぎるなんてことはない(No One Is Too Small to Make a Difference)」[18] を出版し、収益を慈善団体に寄付した。気候行動を要求する彼女の最初のスピーチの一つで、トゥーンベリは、彼女の選択的無言症について、彼女が「必要なときだけ話す」ことを意味すると説明した。2019年、トゥーンベリは、イギリスのバンド The 1975のテーマソングである「The 1975」のリリースのためにナレーションを提供した。トゥーンベリは次のように促して締めくくった。「 だから、そこにいるみんな、今は市民の不服従の時です。反抗する時です」 収益は、トゥーンベリの要請に応じてエクスティンクション レベリオンに渡されることになっている[19]

大西洋横断航海

2019年8月、トゥーンベリは英国のプリマスから米国のニューヨークまで、ソーラーパネルと水中タービンを備えた60フィートのレーシングヨットで航海して大西洋を渡った。この旅行は、排出量を削減することの重要性に関してトゥーンベリが宣言した信念のデモンストレーションとしてカーボンニュートラルな大西洋横断として発表された。フランス24は、数人の乗組員がヨットをヨーロッパに戻すためにニューヨークに飛行機で飛ぶと報告した。ヨットの共同船長は飛行機でヨーロッパに戻る予定である[20]

航海は2019年8月14日から28日まで15日間続いた。アメリカ大陸にいる間、トゥーンベリはニューヨーク市での国連気候変動サミットに出席し、12月にはチリのサンティアゴで開催されるCOP 25 気候変動会議に出席する[21] [22]

気候変動のための学校ストライキ

インスピレーション

スウェーデン議会の前で、「Skolstrejk för klimatet」( 気候のための学校のストライキ )サイン、ストックホルム 、2018年8月
「気象危機は危機ととして扱わなければならない!気候問題は選挙の最大の争点である!」と書かれたグレタ・トゥーンベリの自転車(2018年9月11日、ストックホルムにて)
「グレタに続け!気候のためのストライキ!」と書かれたプラカード(2018年12月14日、ベルリンにて)
トゥーンベリとドイツの環境活動家ルイサ・ノイバウアードイツ語版(2019年3月1日、ハンブルクにて)

Democracy Now!の Amy Goodmanとのインタビューでトゥーンベリは、2018年2月に米国で学校での銃乱射事件が発生し、数人の若者が学校に戻ることを拒否したため、最初に気候変動のストライキのアイデアを得たと述べた[12]フロリダ州パークランドにある マージョリーストーンマンダグラス高校のこれらの10代の活動家は、銃規制の強化を支援するために「私たちの生活のためのマーチ(March for Our Lives)」を組織した[23] [24]

2018年5月、トゥーンベリはスウェーデンの新聞Svenska Dagbladetが開催した気候変動エッセイ大会で優勝した。その一節において、彼女は「私は安心したい。私たちが人類史上最大の危機にあることを知っているのに、どうして安心できますか?」と書いている[25]。この新聞が彼女の記事を発表した後、彼女は気候変動について何かをすることに興味のあるFossil Free DalslandのBo Thorenから連絡を受けた。トゥーンベリはいくつかの会議に出席し、そのうちの1つで、Thorenは学生が気候変動のためにストライキをすることもできると提案した[26]。トゥーンベリは他の若者を巻き込んで説得しようとしたが、「誰も全然興味を持たなかった」ので、結局、彼女は自分でストライキを進めることにした[12]

始まり

2018年8月20日に、9年生を始めたばかりのトゥーンベリは、9月9日の2018年スウェーデン総選挙まで学校に出席しないことにした。彼女の抗議は、少なくとも262年ぶりのスウェーデンの最も暑い夏の猛暑と山火事の後に始まった[1]。彼女の要求は、スウェーデン政府がパリ協定に従って二酸化炭素排出量を削減することであり、彼女は学校の時間中に3週間、毎日Skolstrejkförklimatet (気候変動のための学校のストライキ)でスウェーデン議会の外に座って抗議した[27]。彼女はまた、「あなたの大人が私の未来を台無しにしようとしているので、私はこれをしている」と述べたリーフレットを配った。

ソーシャルメディアの役割

トゥーンベリは彼女のオリジナルのストライキ写真をInstagramとTwitterに投稿し、他のソーシャルメディアアカウントはすぐに彼女の動機を取り上げた[28]。スウェーデンの気候変動に焦点を当てたソーシャルメディア企業、We Don't Have Time (WDHT)の創設者であるIngmar Rentzhogによると、彼女のストライキはフリーランスのカメラマンと出会い、彼がトゥーンベリの写真をFacebookページとInstagramアカウントに投稿した後、世間の注目を集め始めた。また、彼は英語でビデオを作成し、同社のYouTubeチャンネルに投稿し、視聴回数は約88,000回までになった[29]。フィンランドの代表的な銀行であるノルデアは、200,000人以上のフォロワーに対するトゥーンベリのツイートの1つを引用した。トゥーンベリのソーシャルメディアプロフィールは、1週間も経たないうちに地元の記者を引き付け、国際的に報道されることとなった。

総選挙後、トゥーンベリは金曜日にのみストライキを続けた。彼女は世界中の学校の生徒に学生ストライキに参加するよう促した[30]。2018年12月現在、20,000人以上の学生が少なくとも270の都市でストライキを行っている。

2018年10月以降、トゥーンベリの行動主義は、単独抗議からヨーロッパ全体のデモへの参加に発展した。有名なスピーチをいくつか行い、ソーシャルメディアプラットフォームで増え続けるフォロワーを動員した。2019年3月までに、彼女は毎週金曜日にスウェーデン議会の外で定期的に抗議活動を行っていた。彼女の活動は学業に影響していないが、自由時間はあまりない[14]

支持

2019年2月、224名の学者がストライキを支持するオープンレターに署名し、彼らは自分たちの声を聞いたトゥーンベリとストライキを続ける学生の行動に触発されたと述べた[31]国連事務総長アントニオ・グテーレスは、「私の世代は気候変動の劇的な課題に適切に対応できていない。これは若い人たちに深く感じられている。彼らが怒っているのも不思議ではありません」と認め、トゥーンベリによって始められた学生ストライキを支持した[32]

2019年6月、トゥーンベリは、テレビ会議で史上最年少の米下院議員であるアレクサンドリア・オカシオ=コルテスと話した。アレクサンドリア・オカシオ=コルテスは、2019年2月に米国下院にグリーンニューディール法案を提出している。彼らは、若いために自分の意見が真剣に受け止められていない時の気持ちと、どのような戦術が実際に機能するかについて話し合った。

国連事務総長のアントニオ・グテーレスは、2019年5月にニュージーランドで開催されたイベントで講演し、彼の世代は「気候変動との戦いに勝っていない」と述べ、「地球を救う」のは若者次第だと述べた[33]

トゥーンベリのメッセージ

2019年6月、ダボスで開催された2019年世界経済フォーラムにてキャンペーンを推進

トゥーンベリは2018年に15歳でスウェーデン議会の外で抗議を始めたとき、2つのシンプルなメッセージを持っていた。「気候変動のための学校ストライキ」と書いたサインと「大人が私の未来を台無しにしようとしているので私はこれをしている」 [34]と書いたリーフレットを渡していた。彼女の抗議が勢いを増すと、彼女はさまざまなフォーラムでスピーチをするように招待され、それによって彼女はその懸念を広げることができた。これまでのところ、彼女は4つの織り交ぜられたテーマを支持してきた。トゥーンベリは、地球温暖化によって引き起こされた危機は非常に深刻であるため、人類は生存の危機に直面しており[35]、「私たちが知っているような文明を終わらせる可能性が最も高い」と主張しており、彼女は、「あなたは私たちの未来を盗んでいる」などの声明で、現在の世代の大人に責任を負わせている[36] [37] 。彼女は、気候危機が彼女のような若者に与える影響について特に懸念している。ロンドンの議会では、彼女は「あなたは私たちに嘘をついた。あなたは私たちに虚偽の希望を与えた。あなたは私たちに未来は待ち望むものだと言った」と話した。トゥーンベリはまた、気候変動問題を解決するためにこれまでほとんど何も行われていないため、目を覚まして変化を起こす必要があると述べている[38][39]。彼女は「状況はとても悲惨であり、私たちは皆パニックに陥るべきである」と発言している[40]。彼女は、2019年に「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると、私たちは間違いを取り消すことができなくなるまでに12年もかかりません」[41]と指摘し、政治家や意思決定者は、科学者に耳を傾ける必要があると感じている[42]

トゥーンベリは、彼女の懸念を強調するために画像的な例えを使用し、ビジネスと政治の指導者に率直に語り、しばしば彼らの行動の欠如について彼らを叱咤している。たとえば、彼女はダボスの著名なビジネスおよび政治指導者のパネルに、「今日ここにいるあなたの多くは、その人々のグループに属していると思います」と語っている[43]。彼女は続けて「あたかも家が燃えているかのように振舞ってほしい—それは実際そうだからだ」[40]と述べている。2018年10月のロンドンで彼女は、「私たちはこれまで危機として扱われたことのない、今までに差し迫った前例のない危機に直面しており、指導者達は子供のように振る舞っている」と述べている[44]

トゥーンベリは、パリ協定の一環として地球温暖化を1.5°Cに制限するためにさまざまな政府が採用した戦略は不十分であり、温室効果ガス排出曲線は2020年までに急激に低下し始める必要があると指摘している [45]。2019年1月、彼女は英国議会に、英国は「排出量を減らす」という観点から話すことをやめ、「排出を無くす」という観点から考え始める必要があると語った[46]。2019年2月、彼女は欧州経済社会評議会において 、EUは2030年までにCO2排出量をパリで設定した40%の目標の2倍である80%削減しなければならないと述べた[47] [48]

トゥーンベリの主なテーマは、誰もが科学に基づいて団結する(Unite Behind the Science)必要があるということである。彼女は、誰もが科学者に耳を傾け、事実を認めれば、「私たち(学生)は全員学校に戻ることができる」と言っている[49]。トゥーンベリは大西洋を横断する旅 ( 国連のあるニューヨーク市へ向かう途中)において、カーボンニュートラルヨットで旅をした。ヨットの帆に大文字で飾られたのは、「科学に基づいて団結する(Unite Behind the Science)」という言葉であった[50]。ニューヨークに到着した後の彼女の最初の声明の1つにおいて、彼女はドナルド・トランプに対しても同様のメッセージを持っており、彼に「科学に耳を傾ける」よう警告した[51]。なお、トランプとは後に国連で行われた気候行動サミットで、サミット会場入り直後の短時間だけ同じ場に居合わせた[52]。その際にはグレタのそばを側近と通り過ぎるトランプを、グレタが睨みつける様子が見られた[53]。また、トランプはこのサミットで行われたグレタの演説動画[54]を引用して、「彼女はとても幸せな少女に見える、明るく素晴らしい未来を心待ちにしているようだ。見ていて何とも気持ちがいい!」と投稿した[55]

影響

「グレタ効果」

トゥーンベリは、「グレタ・トゥーンベリ効果」と呼ばれるもので多くの学生に影響を与えた[56]。彼女の率直な姿勢に応えて、さまざまな政治家も気候変動に重点的に取り組む必要があることを認めている。英国の環境担当大臣、マイケル・ゴーブは、「私があなたの話を聴いたとき、大きく感嘆しましたが、責任と罪悪感も感じました。私はあなたの両親の世代であり、気候変動と私たちが生み出した広範な環境危機に対処するのに十分な努力をしていないことを認識しました」と述べている。2008年の気候変動法の導入を担当した英国の労働党政治家エド・ミリバンドは 、「あなたは私たちの目を覚ました。私達は感謝している。ストライキを行ったすべての若者たちは、私たちの社会を映し出しています…あなたは私たちに本当に重要な教訓を教えてくれました。あなたは群衆から際立っていました」と述べている[9]。2019年6月、英国のYouGovの世論調査では、トゥーンベリとエクスティンクション・リベリオン が「否定のバブルを打ち破った」ため、環境に対する国民の関心が英国の記録的なレベルに急上昇したことがわかった[57]

2019年8月、気候変動危機に対処するために出版されている子ども向けの本の数が倍増し、そのような本の売り上げも同様に増加したことが報告された。出版社は、これを「グレタ・トゥーンベリ効果」に起因すると考えた[58]

トゥーンベリに触発され、米国の裕福な慈善家と投資家は、エクスティンクション・リベリオン と学校ストライキグループが気候変動緊急基金を設立するのを支援するために、約50万ポンドを寄付した[59]。慈善家の1人であるTrevor Neilsonは、3人の創立者が、今後数週間と数ヶ月でさらに「100倍」寄付するために、世界の超富裕層の友人と連絡をとることになるだろうと語った[60]

2019年2月、トゥーンベリは当時の欧州委員会委員長であるジャン=クロード・ユンケルと共に登壇し、その中で彼は「2021年から2027年までの会計年度では、EU予算の1/4が気候変動を緩和するための活動に向かうだろう」と要点を述べた[61] 。また、気候変動問題は2019年5月の欧州議会選挙で重要な役割を果たした[62]。緑の党は史上最高の獲得議席を記録し[63]、議席数が52から72に大きく増えた[64]。獲得議席の多くは、若者がトゥーンベリに触発され、ストリートに抗議に出ていった北欧の国々からもたらされた。

2019年6月、スウェーデン鉄道(SJ)は、国内旅行のために列車に乗るスウェーデン人の数が前年より8%増加したことを報告した。これは、トゥーンベリが国際会議への向かう際に飛行機への搭乗を拒否したことでハイライトされることとなった、多大なCO2排出をもたらす飛行機の影響についての一般の関心の高まりを反映している。その環境への影響のために飛行機に乗ることを恥ずかしく思うことは、ハッシュタグ#jagstannarpåmarken(#私は地上に留まる、という意味)と一緒にソーシャルメディアで「フライグスカム(flygskam)」または「飛行の恥」と説明されている[65] [66]

受賞

グレタ・トゥーンベリは2018年5月にスヴェンスカ・ダーグブラーデットが開催した若者対象の気候に関するディベート記事執筆コンテストで優勝した[67]。また、電力会社テルテ・エネルギの持続可能な開発を推進する子供や若者を対象にした賞である「Children's Climate Prize」にノミネートされたが、ファイナリストはストックホルムまで飛行機で行かなければならないため受賞できなかった[68]。同年11月、Fryshuset scholarship of the Young Role Model of the Yearを受賞した[69]。12月、タイムの2018年世界で影響力のある未成年25人の1人に選出された[70]。2019年、国際女性デーを記念して、スウェーデンで最も重要な女性英語版に選ばれた。この賞はイニジオ研究所がアフトンブラーデット英語版新聞の代理で行っている調査に基づいている[71]。また3名のノルウェー人弁護士が2019年のノーベル平和賞に推薦した[72][73]。2019年3月31日、ドイツのゴールデン・カメラ・アワードドイツ語版のSpecial Climate Protection賞を受賞した[74][75]2019年9月25日には「ライト・ライブリフッド賞」を受賞した[76]

著書

共著

  • マレーナ・エルンマンスヴァンテ・トゥーンベリ英語版、ベアタ・エルンマン、羽根由(訳) 『グレタ たったひとりのストライキ』 海と月社、2019年10月。ISBN 9784903212685 

騒動

トゥーンベリによる学校ストライキが勢いを増した後、彼女は信用出来ないという声があった[77]一方で、知名度を利用して利益を得ようとする人達も出現した[78]。2018年末、We Don't Have Time Foundation (WDHT)設立者のイングマール・レンツホグはトゥーンベリを無給のユースアドバイザーとして招聘し、また彼女の名を利用し、彼女の知らないところでWDHTの商業子会社でレンツホグがCEOを務めるWe Don't Have Time ABのために100万の資金を調達しようとした。トゥーンベリは会社から給料をもらうことはなかった[79][80]。結局彼女はWDHTのボランティアアドバイザーを辞めることになり「どの団体の一部でもない。完全に独立していて、私のやってることは100パーセント無償である」と述べた[81]

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d Crouch, David (2018年9月1日). “The Swedish 15-year-old who's cutting class to fight the climate crisis”. The Guardian. オリジナルの2019年1月4日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190104073409/https://www.theguardian.com/science/2018/sep/01/swedish-15-year-old-cutting-class-to-fight-the-climate-crisis 2019年5月12日閲覧。 
  2. ^ Teen climate activist Greta Thunberg delivers scathing speech at U.N.”. NBC News (2019年9月24日). 2019年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月13日閲覧。
  3. ^ Cohen (2019年3月19日). “Youth Demand Climate Action in Global School Strike” (英語). Harvard Political Review. 2019年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月30日閲覧。
  4. ^ Haynes, Suyin (2019年5月24日). “Students From 1,600 Cities Just Walked Out of School to Protest Climate Change. It Could Be Greta Thunberg's Biggest Strike Yet”. Time. オリジナルの2019年7月23日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190723164619/https://time.com/5595365/global-climate-strikes-greta-thunberg/ 2019年7月22日閲覧。 
  5. ^ “'Is my English OK?': Greta Thunberg's blunt speech to UK MPs” (英語). SBS News. (2019年4月25日). オリジナルの2019年8月30日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190830044705/https://www.sbs.com.au/news/is-my-english-ok-greta-thunberg-s-blunt-speech-to-uk-mps 2019年8月30日閲覧。 
  6. ^ “The Swedish teen holding world leaders accountable for climate change” (英語). France 24. (2019年1月25日). オリジナルの2019年9月2日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190902162731/https://www.france24.com/en/20190125-swedish-teenager-greta-thunberg-hold-world-leaders-accountable-climate-change 2019年8月30日閲覧。 
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外部リンク